楽しい年末のイベントといえばクリスマスイブ、その次の日はクリスマス……年末は楽しいことだらけだけれど、よく考えたら「イブ」って何……?
「えっ。クリスマスの前の日の夜でしょ?」
と思うかもしれませんが、これが違うんです!
今回は、アナタが知らないことだらけかもしれないクリスマスイブを様々な視点から解説しちゃいます。
そもそもクリスマスイブの意味って何?!「イブ」とは。
クリスマスイブの意味、正確に知っていますか?
多くの人が「クリスマスイブ=クリスマスの前夜」と考えており、大まかな意味で間違ってはいないのですが……。
「クリスマスイブ」には、もっと深い意味があったのです。
実は、暦の読み方に深い意味が隠されていました。
現在の暦では、午前0時を境に新しい日が始まります。誰もが「日付が変わるのは、午前0時」だと思っていることでしょう。
しかし、読み方の違う「教会暦」というものが存在しており、クリスマスイブはこの教会暦に則った存在だったのです。
教会暦とは?
キリスト教のルーツはユダヤ教にありますが、ユダヤ教では古代から、太陰太陽暦の一種である「ユダヤ暦」と呼ばれる暦が使われていました。
太陰太陽暦というのは、基本的に月の動きを基準に1年を定めるものの、それだけではズレが出ることも考慮し、太陽の動きも参照した上で閏月を挟み運用するカレンダーのこと。
月の動きは1周期がおよそ29、もしくは30日なので、現在使われている太陽暦に比べて、12カ月の日数が少ないことがわかりますね。
そこでユダヤ暦では、19年のうち7年を、閏月を含めた13カ月とし、残りの12年は12カ月として、祝日や祭日を定め、暦の運用をしていました。
キリスト教ではこのユダヤ暦の流れを汲み、宗教的な祭礼を定めた独自のカレンダーを現在でも使用しています。
あくまでも信仰のためのカレンダーですので、教会暦には
- 正教会暦
- カトリック教会による典礼暦
- 聖公会による教会暦
- プロテスタントの教会暦
など複数の種類があります。
教会暦の詳細な内容については割愛しますが、ここで大切なのは、「教会暦において、日付が変わるのは日没」だということです。
午前0時ではなく、日没を境に新しい日に変わるわけです。
ここに、「12月24日の夜=クリスマスイブ」の秘密が隠されています。
太陽暦と教会暦における日付の解釈の違い
上記で説明した、日付変更ポイントの違いを参照すると、太陽暦、すなわち私たちが今使っている暦と、教会暦とでは、以下のようなズレが生じることがわかります。
現代の太陽暦 | 教会暦 |
12月24日の朝~日没まで | 12月24日の昼 |
12月24日の日没後~23時59分 ←クリスマスイブ!→ | 12月25日の夜 |
12月25日の0時00分~12月25日の日没まで | 引き続き12月25日の夜~朝~昼 |
12月25日の日没~23時59分 | 12月26日の夜 |
つまり現代暦での12月24日の日没から、教会暦では新しい日(12月25日)になるわけです。
「Christmas Eve」は、現代暦では「12月24日の夜」ですが、ユダヤ暦、教会暦ではもうすでに次の日(12月25日)になっていて、同時にそれは「クリスマス当日の夜」ということになります。
(なぜなら、12月25日の日没が過ぎてしまうと、それは教会暦で12月26日の夜になってしまいますからね!)
言い換えれば正式なクリスマスは、現代暦の12月24日の日没後から始まっていることになります。
プロテスタントの教会が最初のクリスマス礼拝を12月24日の夜に行うのも、教会暦ではその時刻はすでにクリスマス当日になっているからです。
一般的には「イブ=前夜」という意味の言葉
ただ、eveには前夜という意味ももちろんあります(むしろ、こちらの意味の方が一般的です)。
例えば「New Year’s Eve」と英語で言った場合には、これは「大晦日」という意味であり、12月31日の夜を示すものですが、大晦日は特別キリスト教の行事というわけではないので教会暦は関係なく、ただ「前の日の夜」という意味合いがある「イブ」に該当します。
クリスマスイブを祝うようになったのは仕事をする人も礼拝をするため?クリスマスイブの起源
クリスマスには、キリスト教会で、キリストの降誕を祝うミサ(礼拝)が行われます。
通常は25日の昼間に行われるものですが、これだと、25日に仕事をしなくてはいけない立場の人は、ミサに出席することができませんよね。
そのため、25日の夜(つまり、太陽暦で24日の夜。現在のクリスマスイブ)にも、昼間仕事がある人のために礼拝を行うことになった……というのが、「クリスマスイブ」の起源であるとも言われています。
サンタさんからのクリスマスプレゼントは「イブの夜」にあげるのが正解
日本では、「サンタさんからのクリスマスプレゼント」を子どもにあげる(枕元に置く)のは24日の夜? それとも25日の夜? と迷ってしまう親も多いもの。
元々キリスト教圏ではないので、迷うのは当然かもしれません……。
上記の理由をかんがみると、一応の正解としては、24日の夜に、子どもの枕元にプレゼントを置いておくのが正解でしょう。
「なんで、クリスマスの日の夜じゃないの?」と聞かれた場合には、「本当はクリスマスの夜って、24日の夜のことなんだよ」と教えてあげるといいですね。
クリスマスイブを英語で言うと?
「クリスマス」も「イブ」も英語なので、「クリスマスイブ」を英語にすると、そのまま「Christmas Eve」となります。
ちなみに、「クリスマスイブは12月24日です。」と、言いたいときには、
Christmas Eve is December 24.
と訳しましょう。
キリスト教におけるクリスマスイブ……は?クリスマスの前祝いって4週間もやってるの?
キリスト教におけるクリスマスイブは、特別な日として有名です。
何故なら12月25日は、イエス・キリストの誕生日とされているからなのです。
教会暦での話で触れましたが、私達が通常使っているカレンダーの「12月24日の日没」から、キリスト教では「12月25日」ですので、クリスマスイブは実質的なクリスマスの始まりです。
教会などではミサを行い、イエス・キリストの誕生日を祝うことになっています。
クリスマスは12月25日……だけじゃなかった?2週間もある!?
「イエス・キリストの降誕祭」としてのクリスマスは12月25日ですが、「イエスの誕生を祝う宗教的な儀式」という意味でのクリスマスは、12月25日から1月6日までの12日間もあるのです!
ですから、日本で言う「お正月」の期間は、キリスト教圏では「まだクリスマス」ですし、日本で「お正月休み!」と言われるものは、キリスト教圏ではまだまだ「クリスマス休み」にあたります。
教会暦の項目でも少し触れましたが、キリスト教には実は、様々な宗派があるため、宗派によっていくつかの教会暦が存在し、それによって少しずつお祭りやスケジュールが異なることがあります。
例えばラテンアメリカは、キリスト教の中でも「カトリック」という宗派の圏内ですので、クリスマス期間は「12月25日から2月2日まで」と、さらに長くなってしまうのです!
「12月26日からはお正月~! もういくつ寝るとお年玉!!」
と浮かれている日本人とは、ちょっと違った浮かれ方の年末になるようですね。
クリスマスイブの前祝いを4週間もやってる!!?
「クリスマスイブ」はさきほどまで散々、解説したように、12月24日の夜(教会暦では、12月25日の夜)のことを言います。
ですから、降誕祭であるクリスマスの始まりが、クリスマスイブということになります。
ただし、クリスマスイブの前祝い……というよりも「クリスマス(イブ)を待つ期間」として、「待降節(アドベント)」というものが設定されています。
アドベントは、クリスマスの準備期間。期日は、クリスマスイブまでの4週間を指します。
この間はお祭り騒ぎをするというよりも、クリスマスの準備に力を注ぐ期間。子どもたちはアドベントカレンダーを1つずつ開け、クリスマスの日を待ち望みます。
アドベントカレンダーというのは、上の写真にあるような、1日1つ開けていくタイプの、プチギフト入りのカレンダーです。中にはチョコや飴などが入っていることが多く、クリスマスイブの1カ月前から1つずつ開けていくと、ちょうどイブの前日に全て開け終わるという寸法です。
ちなみに……クリスマス=イエス・キリストの「誕生日」ではなく「降誕祭」
ここまで、「クリスマス前夜(クリスマスの日の夜)」としてご紹介してきた、クリスマスイブ。
ところで「クリスマス=イエス・キリストが生まれた日」と教えられてきた人も多いかと思います。
実は、イエス・キリストが生まれた日というものは記録がなく、正確にはわかっていません。
ただし、4世紀のローマの記録で「殉教者帰天日表」というものがあり、この記録からイエス・キリストの誕生日が、現在で言う年末近くなのではないか、と推定されたのです。まあざっと、イエス・キリストが誕生してから300年以上後ということですね。正確性はもちろん謎です。
その後、イエス・キリストの生誕は、冬至と結びつけられるようになりました。
なぜなら、冬至とは、太陽の力が最も弱まり、そして力を復活させていく、その境目の日だからです。
元々、ローマ帝国では太陽崇拝が行われており、冬至を境に太陽が復活していくことで、冬至を「太陽の誕生祭」と見る向きがありました。
一方、教会にとって全人類の太陽とも言える存在であるイエス・キリストは一度、刑によって死に至り、3日で復活したと伝えられています。
つまり、実際の太陽を、イエス・キリストと重ね合わせて考えたというわけです。
ただし、イエス・キリストの誕生日についてはしっかりとした記録がないので、これを「誕生日」ではなく、「イエス・キリストの生誕を思い出し、祝う日」すなわち「降誕祭」として位置づけたと考えられます。
ですから、クリスマスイブは、イエス・キリストの誕生日ではなく、降誕祭の始まりを祝う夜のこと……と考えるのが正解です。
海外のクリスマスイブの文化
海外でのクリスマスの文化はどうなっているのか気になりませんか?
欧米のクリスマスの文化を中心に、海外のクリスマスの文化を紹介します。
欧米のクリスマス文化
欧米のクリスマス文化は基本的に、「メリークリスマス」や「ハッピークリスマス」と挨拶の交わされる陽気なスタイルです。
そしてキリスト教徒としてのクリスマスは、お祈りをして自分をかえりみて、日々の恵みに感謝しながら、貴重な一生の過ごし方を考える日でもあります。教会暦では、宗教的に行われるお祭りやお祈りを規定してあるとご紹介しましたが、クリスマスイブにはこれに従い、礼拝(ミサ)が行われます。
また欧米では、クリスマスには恋人ではなく、家族で過ごすという意識が強く、クリスマスの時期に帰省をする方が大半です。
一方で、キリスト教以外の宗教においてはクリスマスは大きな意味を持ちません。
国や地域によっては、様々な宗教の信徒がいますから、街がクリスマス一色になることに疑問の声も少なくないため、単に「ホリデーシーズン」という表現だけを使ってクリスマスに偏らないよう配慮しているところもあります。
クリスマスイブのミサ(礼拝)って何をするの?
クリスマスイブのミサは、日本のキリスト教会でも行われていることがあります。海外のキリスト教会ではもちろん、クリスマスイブにミサをしますよ。
大抵、24日の16時や17時頃から、お祈りの時間が始まります。
式次第は教会によって様々ですが、内容は、司式者(牧師、司祭など)のお説教や、賛美歌、祈りなどで時間が過ぎていきます。
お説教といっても、何かを怒られるわけではなく、キリストの生誕について、また普段の行いについて等、生きることの根幹に役立つようなお話が聞けるもの。
日本でも、クリスマスには特に、教会が一般の人にミサを開放していることが多いので、興味があれば訪れてみるのもいいですね。
お年玉はないがクリスマスプレゼントはめっちゃ豪華
キリスト教圏において、クリスマス休暇=年末年始の休暇でもあります。しかし、欧州には日本と違って「お年玉」という概念はなく、「子どもにお金をあげるなんて!」と考えている人もいるとか(日本だって、小さな子どもであれば大体、親にお年玉持っていかれちゃいますけどね……)。
しかし、反対にクリスマスプレゼントは非常に豪華に用意されることが多く、その規模は日本では想像がつかないほど。
イギリスのクリスマスプレゼント予算は、平均値で10万8千円にもなるとか。アメリカも10万に近い9万円台がかなり一般的なのだそうです。なんか羨ましいぞ。
そんなアメリカですが、欧州と違って、クリスマスに子どもにお金をあげる人もいるそうですよ。となるとやっぱり、かかる経費の予算は10万円超えていそうですね。
しかしこれらはあくまでも、何らかの仕事に就業している人、あるいは退職した人を対象に行われた調査です。貧富の差などを考慮すると、必ずしもこればかりがスタンダードではないこともわかってきますね。
クリスマスイブの楽しい過ごし方5つ
クリスマスイブの楽しい過ごし方は色々あります。
ケーキを食べたり、ローストチキンを食べたり、という「食べ物系」はもはや定番。
あとは家族と過ごしたり、彼氏や大切な人とデートをしたりという人もいるでしょう。
もちろん、おデートの相手がいない、予定がない! という人は、友人と、あるいはおひとりさまのクリスマスだっていいものですよ。
御朱印ならではの源泉デートスポットはあとでご紹介するとして、まずは「デート以外の楽しい過ごし方」を検討してみましょう。「誰とするか」はあなたの自由ですよ!
1.お取り寄せで高級品を食べる
気になるけれど、普段はなかなか食べられない高級品。
コロナ禍で、どこかへ食べに行くというのもあまりままならない現代だからこそ、お取り寄せで高級品を食してみるのはいかがでしょうか?
実はお取り寄せには、密になりにくい以外のメリットもあります。というのは、全国各地のおいしいものを一度に食べて満足できるのは、お取り寄せ以外ではなかなか満たされないんですね。
ぜひ事前に準備をして、おいしいクリスマスを過ごしてみませんか。
2.クリスマスネタの映画を見る
クリスマスをネタにした、心温まる映画はいくつもあります。
クリスマス旅行の日に、家に取り残されてしまって一人ぼっち、どうしようもないところへ泥棒が入る! という爆笑ネタ『ホーム・アローン』はクリスマスの定番化している名作です。
他にも、ディズニーの『クリスマス・キャロル』など、大人になって見返してもウルッときちゃうファンタジーな世界もおすすめですよ。
3.自分にプレゼントを選ぶ
クリスマスのプレゼントは、誰からもらってもいいものですが、誰かがくれるかどうかに関わらず、自分で本当に欲しいものを手に入れるのだって悪くありません。
ショッピングに行くのもいいし、正直温かいお部屋で、一人でゆっくり、あるいは気の置けない相手と、通販サイトをエンドレスに眺めるという手もあります!
ジンジャーティーを飲みながら、選び抜いたひと品をポチっとするのはたまらない感動ですよ!
4.リモートで飲み会をする
クリスマスイブは曜日によって仕事があったりもしますので、なかなか会いたい人に会えないこともあります。
そんな時は、ワインなど好きなお酒と、オツマミをたくさん用意して、リモート飲み会を開いてみるのは1つのアイデアです!
リモート飲み会のいいところは、そのままバタンキュと寝てしまっても問題ないというところ。無料通話アプリで音声だけで通話していれば、何を着ていようと自由です。
翌日のお仕事に差し支えないように、とだけアドバイスしておきます。
5.温泉に行く
運良くお休みが取れる場合は、温泉旅行などもおすすめです。
もちろん、令和の始めはなかなか旅行しづらい状況が続いているので、状況はよく見極めてくださいね。
世間が洋風に盛り上がっている時に、和懐石など食するのはとってもエレガントですよ。
クリスマスイブは家族と過ごすもの?それとも彼氏と過ごすもの?!
クリスマスイブに彼氏や彼女と過ごすか、家族と過ごすか……ということは、毎年議論されていますよね。
巷の意見では「イブの方が特別感があるから」という理由で、彼氏、彼女と過ごすことを選択する人が多いみたい……。
しかし、家族と過ごす人は少数派にも思われますが、珍しいわけでもなく沢山います。
新型コロナウイルスが蔓延した後のコロナ禍だからこそ、どの人と過ごしたいか慎重に選ぶ時代に来たのかもしれません。
遠距離カップルや実家が遠いケースなど、リモートでクリスマスを祝うという選択肢もあらわれ、これの相手も、家族でもパートナーでもアリかと思います。
今年のクリスマスは誰と特別な時間を過ごしますか?!
クリスマスデートにオススメのスポット【関東編】
クリスマスといったら、可能な限りデートをしたい……という方はやはり多いもの。とはいえ、クリスマスデートが「ネタ切れ……」なんてこと、ありませんか?
今回は、クリスマスデートにおすすめのスポットをいくつかご紹介していきます。
【東京】東京スカイツリータウン(R)
スカイツリータウンはイルミネーションが有名で、展望台に上がれば東京の夜景を一望できます。
またレストランでも美味しいメニューも堪能できます。
ここでクリスマス気分を楽しむのは定番中の定番。それなりの人混みが想定されます。
あえてスカイツリーには登らず、ソラマチや、近隣の浅草界隈で楽しむというのも、おすすめな過ごし方です。
【千葉】鴨川シーワールド
鴨川シーワールドでは海の王者のシャチと触れ合えるのが魅力。
また、他の数々の海の生き物との触れ合いや鑑賞などができます。
水族館でもクリスマスの飾り付けなどが行われていて、気分は充分に味わえますし、特別な時だからこそ、普段できない体験で色濃い思い出を残したいという気持ちも生じるでしょう。
一味違ったクリスマスを気分を味わいたいならここもオススメです!!
【埼玉】おふろcafé白寿の湯
埼玉の「白寿の湯」は、関東有数の名湯とも言われる赤褐色のお湯をたたえた温泉。
温泉やマッサージを楽しめるので癒しを補充できます。
また、ご飯が美味しいレストランでも有名です。湯治場としても歴史が長く、1年の疲れを取るにはぴったり!
癒しと食を満たしたいならここ一択ですね!!
クリスマスデートにオススメのスポット【京都編】
クリスマスと言えば、京都でのデートが非常に人気。
京都の人だけではなく、近隣県の住民や、遠くからわざわざ京都旅行に訪れるなど、あえて京都でクリスマスにデートをしたい! というプランは大変おすすめです。
クリスマスの京都旅行、コロナ禍が落ち着いたらぜひ訪れたいと考えている人も多いでしょうね。では、クリスマスにおすすめの京都のスポットはどこでしょうか?
京都・嵐山花灯路
京都の嵐山の嵐山花灯路が毎年ライトアップされていて、幻想的な雰囲気がより一層ふたりの仲を縮めてくれるのではないでしょうか?
「天龍寺」や「野宮神社」といった観光スポットもあるのでそちらと一緒に回ってみるのも良いでしょう。
去年はコロナ禍で中止でしたが、今年はどうなるのでしょうか?!
気になる嵐山花灯路の情報は、「嵐山花灯路の見どころ【ライトアップ機関・混雑状況】デートスポット完全ガイド」でもご紹介しています。チェックしてみてください!
ローム イルミネーション
京都の右京区にあるローム株式会社の会社周辺がクリスマスイルミネーションでライトアップされます。
例年11月下旬から12月下旬にライトアップされるのですが、2020年はやはりコロナ禍のため中止に。再開が待たれるイベントの一つであるのは確かです。
京都に訪れた際はこちらのイルミネーションも見てみては?!
クリスマスディナー「ビュー&ダイニング コトシエール」
クリスマスデートと言えばディナーも外せないコースですよね。
こちらは、京都駅に直結するホテルグランヴィア京都の最上階で景色の眺めも抜群な場所。
フレンチやフランス料理に舌鼓を打ちつつ、ワンランク上のクリスマスを楽しむのはどうでしょうか!
また季節によってコース内容が違うので、常連さんにとってもクリスマスディナーは楽しみの一つ。
1年中楽しめるレストランなので、気になった方は是非一度訪れてみてくださいね。
- ビュー&ダイニングコトシエール お問い合わせ先電話番号:075-342-5522
クリスマスイブに効くおまじない
ところで、クリスマスイブに効くおまじないが多数あるのはご存知でしょうか?
クリスマスはイエス・キリストの降誕祭とされていています。これは12月22日の冬至と結びつけられたイベントであるということは既にお話しました。
太陽の復活をあらわす冬至には、新鮮なスピリチュアルパワーが溢れ出るので、だからこそおまじないが効く日、と言われています。
その中でも、よく効くと噂のおまじないをいくつかご紹介したいと思います。
ちなみに、クリスマスイブのおまじないは、恋のおまじないとは限らないみたい。まずはどんなおまじないか確認してみてくださいね。
クリスマスイブの「クシで正夢」のおまじない
こちらは、恋愛のネタかどうかに関わらず、正夢が見られる! と言われているおまじないです。
まずは、クリスマスイブまでに新しいクシを用意します。100均でも売っていますね。
そして12月24日になったら、そのクシで髪をとかし、枕の下にそのクシを敷いて寝ましょう
すると、そのあとに見た夢が正夢になると言われています。
信じるか信じないかは貴方次第!
是非試してみては?!
クリスマスイブの「リンゴの木で運命の人がわかる」おまじない
こちらはかなり歴史のあるバージョン、古くからヨーロッパに伝わるおまじないです。
クリスマスイブの日に、リンゴの木に向かって後ろ向きで歩きます。
(なお、「後ろ向き」と限定していない説もあります)
木にたどり着いたらリンゴの木の周りを9回周って、目を閉じます。
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しばらく経ってから目を開けると、未来のパートナーの姿がおぼろげに見えるというものです。
おぼろげにというところが何とも言えない感じですが、背格好だけでもわかれば御の字なのかもしれません……。
日本ではなかなかリンゴの木がないので、クリスマスイブに青森旅行を計画するといったトリッキーな方法もありそうな、なさそうな。
新型コロナウイルス感染症拡大下、コロナ禍におけるおうちクリスマスの定着化
新型コロナウイルスの影響で、2020年のクリスマスは自粛ムードに包まれてしまい、イベントなどが行われませんでした。イルミネーション等は行われたところもありますが、どこもかなり規模の縮小がなされたというのが実情です。
またリモート帰省や、リモートで彼氏や彼女と話す時間が増えた! という裏事情もあり、おうちクリスマスの需要が高まってきました。
でも2021年はワクチン接種も進み、「コロナ前」同様のクリスマスが戻ってくることに大きな期待が寄せられていることは間違いないでしょう。
いずれにしても、クリスマスという大切な時間を、余すところなく楽しみたいところ。
おうちクリスマスにする人は、おいしいモノ、飲みモノ、リモートで交流する楽しい仲間や、一人であるいは大切な人とゆったりと過ごすキャンドル、こだわりのケーキなどを揃え、クリスマスに備えるのもいいですね!!
クリスマスイブは意外に奥が深いキリスト教式イベント
今回はクリスマスイブについて、キリスト教の教会暦やおまじない、おすすめデートスポットなど盛りだくさんでお届けしました。
この機会にクリスマスイブという日にどう過ごすか決めてみるのもいいかもしれませんね!!
あなたは今年、誰と聖夜を過ごしますか? 気温は寒いけれども心は温かく、楽しい時間を送れますように……。
Writer:夜野大夢(ホームページ)
Writer:陰陽の末裔/占い師・パワーストーンアドバイザー
あん茉莉安(ホームページ)