【これ10選! ボカロ恋愛ソング】奥深くも侮りがたきおすすめラブソング編

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最近何かと話題なボーカロイド、略して「ボカロ」は、幅広いジャンルで展開されているため、ラブソングも多く存在しています。

HDDに3,000曲のストックを溜め込んでいる筆者にとってもまだまだ新ジャンルのボカロですが、今回はその中でも既におすすめ度の高いラブソングを10曲ご紹介したいと思います。

※本文内で紹介する動画は原曲ではなく歌い手さんが歌っているバージョンでお届けします。
また、現在「VOCALOID」以外でも、合成音声による楽曲を「ボカロ」と総称する向きであることから、本記事では「VOCALOID」に限定せず、合成音声による楽曲を総合してボカロと扱い、おすすめ曲をご紹介しております。

1.夜もすがら君思ふ

人間は自分が生まれる前から、傷つけ合いながら愛し合ってこの世界を作ってきた……そんな切り口から歌詞が始まるこの曲。

人生において、恋において大事なものが全てこの曲の歌詞に集約されて言っても、過言ではありません。

時に落ち込んだり、イメージ通りにことが運ばないのも人生。でもそれだけじゃない。

愛する人のことを考えただけで世界が素晴らしく見える。そんな人生への応援歌、恋への応援歌的な意味合いを含んだこの曲は、推せます!

2.会いたい

次の曲は『会いたい』。

意中の相手に会いたい、相手との微妙な距離感などが歌詞に散りばめられた1曲です。主人公はただひたすらに一途に相手の事を思いながらも、この先があるのだろうか? あの日みたいに笑えないと言われたらどうしようか? と不安に駆られています。

一度は「好きだよ」と言い交わす仲になりながら、今は相手のことを「friend」と呼んでいる。歌詞の状況から、恋人にはなりきれなかったのか、恋仲だけれども相手と距離を置いているのか、はたまた復縁志望なのか……状況を想像して切なくなる曲でもありますね。

でも、相手を想う気持ちは、きっといつか通じる。その日を信じて日々を強く生き抜く。そんな力強いこのメッセージ性もどこかに感じるこの曲。片思いの方に是非聞いていただきたいと思います。

3.Perfect Crime

タイトル『Perfect Clime』の日本語訳は、「完全犯罪」。この曲は背徳感のある、許されない恋を歌った曲です。

歌詞の中には英語も多用されているので、英語に精通した人が歌えばセクシーさもひとしお。また歌詞の内容としては、お互いの衝動がぶつかるような熱くも儚い二面性が切なく、デュエットには最適です。

この曲を初めて聞き、衝撃を受けてボカロにハマってしまうという人も続出する程の破壊力があり、中毒性も抜群。ボカロっていまいち……なんて思っている人にも是非一度聞いていただきたい1曲となっています。

4.嗚呼、素晴らしきニャン生

これ程変わった曲を筆者は聴いたことがないと思うのです。

何でかって? だって、主人公は野良猫の♂と飼い猫の♀。境遇の違う2匹の決して結ばれない恋をユーモアに描いたという曲なのですから……。

でもその発想と内容の面白さから、ニコニコ動画でも有名になり、歌ってみたの代表格に上がるほどの人気っぷり。カラオケで歌う~! というボカロファンも多いはず。

気ままな野良猫と、飼い主を心配して離れることができない飼い猫の恋はどうなるのやら……。

まだ聞いたことのない方、ちょっと興味が出ましたよね? 是非一度聴いてみては如何でしょうか?

5.おちゃめ機能

ボカロの中では古参といっていい1曲で、歌い手さんの「歌ってみた」も多く出されているため、ボカロファンの間ではかなり有名な曲です。

歌詞もユーモアが溢れていて、それでいて好きな人への気持ちをポジティブに歌っています。

BGMもユーロビート調で乗りやすく、カラオケで歌ったら、ラブソングとは別な意味で盛り上げることも可能!

恋愛って何かとネガティブになってしまうこともありますが、夢なら覚めないで……という切ない部分もポジティブに捉えられるこの曲を聞いたら、やる気百倍になりそうです!!




6.ヤキモチの答え

ボカロの製作者で有名なHoneyWorksによる制作です。

なかなか好きな人へ想いを告白できない引っ込み思案な子が主人公。ヤキモチを焼きながらも、片思いを成就させたい! という思いが爆発した歌詞……なのですが。

この曲は男性目線、女性目線、それぞれの視点から描かれたバージョンが存在する、珍しい曲です。聞き比べてみると面白いだけではなく、同性の曲は「ああ~わかるわかる」、異性の目線には「そんなふうに思っているのかな……」と悟るところもあるのがミソ。

ぜひ双方の曲を聴いてみていただきたいと思います。

ではまずは男性目線の歌から。

これが、女性目線の歌唱になると、このようになります。

いかがでしたか?

だいぶ感じ方も捉え方も、違ってきますよね。

この曲を聞き込んで両方とも覚えれば、一粒で二度おいしい感覚に浸れる……なんてメリットもありますので、是非聞いてみてください。

7.吉原ラメント

この曲は江戸時代の花魁の儚い日常をセクシーに歌い上げています。

和楽器バンドもこの曲をシングルで出したこともあるので、その筋から知っている方も多いのでは?

「本当は誰か一人の人を愛したかったけれど、それが叶わない現実」。切ないけれども、「そんな経験」を強いられることのない現代人である自分の幸せをちょっと感じてしまう……あるいはもしかして、あなたが「偽りの恋愛ごっこ」をしているのならば、何か心に刺さる別のものがあるかもしれませんね。

歌詞もかなり攻めていますので、これを完璧に歌いこなせたら好きな方に大人の魅力を見せつけることもできるのでは? と思います。

ただしPVには多少の性描写が入るため、ご覧になる際は要注意ですよ!!

8.メルト

これもボカロの中では古参の部類に入る曲と言えるでしょう。

好きだなんて言えない……でも溶けてしまうくらいに貴方のことが大好きで仕方ない! という、片思いの曲です。

サビは高音キーが続く為、歌うのにも一苦労……なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でもこれを好きな人の前で歌えたらかっこいいし、気づいて貰えたら最高じゃないかな? と思うわけです。(そして頑張って練習してしまうっていう……ね。)

歌は想いを伝えるもの。ボカロにもしっかりと名曲がある証拠とも言えるこの曲、是非聞いてみてください。

9.からくりピエロ

「待ち合わせは2時間前で ここに独りそれが答え」……という切り口で始まるこの曲。

好きな人に遊ばれてることに気づいていても、それを認められず、それでも健気に待ち続け、泣き続けても相手を想ってしまう、切ない恋心。

壊れそうなりながらも終いには、自分は君の望むピエロだから僕を好きに操っていいよ……と諦める。

そんな好きな人への従順さを、この曲を聴いて垣間見ることができます。

けれども、従順さは必ずしも、幸せな恋につながるとは限らないもの。それに気付くのはいつなのか……。

聞いていて胸が締め付けられてしまう、切なくて悲しい恋愛ソング。心して聞いてください。

10.magnet

最後はこの曲。先程のからくりピエロと同じく、切ない恋愛ソングです。

お互いの事を思い合いながらも許されない恋に燃え上がり、お互いを求め合う。

もう引き返せない程の間違いを犯した二人を象徴するような歌詞。これもある一種の愛の形なのでしょう。

決して許されない恋でも惹かれあってしまったら、間違いに気づくまで愛し合うしかない。

そんなロミオとジュリエット的なエッセンスが取り入れられたこの曲は、一聴の価値ありです。

「ボカロでしょ~」と言わずお気に入りを見つけてみて

今回はボカロのラブソングを、目一杯いいところを詰め込んで、ご紹介してみました。

ボカロは「機械の音声」と考えている人もまだまだ多く、「ボカロは聴かない」などという意見も見られます。

しかしボカロといえど侮れません。記事内でご紹介しましたように、歌い手さんもたくさん歌っていますし、JPOPに勝るとも劣らない名曲があると思うので、ボカロとか知らない……という方も、是非この機会にボカロの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

また流行し始めとも言える今の時代、ボカロを知っていたり、歌えたりするだけで、ちょっと自己アピールになる側面も、あるかもしれません。

ボカロ未履修のあなたも、ボカロ好きなあなたも、お気に入りの1曲を見つけていただけたら嬉しく思います!

Writing:夜野大夢

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