梅雨が明け、暑さが日増しに強まる最中、いよいよ夏一番の暑さを記録する時期がやってきます。
ガリガリ君を4本一気食いド頭ズキぃ〜ン!の季節の到来です。そぅ、このガリガリ君ド頭ズキぃ〜ン!の季節こそが大暑です。
以下では、この「大暑」期間中の季節の花を一覧形式でご紹介しています。
朝顔
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。現在、世界の中でも日本でもっとも新種改良が行われています。
朝顔は6月〜10月頃に開花する花です。小学校時代に自分の鉢をもらって朝顔を育てた記憶があるのではないでしょうか。
奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったのが、日本における朝顔の起源と伝えられています。平安時代には種子が和漢の薬草として認知されており、下痢や利尿剤としての効能があったそうです。
ひまわり
向日葵はキク科の一年草の植物です。漢字では向日葵のほか、日回りとも表記されます。
原産地は北アメリカ。開花時期は7月〜10月で7月下旬〜8月頃に見頃時期を迎えます。
向日葵の最大の特徴はまず高さ。3mくらいになるまで成長を続けます。それと大きな真っ黄きの花弁もそうですが、なんと!500個~3000個ほどの種子を実らせるということです。
この向日葵の種は現在、様々なものに利用されています。
種子は植物油として利用されたり、動物の餌、人間の嗜好品としても使用されます。
紫陽花(アジサイ)
- 開花時期:5月下旬~7月
アジサイの名前の由来は不明とされていますが、一説には「藍色が集まったもの」を意味して、→「あづさい(集真藍)」になり、ここから時代を下りながら→「アジサイ」に着地したと言われています。
日本原産のアジサイは「ガクアジサイ」と呼ばれ、これを改良したものが現今に一般的に知られる「ホンアジサイ」です。
アジサイ鑑賞で有名なお寺が鎌倉にありますが、下記にご紹介しておきます。
- 長谷寺(長谷観音) / 神奈川県
- 明月院(あじさい寺) / 神奈川県
バラ
- 開花時期:5月~10月
現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。
ホタルブクロ(蛍袋)
- 開花時期:5月下旬~7月
キキョウ科の多年草。多きな特徴はちょうどホタルが盛んに夜空を飛び交う、初夏から夏半ば前までに釣り鐘の形をした花弁を付けます。
関東地方では赤紫が多く、関西地方では白色の花弁を付けることが多いようです。
名前の由来は次のような諸説、語り継がれているようです。
- 「子供が蛍を花弁の中に入れて遊んでいた」
- 「蛍は夜が明けると、この花の花弁の中で過ごす」
- 「火垂という提灯に形状が似ている」
ニッコウキスゲ
- 開花時期:5月上旬〜8月上旬
ニッコウキスゲはキスゲ亜科の多年です。別名で「禅庭花(ゼンテイカ)」と呼称し、高原地帯に多く自生する花です。
5月上旬〜8月上旬に黄色の花弁を開花させます。
駒草(コマクサ)
高さわずか5㎝、花茎は10〜15㎝で淡紅色の花弁を外側に4個、内側に2個つけます。開花時期は6月下旬頃〜8月。
コマクサは高山地帯に生息し、他の植物が生長できないような土壌が砂利まみれでも生長できることから、「高山植物の女王」とも呼ばれている。
駒草の名前は、花の形が馬(駒)の顔に似ていることから由来が来ています。
オシロイバナ
オシロイバナとは、南アメリカ原産のオシロイバナ科の多年草または一年草で、日本へは江戸時代初期に渡来しています。
名前の由来は、種子には粉状の胚乳(はいにゅう)があることから、これが「オシロイ」の由来になっています。
夕方に開花して、芳香を漂わせることから、別名で「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれまする。
根は利尿や関節炎の生薬として利用される他、葉は切り傷、たむし(体部白癬)の治療に用いられます。
開花時期は7月〜10月です。
カンナ
カンナは熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属(Canna)に属する植物です。別名・橋本カン‥おっと、「ハナカンナ」!!
この花が変わっているのが、夏の炎天下の下でも平気で生き生きと生長します。
開花時期は、6月~10月中旬。
春に球根を植えると夏から秋にかけて特徴的な形状の花弁をつけます。
葉は、緑色のほか、枯れたような赤銅色の葉をつけるものもあります。
サルスベリ
サルスベリは、中国南部原産のミソハギ科の落葉性樹木です。別名は「百日紅(ひゃくじつこう)」。
名前の由来は漢字の「猿滑(さるすべり)」から来ているとされています。実際に樹皮が何回も剥がれ落ちて都度、生え替わ流のですが、生え替わった樹皮はスベスべと滑ることから、
樹木でありながら、桜のように花弁をつけます。開花時期は7月~10月。
野かんぞう(ワスレグサ)
野萱草(のかんぞう)は、中国原産のワスレグサ属 (ヘメロカリス属)の植物です。別名「ベニカンゾウ」。
開花時期は6月〜8月で、花弁の中心がオレンジ色でフチが黄色の花弁をつけます。
ワスレグサの名前の由来は、開花しても1日で花が枯れてしまうと考えられたため、この名前が付されています。
サギソウ
サギソウは、ラン科サギソウ属(Pecteilis)の湿地性の多年草です。開花時期は7月〜8月。別名は「サギラン」。
「サギソウ」の名前の由来は、唇弁(しんべん)が開いた時の形が、鳥のシラサギが翼を広げた様子に似ていることから由来が来ています。
山百合(ヤマユリ)
ヤマユリはユリ科ユリ属の多年生植物。日本原産のユリで北陸地方を除いた本州の近畿地方より北側地域の山地に分布する植物です。
ヤマユリは花弁が大きいために重さで弓なりになっている姿が最大の特徴です、花径は15〜18㎝もあり、これはユリ科植物の中で最大級のサイズを誇ります。
開花時期は7月〜8月。
※以上、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/
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