【芒種】期間中の時候の挨拶 一覧

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初夏も過ぎた頃、いよいよ夏本番を迎える時期になり、日本では梅雨に入ります。別名で「入梅」とも呼ばれるこの梅雨時期を司る二十四節気こそが「芒種」です。

芒種は穀雨と重なる恵みの降雨の季節です。芒種の雨が穀雨の雨と異なるのは、梅雨という長雨が降り続く日が幾日も続きます。

これから夏本番を迎えるに前に長雨の恵みによって大地は水分を充分に蓄え、日照りが続く夏本番に備えます。言い換えると一夏を越すための大切な準備期間とも言えます。

以下では、この「芒種」期間中の時候の挨拶を一覧形式にてご紹介しています。




時候の挨拶とは?

時候の挨拶とは「じこうのあいさつ」と読み、これは挨拶状などの冒頭に書く文のことです。

例えばよく見る典型的な例が、「拝啓〜」と書いた後に続く文章です。

  • 一例:「拝啓、○○の候」or「拝啓、暑中お見舞い申し上げます」…etc

‥と、このような文章が時候の挨拶になります。

特に仕事の関係先や目上の方へのお手紙の冒頭には、きちんと時候の挨拶を入れたいとお考えの方もいるかもしれません。

「芒種」という言葉は、「芒種の候」「芒種のみぎり」「芒種の折」という形で、そのまま時候の挨拶になります。

例えば、「芒種の候(ぼうしゅのこう)」と言うと、次のような意味合いがあります。

  • 「いよいよ田植え時期になりました」
  • 「麦の穂が実って収穫の時期を迎え、田植えの準備で忙しい季節となりました。」
  • 「いよいよ梅雨入りを迎える季節となりました」

そして、「拝啓 芒種の候、」という書き出しで、相手の安否・健康を気遣ったり、最近の気候や行事の話を続けたりします。

「拝啓」で始めたら、最後に「敬具」をお忘れなく!




芒種の候
  • 読み方:ぼうしゅのこう
  • 意味:芒とは「のぎ」と読む。芒とは稲や麦などの針状の穀物類のこと。種を付加することでそれら穀物類の種を撒く時期を意味する。
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6月中旬頃まで

夏至の候
  • 読み方:げしのこう
  • 意味:夜に比べ昼間時間が長くなる頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬〜6下旬頃まで

入梅の候
  • 読み方:にゅうばいのこう
  • 意味:梅雨入りする頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで

向暑の候
  • 読み方:こうしょのこう
  • 意味:だんだんと日増しに暑さが伝わってくる頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで

若葉青葉の候
  • 読み方:あおばわかばのこう
  • 意味:生い茂った若葉は青々として生気に満ち溢れてる頃
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6下旬頃まで
長雨の候
  • 読み方:ながあめのこう
  • 意味:長雨が連日のように続く頃(長雨は、いわゆる遠回しに梅雨のこと)
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6月いっぱい
首夏の候
  • 読み方:しゅかのこう
  • 意味:春が過ぎ、梅雨入りする頃
  • 使用するに適した期間:5月下旬~6月いっぱいまで




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