十日えびすとは?ご利益と神社、御朱印、Getしたい縁起物を一挙ご紹介!

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「十日えびす」という祭事について、関西方面の方は比較的馴染みがあるとは思いますが、関東圏ではご存知ない方も多いようです。今回は占い屋スタッフの筆者が、十日戎について詳しくご紹介していきたいと思います。

十日戎は開運イベントと言っても良いお祭りの1つ。知っている方も知らない方も是非楽しんでください!!

「十日えびす」(十日戎)の読み方は?

「十日えびす」は、全て漢字で書くと「十日戎」となります。

読み方は、「とおかえびす」です。

「えびす(戎)」って何?

十日戎の「えびす」は、「えびす様」の「えびす」です。

えびす様のお名前はよく聞くかもしれませんね!

次に、えびす様の素性も含めて「十日えびす」の意味合いを解説します。

十日えびすとは?意味を解説!

十日戎とは漁業の神、商売繁盛の神、五穀豊穣の神として有名な七福神の一人である『戎(恵比寿)様』を祀るお祭りのことを指しており、毎年1月9日~1月11日にかけて開催されています。

  • 9日=宵戎(よいえびす)
  • 10日=本戎(ほんえびす)
  • 11日=残り福

と呼ばれる三日間に、十日えびすが「お祭り」として開催されることが多いのですが、えびす様をお祀りしていても、一部に例外として、別日開催になっている寺社もありますので、注意が必要です。

1月のことなので、えびす様関係の神社では、十日えびすを「正月大祭」と称しているところも多くあります。

東京でも戎様を祀っている神社はあるのですが、西日本の方が馴染み深く、十日戎もまた東日本では比較的、認知度が低いと言えるでしょう。

商売繁盛の神様だけに、商売をやっている方などは東日本でも十日えびすのお祭りに参加する意識を持っている人が多いかもしれません。サラリーマンの方など、「十日えびす? 何それ?」ということもまだまだあると思いますので、この機会に十日えびすを知り、楽しんでいただけたらと思います。

エビス様は七福神の中でも立ち位置が特殊?

十日えびすでは主祭神となる「エビス様」は、七福神の一人として知られていますが、その素性を追うと、七福神の中でも立ち位置がちょっと特殊であることがわかります。

エビス様の出自は、『古事記』によれば伊弉諾尊と伊弉冉尊が「国生み」すなわち、日本の国土を作成した時に生まれた子ども「蛭子」であるという説があります。

伊弉諾尊と伊弉冉尊は、最初におのごろ島という島(実在性は不明)を作り、そこで結婚をし、子どもの神を産みますが、最初はやりかたを間違えて(……)失敗するわけです。その失敗の子どもが「蛭子」です。

蛭子がなぜ、エビスとなり、福の神となって日本神話に帰還したのか、その理由はわかっていません。

またエビス様も、蛭子ではなく、大国主命の子である「事代主神」であるという説もあります。

いずれにしても、エビス様は日本神話の中でかなり古い神であることは間違いなさそうです。

そして、現在「七福神」として崇められている神のうち、6人は海外輸入の神様で、エビス様はこの中でも唯一、日本独自の神様ということになります。そういった意味で、エビス様は七福神の中でも特徴的な神様なのです!

十日えびすの由来(発祥)はどこから?

十日えびすの起源は、なんと! 戦国時代まで時を遡ります。

庶民がエビス様を祀るという信仰は豊臣政権時代から盛んになり、今に至るまで続いてるようです。始まりはやはり、先ほどの章でご紹介した通り、商売繁盛の祈願で、戦国時代末期にもなると大阪商人が商売を大きくしようと盛んにエビス様を信仰したと伝えられています。

江戸時代に入ってからは、ますます商人文化、商業文化が栄え、十日戎が関西で定着するようになりました。

1月10日を本戎(ほんえびす)とするのは何故かと言うと、恵比寿さまの誕生日が1月10日だから、というのがその理由です。

十日戎の裏の顔……?「十日戎は豊臣秀吉を祀るものだった!」

江戸期になって関西地方で、十日戎が盛んに行われるようになったのには、もう1つの理由があると言われています。

それは、江戸将軍、すなわち徳川家に倒された、豊臣秀吉を慕い、信仰するためのお祭り、という側面です。

江戸時代に入って、徳川家の手前、豊臣家を大々的に追悼することはできなくなりました。

しかし、大阪の民衆や商人は、商業発展にひとしおならぬ尽力を傾けた豊臣家に対して恩義を感じていました。また首都的な役割を江戸に持って行かれてしまった、ということにもなりますので、それに対する反発もあったはずです。

こうした事情があり、十日戎にかこつけて豊臣秀吉を祀ったという事実が、各地の豊国神社などにも残されています。豊国神社は商売繁盛の神社として現在も存続していますが、祭神は豊国大明神、すなわち豊臣秀吉です。江戸時代はこの事実が許されず、京都の豊国神社などは江戸幕府によって一旦、潰された過去もあります。そんな中、神社として存続し、かつ豊臣秀吉を祀るため、カムフラージュとして「エビス様を祀る」ことをうたったのが、「十日えびす」というお祭りだったのでしょう。

十日えびすの「福男」って何?

10日の本えびすで行われる、「開門神事福男選び」。わりとテレビにも毎年出るイベントなので、知っている人も多いかと思います。

このイベントが行われているのは、兵庫県西宮市にある「西宮神社」です。

コロナ禍によって2020年は中止となってしまい、今後もある程度変動があるはずですが、従来の「福男選び」は下記のようなアツいイベント!

まず例年、前日の深夜12時より、場所割りの抽選があります。この時、列に並ぶ人数は、実に5,000人以上!

抽選のくじを引けるのは先着1,500人のみとなっており、門に近い一番前の集団から走れるのは抽選で選ばれた、わずか108人です。既に狭き門……!

「福男」を目指すのであれば、この一番前の集団に入っていることが絶対条件といっていいでしょう。

殿内では午前4時から大祭が行われていて、6時になると開門です。赤門と呼ばれる朱塗りの門から、本殿までは230メートル。男たちが一気に駆け抜け、一番最初に本殿にたどり着いた男性が「一番福」!

そして2番手が二番福、3番手が三番福ということで、三番目までが「福男」として認められます!

ちなみに、抽選に外れた男性たちも、先着5,000名まで「開門神事参拝証」をもらうことができますよ。

そして、たとえ抽選に外れても、普通にお参りすることは可能なので、可能であれば是非参加してみましょう。

万が一、福男になれればその年の幸運を人一倍引き寄せることができます!!


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十日えびすの「福娘」って何?

福男がランニング1位~3位なら、福娘ってのは女性版のランナー? と思いきや、そうではないですよ!

十日戎における福娘は所謂、今の時代で言う「十日戎のアイドル的存在」のことを指します。

応募できるのは「満18歳~満25歳の結婚歴がない女性」という、狭き門です。

そして選考、つまりはオーディションを通った何名かの女性が、「福娘」として十日戎の行事等に参加できます。

ちなみに選考の流れは……以下のとおりです!

審査は一次の書類審査、二次の面接審査。

そして面接を通った30名が一般公開の最終審査に臨み、各賞が決定するという流れとなっています。

しかし、それ以外にも祭り役員の縁故関係や、近隣の方なども、福娘に任命されることがあります。

ちなみに、グランプリに輝いた福娘はギラギラした、いかにも女っぷりのイイ感じではなく、清楚な感じの方が多いようです。

福娘に選ばれた女性は、研修を受け、ルールや作法などをしっかり身につけてからお祭りに望むようです。

福娘は十日戎の期間中、授与所(売店)で福笹やお守りなどをお授けするのが主な仕事となります。

また、出張さながら、近隣の企業に福笹を届けに行ったり、神事に参加するという仕事もあるようです。

そんな福娘のルールをいくつかピックアップしてご紹介しますと……

①常に笑顔を保つこと。

②時間厳守、10分前行動は当たり前。

③髪色は黒、インナーは白かベージュ。

などなど。挙げたらキリがない、アイドル並にガチガチなルールの下、福娘として立派にお祭りでは笑顔を絶やさず、お祭りを盛り上げる彼女たちに拍手を送りたいですね!!

十日えびすの宝恵駕(ほえかご)行列とは?

大阪、今宮戎神社の十日えびすでは、参道を「宝恵駕(ほえかご)行列」と呼ばれる行列が通ります。

行列の通る場所は、戎橋から今宮戎神社までの間で、大阪の新春の名物。残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止になった年もありますが、福娘や「ミズえびすばし」など華やかな面々が乗った行列は非常な見ものです。

結構、芸能人、役者、アイドルなども駕籠に乗って行列しますので、メンバーは毎年チェックしておくと良いですね。

例年1月10日、1時間ほどかけて行列が行われますので、今宮戎神社の十日えびすに参拝される方は是非チェックしてみてください。

宝恵駕行列で使う?「起請文の矢」とは?

上記の宝恵駕行列において、「起請文の矢(きしょうもんのや)」というアイテムが使われます。関東の方など、これは一体なに? と思う方が多いでしょう。

まず、宝恵駕行列の先頭には、「福みこし」という山車がいます。このおみこしには、鯛の飾り物が付けられているのですが、その鯛の根本には矢を刺すことのできるスペースがあるのです。

起請文というのは本来、人が何かを誓うときに、それを破らないように神様にお誓いする文章です。起請文の矢はこの文章を書いた短冊を破魔矢に刺して、神様に誓うもので、福みこしに矢を挿したり、宝恵駕行列を歩く福娘に直接手渡したりして、自分の決意や願い事をエビス様にお届けするのが目的です。

十日えびすのルールをチェック!

十日えびすには、ひととおり参拝方法のルールというものがあります。

必ず守らなければならないものではないですが、気になる人はチェックをして、ルールどおりの参拝で人一倍のご利益をいただきましょう!

兵庫、西宮神社の十日えびすのルールは、以下のとおりです。

①まず門をくぐり、境内に入り去年のお守りや福笹などをお返しする。

②本殿でお参りを済ませ、招福大まぐろを見たい方は左に進み、それ以外の方は右に進む。(ちなみに左は混んでいますのでご注意を)

③福笹やお守りなどを購入したら、寄り道はせず帰る事。(帰り道に寄り道をすると福をその場所に置いてきてしまうとされている為)

以上が西宮神社のルールです。

西宮神社では、「招福大まぐろ」と呼ばれる大きなマグロが、十日えびすに合わせて奉納されるのが通例となっていて、このマグロにお賽銭を貼り付けると、「お金が身につく」ご利益を得られるとされているため、マグロ方面はめちゃくちゃ混むわけ。

でも、基本的に、福笹やお守りを返却したり、新しく購入するという順番ルールは、他の神社でも変わりはありません。

しかし、お祭りは楽しみの1つですから、最後の寄り道せず帰るのはちょっと難しいかもしれませんね!

屋台もありますし、寄り道したくなっちゃいますもんね。

もしあなたが事業主だったり、商売繁盛をめちゃくちゃ真剣に考えているのなら、そこはぐっと堪えてその年の福の為に寄り道は我慢ですね!!

今宮戎神社十日えびす参拝裏ワザ!!もっと金運ご利益をもらえる参拝方法があるって本当?

十日えびすには、上のようなひととおりの参拝ルールがありますが、大阪で有名な「今宮戎神社」の参拝では、さらに金運が上がると言われている裏ワザがあるので、ご紹介しちゃいます!

やり方は簡単です。

社殿の裏手に回ると賽銭箱があるので、ここにもお参りをして、両サイドの壁を「ドンドンと叩く」!

それだけなのですが、これを済ませると福の運がもっと舞い込むとのこと。

なぜ、壁を叩くのかと言うと、恵比寿様は耳が悪かったという説があります。そこで、お願い事を頼むときに壁をドンドンと叩くといいらしい……とされているのです。

必死に叩くことで恵比寿様にお願いを聞き届けて貰えたらいいですよねぇ。まあでも、叩きすぎて社殿を壊したりしないよう、節度を持って裏ワザを実行してみましょう!


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十日えびすの縁起物にはどんなものがある?それぞれの由来も解説!

他のかずかずのお祭りと同様に、十日えびすでも縁起物は付き物。

十日えびすに訪れたらぜひ手に入れておきたい、定番の縁起物をご紹介していきたいと思います。

①福笹

福笹は、七夕の笹によく似ています。笹の葉に、鯛やお札、金の扇など、縁起物が結びつけられています!

十日えびすでは「商売繁盛で、笹持って来い!」というかけ声がかけられるほど、十日えびすと福笹は切っても切れない関係。

この福笹は、飾る事で商売繁盛の御利益がある。また、恵比寿様が持っている釣竿に見立てている説もあり、または「吉兆」や「小宝(子宝)」と呼ばれる米俵や小判や鯛などを模した縁起物をつけて家に持ち帰り、飾ると福を授けるというご利益もある、と言われているものです。

福笹につける吉兆の種類と意味

福笹につける用の吉兆には、以下のような種類と意味がありますので覚えておきましょう。

  • 米俵:五穀豊穣
  • 重ねられた米俵:家内安全、商売繁盛
  • 打ち出の小づち:開運招福、諸難削除、金運招来

え?福笹って無料なの???

ちなみに、十日えびすで有名な「大阪 今宮戎神社」の十日えびすの場合、福笹そのものは無料で配布されています。

福笹に飾る縁起物のみ、初穂料をお納めする(つまり、金額を支払う)のが習わしです。

今宮戎神社のケースでは、笹そのものが無料、お飾りは1つ1,500円。飾りの数には、3個もしくは5個、もしくは7個、という決まりがあります。奇数は割れないので、縁起が良いのです。

しかし、1個はナイということで、福笹の金額としては「4,500円~10,500円」ということになります。

※神社によって違いがあります※

②熊手

熊手は、物を掃き集める事から福や金運を集める御利益がある。と言われています。

上の写真のように、商売繁盛、家内安全を願って熊手を購入し、飾るのがならわしです。

この二つが主に十日戎の縁起物とされており、後は御札やお守りなどを買ってその年の運気を高めるのもありでしょう。

十日えびすの「えびす銭」って何のこと?

十日戎でよく言われる「えびす銭」とは、何のことかというと、いわゆる「種銭(たねせん)」のことを指しています。

古くから商いの元金(種銭)として、神社から縁起のよいお金を貸り、これを元手に商売をして、翌年ご加護により繁昌したお礼として、借りたお金を倍にして返す……という風習がありました。

このとき又、新たに縁起のよいお金を借りて行き、翌年に倍にして神社にして返却するのです。

現在では、神社から「えびす銭」をお貸しする事でこの風習を今に伝えています。

自分が事業を起こしたり、商売繁盛を願う時には、絶対に外せないとも言える、えびす銭。

この風習を覚えておいて、損は無いでしょう。

現在では種銭を貸してくれる神社は少なくなりましたが、福岡の十日恵比寿神社などでは種銭を貸し、借りた人が倍にして返却する風習が残されています。

ただし返さない人が増えているのも問題視されているようです! 借りていった人はしっかりと倍にして返さないと、お罰が当たりますよ!

十日えびすにお詣りするとどんなご利益を期待できる?

十日えびすのご利益というと、やはり「商売繁盛」が外せません。

恵比寿様が商売繁盛の神様という事もあり、商売繁盛は参拝で得られる代表的なご利益です。

またさらに、五穀豊穣や大漁なども繁盛の一環……ということで、ご利益が期待できます。

毎年欠かさずお参りをし、正しく恵比寿様を崇めていればあなたにも福が訪れるかもしれませんね!!


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十日えびすで有名!大阪「今宮戎神社」

大阪で十日えびすと言えば、「今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)」の十日えびすが有名です。

今宮戎神社では、毎年、月毎に催し事を開催しており、その中で一番の目玉が、毎年1月9日~1月11日まで開催される十日えびすです。

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、感染症対策をした上で開催されました。

ちなみに「大阪で十日えびすを行う神社」として、スマホ検索などで「十日えびす神社」というキーワードを検索してしまう方が多いようですが、福岡にある「十日恵比寿神社」とは違う神社なので注意が必要です。

今宮戎神社の御朱印を紹介!

大阪の今宮戎神社では、十日えびすの時期に上のような御朱印をいただくことができます。

「十日戎」と御印を押していただけますので、これをエビス様とのご縁としてさらなる運気の向上を図りたいですね!

今宮戎神社の御朱印については以下の記事でも詳しく解説していますので、ご覧になってみてください。

今宮戎神社の十日戎はいつ?

今宮戎神社の十日えびすの日程については下記ページを要チェックや💘

十日えびすで有名な神社(お寺)を全国一挙ご紹介!

さて、十日戎は何も大阪ばかりが有名な訳ではありません。

京都、福岡でも開催されており、東京や神奈川などでは「鎌倉ゑびす」や「浅草廿日戎」と名称を変えて開催されているようです。

全国の、十日えびすで有名な神社をご紹介していきます!

【京都】ゑびす神社

お問い合わせ先

この神社の十日戎は通称「初ゑびす」と言われており、通常は1月8日~1月12日にかけて開催されるのが通例となっています。

東映太秦映画村で宝恵かご社参なども行われている、大阪とはまた違ったお祭りをぜひ拝見しましょう。

【福岡】十日恵比須神社

お問い合わせ先

福岡にある十日恵比須神社の十日えびすは、「正月大祭」という名称になっています。

通例では1月8日~1月11日に開催されており、その間に本記事の前半でご紹介した「福男選び」など、色々な行事が開催されています。

ちなみに8日が「初えびす」、9日が「宵えびす」、10日が「正大祭」、11日は「残りえびす」とされます。

【神奈川】本覚寺

お問い合わせ先

神奈川の代表的な十日戎は神社ではなくお寺!あの、源頼朝にもゆかりのある、鎌倉の本覚寺で行われています。

本覚寺での十日戎は鎌倉えびすと呼ばれているようです。

鎌倉えびすは1月10日開催が通例となっていて、福娘がお神酒を振舞うのが習わしとなっています。


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【東京】浅草神社

お問い合わせ先

東京の浅草神社の十日えびすは、十日ではなく二十日。「浅草廿日戎(あさくさはつかえびす)」と呼ばれており、ここでの通例の開催日は1月19日~1月20日です。

福笹に吉兆(縁起物)を「福娘」より授与していただき、それを飾って家内安全や商売繁盛を願うのは関西の十日戎と同じです。関東の方もこちらの浅草神社に足を運んでみては如何でしょうか? 御朱印もありますよ!

十日えびすでデートするなら♪おすすめデートプラン

カップルで十日戎にお出かけするのもおすすめ。デートプランに、こんなコースはいかがでしょうか?

まず日にちは、それぞれお近くの神社の十日えびすの日程をチェックしてくださいね。代表格である大阪の今宮戎神社では1月9日~1月11日までが開催日ですよ!

まずは前年もらった福笹を返し、本殿へのご参拝を終えます。今宮戎神社の場合は、参拝の裏ワザもご紹介しましたが、覚えていますか? 記事をさかのぼって復習してくださいね。

ご参拝が終わってから、新たな笹を貰いましょう。(これは人混みがすごくて危険だからでもあります!)

通常であれば、通勤ラッシュなみの人ごみとなりますので、貰うのも一苦労……。しかし恋人とくっつけるチャンス(ごほんごほん)ああいや、そうではなく、人混みから彼女を守るという崇高な使命を果たして、ぜひ惚れ直してもらいましょう(女性は彼に気遣いしてあげてください……)。

今宮戎神社の場合は、既にご紹介したように、福笹は無料で貰えちゃうんです!! これは見逃せません!!

しかし、吉兆(笹に飾るお飾り)を手に入れるまでも一苦労すると思います。コロナウイルス感染症でもなければ人混みが凄いからです。

吉兆の種類、意味は覚えていますか? この記事で既にご紹介したので、忘れちゃった人はこれも復習しておいて、恋人にさりげなく教えてあげてくださいね。

(あと、あまりにも欲張ると吉兆でお金が吹っ飛ぶのでご注意ください)

笹に縁起物をつけてもらったら福笹の完成です。無くさないように。まるで夢の国並の混雑となるため、福笹で彼女を突いて怒られないように注意しましょう!!

そして忘れちゃいけないのが「福娘を写真におさめる」という使命です! 毎年、美人が輩出される福娘を写真に収めようと皆様、必死……。

ですから混雑を避けたい方は、10日を外して、別の日にデートをすることをおすすめします。福娘達は福笹配布以外にも、神事などに出るので、写真に収めるチャンスは必ず存在します。少し彼女たちが空いたタイミングで一声かけて、写真を撮ってもらいましょう。皆で譲り合いの精神を忘れずに! 状況が許せばペットも抱っこしてもらえるようなので、ここでも福を授かるチャンス到来です!!

ただし男性陣は、あまり福娘に鼻の下を伸ばしていると、人混みに乗じて彼女に足を踏まれますのでご注意を。

これらの他にも、宝恵駕(ほえかご)行列や起請文の矢など、楽しいことが目白押しなので新型コロナウイルスが収束したらデート先に十日戎を選んでみては如何でしょうか?

関東の人にはまだまだ馴染みの薄い十日えびすですが(筆者もちょっと縁遠かったですね……)、神様をお祀りしつつの楽しいイベントとして今後ますます浸透していくといいですね。皆さんの開運と、金運ご利益をお祈りしています!

Writing:夜野大夢

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