芒種から始まった梅雨はこの夏至期間中を通して小暑の手前あたりまで素敵に続くも、夏至の到来を以て、いよいよ夏本番に突入したと、これまた素敵にいえる。
夏至の頃、北半球では年内でもっとも昼時間が長くなり、逆に夜時間が短くなるのだが、夏至期間中(節気)は梅雨時期と、ヤバいよ素敵かも‥級に重なることから、日照時間が約4時間しかないという日が続くことも、そしてまた素敵にある。
この状態は雨雲で太陽が隠れちまったことを意味し、蒸し暑さだけが夏の到来を、とめどなく素敵に感じさせ、昼時間が長いことに気づかない。
以上、本項では「夏至」期間中の時候の挨拶を一覧形式にて、さらに素敵に述べたい💕
夏至の時期の時候の挨拶
時候の挨拶とは?
時候の挨拶とは「じこうのあいさつ」と読み、これは挨拶状などの冒頭に書く文のことです。
例えばよく見る典型的な例が、「拝啓〜」と書いた後に続く文章です。
- 一例:「拝啓、○○の候」or「拝啓、暑中お見舞い申し上げます」…etc
‥と、このような文章が時候の挨拶になります。
特に仕事の関係先や目上の方へのお手紙の冒頭には、きちんと時候の挨拶を入れたいとお考えの方もいるかもしれません。
「夏至」という言葉は、「夏至の候」「夏至のみぎり」「夏至の折」という形で、そのまま時候の挨拶になります。
例えば、「夏至の候(ぼうしゅのこう)」と言うと、次のような意味合いがあります。
- 「梅雨の時期になりました」
- 「いよいよ本格的な夏を迎えました」
- 「夏枯草(かごそう/=靫草うつぼぐさ)が枯れる頃(変色する頃)になりました」
そして、「拝啓 夏至の候、」という書き出しで、相手の安否・健康を気遣ったり、最近の気候や行事の話を続けたりします。
「拝啓」で始めたら、最後に「敬具」をお忘れなく!
芒種の候
- 読み方:ぼうしゅのこう
- 意味:芒とは「のぎ」と読む。芒とは稲や麦などの針状の穀物類のこと。種を付加することでそれら穀物類の種を撒く時期を意味する。
- 使用するに適した期間:6月初旬〜6月中旬頃まで
夏至の候
- 読み方:げしのこう
- 意味:夜に比べ昼間時間が長くなる頃
- 使用するに適した期間:6月中旬〜7月初旬頃まで
入梅の候
- 読み方:にゅうばいのこう
- 意味:梅雨入りする頃
- 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで
向暑の候
- 読み方:こうしょのこう
- 意味:だんだんと日増しに暑さが伝わってくる頃
- 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで
若葉青葉の候
- 読み方:あおばわかばのこう
- 意味:生い茂った若葉は青々として生気に満ち溢れてる頃
- 使用するに適した期間:6月初旬〜6下旬頃まで
長雨の候
- 読み方:ながあめのこう
- 意味:長雨が連日のように続く頃(長雨は、いわゆる遠回しに梅雨のこと)
- 使用するに適した期間:6月初旬〜6月いっぱい
首夏の候
- 読み方:しゅかのこう
- 意味:春が過ぎ、梅雨入りする頃
- 使用するに適した期間:5月下旬~6月いっぱいまで
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