【恋愛映画これ20選!】大人の恋に効く名作映画「邦画(日本)」人気おすすめランキング!

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恋愛運を高める方法は、恋愛映画を見ることです。

最近恋愛から遠のいてしまい、一歩踏み切れない状態になっていませんか?子供の頃なら突っ走ることが出来ても、大人になると変に用心してしまうものです。いつまでも動かないままでいると、恋愛の神様は微笑んでくれません。

そこで恋愛の神様に振り向いてもらうためにも、恋愛カウンセラーの筆者が大人の恋に効く邦画を20作品紹介します。

第20位. 夜は短し歩けよ乙女

画像出典:映画.com

  • 公開日:2017年4月7日
  • 監督:湯浅政明
  • 脚本:上田誠(ヨ-ロッパ企画)
  • 原作:森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
  • 主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION「荒野を歩け」
  • 声の出演:星野源/花澤香菜/神谷浩史/秋山竜次(ロバート)

アニメを手掛けるのは、TVアニメ「四畳半神話大系」を手掛けたスタッフです。本作は、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション映画賞を受賞しました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

先輩(声:星野源)は、黒髪の乙女(声:花澤香菜)のことが大好きです。しかし「へい彼女!僕と一緒にお茶しない?」と誘えるほど、度胸はありません。そこで、彼女の目に留まるようにする「ナカメ作戦」を遂行するのでした。

黒髪の乙女は、超酒豪でお酒を何杯・何十杯のんでも酔わない女の子です。また京都中に風邪が蔓延しても、なぜか咳1つしないという強者でした。なお、本人は先輩の「ナカメ作戦」の渦中にいることに、全く気がついていません。

2人を結びつけたのは、絵本「ラ・タ・タ・タム」です。黒髪の乙女は絵本を求め、下鴨納涼古本祭(実際に開催されている古本祭です。毎年夏頃に、糺(ただす)の森で行なわれます)へと赴きました。そして、会場には先輩の姿もありました。

この作品の感想と見どころ

  • 京都が舞台になっていることもあり、全体的に「どこか懐かしい」雰囲気が漂っています。
  • キラキラではなく変な恋愛映画が見たい人には、おすすめできる作品です。
  • 監督を務めたのは、湯浅政明です。アニメでキャラの感情を表現するのに関しては、右に出る者はいません。
  • 「夜は短し歩けよ乙女」は、湯浅監督の作風が色濃く出ている作品です。アニメでしか描けない恋愛映画を求めているのなら、ピッタリの作品です。

第19位.花宵道中

画像出典:映画.com

  • 公開日:2014年
  • 監督:豊島圭介
  • 脚本:鴨義信
  • 原作:宮木あや子「花宵道中」
  • キャスト:安達祐実/淵上泰史/小篠恵奈

20年ぶりになる安達祐実主演映画で、公開当時は話題になりました。さらに大胆なシーンにも挑戦し、新たな一面を見せてくれています。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

吉原で生まれ育ち、吉原で男に抱かれ続けてきた人生を歩んだ朝霧(演:安達祐実)。体を預けても、心まで預けた男性は1人もいません。そんな朝霧の空虚な心を埋めたのは、半次郎(演:淵上泰史)でした。

半次郎と出会ったのは、八幡様の神社に遊びに行った時です。妹分の八津に誘われて赴くも、朝霧は群衆に押されて転倒。八津ともはぐれてしまいました。1人取り残された朝霧を助けた人物こそが、半次郎です。朝霧は生まれてはじめて男性に優しくされ、好きになりました。

ある日のこと、朝霧は半次郎が他の女性と出歩いている所を目撃します。更に織物問屋吉田家(演:津田寛治)の宴会で、半次郎と思ってもみない形で会うことになってしまいました。吉田家は朝霧と半次郎の関係性を見抜き、半次郎に見せつけるかのように朝霧を抱きます。

翌日早朝、朝霧と半次郎は八幡様の境内で会います。2人は、お互いの過去を語り始めました。

この作品の感想と見どころ

少し我慢して待てば、朝霧と半次郎は一緒になれたかもしれません。しかし、神様は2人に残酷な試練を与えました。それでも2人は愛し合うことをやめず、最後には大きな華を咲かせました。例えどんな状況下にいようとも、愛する心だけは忘れないようにしたいものです。




第18位. 脳内ポイズンベリー

画像出典:映画.com

  • 公開日:2015年5月9日
  • 監督:佐藤祐市
  • 脚本:相沢友子
  • 原作:水城せとな「脳内ポイズンベリー」
  • 主題歌:クリープハイプ「愛の点滅」
  • キャスト:真木ようこ/西島秀俊/古川雄輝

原作は、「コーラス」で連載されていた水城せとなの漫画「脳内ポイズンベリー」です。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

櫻井いちこ(演:真木ようこ)は、今年で30歳になるネット小説家です。いちこの頭の中には5人の“思考”がおり、常に会議をしていました。

吉田(演:西島秀俊)は理性担当で、思考達のリーダー格を務めています。石橋(演:神木隆之介)はポジティブ担当で、池田(演:吉田羊)ではネガティブ担当。ゴスロリ少女のハトコ(桜田ひより)は衝動担当、岸(演:浅野和之)は記憶担当の初老紳士です。

今回の会議は「早乙女亮一(演:古川雄輝)に声をかけるべきかどうか」です。脳内会議は「早乙女亮一に声をかける」と、いう結論を導き出します。会議結果を受けて、いちこは亮一に声をかけました。

いちこが声をかけたことがきっかけとなり、亮一と男女の仲になることができました。しかし亮一の前カノが登場するなど、彼にはトラブルが絶えません。また「30歳!?ないわー」といった彼の言動に、翻弄されっぱなしです。いちこは亮一との付き合いに、疲れ果てていました。

そんな中で出会ったのは、出版社に勤めている越智(演:成河)です。いちこの脳内は「亮一と越智、どちらと付き合うか」について、白熱の議論が繰り広げられていました。

この作品の感想と見どころ

脳内会議のワチャワチャぶりは、映画最大の見どころです。「頭がゴチャゴチャしていて考えがまとまらない」という時は、脳内5人組の議論が白熱しているからかもしれません。

第17位. 映画タイトル月とキャベツ

画像出典:映画.com

  • 公開日:1996年12月21日
  • 監督:篠原哲雄
  • 脚本:篠原哲雄/真柴あずさ
  • 原作:鶴間香
  • 主題歌:山崎まさよし「One more time, One more chance」
  • キャスト:山崎まさよし/真田麻垂美/鶴見辰吾/ダンカン

記念すべき山崎まさよし初主演作品です。歌手として有名な山崎まさよしですが、実は俳優としても活躍しています。落ち着いた演技が特徴的で、本作では一線を退いたミュージシャン役をナチュラルに演じていました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

かつて花火は、人気バンド「ブレインズ」のボーカルとして活躍していました。しかし音楽活動に悩み、人気絶頂期に解散します。解散してから3年後、東京から離れて田舎でキャベツ栽培をしていました。

ある日のこと、花火はヒバナと名乗る少女と出会います。ヒバナはダンスコンクールでバスに向かっている最中、たまたま花火が身を寄せている田舎町に辿り着いたと言います。そしてヒバナは花火の家に押しかけ、同居することになりました。

当初ヒバナの自由奔放さに、煩わしさを感じていた花火。しかし彼女の天真爛漫さに、次第に心を開くようになりました。そしてヒバナの願いにより、花火は新曲制作に取り掛かることになります。

ヒバナはなぜ、花火の前に現れたのでしょうか?果たして彼女は一体何者なのか?全ての答えがわかった時、花火は「One more time, One more chance」を切なく歌い上げるのでした。

この作品の感想と見どころ

ウザイ人から大切な人へ変わる展開は、恋愛映画の王道です。他の映画と違う点を挙げるとすれば、前向きになれることでしょう。人生は別れの連続です。別れる人の中には、心から愛している人もいます。お互いのことが好きで堪らないのに、別れなければならないのは、あまりにも切ないです。

第16位. 娚(おとこ)の一生

画像出典:映画.com

  • 公開日:2015年2月14日
  • 監督:廣木隆一
  • 脚本:斎藤ひろし
  • 原作:西炯子「娚の一生」
  • 主題歌:JUJU「Hold me, Hold you」
  • キャスト:榮倉奈々/豊川悦司/安藤サクラ/前野朋哉

原作は「月刊フラワーズ」で連載されていた、西炯子の同名コミックです。少女漫の世界観を手掛けるのは、深味のある恋愛映画を撮ることに定評のある廣木隆一です。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

堂薗つぐみ(演:榮倉奈々)は、東京でバリバリ働くキャリアウーマンでした。しかし祖母の十和(演:紺野千春)が倒れたため、鹿児島にある実家に身を寄せることになりました。しかし、つぐみの看病も虚しく十和は息を引き取ります。

葬式が終わり、十和の家でつぐみがコーヒーを入れている時でした。つぐみの前に突然、海江田醇(演:豊川悦司)と名乗る男がやって来ました。角島大学で哲学を教えている大学教授で、生前の十和から鍵を預かっていたとのことでした。

2人が家の中でバッタリ出会って以降、つぐみと醇の奇妙な共同生活を送る羽目になりました。醇は自由気ままな性格で、つぐみの母親に対して「結婚する予定ですねん」と言ってしまうほどです。

そんな中、醇はつぐみの秘密を知ることになりました。つぐみは、過去に妻子ある男性と付き合い、深く傷ついていることに…。

この作品の感想と見どころ

何もかも嫌になった人にとっては、胸に突き刺さる映画になるでしょう。「自分なんて」と後ろ向きで考えていては、幸運を逃してしまいます。もし自信をなくして落ち込んでいるのなら、本作が背中を押してくれるかもしれません。

第15位. 恋妻家宮本

画像出典:映画.com

  • 公開日:2017年1月28日
  • 監督:遊川和彦
  • 脚本:遊川和彦
  • 原作:重松清「ファミレス」
  • 主題歌:吉田拓郎「今日までそして明日から」
  • キャスト:阿部寛/天海祐希/菅野美穂/相武紗季

「GTO」や「家政婦のミタ」など、数多くの大ヒットドラマの脚本を手掛けてきた脚本家、遊川和彦の初監督作品です。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

中学教師宮本陽平は、ファミレスで注文するメニューも決められない優柔不断な男。優柔不断な陽平を支えていたのが、妻の美代子でした。2人には子供がいましたが、既に独立しています。

美代子は「久しぶりの2人きりだから一緒に飲もう」と、ワイン両手に陽平を誘いました。陽平は2人きりの飲み会を楽しむために、冷蔵庫の余り物でおつまみを作ります。嬉しそうにおつまみを作る陽平の姿を見て、美代子は寂しそうな表情を浮かべていました。

しばらくすると、美代子は酔っ払って部屋で寝込みます。美代子を気遣うために部屋に毛布を取りに行く陽平。部屋には毛布と、美代子の署名入り離婚届が…。あまりの衝撃に、陽平は離婚届を持ったまま固まりました。

果たして美代子は、本当に陽平との離婚を考えているのでしょうか?離婚につながる理由に関して、陽平は何1つ心当たりがありません。

この作品の感想と見どころ

人生は選択の連続です。もし違う方を選択していたら、今とは全く違う人生になっていたかもしれません。でも人の思いや気持ちは、選択だけでどうにかできるものでしょうか?「好きだから一緒にいる」というシンプルな気持ちこそ、本当の意味での大人な恋愛かもしれません。

第14位. 百円の恋

画像出典:映画.com

  • 公開日:2014年12月20日
  • 監督:武正晴
  • 脚本:足立紳
  • 主題歌:クリープハイプ「百八円の恋」
  • キャスト:安藤サクラ/新井浩文

主演の安藤さくらは、本作の演技が認められ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得しました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

斎藤一子(演:安藤サクラ)は32歳独身、実家で引きこもり生活を送っています。妹のニ三子とは仲が悪く、喧嘩をきっかけに実家を追い出されてしまいました。

母親からもらったお金を元手に、一子は一人暮らしを始めます。生活のために、100円ショップの勤務を始めることになりました。一子が働いている店に客として来たのが、ボクサーの狩野祐二(演:新井浩文)です。祐二はいつもバナナを購入していたため、店員からは「バナナマン」と呼ばれていました。

ある日のこと、祐二は購入したバナナを店に忘れたため、一子は彼の元にバナナを届けに行きました。すると、祐二の方からデートに誘われ、一緒に動物園へと向かいました。しかし「デート」とは言え、恋人のような甘酸っぱいデートとは程遠いものです。

ラブラブデートではなかったとは言え、今まで家に引きこもっていた一子にとっては大きな第一歩です。祐二との出会いはデートだけでなく、一子の人生を180度変えました。

この作品の感想と見どころ

  • 広い目で見ると「恋の力で素敵なレディになる」という、どこにでもある恋愛話です。他の映画と違う点は、泥臭さにあります。大抵の映画は、好きな男性に振り向いてもらうためにきれいな服を着たり、エステ通したりといったことに精を出します。でも「百円の恋」の場合、きれいな服やエステではなく、ボクシングで戦います。
  • 前半はダメ女の恋愛物語・後半はスポ根と、斬新な構成になっています。自分の努力で恋愛を実らせる一子の姿は、恋愛に悩む人のパワーとなってくれるでしょう。




第13位. 昼顔

画像出典:映画.com

  • 公開日:2017年6月10日
  • 監督:西谷弘
  • 脚本:井上由美子
  • 主題歌:LOVE PSYCHEDELICO「Place Of Love」
  • キャスト:上戸彩/斎藤工/伊藤歩/平山浩行

2014年フジテレビ系列で放送されていたドラマの映画化です。原作はないものの、フランス女優のカトリーヌ・ドヌーヴ主演「昼顔」のオマージュ作品となっています。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

かつて、紗和(演:上戸彩)と裕一郎(演:斎藤工)は深く愛し合っていました。お互い配偶者がおり、いわゆる「不倫関係」にあったため、仲が続くことはありません。2人は「二度と会わない」と約束をして、別れ別れになりました。

3年後、紗和は離婚をして海辺の街でひっそり暮らしていました。ある日のこと、紗和が住む街で講演会が開催されることになります。講演会には、かつて深く愛し合った雄一郎の姿もありました。

紗和は「二度と会ってはいけない」と頭で分かっていながら、彼に会うために講演会へと訪れます。再会後2人は再び親密な関係になり、同じ屋根の下で暮らす間柄となりました。

しかし裕一郎は今も結婚をしており、紗和には内緒で妻である乃里子とも会っています。いつまで経っても離婚をしない裕一郎に、紗和は強い怒りを抱くようになりました。

紗和と裕一郎は、今度こそ一緒に過ごせるようになるのでしょうか?2人に待ち受けていたのは、あまりにも衝撃的な展開でした。

この作品の感想と見どころ

紗和が裕一郎と会ってしまうとどうなるかは、彼女本人は痛いほどよくわかっていた筈です。それでも会わずにいられなかったのは、気持ちを抑えることができなかったからでしょう。愛は理屈では説明出来ません。

第12位. 嘘を愛する女

画像出典:映画.com

  • 公開日:2018年1月20日
  • 監督:中江和仁
  • 脚本:中江和仁/近藤希実
  • 原作:富貴晴美
  • 主題歌:松たかこ「つなぐもの」
  • キャスト:長澤まさみ/高橋一生/吉田鋼太郎/DAIGO

優秀なオリジナル映画企画を決める「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」で、グランプリを受賞した企画でした。ちなみに、映画内容は実話が元になっています。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

キャリアウーマンの川原由加利(演:長澤まさみ)と、研修医の小出桔平(演:高橋一生)が出会ったのは、2011年東日本大震災の時でした。由加利が駅のホームで動けなくなっている所、優しく声をかけたのが桔平だったのです。後に2人は同棲をし、結婚を意識する仲まで発展しました。

2人が同棲して5年の月日が流れたある日、由加里は母親に桔平を紹介することになります。桔平は乗り気ではなかったものの、渋々承諾します。しかし、母親との対面の場に桔平が現れることはありませんでした。桔平はくも膜下出血で倒れ、意識不明の渋滞です。追い打ちをかけるように、警察からは「所持している身分証は全て偽物」と告げられました。

「小出桔平」という人物は、存在していません。では、由加利は誰と5年も同棲していたのでしょうか?由加利は桔平の正体を探るため、叔父で探偵の海原匠(演:吉田鋼太郎)に調査を依頼。すると見えてきたのは、桔平が心に秘めていた思いでした。

この作品の感想と見どころ

  • 好きな人が自分に嘘をついていたとあっては、怒りと憎しみが込み上げてくるものです。ではなぜ、好きな人は嘘をついたのでしょうか?「愛する人と一緒に過ごしたい」という理由で嘘をついていたのなら、あまりにも切ない話です。
  • 何も特別ではない、「普段と変わらない生活」の大切さを考えさせられる映画となっています。

第11位. 愛のコリーダ

  • 公開日:1976年9月15日
  • 監督:大島渚
  • 脚本:大島渚
  • キャスト:松田暎子/藤竜也/中島葵

日本とフランスの合作映画です。1936年に実際に起きた殺人事件を元に、大島渚が映画化。18歳未満禁止の映画ですが、究極の男女の恋愛を描いています。

あらすじ紹介

阿部定(演:松田暎子)と石田吉蔵(演:藤原竜也)は、東京中野にある料亭「吉田屋」で出会いました。2人はお互いに惹かれ合うも、吉蔵には妻のトク(演:中島葵)がいます。2人の仲は、決して許されるものではありません。

いけないことと分かっていながらも、2人の情熱を止めることはできません。しかし2人の仲はトクに知られてしまい、吉蔵と定は吉田家を出ることになりました。そして待合(現在の簡易ホテル)へ身を寄せて、簡単な結婚式を挙げます。

吉蔵と定が一緒になったことにより、2人の愛情はエスカレートしていきます。時には、危険な行為に及ぶこともありました。

ある日のこと、吉蔵は定に「吉田家」に帰ることを告げます。定は「吉田家に帰っても妻のトクを抱かないでほしい」と、告げました。しかし、吉蔵は定と交わした約束を破ります。約束を破られたと知った定の心には、強い殺意が芽生えました。

作品の見所

  • 吉蔵と定は、2人で家庭を持って幸せに暮らしていけるような間柄ではありません。事件がなくても、他のカップルよりも早い段階で終わりが来ていたと思われます。終わったら、二度と吉蔵とは会えなくなります。永遠に2人でいるために、定は凶行に走ったのかもしれません。
  • 映画7割は激しいシーンで占められていますが、1つ1つのシーンは美しく描かれています。世界的にも「名作」として評価が高いので、新たな趣味の開拓を考えているのなら、おすすめです。

第10位.人のセックスを笑うな

(画像出典:映画.com)

  • 公開日:2008年1月19日
  • 監督:井口奈己
  • 脚本:本調有香
  • 原作:山崎ナオコーラ
  • 主題歌:Mari Mari with HAKASE-SUN「My Life」
  • キャスト:松山ケンイチ/永作博美/蒼井優/忍成修吾/温水洋一

原作は、山崎ナオコーラのデビュー作小説です。第41回文藝賞を受賞しました。インパクトが強いタイトルですが、内容はオトナな恋愛映画となっています。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

みるめ(演:松山ケンイチ)・堂本(演:忍成修吾)・えんちゃん(演:蒼井優)の3人がトラックに乗って走っていると、トンネルの中で幽霊を見かけました。

しかし幽霊の正体の女性で、彼女をトラックの荷台に乗せて近くのバス停まで送りました。

数日後、3人が通っている大学の喫煙コーナーに、トラックに乗せた女性が現れます。

彼女はユリ(演:永作博美)で、3人が通う大学の講師を務めていたのです。

まさかの偶然に堂本とえんちゃんが呆然としている一方、みるめはユリのことが気になっていました。

偶然は続くもので、ユリはえんちゃんがバイトをしている映画館にも現れました。

映画館にはみるめも来ており、喫煙コーナーで2人世間話に花を咲かせます。

そして、話の流れから、本物の「ロバ」を見ることができるレストランへ行き、そのまま朝まで過ごしました。

この作品の感想と見どころ

  • 年齢差20歳で不倫要素もありますが、ドロドロした雰囲気はないので、安心して見ることができます。
  • 飾りっ気がないシーンが続きますが、独特のテンポとオシャレなカメラワークも相まって妙に惹きつけられます。

第9位.ぼくは明日、昨日のきみとデートする

(画像出典:映画.com

  • 公開日:2016年12月17日
  • 監督:三木孝浩
  • 脚本:吉田智子
  • 原作:七月隆文
  • 主題歌:back number「ハッピーエンド」
  • キャスト:福士蒼汰/小松菜奈/東出昌大/山田裕貴/清原果耶

七月隆文が手掛けた同名小説の映画版です。本作は第3回京都本大賞を受賞しました。映画では30日の恋でしたが、原作では40日の恋です。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

南山高寿(演:福士蒼汰)は、通学電車の中で見かけた女性に一目惚れをしました。
なぜ彼女に一目惚れをしたのか、本人ですらわかっていません。でも電車を降りたら、二度と会えなくなるかもしれない危機感を募らせます。
そして彼女と同じ駅で降りることになったら、声をかけることを決意しました。

彼女が駅に降りると、高寿は急いで、「メアドを教えてほしい」と告げました。
しかし彼女は「携帯電話を持っていない」と言い、断ります。ある日突然知らない男性から連絡先を尋ねられたら、断るに決まっています。しかし彼女は、本当に携帯電話を持っていませんでした。

彼女の名前は福寿愛美(演:小松菜奈)。美容の専門学校に通っている学生で、高寿と同じ20歳です。美容専門学校がある駅を乗り過ごしてしまい、電車を乗り換えるために駅を降りたのでした。

お互いに自己紹介をし合った後、愛美が乗る電車がやって来ます。
高寿は「また会える?」と聞くと、愛美は一筋の涙を浮かべて「また会えるよ」と告げて電車に乗りました。

この作品の感想と見どころ

  • 感動のラストシーンとなっていますが、同時に切ない気持ちもこみ上げてきます。
  • 映画前半は高寿視点、後半は愛美視点で物語が描かれます。
  • 京都が舞台になっているので、オシャレかつノスタルジックな雰囲気を楽しむことができるでしょう。




第8位.ピースオブケイク

(画像出典:映画.com

  • 公開日:2015年9月15日
  • 監督:田口トモロヲ
  • 脚本:向井康介
  • 原作:ジョージ朝倉
  • 主題歌:加藤ミリヤ feat.峯田和伸「ピース・オブ・ケイク-愛を叫ぼう-」
  • キャスト:多部未華子/綾野剛/松坂桃李/木村文乃/光宗薫

原作は、ジョージ朝倉の原作コミックです。リアルな恋愛を描かせたら、右に出る者なしの人物です。

「ピース・オブ・ケイク」以外にも「溺れるナイフ」や「平凡ポンチ」と、手掛けた作品が実写映画化されました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

流され恋愛体質の梅宮志乃(演:多部未華子)は、恋人に振られたことをきっかけに、アパートへと引っ越しました。

そして友達であるオカマの天ちゃん(演:松坂桃李)の紹介で、志乃はレンタルDVD店で働くことになりました。

DVD店で店長を務めていたのは、偶然にも志乃の隣に住む菅原京志郎(演:綾野剛)でした。

志乃は遅番勤務を希望するも、危ないからと一旦は断られます。

しかし隣に住んでいることもあり、京志郎が家まで送ることで働くことができました。

京志郎の独特な雰囲気に心奪われそうになる志乃ですが、必死になって抑えます。

過去に流されるまま男性と付き合い、失敗した経験があったからです。

その上、京志郎には同棲中の恋人である成田あかり(演:光宗薫)がいました。

この作品の感想と見どころ

  • 映画には大袈裟な表現がなく淡々と進むので、邦画恋愛でよく見る嘘っぽさはありません。正に大人のための大人による恋愛映画です。
  • 内容はフィクションですが、恋愛真っ只中の人にとっては共感できる部分はあるでしょう。
  • 三角関係でドロドロした部分があるものの、嫌味な感じは何一つありません。

第7位.箱入り息子の恋

  • 公開日:2013年6月8日
  • 監督:市井昌秀
  • 脚本:市井昌秀/田村孝裕
  • 原作:映画オリジナル
  • 主題歌:高田漣 feat.細野晴臣「熱の中」
  • キャスト:星野源/夏帆/平泉成/森山良子/大杉漣/黒木瞳

映画オリジナル作品ですが、後にノベライズという形で小説が出ています。映画本編にはなかったオリジナルストーリーも含まれているので、映画をより堪能したいのならオススメです。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

天雫健太郎(演:星野源)は、35歳の市役所職員。
酒もタバコも女遊びもせず、気がついたら彼女いない歴は年齢と同じになっていました。

真面目な息子の将来を心配した健太郎の両親は、親同士での代理お見合い会場へと向かいます。
しかし、お見合い会場で今井奈穂子(演:夏帆)の両親と出会ったものの、当初、手応えはありませんでした。
一方、今井家では、父親の晃(演:大杉漣)が、代理お見合いで知り合った人物を選別していました。
奈穂子はお見合いに乗り気ではなく、母親の玲子(演:黒木瞳)も娘の気持ちは理解しています。

ある日のこと、奈穂子と玲子は一緒に買物へと出かけました。
買い物途中で雨が降り2人は傘を持っていなかったので、玲子は奈穂子を1人待たせて、車を出します。

すると1人の男性が通りかかり、奈穂子に1本の傘を差し出しました。奈穂子に傘を差し出した人物こそ、真面目男の健太郎です。

作品の見所と感想

  • 欠点を「特徴」として捉えて2人の距離感が縮まる展開は、大人でも胸キュンものです。
  • 星野源、自身初の映画主演作品です。
  • 大人の恋愛を描いている作品は、経験豊富な人同士が結ばれる話が大半です。でも本作は経験がまったくない人同士の恋愛が描かれているので、新鮮に感じます。

第6位.モテキ

(画像出典:映画.com

  • 公開日:2011年9月23日
  • 監督:大根仁
  • 脚本:大根仁
  • 原作:久保ミツロウ
  • 主題歌:フジファブリック「夜明けのBEAT」
  • キャスト:森山未來/長澤まさみ/麻生久美子/仲里依紗/真木よう子

「モテキ」はイブニングで、2010年まで連載されていた漫画です。

累計発行部数は180万部を突破したものの、人気絶頂の最中に連載は終わってしまいました。

しかし、連載が終わった後も発行部数を着実に伸ばし、人気が衰えることはありませんでした。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

女性からモテモテだったモテキから1年後、藤本幸世(演:森山未來)は女性とは無縁の生活を送っていました。

心機一転とニュースサイト「ナタリー」で働くことになり、仕事は順調に進みます。

そして時折、仕事の愚痴をツイッターでぶつけていました。

いつも通りツイッターで仕事の愚痴をツイートしていると、某サブカル雑誌の編集者「matsuo-m」と名乗る男性からリプが反応しました。

「matsuo-m」とツイッター上でやりとりする内に意気投合し、2人は一緒に飲みに行く約束を交わします。

「matsuo-m」が松尾みゆきという女性だと判明したのは、飲み会当日です。

当初女性だったことに驚きを隠せなかった幸世でしたが、みゆきと意気投合し楽しく過ごしました。

このまま結ばれるかと思いきや、途中でみゆきの友人も合流し、最終的に3人で過ごすことになってしまいました。

この作品の感想と見所

  • 2010年に放送されたTVドラマの続編になる映画ですが、ドラマを見たことがない人でも問題なく視聴可能です。
  • 劇中では、有名芸能人が実名でカメオ出演(ミュージシャン・芸人などの有名人が少しだけ出演)しています。誰がどのシーンで出演しているのかは、映画を見てからのお楽しみです。
  • 挿入歌にも注目で、昔懐かしい90年代のJ-POPも随所に織り込まれていました。

 .今度は愛妻家

(画像出典:映画.com

  • 公開日:2010年1月16日
  • 監督:行定勲
  • 脚本:伊藤ちひろ
  • 原作:中谷まゆみ
  • 主題歌:井上陽水「赤い目のクラウン」
  • キャスト:豊川悦司/薬師丸ひろ子/水川あさみ/濱田岳/石橋蓮司

原作は、ドラマ「WATER BOYS」で脚本を務めた中谷まゆみの戯曲です。舞台版では、元宝塚トップの瀬奈じゅんと葛山信吾・長野里美と池田成志が、主演を務めていました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

北見俊介(演:豊川悦司)はかつて人気カメラマンとして活躍していましたが、現在はスランプに陥っています。

しかも女性にだらしなく、妻のさくら(演:薬師丸ひろ子)がいるのに浮気しまくりです。

さくらが箱根旅行へ行くのをチャンスと見て、モデルの吉沢嵐子(演:水川あさみ)を「撮影」と称し狙うほどです。

しかし嵐子がシャワーを浴びている最中に、さくらが家に戻ってきてしまいます。

もし、さくらと嵐子がバッタリ出会ってしまうと、大修羅場は免れません。

俊介は大ピンチを回避しようと必死になりますが、さくらは俊介の浮気を既に見破っていました。

そして何事もなかったかのように、箱根へと出発しました。

この作品の感想と見所

  • 当たり前にあることの大切さを気が付かせてくれる映画です。
  • 映画の展開を握るヒントは、映画始めに出ていました。1回見終わったら、今度は伏線に注目して見てみることをオススメします。
  • 撮影当時44歳とは思えないほど、薬師丸ひろ子が瑞々しい演技を披露していました。

 .Love Letter

  • 公開日:1995年3月25日
  • 監督:岩井俊二
  • 脚本:岩井俊二
  • 原作:岩井俊二
  • キャスト:中山美穂/豊川悦司/范文雀/篠原勝之/鈴木慶一/田口トモロヲ

映画の原作はなく、監督である岩井俊二自ら手掛けました。後に監督自らが小説におこし、現在も書店などで購入することができます。

ちなみに、映画は韓国でも大ヒットを記録し、聖地巡礼として映画の舞台となった北海道小樽には、大勢の韓国人が訪れました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

渡辺博子(演:中山美穂)には藤井樹という婚約者がいましたが、彼は遭難事故で命を落としてしまいました。

樹の三回忌に出席した後、博子は樹の母親である安代(演:加賀まりこ)に卒業アルバムを見せてもらいます。

卒業アルバムから樹が当時小樽に住んでいたことを知り、博子は届くはずのない手紙を書きました。

しかしなぜか博子の元に、藤井樹と名乗る人物から返事が…。

亡くなった婚約者から手紙が届いたことについて、友人の秋葉茂(演:豊川悦司)に相談するも、ただのイタズラだと信じてくれません。

博子に返事を出したのは、博子と顔がソックリの女性、藤井樹(演:中山美穂・二役)でした。

この作品の感想と見どころ

  • 中山美穂は、渡辺博子と藤井樹の1人2役を演じています。
  • 小樽の美しい景色と手紙が紡ぐ繊細な物語は、1枚の絵画を見ているような感覚です。
  • 樹が遭難した山へ行き過去を振り切る博子のシーンは、感動の名シーンです。




 . 冷静と情熱のあいだ

  • 公開日:2001年11月10日
  • 監督:中江功
  • 脚本:水橋文美江
  • 原作:江國香織/辻仁成「冷静と情熱のあいだ」
  • 主題歌:エンヤ「Wild Child」
  • キャスト:竹野内豊/ケリー・チャン/ユースケ・サンタマリア/篠原涼子/マイケル・ウォン/椎名桔平

原作は、江國香織と辻仁成の連作恋愛小説です。

小説は、男女2人の目線で交互に書かれています。人気小説家が挑んだ斬新なスタイルが好評となり、50万部を超える大ヒットとなりました。

あらすじ紹介(ちょいネタばれ注意)

1994年春、阿形順正(演:竹野内豊)は絵画の修復士を目指すためにイタリア・フィレンツェを訪れます。

修復士とは、古くなり絵の具などが剥がれた絵画を修復するのが仕事です。
順正は順調に修復士の仕事に取り組んでいましたが、彼の心には一点の濁りがありました。
順正には、どうしても忘れられない女性がいたのです。

1990年春、下北沢のレコード店にて店員に怒っている女性がいました。
彼女は順正が足繁く通う美術館で受付のアルバイトをし、学部は違うものの同じ学校に通っていました。

彼女の名前は、あおい(演:ケリー・チャン)。
2人はお互いに惹かれ合う関係になり、10年後の誕生日にフィレンツェのドォーモに一緒に登ることを約束しました。

そして1997年春、イタリア・フィレンツェ。
友人の崇(演:ユースケ・サンタマリア)から、あおいがミラノの宝石店で働いていたことを知ります。
あおいの居場所を知った順成は、心の濁りを取り払うかのようにミラノへと向かうも、濁りが取り払われることがありません。

2人は別々の道を歩んでおり、順正はあおいと二度と交わることがないことを思い知らされるのでした。

さらに翌年の1998年春、事件が起きます。
なんと、順正が担当していたチーゴリの絵画が、何者かの手によって引き裂かれてしまうという事件が起こりました。
修復士としての信頼を失ってしまった順正は、日本へ戻ることになります。

この作品の感想と見どころ

  • 映画の見所は、ユネスコ世界遺産に登録されているフィレンツェの街です。
  • フィレンツェの街ですれ違う男女の話は、より一層切ない感情を呼び起こします。
  • 過去が忘れられず一歩踏み出せない人に、オススメの映画です。

 .失楽園

  • 公開日:1997年5月10日
  • 監督:森田芳光
  • 脚本:永井正夫/原正人
  • 原作:渡辺淳一
  • キャスト:役所広司/黒木瞳/寺尾聰/柴俊夫/中村敦夫

渡辺淳一原作の「失楽園」は、300万部以上を売り上げる大ヒット小説です。

不倫をテーマにした小説は過去にもありましたが、「失楽園」の赤裸々な表現は、当時、大変な話題になりました。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

久木祥一郎(演:役所広司)は、かつてやり手の編集員として活躍していました。
しかし営業との衝突で調査室に左遷され、暇を持て余す日々を過ごしています。
家族は妻の文枝(演:星野知子)と娘の知佳(木村佳乃)がおり、家族仲は良くもなく悪くもない状態です。

松原凜子(黒木瞳)は、衣川カルチャーセンターで書道の講師を務めていました。
夫である晴彦(柴俊夫)は学会や研究室の仕事で、家を開けがちです。
夫婦仲は悪いとは言えませんが、良いとも言える関係でもありません。

そんな祥一郎と凛子が出会ったのは、美術館でした。
祥一郎が美術館で偶然凛子を目撃し、話しかけたのがきっかけです。

2人の愛は会うたびに激しく燃え上がるも、決して許される関係ではありませんでした。

作品の見所と感想

  • 濃い目のラブシーンがありますが、下品さは全くないので安心して下さい。
  • 描き方を間違えると、色んな意味で難しい映画になってしまいかねない題材です。しかし演出の甲斐もあり、ファンタジックな内容に仕上がりました。
  • 公開当時(1997年)には社会現象となり、40億円近い興行収入を記録しました。ちなみに大ヒットの目安は、興行収入10億円前後です。

 .浮雲

  • 公開日:1955年1月15日
  • 監督:成瀬巳喜男
  • 脚本:水木洋子
  • 原作:林芙美子
  • キャスト:高峰秀子/森雅之/岡田茉莉子/山形勲/中北千枝子/加東大介

「浮雲」を手掛けた林芙美子は、中学や高校の国語の教科書で題材として取り上げられているほど、有名な小説家です。

波乱万丈の男と女を描いた作品は、原作発表から70年以上経った今も、多くのファンを抱えています。

あらすじ紹介(ちょいネタバレ注意)

昭和18年、幸田ゆき子(演:高峰秀子)は仏印(現在のベトナム)にある農林省(現在の農林水産省)でタイピストとして働くことになりました。
ゆき子が仏印で知り合ったのは、技術士である富岡兼吾(演:森雅之)です。

富岡は毒舌家で、女性であるゆき子が仏印にいることを快く思っていません。
ゆき子も富岡の毒舌ぶりに嫌気が指していましたが、妻がいることをわかっていながらも彼に強く惹かれていました。
しだいに富岡もゆき子に強く惹かれるようになり、終戦を迎えると「妻と別れて君を待っている」と約束を交わします。

そして終戦から1年経った昭和21年初冬、仏印から引き上げた幸田ゆき子は一目散に富岡の元へと向かいます。
ゆき子の訪問を迎い入れたのは、富岡の妻である邦子(中北千枝子)です。
富岡は妻とは別れておらず、約束は果たされていませんでした。

この作品の感想と見どころ

  • 女にだらしない男・女にだらしない男とわかっていながら離れられない女の恋愛物語は、映画公開から70年近く経った今も色褪せることはありません。
  • 世界中の映画人から尊大なリスペクトを受けている小津安二郎に「俺にできないシャシンは溝口の『祇園の姉妹』と成瀬の『浮雲』だ」と、言わしめた作品です。
  • 黒澤明の「七人の侍」・小津安二郎「東京」に並ぶ、日本が世界に誇る不朽の名作です。

Writing:琴光 ∼kotomi∼

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