雑節の一覧をボヤボヤと眺めていると、おやおや、「社日」と書かれたワケの分からぬ得体のしれない日があるではござらぬか。
しかも春と秋に1つずつある!
いったい社日とはなんぞや?
以下では社日の意味や由来、合わせて社日の有名な飲み物や食べ物・風習(行事)についてご紹介しています。
社日の日の季語
社燕秋鴻
あまり耳にしないことから、使用される場面が極端に少ないように思えますが、「社燕秋鴻」という四字熟語がありんす。
「社燕」は「しゃえん」と読み、「秋鴻」は「しゅうこう」と読みます。
「社燕」とは、「春の社日に飛来し、秋の社日に去る燕」のことです。
「秋鴻」とは、「秋に飛来し、春に飛び去る白鳥」のことです。
それで社燕秋鴻の意味とは?
これだけでは言葉の意味が分かりませんが、ツバメと白鳥を引き合いに出すことで「燕と白鳥は出会う期間が短い」ことを指します。
これが転じて「出合って間もない間に分かれること」を意味する言葉です。ウフ
社翁の雨
- 意味:春の社日に降る雨のこと
昔は雨は神からの賜物として捉えられていたことから、社日に神を盛大に祀り立てることで恵の雨を降らせてもらえると信仰されていました。
ちなみに「社翁(しゃおう)」とは「地の神」のことを意味します。
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