今回は、いろいろと風水を研究してるのに、何をやってもうまくいかない状態を解決する方法について、占い師の筆者がその原因を探ってみようと思います。
よく効くと噂の風水でも、ダメなポイントを抑えてしまっていると、一気にダメ風水になってしまうことも。
また、現在何をやってもうまくいかないけれど、今のところ風水を何もやっていない! という人のために、これだけは抑えておきたい、オススメ風水もご紹介します。
まだ風水やってない人の「何をやってもうまくいかない原因」と解決方法5つ
まずは、まだ風水を特にやっていない人が「何をやってもうまくいかない」と感じる時に、原因となっている物事や解決方法についてご紹介します。
とにかく結果を求めてあわてている
何をやってもうまくいかない! という時、原因究明をしないでとにかく「数打ちゃ当たる」という形式でやたら何かを連発している人は、要注意です。
世の中には、とにかく犬も歩けば棒に当たるということもないではないですよ。
しかし闇雲に歩いて正解にヒットする確率は、しっかりと考えて歩くことに比べて非常に低いのです。
解決法:ひと呼吸置いて正しい対処法を考えてみる
いったん、立ち止まって考えてみること。
そうすると、必要なものが見えてくるケースもあります。
今まで、全く無意味な努力をしてきたことに気付いてしまうかも。
でも、後悔する必要はありません。しっかりと、自分が何をすべきかを考えるほうが先決です。
例えば、この記事を最後まで読んで、自分の作っている環境が風水上、ちゃんとしているか、そうでないかを確認してみることも大切です。
悪運を呼ぶNGワードを連発している
何をやってもうまくいかない、という人が、得てして「NGワード」を連発しているのをよく見かけます。
ではNGワードとは?
代表的なものは、
- はぁ?
- ふざけんなよ
- いい加減にしろよ
といったフレーズです。
これらのワードは、何を意味しているかというと、現状に対する責任や原因を、他人、もしくは自分ではない何か(外的要因)に求めているということを表しています。
要は「自分は悪くない!」という回避のフレーズです。
しかし、言葉には言霊が宿ると言うとおり、NGフレーズを連発していると、よりNGフレーズを言いたくなるような状況がやってきます。
解決法:言葉に気を付ける
風水とはまた別のものとして、言葉は霊的な力を持っていると言われてきました。
ですから、口から出る言葉に気を付けてみましょう。
おすすめは
- 大丈夫
- なんとかなる
- 1つずつ片付けよう!
などです。
人からのアドバイスを聞き流している
とにかく色々なことが何もかもうまくいかない! と悩む人の多くが、人からもらったアドバイスを聞き流しています。
本人は「誰も協力してくれない」「誰も味方してくれない」などと思っているケースがありますが、実は、身近な人から色々なアドバイスをもらっていることが多いのです。
ときには、「○○はダメだよ!」なんて、お叱りを受けていることもあります。
ところが、それが全く頭に残っていないとか、場合によっては「そんなことはとっくにやっている」なんて思い込んで歯牙にもかけないことがよくあります。
解決法:部屋を片付け、人の話を素直によく聞く
厳しいようですが、どんなに既にやっているつもりであっても、できていないから言われている、という説もあります。
あるいは、アドバイスを「余計な口出し」と捉えているから、ものごとがスムーズに進んでいかないのかもしれません。
人の話を聞かない人は、部屋が散らかっていることがよくあります。
部屋が散らかっているということは、頭の中が整理されていないことを示していますので、人から聞いた有用なことも、すぐに忘れてしまったり、やったつもりになって独りよがりになったり、しやすいのです。
まずは自分の部屋を、風水をみながら整理しつつ、人から何を言われているかをしっかり気に掛けるようにしましょう。
部屋にホコリを溜めている
風水を意識していない人にありがちなのが、部屋にホコリが溜まっているという状態です。
たとえば机の上を頻繁に拭かない場合、1日か2日で目に見えるレベルでホコリが溜まってしまいます。
昔の姑が、棚の上を指でスーッとやって、フッと息を吹いてホコリを飛ばしているシーンがドラマでありますが、まさにアレですね。
風水の観点からは、ホコリと一緒に悪運が溜まるということになりますので、結果的に運が悪くなると考えられています。
解決法:ホコリをこまめに掃除する
こまめなホコリ掃除は、まさに風水の理論にかなった行動です。
でも、別に、スピリチュアル的な行動だと思わなくてもいいんですよ!
ホコリがたまると、それを吸い込むことは体によくないですよね。
また、整理され、片付いた部屋に、ホコリをためる人はあまりいません。
つまりホコリが溜まっているということは、色々といらないものが放置されていたり、整頓されていなかったりする可能性が高いということ。
出しっぱなしのものをしまったりして、ホコリを取りやすい部屋に変えていくと運勢がよくなってきます。
休日は部屋でゴロゴロしている
休日、部屋でゴロゴロするのは、何をやってもうまくいかない原因になります。
普通、平日は会社で忙しいんだから、休日くらいゴロゴロするでしょ……と思うところかもしれませんね。
しかし、ゴロゴロしているとからだを動かすことが少なく、からだはなまるし、生産性もないのが難点です。
またゴロゴロすることを「気晴らしだ」と考えている人も多いですが、実際にはゴロゴロしている間、デジタルコンテンツを見てしまったりして、脳は全く休まらないので、ストレス解消にはならず、どんどん悪運をためこんでしまうのです。
解決法:休日は少しでもからだを動かすことをする
とにかく、何かしらからだを動かすほうが、運気は上がります。
何も動かないで1日を過ごしてしまうと、からだの中の水分も停滞しますし、部屋の中の気も停滞してしまいますので、風水上も、そうでない面から見ても、望ましくないことに変わりはありません。
風水は「風」「水」の名称からみてもわかるように、動くこと、流れることがとても重要な占い方法です。
ラジオ体操をするもよし、部屋の掃除をするもよし。
「動き」を意識した休日を過ごしましょう!
いろいろ風水やってる人の「何をやってもうまくいかない風水上の原因」と解決方法5つ
さて、様々に風水上の工夫をしているにも関わらず、「何をやっても、うまくいかない!」という状態に悩んでいるかもしれませんね。
ここでは、風水で色々とやっているのにうまくいかない場合、見落としがちなパターンや、ありがちなミスをご紹介します。
観葉植物にホコリが乗っている
風水では、観葉植物は定番の素材です。
ですから、机の上やリビングといった位置に観葉植物を置いている人はわりと多いはず。
しかし、観葉植物を適切に掃除できている人は案外少ないものです。
観葉植物は葉が大きなものほどホコリが乗りやすいので、こまめに気を付けてホコリを落としてあげましょう。
玄関が散らかっている
玄関は、風水では家の中に入ってくる全ての「気」の入口となります。
したがって、玄関が散らかっていると、風水では「何をやってもうまくいかない」ということになります。
風水では、玄関のいい位置に鏡を置くと、良い気が巡ると言われているのですが、それも玄関が散らかっていれば逆効果!
散らかった玄関が鏡に映ることで、悪運が2倍になります。
対策としては、単純に、玄関を片付け、掃除をすることが大切です。
廊下のあちこちにものを置いている
玄関から入ってきた「気」は、風水では、廊下を進んで各所へと運ばれると考えられています。
ところが、廊下にものが置かれていると、気は進むことができず、阻まれてしまうため、部屋に良い気を届ける事ができません。
廊下は風水の中でも、見落とされがちな場所である上に、部屋の外になるので視界に入らずものが置きやすいと考える人もいます。
廊下にものが置かれている場合は、すぐに片付けたほうがいいでしょう。
キッチンにバッグ(財布、または財布の入ったバッグ)を置いている
これは主に金運に関連してくる風水です。
部屋のさまざまな部分の風水を整えていても、財布をキッチンに置いては金運が台無し。
また、財布はカバンやバッグの中に入れっぱなしにしておくのも疲れてしまい、良くない、と風水では言われていますので、「財布をバッグに入れたまま、台所に置く」なんていうのはもう最悪なわけです。
では、財布はどこに置けばいいのでしょうか?
結論から言うと、外出から帰ってきたら、財布はバッグから出して、
- 寝室
- 北側の部屋
- タンスの中、クローゼットの中
の、いずれかにしまうと良いと言われています。
金運は水気の関わるものですので、いわゆる冷暗所と相性が良いというわけですね。
パソコン、スマホが汚れている
こちらは、仕事運や、人間関係の運を上げ下げしていくことの多い風水です。
とはいえ、これらの運気は仕事運や、人生の総合的なQOL(クオリティオブライフ)を左右する、という現実もあります。
パソコンやスマホは、風水では「情報の出入り口」として解釈されています。
つまり、これらが汚れていると、良い情報、良いしらせ、良い連絡が入らなくなって、反対に良くない報せが舞い込むようになります。
風水上、パソコンやスマホのことは、あまり気にしていない人が多いように感じます。
待ち受け画面で開運しようという人はいても、これらの情報ツールをきれいに保つことが開運につながるとはあまり思われないのかもしれません。
ぜひこまめに掃除をしたり、指紋を取ったり、画面が割れてしまったらすぐに直す、ケースが汚れたら取り替える、といったことを心がけてみてください。
何をやってもうまくいかない時にとりあえず試したい解決のための風水5つ
何をやってもうまくいかない、ということについて、様々な原因や、風水での解決方法をご紹介してきましたが、ここで何をやってもうまくいかない時に、とりあえず試したい風水を挙げておきたいと思います。
メイクの色を変える
風水開運メイク、というものもありますが、メイクが変わると得てして運気も変化するものです。
実際に、ポイントメイクの色を変えたら運気が上がった、前のが残っているからと色を戻したらどうも不運が続く……というケースもあります。
自分にとって、どの色が良いのかということは、ラッキーカラーとの兼ね合いもあり人それぞれ。
手軽に、気になる色に変えてみるという方法がおすすめです。
筋トレをする
筋トレは風水! と言う風水師(あるいはトレーナー)もいます。
地道な努力で自分の運気を変えていく、という点で、筋トレと風水は類似しているからです。
しかしそれ以外にも、筋トレが風水になりうる要素はあります。
筋トレをすると、筋肉が動くことによって、からだの中の水分を動かすことができます。
この巡りを促すことが、心身を健康に保ち、良い運気を自分に巡らせる助けとなるのです。
玄関外の家周りを整理する
風水といって多くの方が気にするのが、家の中の様子です。
掃除をしたり、ものを置いたり外したりすることがある人も、意外に家の周囲は盲点になっていることがあるかもしれません。
特に玄関前には気を配りたいものです。
玄関前の風水は難しく、殺風景でもいけない一方で、にぎやかすぎるのも気を乱すのでおすすめはできません。
鉢植えなどは、数が多すぎては風水上望ましくないのです。5も10も置いているという人は、センスの良いものを2~3残して整理する必要があるでしょう。
この他にも、玄関まわり、家の裏側の掃除なども気を配るようにするといいですね。
使っていないモノを捨てる
風水を色々と頑張っているのに、もったいない人にありがちなのが、使っていないモノを後生大事にとっていること。
いつか使う……まだ使える……
もちろん、モノを大切にする心構えはとても美しいものです。必要な気持ちでもあります。
しかし使いもしないものをずっととっておくというのは、ものを大切にするのとは全く違った意識なんですね。
それは逆に、ものを無駄にしているのと同じことなのです。
「もう今は使っていない」つまり自分の人生の中で役割を終えたモノを処分することで、そこに新たな風が生まれます。
机の中からクローゼットの中まで、こまめに不要品を処分するのがおすすめです。
寝具を新しくする
寝ている間は、風水では「良い気を自分の肉体に取り入れる」重要な時間です。
したがって、寝室のアイテムはきれいに洗濯されたものでなくてはなりませんし、アイテムそのものが古びてきた場合は新しいものに替えるのが理想的です。
特に、何をやってもうまくいかないという時は、寝具を変えて運気を一新するのもおすすめ。
「何をやってもうまくいかない」は風水だけで解決する?
何をやってもうまくいかない時は、人生の間に何度か、不定期にやってくるもののようです。
これは風水だけで解決することではありません。
しかし、できるだけ早く運気を回復させるために、風水は効果的であると言えるでしょう。
風水は、良いと言われる形に変化をさせたからといって、すぐに良い結果が表れるというものでもありません。だから、やってみたけれども「なんだ、何も変わらないじゃないか」と思ってしまうこともあります。
しかし自分の生活の中で起こった小さな変化が、巡りめぐって良い方向への大きな変化につながっていくことは、ままあります。
こうした大きな変化は、小さな変化なくしては起こらないかもしれません。
風水は、自分の身の回りを気持ち良く、こぎれいに整える手法でもあります。
ダメもと、と思うかもしれませんが、ぜひ実践してみることをおすすめします。
Writer:陰陽の末裔/占い師・パワーストーンアドバイザー
あん茉莉安(ホームページ)