雑節の一覧をボヤボヤと眺めていると、おやおや、「二百十日」やら「二百二十日」と書かれたワケの分からぬ得体のしれない日があるではござらぬか。
以下では二百十日の期間中の季語と時候の挨拶を一覧形式にてご紹介しています。
二百十日の日の季語
- 野分
- 二百十日
注意点としては二百十日自体が季語だということです。二百十日は二十四節気の処暑の期間中でもあることから、処暑で紹介される季語にもなりんすよ。
野分は上述したように二百十日のほか、二百二十日に吹く大風、もしくは台風を意味することから、遠回しに二百十日&二百二十日のことをも意味します。
二百十日の挨拶(時候)
野分の候(のわけのこう)
- 意味:大風が吹く季節。台風が高頻度で襲来する季節。
- 挨拶文の例:野分の候、二百十日もことなく過ぎ‥