恋愛運をアップさせる「桃花風水」という風水を知っていますか?
風水では恋愛運のことを「桃花運(とうかうん)」と呼び、恋愛運をアップさせるための風水を「桃花風水」あるいは「桃花水法」と言います。しかし桃花風水を使うには、まず自分にとっての幸運の方位「桃花方位」を知っておくことが大切!
今回は占い師の筆者が、簡単に桃花方位を出す方法と、桃花風水で恋愛運をアップさせるコツをご紹介します。
目次
そもそも桃花位、もしくは桃花方位とは?
「桃花位」は「とうかい」と読みます。方位のことなので、「桃花方位」(とうかほうい)と呼ばれることもあります。
冒頭で少し触れたとおり、桃花位は恋愛運をアップさせるための方位です。
ただし、一般的に運気アップの方位、風水と言うと、「金運は西」など運気によって方角が決まっていると思われがちですが、桃花位に関しては、万人に共通の方角ではありません。
桃花位はその人が生まれた年や、家の方角、その年の星回りによってそれぞれ決められます。
つまり桃花位はあくまでも個人的なもの。「あなたにとっての、恋愛に関するラッキー方位」が桃花位なのです。
風水で恋愛運をアップしたい=自分の桃花位が分からないと不完全!
桃花位はあなただけの個人的なラッキー方位ですので、個人的に「私の桃花位は……」と調べようとしなければ、知ることができません。
一般的には、恋愛運をアップしたければ南東の方角を大切にすると良い、と言われています。
ですから家の中で南東だけを重視する方法もありますが、より良い恋愛運を呼び込もうと思えば、自分にとっての桃花位を理解しておき、南東とともに入念に風水を施すのが理想的です。
簡単!桃花位の調べ方
まずは基本となる桃花位の調べ方から。本式の風水では、生まれた年や、星周りによって計算する方法がありますが、複数ある方法の中で1つだけ、とても簡単なものがありますよ。
生まれた干支で桃花位がわかる
自分の生まれた年の、干支を知っていますか?
よく、「私はねずみ年生まれ」「ぼくはうま年」なんて言いますが、その干支から、自分の基本的な桃花位を知ることができます。以下に十二支と、対応する桃花位の方角を記載しますので、まずは自分に当てはまる方角を見つけてみましょう。
- 子(ね/ねずみ)…西
- 丑(うし)…南
- 寅(とら)…東
- 卯(う/うさぎ)…北
- 辰(たつ)…西
- 巳(み)…南
- 午(うま)…東
- 未(ひつじ)…北
- 申(さる)…西
- 酉(とり)…南
- 戌(いぬ)…東
- 亥(い/いのしし)…北
こうして並べてみると分かるように、桃花位は、子から始まって「西→南→東→北」と反時計回りに順に巡っています。
自分の干支で簡単に桃花位がわかりましたね!
えぇ?桃花位は複数あるの?
先ほど触れたとおり桃花位の出し方は、干支によるもの以外にも、生まれ年、男女、家の向き等の方法があります。これらの方法によって上記、十二支による方角以外にも自分の桃花位がわかる可能性もあるでしょう。つまり人によっては桃花位が複数あるということです。
しかし本命卦(生まれた年や男女)が関わる方法や、屋向(家の向き)に関わる方法で、自力で桃花位を知ることは困難です。まずは干支から桃花位がわかれば問題はないと考えてくださいね。
桃花風水(桃花水法)で恋愛運をアップする方法
それでは、具体的に桃花風水で恋愛運をアップする方法について見ていきましょう。
桃花風水は別名を桃花水法(とうかすいほう)とも言い、まさに恋愛運アップに特化した方法ですので、ぜひ活かしてくださいね。
桃花位に応じた色の花瓶に花を生けるだけ!
桃花風水で第一に必要なもの、それは「花瓶」です。
桃花風水では、花そのものよりも、まず花瓶の存在が重要視されます。自分の桃花位に応じた、適切な花瓶の色をご紹介しますので、その色に応じた花瓶を手に入れましょう。
- 東→青、緑
- 西→金、白
- 南→赤、紫
- 北→青、藍色、黒
以上が、桃花位に適した花瓶の色です。この色は外せない条件として理解しましょう。
花瓶が手に入ったら、花を活けていきますが、注意点が何点かありますので、目を通してください。
花瓶と花は桃花位に置く
せっかく割り出した桃花位。花瓶の色だけではなく、その方向に花瓶を置いてくださいね。
風水で言う方位とは、家の中心から見た方角です。どうしても置く場所がないようなら、小さなインテリアテーブルを用意するといいかも。
花の色はピンク、白、オレンジを含める
花の色に細かい指定はありませんが、やはり恋愛運を高める風水色であるピンクや、白を用いるのがおすすめです。オレンジも恋愛運に良いと言われており、特に現在付き合っている人がいて、その人とうまくいきたいなら、オレンジの花を混ぜるようにすると良いでしょう。
青や紫が悪いわけではありませんが、いつもいつも青や紫ばかりのラインナップはおすすめしません。
花の種類はいい香りの花がベスト
花の種類についても指定はありませんが、香りの良い花であればより良いと言われています。
花に限らず、良い香りは空間を浄化し、良い運気を巡らせると伝えられています。香りには心をリラックスさせる効果もありますから、自然とその空間に身を置くことで心がすっきりとし、運気が良くなるのですね。したがって、活ける花は良い香りのものを選びましょう。
とにかく花瓶の水をきれいに保つ
桃花風水を「桃花水法」とも呼ぶ、と述べましたが、桃花風水で大切なのが、実は花よりも「水」です。
花瓶の水は意外に汚れやすく、2~3日放置しておいてもすぐドロっとしてしまいます。こうなると花の傷みも早くなるので、花を替えるためにお金も多めにかかる結果に。
花瓶の水が汚れることは、運気が滞ることを指します。花と水は部屋中の悪い運気を吸い、水の汚れとして溜めているからです。
したがって花瓶の水は毎日取り替えるのが基本。悪運を洗い流し、きれいな水を花瓶に満たすことで、悪い運気を洗い流し良い運気を巡らせましょう。花も長持ちしますよ!
しおれた花は素早く取り除く
水と同様、花も良くない運気を吸ってくれます。そして、生命の寿命を迎えるとしおれてきますね。お金を出して花を購入すると、花が首を垂れても「もったいない、まだいける!」と思ってしまうかもしれませんが、これはNG。
枯れ始めた花は悪運をたっぷり吸い込み、さらに枯れてしまうと「衰退の気」を放つようになります。開運アイテムが一転、不運のアイテムに早変わりするというわけです。
花瓶の花の中で、枯れてきたものは早めに取り除くことが鉄則。再生することはありません。新しい花を入れて、新鮮な生命力を桃花位に補充してください。
桃花風水はとても簡単!ぜひ活かして
風水の中でも特に桃花風水は、桃花位が個人個人で異なることから「よくわからない」と言う人が多いのですが、方位さえわかれば簡単ですし、上でご紹介した方法を使えば、桃花位も簡単に出せます。手軽に試せる方法の1つですので、あなたの恋愛運に活かしてくださいね。
Writing:陰陽師の末裔/占い師・パワーストーンアドバイザー
あん茉莉安(ホームページ)