小暑は「夏盛り」という名の門をくぐった頃合いであり、門の奥には大暑(たいしょ)という夏本番が待っています。
小暑の頃には「七夕」という織姫と彦星が年にたった一度、会えるという熱いLOVEの炎が火照りきって天高く炎上しちゃぅわ♡‥的なお熱ぅ〜ぃHOT♡な行事がある季節でもあります。
それと、忘れてはいけないのが、そろそろギンギンにクソほど冷えたビールがうまい頃合いでもあり、クソ腹を痛めつけるほど浴びるほど飲みたい頃合いでもありんす。
以下では、この「小暑」期間中(7月7日ごろ)の旬な食べ物を一覧形式でご紹介しています。
小暑の時期の代表的な食べ物(行事食)
そうめん
夏の季語となりうるほど夏を象徴する食べ物の1つに、そうめんがあります。
このそうめんには日本3大産地があるのをご存知でしたか?
そうめん日本三大産地
- 「揖保乃糸(兵庫県龍野)」
- 「三輪そうめん(奈良県三輪)」
- 「小豆島そうめん(香川県小豆島)」
山奥や海岸に行けば流しそうめんをしているお店も散見されます。
一般家庭では、ガラスのどんぶり鉢に氷水をブチ込み、サクランボを入れてカツオぶしと昆布で煎じて作った「つけ汁」に浸け込んで一気に唾液にまみれた薄汚い口内へ流し込みます。
地域によっては七夕の日にそうめんを食べながら、素麺の麺を裁縫の針に見立てて、裁縫などの技芸が上達するように祈念しながら口内へブチ流ししていく風習もありんす。
ブチ流しとは?
「ブチ流し」とは、鼻穴から麺が飛び出すほど、クソ勢いよく素麺をすすり込んで速攻で胃袋まで素麺を到達させる技法のことです。このようなブチ流しの技法は鎌倉時代後期頃から見られる風習であり‥というのは冗談になりますがね。ふふぉっ
トウモロコシ
- 旬な食べ頃時期:6月~9月
あまり知られていませんが、トウモロコシはちょうどこの芒種の時期となる6月〜9月に旬な頃合いを迎えます。
トウモコロシはイネ科の一年生植物なので、タネを排出すれば枯死します。”トウモコロシ”?…メイちゃん?
トウモロコシの種類はいくつかあり、私たちが普段、日常的に食しているトウモロコシとなるのが、「スイートコーン」という種類のトウモロコシです。
主要な栄養成分はでんぷん質。ほかに、ビタミンB1・B2、カリウム、たんぱく質、食物繊維などが含まれており、食物繊維は特に外皮に多く含まれています。
このためトウモロコシの外皮には、腸内コレステロールと結びついて体外への排出作用を促すため、血管をキレイにして、動脈硬化の予防に一役買います。
また、トウモロコシの黄色い色素はキサントフィルと呼ばれるものであり、血管を柔らかくする作用があります。
スイカ(西瓜)
「スイカ」は熱帯アフリカ原産のウリ科のつる性一年草です。漢字では「西瓜」と書かれます。スイカの由来は「西瓜」を中国語で読んだときに、北京語では「シーグァ xīguā→ スイカ」もしくは、広東語では「サイクワァ→スイカ」が訛りを経て「スイカ」に着地したと考えられています。
「西瓜」の由来は、中国の西側地方から伝来した瓜からきています。
スイカの収穫時期のピークは6月中旬頃〜7月いっぱいです。
たまに勘違いされる方がいますが、スイカには花があります。緑色を基調として黒の縦ストライプが入ったボーリングの球のような形のものは「果実」です。すなわちタネ。
スイカは苗を5月に定植させた場合、収穫時期である6月中旬頃〜7月にかけて黄色い可愛らしぅ〜ぃ♡花を開花させます。その実がスイカになるというワケです。
スイカの果肉は、なんとも言えない程よい甘味があり、そのまま食されます。タネは日本では捨てますが、中国では炒ったりして酒のツマミなどにして食べます。
生姜(新ショウガ)
生姜(ショウガ)は熱帯アジア原産のショウガ科の多年草であり、根茎部分が野菜や生薬として使用されます。
ショウガは実は大まかには2種類ありますが、ちょうどこの夏至の頃から8月頃にかけて出回るのが、新ショウガです。
新ショウガは辛味が下記の根ショウガに比べて穏やかであることから、寿司に付属するガリ(甘酢ショウガ)に使用されたりします。
一方、9月〜10月の秋口に出回るものが「根ショウガ」と呼ばれるものです。上掲の写真が「根ショウガ」になります。
辛味は根ショウガの方が強いことから、根ショウガは「すりおろし」て食されたります。
とうがん(冬瓜)
冬瓜(とうがん)は、インド・東南アジア原産のウリ科のつる性一年草です。ちょうどこの夏至の頃合いとなる6月下旬頃〜9月にかけて収穫され、同時に旬時期を迎えます。
収穫された冬瓜は、煮物や漬物、あんかけ、などにして食されます。種子は生薬として利尿作用を促したり、消毒薬に用いられます。
なお、冬瓜は秋の季語になっていますが、これは冬瓜の特徴の1つである貯蔵性が高いことに起因するものです。
貯蔵性が高いことから夏に成った実が、まだ秋口になっても見られるということを俳人たちが句で詠んだのが広まったのでしょう。
野菜・果物
枝豆
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
大葉
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
ツルムラサキ
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
茗荷(ミョウガ)
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
トマト
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
きゅうり
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
いんげん
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
にんにく
旬な食べ頃時期:5月頃~8月頃
ししとう
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
唐辛子
- 青唐辛子の旬な食べ頃時期:7月~9月頃
- 赤唐辛子の旬な食べ頃時期:8頃~10月頃
ピーマン
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
メロン
旬な食べ頃時期:5月頃~7月頃
夏秋キャベツ(高原キャベツ)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
さくらんぼ
旬な食べ頃時期:6月上旬~7月中旬
あんず
旬な食べ頃時期:6月上旬~7月上旬
かぼちゃ
旬な食べ頃時期:6月下旬頃~8月頃
ゴーヤ
旬な食べ頃時期:6月下旬頃~9月頃
オクラ
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
ズッキーニ
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
なす
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
さや隠元(いんげん)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
パイナップル
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
マンゴー
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
※石垣島では4月下旬から7月下旬
※沖縄本島では5月中旬から8月初旬頃
桃
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
スモモ
旬な食べ頃時期:6月下旬から8月中旬
魚類
アジ
旬な時期:6月~8月頃
※7月時期の鮎は「若鮎」と言われ絶品だと言われる。
鮎(アユ)
旬な時期:6月中旬~8月頃
スズキ
旬な時期:6月中旬~8月頃
こち
旬な時期:6月~9月頃
オコゼ
旬な時期:5月中旬~7月頃
タコ(マダコ)
旬な時期:6月~8月頃
スルメイカ
旬な時期:5月中旬~9月頃
アオリイカ
旬な時期:5月~8月頃
※子イカは10~11月頃
ウニ
旬な時期:6月中旬~8月頃
キス💋
旬な時期:6月~8月頃
産卵前の初夏から夏にかけてが脂がのって美味しい。 スーパーや市場に並んでるものは「シロギス」と呼ばれる。九州産の少しサイズの大きい「アオギス」という種類もある。
イサキ
旬な時期:6月~9月頃
あなご
旬な時期:夏/6月中旬~8月頃・冬/11月~12月頃
はも
旬な時期:夏/6月下旬~7月頃・冬/11月~12月頃
イシモチ
旬な時期:夏/4月~7月頃・冬/11月~12月頃
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