ちょっとそこの奥さん!
母の日にもらったカーネーション!せっかくなら長生きさせてあげたいものですでゴワす。…”ものですでゴワす”?
母の日に贈るカーネーションは切り花が多く、鉢植えでプレゼントする方は少ないと思います。
このページでは切り花でもらったカーネーションの枯れる日数や、長持ちさせる方法・コツを伝授します!
ぜひ!ご参考にしてくだすわぁぃ♡
カーネーションの寿命は何日?
カーネーションは夏場と冬場で日持ち日数が異なりますが、5月第二日曜日である母の日に贈るとして、いつ頃まで日持ちするのかをご紹介しましょう!
※以下は生花の切り花の例
春先・母の日(3月〜5月)
- 最長:12日
- 平均:7日〜10日
夏場(6月〜9月)
- 最長:7日
- 平均:4日〜5日
秋・冬場(10月〜2月)
- 最長:18日
- 平均:14日〜16日
以上、母の日は5月中旬になりますので、おおむね1週間が目安です。また、生花をプレゼントする場合は水を入れた花瓶が必要になります。
贈った相手が長持ちさせたいと希求される場合は、後述するドライフラワー加工もオススメです。
夏は寿命が短い!
カーネーションだけではなく、切り花にしてしまうと夏時期はおおむめ寿命が短い傾向があります。
これは高温多湿な日本の夏の気候が合わないのでしょう。
逆に冬〜春はもっとも寿命が長いことから、母の日の5月中であればまだ初夏にも満たないので、やり方次第で長持ちさせることができまする。
切り花のカーネーションを長持ちさせるコツ
切り花はすぐに枯れるもの!‥‥‥という認識を持たれている方が多いように思われますが、そんなことゴザんせん!
コツをつかめば信じられないくらい長持ちさせることも可能です!
そのために必要なコツを以下にまとめてみました。
ぜひ!ご参考にしてみてくだすわぁぃ。
その1.最適な水の量を推し量る
切り花のカーネーションの本数やそれを活ける花瓶の大きさによっても変わりますが、花を活ける際に最適な水の量というものがあります。
これは植物の生態、もしくはカーネーションの生態を理解し、その生態に合わせた水の量にするということです。
カーネーションの場合はおおむね活ける花瓶の7分目あたりまで水を投入するのが最適な水量です。
中指で測った場合、概ね第二関節分を残すくらいの水量が理想的です。
水を入れすぎるとどうなるのか?
花瓶を毎日交換するのが面倒なので水の量を多めに入れる方がいますが、水が多すぎると茎が腐りやすくなります。
水に葉っぱが浸かる場合は、その葉を剪定して水に浸からないように形を整えます。
その2.光合成を促進させる環境を提供してあげる
切り花といえど細胞が生きていますので、光合成もします。
光合成をするということは生命力が循環していることになりますので、光合成を促進させるために栄養剤を使用します。
そこでオススメなのが「植物成長活性剤」です。植物成長活性剤は名前の通り植物の成長を促進させる効果があります。
そこで枯れはじめてきたら植物成長活性剤を活けている花瓶にブチ入れることもオススメです。
その3.時に剪定する
水に浸かった部分の茎は腐食してきますので、古くなった茎は剪定して切り落とします。
茎を切り落として新しくすることで水分の吸収を促進させることができます。
花弁の色や葉がしぼんできたときに有効な手段です。
茎を切るときは斜めに切ると良い?
茎を切る時、斜めに切ると水に接する面積が増えるので吸収率が上がります。吸収率が上がると生命力が循環しますので、ショボンできた花弁もシャンっ!としてくれます。
その4.雑菌を減らす
花瓶の水を毎日換えないでいると雑菌が花瓶の中に増殖します。雑菌は栄養分を吸い取って枯死させる原因になります。
そこで抗菌作用をもつ物体を花瓶に入れることで雑菌の繁殖を防げます。
台所にある漂白剤や洗剤、お酢、他に10円玉(銅)などは抗菌作用があるといわれます。
その5.花瓶の選び方も重要!
カーネションの本数が少ない場合、口径が狭い花瓶の方が活けやすく、葉が水に浸かりにくいのでオススメです。
また、口が狭ければ水の蒸発も防ぐことができます。
その6.枯れてきた花弁や葉っぱを剪定する
枯れかけてきた花弁や葉っぱを剪定する思い切りも大事です。その分の栄養を今まだ咲き誇っている花弁や葉っぱに行き渡るようにします。
その7.やはり毎日花瓶の水を換える!
面倒臭いですが、一番効果的なことが毎日花瓶の水を換えることです。水の量は前述でご紹介したとおりに遵守します。
また、水を交換する際に花瓶を洗うことも大事です。
花瓶を綺麗に保つことで雑菌の増殖を抑制させることができまする。
その8.直射日光があたる場所を避ける
直射日光は紫外線を多く含み、切り花は太陽が発する紫外線をうまく防ぐことが困難な状況にあります。
その9.なるべく涼しい場所に置く
前述、直射日光を防ぐことにもつながりますが、なるべく陽の当たらない風通しの良い場所に置くのオススメです。
風が強すぎると、これもまた逆に葉を痛めてしまい、枯死する原因になります。
【補足】カーネーションの開花時期
カーネーションは2度咲の花としても知られています。
4月下旬~6月に開花し、うまく管理すれば9月〜11月にも開花します。
カーネーションは高温と寒さが苦手な植物なので、越冬と真夏の管理が難しい花です。鉢植えにされている場合は日当たりが良く、風通しが良い場所を選ぶ必要があります。
【補足】カーネーションの原産地はアメリカ?
カーネーションの原産地はアメリカではなく、地中海沿岸〜西アジア(主に中東地方)が原産の植物です。
ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)に属する多年草で、和名は「オランダセキチク」。
カーネーションの最大の特徴は実験爆発ド頭のようなボンバーヘッドを彷彿させるボワっヴォかぁン!‥となった外観をしているところです。ボワっヴォかぁン?