【恋愛映画これ20選!】高校生に人気おすすめの恋愛映画「洋画」ランキング!【2024年最新】

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胸キュンして恋愛運を高めるのなら、恋愛映画を見るのがベストです。そこで高校生の恋愛を描いた洋画を紹介したいところですが、残念ながら邦画と比べると数はかなり少なくなっています。

未成年の役者を起用する場合もあるため、撮影できる時間が限られているからでしょう。理由は他にも考えられますが、未成年者起用の映画撮影は、日本とは比べ物にならないほど難しいのです。

しかし、高校生の恋愛洋画の数が少ないとは言え、名作がない訳ではありません。中には、恋愛運を引き上げてくれる素敵な映画もあります。今回は恋愛カウンセラーの筆者が、胸キュン間違い無しの、高校生の恋愛洋画を20作品取り上げました。

第20位. U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム

画像出典:映画.com

  • 公開日:2014年5月24日
  • 監督:アンドリュー・ダグラス
  • 脚本:マイク・ウォルデン
  • キャスト:ジェイミー・ブラック/トビー・レグボ/ジョアンヌ・フロガット

2003年に北ロンドンで、実際に起きた事件を映画化にしたものです。恋愛は素敵なものですが、時と場合によっては凶器になることも肝に銘じておいた方が良いかもしれません。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

高校生のマーク(演:ジェイミー・ブラックリー)は、学校の人気者でした。彼が恋い焦がれているのは、チャットルームで出会ったレイチェル(演:ジェイミー・ウィンストン)です。

レイチェルには、彼氏のケビン(演:ミンガス・ジョンストン)がいましたが、日頃から酷い暴力を受けていました。マークは、レイチェルの助けになりたいと申し出ます。すると、レイチェルから弟のジョン(演:トビー・レグボ)の面倒を見て欲しいと頼まれました。ジョンは偶然にもマークのクラスメイトで、酷いイジメを受けている人物です。

翌日マークはジョンに話しかけ、2人は友達になりました。レイチェルは、弟と仲良くしてくれたことに感謝をします。レイチェルから感謝されたマークは、有頂天になっていました。

このままレイチェルと良い関係になるかと思いきや、事態は思わぬ方向に向かいます。そしてマークの中で”何か”が壊れ、後に北ロンドンを騒然とさせた事件を引き起こすのでした。

この作品の感想とみどころ

  • 高校生の恋愛は純粋無垢なものですが、純粋だからこそ間違った方向に向いてしまう危険性もあります。
  • ラブストーリーとして見ると背筋が寒くなりますが、ミステリー・サスペンスとしてみると秀逸です。巧妙に伏線が散りばめられており、最後がどうなるか予想がつきません。もしマークが恋に溺れず冷静に対処できていれば、違った結末になっていたでしょう。「恋は盲目」をどストレートに描いた映画となっています。

第19位アメリカン・グラフィティ

画像出典:映画.com

  • 公開日:1973年8月11日
  • 監督:ジョージ・ルーカス
  • 脚本:ジョージ・ルーカス/グロリア・カッツ/ウィラード・ハイク
  • キャスト:リチャード・ドレフイファス/ロニー・ハワード/ポール・ル・マット

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

1962年.カリフォルニア州スタニスラウス群にある都市モデスト。アメリカの地方都市で、高校生にとってはつまらない街です。カートとスティーブは、大学進学を期にモデストから出ることになりました。

カートの話

モデスト最後の日だからと、カート(演:リチャード・ドレイファス)・スティーブ(ロン・ハワード)・ローリー(演:シンディ・ウィリアムズ)は懐かしの場所を巡ります。

そんな中、カートは車窓からたまたまみかけたブロンド美人(演:スザンヌ・ソマーズ)に一目惚れ!唯一の手がかりは、ブロンド美女が乗っていたサンダーバード(アメリカのフォード車から出ている車)のみです。

そこでラジオ局へと赴き、ブロンド美女へのメッセージを託しました。するとブロンド美女本人から連絡が来て、今夜会おうと彼女の方からお誘いが!しかしカートは大学進学のため、ブロンド美女との対面はキャンセル。結局、彼女の名前は最後までわからずじまいでした。

そしてモデスト出発の日。友達に見送られ、カートは飛行機で旅立ちます。カートが乗る飛行機の下には、サンダーバードが走っていました。

スティーブの話

スティーブの彼女は、親友カートの妹ローリーです。ローリーは、大学進学のためだからとスティーブがモデストから離れるのを快く思っていません。スティーブが「離れている間は、他の人とデートをしよう」と告げると、ローリーは怒ってしまいました。

2人は1日に何回も喧嘩し、ついに別れてしまいました。ローリー失恋の傷を癒やすために、他の男の車に乗ってしまいました。

しかし、ローリーを乗せた車は事故を起こして炎上!男とローリーは何とか脱出して一命はとりとめたものの、精神的に大きな傷を負います。事故後、ローリーは再びスティーブの元へと駆けつけました。そんな彼女の様子を見て、スティーブはローリーのためにモデストに残ることを決意します。

翌日、スティーブとローリーは親友のカートを見送るため、空港へとやって来ました。

この作品の感想とみどころ

正に、アメリカン青春グラフィティです。古き良きアメリカを過ごしたティーンエイジャー達の、甘酸っぱい青春が描かれています。時代は60年代ですが、現代でも大学進学を目前にした高校生の気持ちに変わりはないようです。

第18位. スウィート17モンスター

画像出典:映画.com

  • 公開日:2016年11月18日
  • 監督:ケリー・フレモン・クレイグ
  • 脚本:ケリー・フレモン・クレイグ
  • キャスト:ヘイリー・スタインフェルド/ウディ・ハレルソン/キーラ・セジウィック

主役を務めるヘイリー・スタインフェルドは、国際的な映画賞を幾つも獲得した演技は女優です。海外ドラマ「クローザー」で凄腕の女刑事を務めたキーラ・セジウィックが、駄目な母親役を務めます。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

ネイディーン・クランクリン(演:ヘイリー・スタインフェルド)は、妄想癖が凄まじい17歳の女子高生。妄想癖の凄さは家族も呆れるほどで、兄のダリアン(演:ブレイク・ジェンナー)との中も最悪です。

ネイディーン唯一の心の支えになっていたのが、大親友のクリスタ(演:ヘイリー・ルー・リチャードソン)でした。クリスタは、ネイディーンの父親が亡くなった時に大きな支えになってくれた人です。

そんなある日、クリスタに彼氏ができました。お相手は、天敵の兄ダリアン!兄と親友が付き合って以降、ネイディーンは荒れに荒れます。そしてクリスタに「私と兄どっちか選んでよ!」とブチ切れる始末。

やけくそになったネイディーンは、クラスメイトのイケメン男子宛に意味深なメールを送信。そして誘いに乗ったイケメン男子に、酷い言葉をかける暴挙に出ることもありました。

しかし彼女は、全く気がついていなかったのです。自分は周りの人から愛されていて恵まれていたことに。そして、自分のことを好いてくれている男の子の存在に。

この作品の感想とみどころ

国籍関係なく、17歳は何かと難しい時期です。ほんの些細なことで傷つき、自暴自棄に陥ることもあるでしょう。でも自暴自棄になってしまうのは、ネイディーンのように周りが見えていないからかもしれません。もし何もかも上手く行かず嫌になったのなら、ほんの少しだけ周りを見渡してみましょう。すると、思いも寄らないところで幸運に恵まれるかもしれません。




第17位. 25年目のキス

  • 公開日:1999年4月9日
  • 監督:ラジャ・ゴズネル
  • 脚本:アビー・コーン/マーク・シルヴァースタイン
  • キャスト: ドリュー・バリモア/デヴィッド・アークエット/ジョン・C・ライリー

厳密に述べると高校生ではなく、25歳の女性が高校生のふりをして学校に潜入する話です。しかし舞台は高校で高校生として恋愛模様が展開されるので、「高校生の恋愛」として紹介します。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

ジョジー・ゲラー(演:ドリュー・バリモア)は、25歳独身。新聞社でコピーエディターとして働いています。ジョジーは「私の高校生活」という特集を任され、17歳になりすまし高校に潜入することになりました。

25歳が17歳と偽って高校生をするものだから、周囲から浮きまくり。しかもジョジーは、リアル高校時代が散々なもので良い思い出も何もありません。さらに潜入して書き上げた記事の出来上がりは微妙なもので、上司のガス(演:ジョン・C・ライリー)に怒られる始末です。

しかし弟のロブ(演:デヴィッド・アークエット)も年齢を偽り高校へ潜入。親友のアニータ(演:モリー・シャノン)も、臨時講師として学校に入り、ジョジーを支えます。心強い味方が増えたことにより、ジョジーのハイスクールライフは充実したものになりました。

そんな中で出会ったのは、国語教師のサム(演:マイケル・ヴァルタン)です。サムは、ジョジーの文才と人柄に惹かれるようになりました。

この作品の感想とみどころ

  • 実際は実年齢近い者同士の恋愛ですが、傍目から見ると教師と生徒の禁断の愛。でもそこまでドロドロした感じはなく、可愛くスッキリまとまっています。毒気のない禁断の愛を見たいのなら、本作はオススメです。
  • 映画のエンドロールには、出演者やスタッフ達の秘密の写真が流れます。一体どんな写真が流れるのかは、映画を最後の最後まで見てからのお楽しみです。
  • ブレイク前の有名俳優や女優達が、大勢出演しています。映画ファン的な視点で作品を語るのなら、お宝映像てんこ盛りムービーです。

第16位. パロアルト・ストーリー

画像出典:映画.com

  • 公開日:2014年5月9日
  • 監督:ジア・コッポラ
  • 脚本:ジア・コッポラ
  • 原作:ジェームズ・フランコ「Palo Alto」
  • キャスト: エマ・ロバーツ/ジェームズ・フランコ/ジャック・キルマー

原作はジェームズ・フランコがてがけた小説「Palo Alto」です。ジェームズ・フランコは俳優でもあり、数多くの映画にも出演経験があります。そして「パロアルト・ストーリー」でも、重要な役柄として出演することになりました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

サンフランシスコ州にあるパロアルトという都市に、テディ(演:ジャック・キルマー)とフレッド(演:ナット・ウルフ)の悪ガキ高校生がいました。2人でお酒とタバコ(アメリカでは、タバコは18歳・お酒は21歳になるまで手を付けてはいけません)をたしなみ、バカ騒ぎを起こします。

テディには、高校の女子サッカー部に所属しているエイプリル(演:エマ・ロバーツ)のことが好きです。エイプリルは、サッカー部コーチを務めているミスターB(演:ジェームズ・フランコ)と噂になっています。ただ2人の仲はあくまでも「噂」で、実際はミスターBの家でベビーシッターとして働いているだけでした。

ある日のこと、テディ・フレッド・エイプリルの3人はホームパーティーに参加することになります。途中で3人はパーティーを抜け出し、墓地へと遊びにいきました。

墓地から帰ると、パーティーはヒートアップ!テディはお酒を飲みすぎてグロッキーになってしまい、同じパーティーに参加していたエミリー(演:ゾーイ・レヴィン)に介抱してもらいます。そしてテディとエミリーは、密室で男女の仲になりました。

エイプリルは、テディとエミリーが2人一緒になっている所を目撃します。

この作品の感想とみどころ

  • 監督を務めたジア・コッポラのお爺さんは、フランシス・フォード・コッポラです。数々の名作を生み出した名監督のDNAが、見事に引き継がれていました。
  • 高校生の恋愛となると、キラキラで甘酸っぱい物語を想像するでしょう。しかし本作はキラキラとは程遠く、かなりドロドロしています。ドロドロした高校生の恋愛ものが見たいのなら、オススメできる作品です。

第15位. 17歳の肖像

画像出典:映画.com

  • 公開日:2009年10月30日
  • 監督:ロネ・シェルフィグ
  • 脚本:ニック・ホーンビィ
  • キャスト: キャリー・マリガン/ピーター・サースガード

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

ジェニー(演:キャリー・マリガン)は、名門オックスフォード大学を目指す優秀な高校生です。厳格な父親の元で育てられ、趣味も父親に管理されていました。

そんなジェニーが出会ったのは、デイヴィッド(演:ピーター・サースガード)です。デイヴィッドは30代の男性で、ジェニーよりも倍以上年が離れています。2人は大雨の日に出会い、やがて親密な関係になりました。

娘とつきあっている男性が、倍以上の年が離れているとなると、父親は黙っているはずはありませんが、デイヴィッドは見事なトーク術で、父親を納得させました。そしてオックスフォード大学にコネがあることをちらつかせ、ジェニーを連れ出します。

しかしジェニーは、デイヴィッドの隠された本性をみてしまいました。果たしてデイヴィッドの正体は何なのか?ジェニーとデイヴィッドの関係はどうなるのでしょうか?

この作品の感想とみどころ

  • 恋は甘いだけでなく、苦さもあります。「良い人と思って付き合ってみたらとんでもない人だった」というオチは、多くの人が経験します。本作はイギリスが舞台ですが、日本でも当てはまるでしょう。
  • 相手に振り向いてほしいからこそ、嘘をついてしまうことは、誰にでもあり得ることです。しかし嘘を重ねた後には、何が残るでしょうか?あなたも気づかないうちに、デイヴィッドのような行動をとっていないでしょうか?

第14位. ハイスクール・ミュージカル

  • 公開日:2006年1月20日
  • 監督:ケニー・オルテガ
  • 脚本:ドン・シェイン
  • キャスト:ザック・エフロン/ヴァネッサ・ハジェンズ/アシュレイ・ティスデイル

厳密に言うと劇場で公開された映画ではなく、テレビ映画です。日本で例えるなら、スペシャルドラマのようなものです。しかし20代後半~30代前半であれば、知らない人はいないほどの名作なので、今回取り上げることにしました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

トロイ(演:ザック・エフロン)は、バスケのスター選手で学校の人気者。ガブリエラ(演:ヴァネッサ・ハジェンズ)は地味な女の子で、目立たないタイプ。そんな2人が出会ったのは、大晦日のパーティーでした。成り行きでデュエットしたことがきっかけで、トロイはガブリエラに惹かれます。

そんなある日のこと、演劇部でオーディションが開催されることになりました。トロイとガブリエラは再び2人で歌いたいという気持ちが強くなり、オーディションに参加。周りに反対されながらも、メキメキと頭角を現すのでした。

しかし演劇部エースのシャーペイ(演:アシュレイ・ティスデイル)は、トロイとガブリエラの存在を疎ましく思っていました。常に主役でないと気がすまないシャーペイは、ガブリエラがオーディションに出られないように細工をします。

はたしてトロイとガブリエラは、無事に演劇部のオーディションを受けることができるのでしょうか?

この作品の感想とみどころ

  • 見どころは、歌とダンスです。特にラストで披露される「We’re All In This Together」は、ハイスクール・ミュージカルを象徴する歌です。嫌なことが続いても、We’re All In This Together, let’s have some fun(みんなで一緒に楽しみましょう)の気持ちで、乗り越えられたら、どんなにすてきでしょうか。
  • ザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズは本作がきっかけとなり、本当の恋人同士になりました!

第13位. トランスフォーマー

画像出典:映画.com

  • 公開日:2007年8月4日
  • 監督:マイケル・ベイ
  • 脚本:ロベルト・オーチー/アレックス・カーツマン
  • 原作:タカラトミー「トランスフォーマーシリーズ」
  • キャスト:シャイア・ラブーフ/ミーガン・フォックス/タイリース・ギブソン/ジョシュ・デュアメル

原作は、日本のオモチャです。日本のオモチャが海外に渡り大人気となり、コミック化やアニメ化もされました。そしてそのトランスフォーマー人気を受けて実写映画化されたのが、本作です。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

アメリカ・ロサンゼルス郊外住むサム(演:シャイア・ラブーフ)は、クラスメイトからイジめられている冴えない男子高生です。冴えない男子高生から卒業し女の子をゲットするために、父親から中古のカマロ(アメ車の一種。日本でも人気がある)を買ってもらいました。

サムは女の子とお知り合いになるために、湖で開催されているパーティーに参加します。参加者の中には、サムが憧れている美少女ミカエラ(演:ミーガン・フォックス)の姿もあります。

ミカエラにはトレント(演:トラヴィス・ヴァン・ウィンクル)という彼氏がいましたが、些細なことで喧嘩別れとなりました。ミカエラが1人になったことにより、サムにチャンス到来!しかしサムにとって「彼女を送り届ける」のは、高難易度のミッションです。

そんな時、なぜかカマロから「彼女を送り届けよう~♪」と歌っている曲が流れてきました。カマロに促されるような形で、勇気を振り絞ってミカエラに声をかけます。ミカエラはカマロに乗り、自分の心情をサムに語りました。今まで見たことがない彼女の一面を見たサムは、益々ミカエラに惹かれるようになるのでした。

この作品の感想とみどころ

恋愛中の女性なら「女性らしく見られたい」という気持ちが強くなりがちです。でも「女性らしく」見られるために自分を偽れば、恋は長続きしません。ミカエラがショーンにしたように、心を開いて接してみてはいかがでしょうか。

第12位. ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

画像出典:映画.com

  • 公開日:2006年9月16日
  • 監督:ジャスティン・リン
  • 脚本:クリス・モーガン
  • キャスト:ルーカス・ブラック/ナタリー・ケリー/バウ・ワウ

ワイルド・スピードシリーズ3作目の舞台は東京!北川景子や妻夫木聡など、日本人俳優も多数出演しています。日本を代表する元レーサー・土屋圭市もちょい役(セリフがなく少ししか出番がない役)で出てます。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

カリフォルニアの高校に通っているショーン(演:ルーカス・ブラック)は、車を猛スピードで走らせるのが三度の飯よりも大好きです。車をかっ飛ばし過ぎて衝突事故を起こすのは、日常茶飯事のこと。しかし何事にも度が過ぎるはよくないことで、事故のせいでカリフォルニアにいられなくなりました。

逃げるようにして向かった先は、日本!ショーンにとって、日本は未知の世界でした。ショーンは、同じ高校に通うアメリカ人留学生のトゥィンキー(演:バウ・ワウ)に誘われ、夜な夜な違法レースが行なわれている立体駐車場へと赴きます。

レース会場には「ドリフトキング」の異名を持つタカシ(演:ブライアン・ティー)、タカシの片腕として働いているハン(演:サン・カン)の姿もあります。そして、ニーラ(演:ナタリー・ケリー)の姿もありました。

ショーンは、ニーラに自分に似たものを感じます。そしてニーラも、ショーンの勇敢な姿を見て、彼に惹かれるようになりました。

ショーンとニーラの接近は、タカシにとって面白くないことです。タカシは子供の頃から、ニーラのことが好きでした。大好きなニーラが、後から来たガイジン(ショーン)に横取りされるのは我慢できません。タカシは、ショーンをボコボコにし「ニーラに近づくな!」と警告するのでした。

この作品の感想とみどころ

  • 日本を舞台にしたアメリカの映画です。忠実に日本を表現していますが、所々何かが間違っている日本も登場。海外から日本はどう見られているのか、よくわかる映画となっています。
  • 日本にいる外国人同士が恋する映画は、珍しいかもしれません。
  • 恋愛要素もありますが、やはり1番の見所はカーアクションです!特に立体駐車場でのドリフト走行しながらのレースシーンは、必見です。

第11位. スパイダーマン

画像出典:映画.com

  • 公開日:2002年5月11日
  • 監督:サム・ライミ
  • 脚本:デイヴィッド・コープ
  • 原作:スタン・リー「スパイダーマン」
  • キャスト:トビー・マグワイア/キルスティン・ダンスト/ウィレム・デフォー

「スパイダーマン」は過去に何回も映画化されました。今回紹介するのは、サム・ライミが監督を務めた作品です。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

ピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア)は、NYクイーンズに叔父夫婦と暮らす冴えない高校生です。ピーターは幼馴染のMJこと、メアリー・J・ワトソン(演:キルスティン・ダンスト)に片思い中。

ある日のこと、ピーターのクラスは社会見学のためにコロンビア大学の研究所を訪れます。研究所では、蜘蛛の特性を組み込んだスーパースパイダーの開発に取り組んでいました。

ピーターはMJに声をかけ、夢のような時間を過ごします。しかし、そうしているうちに、ピーターはスーパースパイダーに噛まれてしまいました。スーパースパイダーに噛まれたことにより、ピーターには超人的な力が身につきました。

身についた超人的な力を利用し、正義のためでなく私利私欲のために力を使おうとします。結果、MJどころか大切な家族を失う羽目になりました。

以降は「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、ピーターはヒーロー・スパイダーマンとして活躍!でもヒーローと高校生との二足のわらじは難しく、MJとの距離感は益々遠のくばかりです。

この作品の感想とみどころ

  • 監督を務めるのは、スパイダーマンの大ファンであるサム・ライミです。
  • スパイダーマンとMJが雨の中で交わすキスシーンは、2000年代映画史に残る名シーンです。
  • ジャンルはアメコミ映画なので、大迫力のアクションも見どころです。




第10位. 「17歳のエンディングノート」

画像出典:映画.com

  • 公開日:2013年4月27日
  • 監督:オル・パーカー
  • 脚本:オル・パーカー
  • 原作:ジェニー・ダウンハム「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」
  • キャスト:ダコタ・ファニング/ジェレミー・アーヴァイン/パディ・コンシダイン

原作は、イギリスの文学賞を受賞した小説「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」です。主人公の繊細な生き様を見事に演じきったのは、子役を経て大人になったダコタ・ファニング。人生に終わりが見えた時に出会った人との恋は、あまりにも切ないです。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

主人公は、17歳で余命を宣告されたテッサ(演:ダコタ・ファニング)です。化学療法を受ければ寿命を延ばすことができますが、テッサは拒否。

テッサの病気が発覚して以降、父親は会社を退職し母親は現実逃避。両親の不甲斐な態度に、テッサは生きている意味を感じることができませんでした。

そこで作り上げたのが「やりたいことリスト」です。よろしくないクスリに手を出したり、万引をしたりなど、テッサは少しずつ「生きる実感」を得ることができました。

そして最も生きる実感が得られたのはアダム(演:ジェレミー・アーヴァイン)との出会いです。アダムはテッサの隣に住む男の子で、母親と2人暮らし。テッサとアダムの仲が深まるのに時間はかからず、一緒に森へドライブしたり、ベンチで語り合ったりもしました。時には夜の海で一緒に泳いだりもしました。テッサにとって、アダムと過ごす日々は、人生で最高の時間だったのです。

しかしアダムとの楽しい時間には、限りがありました。

この作品の感想と見所

  • 女の子と男の子のラブストーリーの要素だけでなく、親と娘のドラマも濃密に描かれています。愛する娘が親より先に旅立つのは、考えるだけでも胸が痛くなります。
  • もし、大切な人の命が消えかかっていたら自分には何ができるのでしょうか。ただ恋愛要素を楽しめるだけでなく、人生を見つめ直すきっかけを与えてくれる映画です。

第9位. 「セブンティーン・アゲイン」

画像出典:映画.com

  • 公開日:2009年5月16日
  • 監督:バー・スティアーズ
  • 脚本:ジェイソン・フィラルディ
  • キャスト:ザック・エフロン/レスリー・マン/トーマス・レノン

主人公は高校生だけど、高校生でなはない高校生です。高校生なのかどうか、よくわからない主人公が見せるのは、愛する人の素敵な思いでした。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

高校生の頃は女の子からモテモテでバスケのスター選手だったマイク・オドネル(演:マシュー・ペリー)も、20年過ぎればただのオッサン。

高校生の頃にガールフレンドのスカーレットを妊娠させて家庭を持ったことに、激しく後悔しています。スカーレット(演:スカーレット・オドネル)からは離婚をつきつけられ、娘のマギーと息子アレックスからは透明人間扱い。家庭に居場所がなくなったマイクは、親友のネッド(演:トーマス・レノン)の家に居候中。

人生のどん底の中で出会ったのは、学校で働く用務員のお爺さんです。

マイクは、橋の欄干の上に立っている用務員のお爺さんを発見します。身を投げ出そうとしていると思い込んだマイクはお爺さんを助けようとしますが、誤ってマイク自身が落下!橋の下には川が流れていたので、怪我はありません。でも「17歳に若返る」という、怪我よりも重大なことがマイクの体に起きていました。

17歳になったマイクはマーク(演:ザック・エフロン)と名乗り、親友のネッドを「親」に見立てて高校へ転入します。同じ学校に通うのは、娘のマギーと息子のアレックスです。何とか17歳を演じようと奮闘するも、マークの中にいる「37歳のマイク」が引き金になり、ハチャメチャなスクールライフとなりました。

何とか娘の息子の”友達”になったマークは、17歳のままスカーレットと再会!スカーレットは、目の前にいる人物が夫とは気づきません。しかし”あること”がきっかけになり、マークの正体に気がつきました。

この作品の感想とみどころ

  • 映画公開当時、アイドル並みの人気を誇っていたザック・エフロンがオッサンを演じているのは、違う意味で新鮮です。
  • 高校生はもちろん、大人が見ても楽しめる映画です。もし、自分の選択肢が「間違い」と思ったのなら、映画をきっかけに考えてみてはいかがでしょうか。

第8位. 「JUNO/ジュノ」

画像出典:映画.com

  • 公開日:2008年6月14日
  • 監督:ジェイソン・ライトマン
  • 脚本:ディアブロ・コディ
  • キャスト:エレン・ペイジ/マイケル・セラ/ジェニファー・ガーナー

アメリカでは公開当時、7館のみの上映(人気がなさそうと判断された映画は、上映する映画館の数は少なくなる傾向にあります)でした。でも口コミで話題になり、最終的には2400館の映画館で上映されました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

ジュノ(演:エレン・ペイジ)は、16歳で妊娠した女の子です。お腹の子どもの父親はポーリー(演:マイケル・セラ)。ジュノとポーリーは恋人同士ではなく、ただの友達関係です。

まさかの妊娠で中絶を考えるジュノ。でも中絶反対運動に遭遇し、産む決意を固めました。しかし16歳で子供を産んで育てるのは、並大抵のことではありません。そこで親友のリア(演:オリヴィア・サールビー)の協力の元、赤ちゃんの養父母を探します。彼女達が見つけたのは、高級住宅街に住むマークとヴァネッサ夫妻(演:ジェイソン・ベイトマンとジェニファー・ガーナー)です。

マークとヴァネッサ夫妻と養子縁組契約を結ぶため、ジュノは両親に妊娠を伝えます。両親はビックリするものの、ジュノをサポートすることを約束。そして親と一緒に、マークとヴァネッサ夫妻とお腹の中にいる赤ちゃんとの養子縁組契約を進めました。

赤ちゃんのもらい先が決まり万事解決と思いきや、事態は思わぬ方向に進みます。赤ちゃんの養父母になるはずだった夫妻は離婚。赤ちゃんの実の父親であるポーリーに至っては父親の自覚はなく、他の女の子と仲良くしています。

どうすれば良いのかと悩むジュノに対し、父親は彼女に助言をしました。「ありのままのお前を好きになってくれる人を見つけなさい」と。アドバイスを聞いたジュノの脳裏には、ある人物の顔が思い浮かびます。

この作品の感想とみどころ

  • 下手をすれば炎上を招きかねない内容ですが、スッキリさわやかにまとまっています。
  • ジュノは、お腹の中にいる子供から人生で大切なことを学びました。ジュノが教わった大事なことは、映画を見た全ての人にも当てはまるでしょう。
  • 映画賞を総なめにした、ジュノ役を演じたエレン・ペイジの演技も要チェックです。




第7位. 「ウォールフラワー」

画像出典:映画.com

  • 公開日:2013年11月22日
  • 監督:スティーブン・チョボスキー
  • 脚本:スティーブン・チョボスキー
  • 原作:スティーブン・チョボスキー「ウォールフラワー」
  • キャスト:ローガン・ラーマン/エマ・ワトソン/エズラ・ミラー

監督と脚本を務めるのは、原作者スティーブン・チョボスキー本人です。原作者本人が映画を制作しているので、登場人物のリアルな心情が上手く表現されていました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

1年生が、上級生のオモチャになる学校に入学したチャーリー(演:ローガン・ラーマン)。話しかけても誰も相手にしてくれず、空気と同じ存在になっていました。

ある日のこと、チャーリーは高校対抗のアメフト試合を観戦します。観客席には、同じ授業を受けている上級生のパトリック(演:エズラ・ミラー)がいました。

(欧米の学校では、学年ではなく成績でクラスが分けられます。だから成績が優秀な下級生であれば、上級生と同じ授業を受けることが可能です。)

パトリックは先生のモノマネをして、みんなを楽しませる人物です。1年生のチャーリーをオモチャ扱いせず、長年の友人のように話をしました。途中で、チャーリーの義理の妹であるサム(演:エマ・ワトソン)も参加。3人はすぐに仲良くなりました。

そしてプロムの日(欧米の高校で開催されている卒業パーティーのこと)、チャーリー・パトリック・サムは同じトラックに乗って道路を走っていました。サムはトラックの荷台に乗り、両手を広げて風を全身に受けます。サムにとって彼女の姿は、無限の可能性そのものでした。

この作品の感想とみどころ

「10代あるある」が詰まった作品です。国や文化が違っても、10代の心は万国共通と言えるでしょう。

心に誰にも言えない闇を抱えているのも、10代あるあるです。

第6位. 「トワイライト 初恋」

画像出典:映画.com

  • 公開日:2009年4月4日
  • 監督:キャサリン・ハードウィック
  • 脚本:メリッサ・ローゼンバーグ
  • 原作:ステファニー・メイヤー「トワイライト」
  • キャスト:クリスティン・スチュワート/ロバート・パティンソン/ビリー・バーク

ヴァンパイアと人間との禁断の恋を描いた映画です。原作は10代の女の子を中心に大ヒット!世界的な大ブームとなりました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

母親の再婚をきっかけに、年中晴れ模様のアリゾナから雨と霧の街フォークスに引っ越したベラ・スワン(演:クリスティン・スチュワート)。ベラは転校先のフォークス高校で、エドワード・カレン(演:ロバート・パティンソン)と出会います。

エドワードは甘いマスクと知的な雰囲気で、フォークス高校女子憧れの的です。ベラもエドワードの魅力に引き込まれ、意識するようになりました。

しかしエドワードは、ベラを避けています。エドワードのあからさまな行動に、気落ちするベラ。そんな矢先、ベラは駐車場で車の衝突事故に巻き込まれかけます。彼女を救ったのは、ベラを避けていたエドワードです。ただし、猛スピードで走る車を素手で止めるという、普通の人間には絶対にできない方法で…。

エドワードの正体はヴァンパイアで、実は彼もベラに惹かれていたのでした。しかしヴァンパイアであるがゆえに、彼女に危害を加えてしまうリスクがあります。どんなに抑え込んでいても、ヴァンパイアの本能に抗うのは難しいことです。エドワードはベラを傷つけたくないために、彼女を避けていたのでした。

この作品の感想とみどころ

エドワード役のロバート・パティンソンは、当初映画出演に乗り気ではありませんでした。しかし、ベラ役のクリスティン・スチュワートに惚れたことがきっかけとなり、映画出演に乗り気になります。後に2人は、本当に恋人同士になりました。

10代の女の子が求めている恋愛が、そのまま「映画」という形になってできたのが本作です。イケメンと恋をしたいと思っている女子ならば、どハマリ間違いなしの作品になるでしょう。

 . シザーハンズ

  • 公開日:1991年7月13日
  • 監督:ティム・バートン
  • 脚本: キャロライン・トンプソン
  • 原案:ティム・バートン
  • キャスト: ジョニー・デップ/ウィノナ・ライダー/ダイアン・ウィースト

主演のジョニー・デップとウィノナ・ライダーは、本作出演がきっかけとなり恋人同士になりました。後に別れることになるも、2人をつなげた作品であるのは事実です。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

化粧品セールスのペグ(演:ダイアン・ウィースト)は、化粧品を売るために町外れの山にある屋敷を訪れました。屋敷にいたのは、手がハサミになった人造人間エドワード(演:ジョニー・デップ)です。彼を哀れに思ったペグは、家に連れて帰ります。

エドワードの顔は青白く、傷だらけです。しかも手がハサミになっており、触れたものを全て傷つけてしまいます。彼の不気味な姿に、ペグの娘であるキム(演:ウィノナ・ライダー)はドン引きです。一方エドワードは、キムの美しさに心を奪われました。

手がハサミになっているため、エドワードに普通の生活はできません。でも植木の剪定やヘアカットはプロ並みです。そして、鍵を開けるピッキング技術もプロ並みでした。キムのボーイフレンドであるジム(演:アンソニー・マイケル・ホール)は、エドワードのピッキング技術を利用して、書斎にある父親のお金を盗もうとします。エドワードが書斎の鍵を開けて侵入すると、防犯装置が発動!1人残されたエドワードだけが、警察に捕まってしまいました。

警察の事情聴取を受けたエドワードですが、真実を話そうとしません。なぜなら、大好きなキムを困らせたくないからです。警察はエドワードには善悪が理解できなかったのではと判断し、彼を釈放しました。

逮捕の件により、キムはエドワードに惹かれるようになります。しかしジムにとっては、面白くありません。ジムの怒りは、エドワードとキムに哀しいクリスマスをもたらすことになりました。

この作品の感想とみどころ

  • ジョニー・デップとティム・バートンという、ハリウッド最強コンビの記念すべき第1作目にあたります。「スリーピー・ホロウ」や「チャーリーとチョコレート工場」など、コンビが生み出した作品は日本でも大人気の映画です。
  • エドワードには心がありませんでしたが、キムという素敵な女の子に出会って初めて、心を持つことが出来ました。心を持ったエドワードの行動は、心がある人間よりも人間らしいと言えるでしょう。




 . ヘアスプレー

画像出典:映画.com

  • 公開日:2007年10月20日
  • 監督:アダム・シャンクマン
  • 脚本:レスリー・ディクソン
  • キャスト:ジョン・トラヴォルタ/ニッキー・ブロンスキー/アマンダ・バインズ

1987年に映画「ヘアスプレー」が公開。映画はブロードウェイミュージカルで上演され大ヒット。そして、ブロードウェイミュージカルを映画化したのが本作です。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

1962年メリーランド州の都市ボルチモアに、心も体もビッグな女の子、トレーシー(演:ニッキー・ブロンスキー)がいました。彼女の楽しみは、親友ペニー(演:アマンダ・バインズ)と一緒に人気番組「コーニー・コリンズ・ショー」を見ること。そして番組出演者の1人、超イケメンスターのリンク(演:ザック・エフロン)を眺めることです。

そんなある日のこと、番組でオーディション開催が発表!憧れの番組に出演できるチャンスを掴むために、トレーシーはオーディションに参加することにしました。しかし、番組を取り仕切っていた人種差別主義者ベルマ(演:ミシェル・ファイファー)に反抗したため、オーディションは不合格となってしまいます。

その上、学校を抜け出してオーディションに向かったのが災いし、先生から補習を言い渡されました。補習クラスにいたのは、斬新なダンスを陽気に踊る黒人達です。トレーシーは彼等に斬新なダンスを教わりながら、楽しく一緒に踊っていました。憧れの王子様が、自分のダンスを見ていたとは気が付かずに。

リンクはトレーシーのダンスセンスを見抜き、番組に出演しないかと声をかけます。トレーシーは憧れの人に声をかけられたことにより、めちゃくちゃ舞い上がるのでした。

この作品の感想とみどころ

  • トレーシーのように特徴的な体つきをしていても、心がビッグであれば夢は叶います。TVの向こうにいる憧れの人と一緒になる夢も、現実になるかもしれません。
  • トレーシーの母親を演じるのは、ジョン・トラボルタです。念の為に申し上げますが、父親役ではありません。体がビッグな女性に扮し、切れ味鋭いダンスを披露するシーンは超必見です!

 . バック・トゥ・ザ・フューチャー

  • 公開日:1985年12月7日
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 脚本:ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル
  • キャスト:マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

主人公は、カリフォルニア州ヒルバレー(架空の都市)に住むマーティー・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)です。ロックとスケボーとペプシコーラーとガールフレンドが大好きな、普通の男子高生が体験するのは、タイムスリップです。

1985年10月26日午前1時20分

マーティーは、友人の科学者ドクことブラウン博士(演:クリストファー・ロイド)に呼ばれて、ショッピングモールの駐車場へとやって来ました。時刻は1985年10月26日午前1時20分。

駐車場にあったのは、タイムマシンに改造された車デロリアン!デロリアンの燃料になるのはプルトニウムで、85年当時はもちろん2020年の現在でも入手困難なものです。ドクはテロリストを騙し、プルトニウムを盗んだのでした。

プルトニウムを盗まれたテロリストは激怒し、ドクに襲いかかります。マーティーはテロリストから逃れるためにデロリアンに乗り、必死に逃げました。デロリアンはスピードを上げて、タイムスリップ!行き着いた時代は1995年11月5日でした。

1955年11月5日

何とかして1985年に戻ろうとするマーティーですが、燃料は既に切れています。デロリアンを野原に隠し、街へ向かいます。

向かった街で出会ったのは、若き頃の父親ジョージ・マクフライ(クリスピン・グローヴァー)と、母親ロレイン・ベインズ(リー・トンプソン)です。若い頃の両親との遭遇に驚き慌てるマーティーですが、事態はもっと複雑です。マーティーは、両親の出会いを邪魔してしまったのです。しかも、母親のロレインはマーティーに一目惚れ!このままだと2人は結婚しなくなり、マーティーの存在がなかったことになります。

自身の存在が消えないようにするには、マーティーはジョージとロレインのキューピットにならなければいけません。

この作品の感想とみどころ

マーティーはジョージに色々アドバイスをしますが、全然上手くいきません。なぜなら、ロレインはマーティーに夢中でジョージは視界に入っていないからです。タイムスリップものとして有名な本作ですが、高校生の切ない恋愛もしっかりと描かれています。

 . 愛を読むひと

画像出典:映画.com

  • 公開日:2009年6月19日
  • 監督:スティーヴン・ダルドリー
  • 脚本:デヴィッド・ヘア
  • 原作:ベルンハルト・シュリンク「朗読者」
  • キャスト:ケイト・ウィンスレット/レイフ・ファインズ/デヴィッド・クロス

原作はドイツ人法律学の教授である、ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」です。全世界で、500万部を売り上げるベストセラーとなりました。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

1958年ドイツ。15歳のマイケル・バーグは、学校帰りに体調が悪くなり道に倒れてしまいます。彼を助けたのは、車掌として働くハンナでした。

マイケルは、病気から回復した後、助けてくれたお礼をするために、ハンナの元を訪れます。彼女が持つオトナな魅力は、マイケルにとって衝撃的なものでした。ハンナもマイケルに惹かれ、お互い強く結ばれることになります。

ある日のこと、ハンナはマイケルに本を読み聞かせてほしいと頼みました。ハンナは教育が受けられなかったため、文字を読むことができなかったのです。そこでマイケルは、古典文学からコミックまで、ハンナに読み聞かせました。

しかし、2人の時間が長く続く続くことはありません。いつものようにマイケルがハンナの元を訪れると、彼女の姿はありません。次にハンナとマイケルが出会ったのは、マイケルが大学生になってからのことでした。

この作品の感想とみどころ

年下男性と年上女性の危ない恋愛話で終わらないのが、本作です。ハンナの正体がわかっても、気持ちを貫き通す姿は、正しく真実の愛と言えるでしょう。

ハンナ役のケイト・ウィンスレットは、本作の演技が認められ、アカデミー賞主演女優賞を獲得しました。

 . ブレックファスト・クラブ

  • 公開日:1986年5月17日
  • 監督:ジョン・ヒューズ
  • 脚本:ジョン・ヒューズ
  • キャスト:エミリオ・エステヴェス/アンソニー・マイケル・ホール/ジャド・ネルソン/モリー・リングウォルド/アリー・シーディ

高校生のリアルな心情を描いた作品です。35年ぐらい前の映画ではありますが、古臭さは全くありません。

あらすじ(ちょいネタバレ注意)

嫌われ者のジョン(演:ジャド・ネルソン)・お嬢様のクレア(演:モリー・リングウォルド)・スポーツマンのアンドリュー(演:エミリオ・エステベス)・秀才のブライアン(演:アンソニー・マイケル・ホール)・マイペースのアリソン(演:アリー・シーディ)。共通点など何もない5人が集められた理由は、休日登校という名前の「補習」でした。

5人は先生の監視下の下で、課題として1000文字以上で「自分とは何か?」について作文にまとめることになります。トイレ以外に席を立つことは、許されません。

4人は真面目に作文に取り組むも、嫌われ者のジョンは作文に手を付けようともしませんでした。昼休み時間になると、ジョンは4人を外へ連れ出します。先生から外出禁止令が出ているにも関わらず。

しかし昼休みの出来事がきっかけとなり、5人の距離は少しずつ縮まります。中でも、ジョンとクレアの関係はより親密なものとなりました。

この作品の感想とみどころ

  • 恋が実らないのは、自らが高い壁を作っているせいかもしれません。何かのきっかけで壁がなくなれば、ジョンとクレアのような関係を築くことができるでしょう。
  • 映画はジョンとクレアだけでなく、もう1組の恋愛模様も描かれています。2組の恋愛が成立したのも、高い壁を取っ払ったことによるものです。

Writing:琴光♡ ∼kotomi∼

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