太陽暦(グレゴリオ暦)とは?
太陽暦とは「たいようれき」と読み、現在の日本の暦‥というよりは今や世界のスタンダード的な位置付けの暦である。
日本では1873年(明治6年)1月1日より導入された1年を365日と定めた暦法である。
別名、「グレゴリオ暦」。
太陽暦ではこれまでの月の満ち欠けを読む暦法は廃止され、太陽軌道を軸にした暦法が取り入れられた。
これにより、四季の循環と暦の進行速度との合致が可能となった。
暦にはズレが必ず生じるものであるが、グレゴリオ暦では400年間に97回の閏年を配置し、それらの各、年を1日多い366日と定めるだけで暦の調整が可能となった。
分かりやすく言うと4年周期で1日(厳密には約0.968 758日)追加された閏日(閏年)が1回まわってくることになる。
この閏日は主に2月に追加される。
厳密には400年間における1年の平均日数を365日 +(97/400)日 = 365.2425日とすることである。
すなわち閏月と置換する形で閏日が新たに取り入れられたことになる。
まさにこれ以上ないぐらいの超画期的な暦である。