毎日口に入れる食べ物で、開運することができると知っていましたか?
食べ物をしっかりと選んでいないと、せっかく自分が持って生まれた運気を下げてしまうこともあります。
今回は占い師の筆者が、風水で「開運する」と言われている食べ物についてまとめました。
ちなみに、開運の食べ物は「お正月に食べる!」と思われていることが多いようなのですが、実際にはお正月以外でも、開運の食べ物はいつでも食べていいものです。‥‥というよりも、こまめに食べることによって運気がますます上がりますので、どんどん食べるようにしてくださいね。
また開運の食べ物を食べる行為は、コロナ禍でもおすすめです。運気が下がりがちなこの時期、ぜひ食べていただけたらと思います。
目次
1.プリン
プリンの色は何色ですか? 赤色ですか? 青色ですか?
……違いますね。はい、黄色です。
プリンにはたいてい卵が使われていて、プリンの黄色は卵由来の黄色です。
卵というのは実は、既に「開運する食材」と言うことができ、例えば目玉焼きでもゆで卵でも、丸みを帯びていて黄色である(=金運をアップするバイタリティがある)という点で非常におすすめ!
さらに、これがプリンに加工されることで、幸せ度が増し、金運&恋愛運の両方をマシマシにしてくれる超開運食べ物に昇格するというわけです。
ただし、プリンには糖分が多めに入っていることが多いので、食べ過ぎには注意してくださいね。あまり難しくないので、ご自宅で作るなどもおすすめです!
豆知識!卵料理は全般的に開運につながりやすい
今回は10のメニューを、開運におすすめの食べ物として挙げていますが、これら以外のものでも「卵料理」は全般的に、開運につながりやすいと言われています。
もちろん、金につながる黄色の見た目が、それだけで開運する! という理由もあります。
このほかに、卵は非常に栄養豊富な食材ですので、卵を食べるだけで栄養のバランスがある程度整うという物理的な効果も持っています。それは開運とは関係ない! と思われそうですが、バランスが取れているということは開運にとってとても大事なことです。なぜなら、風水において開運は、バランスが取れているところから始まるから。
風水の基本は、陰と陽、そして、五行です。陰と陽の2つがあると、たいてい「陰=悪い、陽=良い」のように捉える人が多いですが、実際にはそうではありません。ベストな状態は、双方のバランスが取れていて、五行がきれいに循環していること。
だからこそ、風水において開運食材とは、バランスを取る食材であったり、気持ちを落ち着ける食べ物であったりするんですね。
このことを念頭に置きながら、開運の食べ物を見ていきましょう!
2.チョコレート
チョコレートを食べると幸せになる! という人は多いかと思います(チョコが嫌いな一部の方を除く)。チョコレートは、甘みと一緒に幸福感を運んでくるので、開運食の1つと言えるでしょう。
そう、プリンの項目でも登場しましたが、開運の食べ物で重要なキーワードが「幸福感」。食べることで幸せな気持ちになれるものは、緊張やストレスをほぐして、幸運をもたらしてくれることが多いのです。チョコレートの場合、良質のポリフェノールが入っているので、健康にもいいですね。
緊張していたり、ストレスがたまっていたりすると、誰しも自分の実力をしっかりと発揮できなくなってしまいます。本当はできることが、できなかったり、人間関係でツンケンとしてしまって、必要以上に相手に対して攻撃的になってしまったり、ということもあるでしょう。
もしも自分にそのような感じが出てきている……と感じるのであれば、ぜひ、チョコレートの力を借りてみてください。幸福感や、チョコレートのアロマで、気持ちがほぐれ、素直な気持ちで過ごせるようになるでしょう。
最近では高カカオチョコレートを食べる人も増えています。あまり甘くなくて、より健康に効果的で、しかも糖質が少ないのが魅力的。最初は苦いですが、慣れるといわゆる「普通のチョコ」が甘すぎてつらくなってしまうかも……。
チョコレートもそうですが、カロリーや油分が多いものもよくみられますので、やはりプリン同様、食べ過ぎないようにしたいものです。何事も、適度、ほどほどというのは大切なのですね。
3.うどん
意外かもしれませんが、うどんは開運の食べ物です。それはズバリ、「白くて、長いから」!
白には純粋、ピュアというイメージがありますが、このことから白い食べ物は、悪い運をそぎ落として、運気をピュアにし、良い運を集めてくれると考えられています。また長い食べ物は人とのご縁をつなぐとも言われますので、うどんは恋愛か、恋愛でないかに関わらず、良い縁をもたらしてくれると考えられるのです。
ちなみにこのような所以ですので、単純に長い食べ物としてパスタやそばにも縁結びの効果があるとされています。中でもおすすめは、白い「うどん」です。
うどんは霊験あらたか!?実際に恋愛成就した例も
これは筆者の非常に身近なエピソードなのですが、うどんで恋愛成就を叶えたという例がありますので少しご紹介します。
ある男性が、とある美人のことを好きになりまして、ちょっとした好意、おすそわけと称して彼女にうどんをあげたらしいんですね。
彼女としては、何か御礼をしなくてはということで、お返しモノを贈った。そこでこの男性は、御礼の御礼ということで口実をつけてお食事に誘いまして、何度かやりとりをした後に無事お付き合い、ゴールイン……という流れになったそうです。
うどんでなくても良かったのかもしれませんが、うどんでなかったら恋愛は成就しなかったのかもしれない。
運というのは不思議なものです。
そして、運を良くするというのは、不確実なもの。
何を食べても同じなのかもしれず、食べるものを選ぶと違うのかもしれません。ただ1つ確かなのは、より良いもの、より良い道を選ぼうとする人こそが、開運を手にするということです。
4.鯛
鯛はおめでたい食べ物と言われますが、これはただ名前が「めでたい」の「たい」だから、という話だけではありません。もちろんそれもありますが、それ以上に鯛の色合いによるところも大きいでしょう。
鯛は皮が赤く、身が白いので、見た目にも紅白で美しく、これが「おめでたい食べ物」とされる1つの要因となっています。
もっと深く紐解けば、「鯛」という名前は、鯛の身体的特徴に由来しています。鯛はひらべったく、凹凸が少なくて均整の取れたボディ(?)をしているのが、写真からもおわかりいただけるかと思います。「平たい」魚、というところから「たい」という名前になったということです。
さらに「鯛」という文字は「魚」に「周」と書きますが、この「周」は「調」につながります。つまり調和の「調」という文字の一部を取ったものが「鯛」。鯛は、調和を呼び込む魚なんですね。
5.味噌汁
一時期、日本人の食卓から味噌汁が遠ざかったこともあったようですが、近年、風水的な意味合いで味噌汁というものが急激に見直されているようです。
味噌汁には色々な具が入っていますので、他の食事と組み合わせることで、全体的に食事のバランスを整えることができます。
味噌も、鯛によく似て、調和を取ることのできる食材であると伝えられています。風水はそもそも中国のものであり、味噌は日本のもの。したがって、味噌=風水的に良い、という考え方は、古代からあったものではありません。
ただ、味噌という食材のバイタリティを風水的に解釈した時に、発酵を経ていることが大きなポイントとなります。発酵は、陰陽のバランスを整えるため、非常に運気アップに役立つと考えられるのです。
6.オムライス
プリンの項目でも少しお話しましたが、オムライスは卵料理の1つであるということ、それから形が丸いということで、開運の食べ物として挙げることができます。
ちなみに、オムライスには多くのケースで、赤いケチャップがかかっています。デミグラスソースものものありますが、それでも、卵の中は赤いケチャップライスになっていることが多いですよね。
実はこの、ケチャップの赤い色も、停滞しがちな運勢に活を入れてくれる、食べ物としてのラッキーカラーです。ケチャップの赤い色は、トマト由来。もちろん、トマトも開運食材の1つですよ!
7.焼き肉
焼き肉というのは、肉を焼いたものを食べると開運する! というよりも、焼き肉というイベント? 食事? そのものが、開運につながるものと捉えていただければ良いでしょう。
焼き肉の代表格と言えば牛肉ですが、牛肉は、食べると開運する食材の1つです。
2021年は丑年でしたので牛肉を食べると開運する……等と盛んに言われていましたが、丑年に限らず、牛肉は良質のタンパク質ですし、他のお肉に比べてもちょっとした高級感がありませんか?
高級感のあるもの、というのは、それだけで開運の要素を持っています。ぜひ牛肉は食したい食材ですね。
また、焼き肉と言えばお肉だけで終わらないのも良いところです。野菜を焼いたり、サラダがついたりすることで、バランスよく様々な食べ物の気を取り入れることができるので、焼き肉をおすすめします。
8.いちご
いちごは可愛らしく、甘みがあり、赤い食材。
オムライスの項目でも解説したとおり、鮮やかに赤い食材は人を元気にし、運気をアップしてくれます。
とりわけいちごは、形がハート♥に近いこともあって、恋愛運をアップしてくれる食材と言われていますので、良い出会いを求めたい人や、パートナーともっと仲良くしていきたい人にはおすすめです!
また、食べ方としては、次にご紹介する食材と合わせてオシャレにいただくのも「アリ」ですね。
9.ヨーグルト
ヨーグルトが開運すると言われるのは、それが味噌と同じく発酵食品であり、またうどんと同じく、食べると開運すると言われる白い食材だからでもあります。白い食材だというだけではなく、ヨーグルトは乳製品なので、風水では愛情面に作用すると考えられています。
ヨーグルトのみならず、乳製品の1つの特徴は、一緒に飲食する人との絆を強めるということ。ですから、ヨーグルトは例えば親愛なる人や、好きな人との食卓にのぼらせるのがおすすめの食べ物です。
ちなみに、ヨーグルトを食べる時におすすめなのは、ヨーグルト用のシロップや果物、シリアルなどを一緒にいただくこと。栄養バランスもさらに良くなります。
ヨーグルトは、美容に良く、肌の調子を整えたり、腸に効くとも言われていますので、美容面や健康面から調子を良くしてくれ、結果的に開運できるということなのかも。
10.野菜全般(季節性あり)
最後に、開運食材として意識してほしいのは、野菜です。どの特定の野菜が開運するということではなくて、その季節、その季節で収穫量の多いもの。つまり、「旬のお野菜」を食卓に取り入れていただくと良いでしょう。
食べ物が旬であることには、きちんと意味があります。食材が旬になる時というのは、その食材が最もおいしく食べられる時であり、栄養面でも内容が優れている時期であり、すなわち、天地の恵みを最も効率良く体内に取り入れることができるタイミングなのです。
だからこそ、旬の食材を食べる暮らしをすることが、開運につながります。もちろん旬のものは流通量も多くて、価格が安価になりやすいのも特徴。特徴というよりも、単にお財布に優しいわけですから、他のお高いものを食べるのに比べて、はるかにお金が余ります。旬のものを食べれば食べるほど金運が上がる……というのも納得できますね。
旬の食材は基本的に運気をアップする!
最後、お野菜の項目でもお伝えしましたが、やはり大切なのは「旬であるかどうか」。特に肉には旬が特にないし、近年、野菜も栽培が進んでどれが旬だか分かりづらくなってきました。それでも、大事なのは「季節のエネルギーを体内に取り入れる」ことですから、今は何が旬なのかを少し気に掛けてみていただきたいと思います。
言うまでもありませんが、個々の好き嫌いやアレルギーなどには充分に注意して、食べるようにしましょう。アレルギーはなかなか克服できませんが、好き嫌い、あるいは食べず嫌いだとすれば、この機会に食べてみるのもおすすめですよ!
Writing:陰陽の末裔/占い師・パワーストーンアドバイザー
あん茉莉安(ホームページ)