【2026年】お彼岸(春彼岸)はいつからいつまで?期間や意味・由来を解説!

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お彼岸の習慣を実践している方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

お彼岸は、昔から日本に伝わる大切な行事です。

お彼岸ってそもそもいつ?

お盆と何が違うの?

お墓参りはいついけばいい?

大人になってからではなかなか人に聞きづらいお彼岸の期間や意味・由来について、今回は詳しくご紹介します。

 

春のお彼岸はいつからいつまで?

お彼岸は、あの世とこの世が通じる時期である、春分の日と秋分の日に行われる行事です。

春分の日と秋分の日の前後3日間を合わせて、それぞれ7日間をお彼岸と言います。

また、その期間を、初日を彼岸入り、間の日にあたる春分の日を中日(なかび、ちゅうにち)、最終日を彼岸明けと言います。

【2026年】春のお彼岸の期間

3月17日(火) から 3月23日(月)まで

殊に、春分の日も秋分の日も国民の祝日と‥なちゃぅ。

お彼岸期間は7日間あり「彼岸入り」「中日」「彼岸明け」の概念が‥あっちゃぅ

①日目(彼岸の入り):2026年3月17日(火)
④日目(中日):2026年3月20日(金/祝)
⑦日目(彼岸明け):2026年3月23日(月)

【ピヨ🐣「彼岸の入り」とは?】

春のお彼岸の「入り」は、春分の日の3日前です。

【ピヨ🐣「中日」とは?】

春のお彼岸の「中日」は、春分の日を指す。

【ピヨ🐣「中日」とは?】

春のお彼岸の「明け」は、春分の日の3日後です。

春のお彼岸の期間は誰が決めている?

実は「春のお彼岸」という期間は法的に定まっているものではない。

国立天文台が算出した天文学的見地を素敵に参照し、毎年2月に開催される内閣府の閣議によって、翌年のお彼岸(春秋)の日程が定められる。

決定されたお彼岸の期間は、官報によって国民に発表される。

概ね毎年3月20日頃ですが、必ずしも同じ日とは限りません。

お彼岸とお盆の違いは何?

お彼岸とお盆は何が違うのでしょうか?

その違いは、「目的」にあります。

お盆は、「ご先祖様の魂を迎えること」が目的です。

なぜなら、お盆は、亡くなったご先祖様の霊が家に帰ってくると信じられているからです

一方で、お彼岸は、「ご先祖様を供養すること」が目的です。

目的の違った2つの行事ですが、そこには共通する思いが込められています。

それは、このそれぞれの期間が「ご先祖様と過ごし感謝する期間」だという点です。

お彼岸とお盆は、共にお墓に行くことは皆さんがご存知だと思います。

お彼岸もお盆も、ご先祖様を敬い、感謝する気持ちが、私たちをお墓参りへ行かせるのです。

それでは、お彼岸の意味や目的について、もっと詳しく見ていきましょう。

お彼岸とは?「お彼岸の意味と由来」

お彼岸とはどのような意味があるのでしょうか?

由来と合わせてご紹介します。

なぜ先祖供養をする期間にお彼岸が選ばれるの?その理由は?

では、どうしてお彼岸に、先祖供養をするのでしょうか。

なぜ、この期間に供養するのかは、この期間が、仏教における、仏道修行をするべき期間であるからです。

仏教の教えの中に、「六波羅蜜(ろくはらみつ・ろっぱらみつ)」という言葉があります。

これは、仏道を志す修行者が、実践すべき基本的な6つの徳のことを指します。

つまり、6種類の修行のことです。

具体的には、布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧の6つの修行を指します。

この6種類の修行を行うことで、より徳の高い人物=涅槃(ねはん)なることができます。

涅槃とは、人間の欲や怒りといった、心身を悩ませ、乱す精神作用ともいえる、「煩悩」を打ち消した、仏教における最高の悟りの境地のことです。

仏教の究極の目的とも言えるでしょう。

このように、涅槃に近づくために修行は行われます。

彼岸は全部で7日間ありますが、中日にあたる春分の日に、ご先祖様に感謝し、残る6日は6つの修行である「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされています。

「六波羅蜜」については、このページの最後で詳しくご紹介します。

お彼岸に先祖供養をする、もう1つの理由

お彼岸が先祖供養をするのに良い期間だという理由がもう1つあります。

仏教では、ご先祖様のいるあの世の世界を彼岸(ひがん)、私たちが生きているこの世の世界を此岸(しがん)と言います。

彼岸と此岸の間には三途の川(さんずのかわ)が流れています。

春分の日や秋分の日には、この彼岸と此岸がもっとも通じやすく、近づくと考えられています。

また、彼岸は此岸と違い、人間の迷いや苦しみである煩悩がない極楽浄土の世界が広がっていると信じられています。

お彼岸に「六波羅蜜」の修行と合わせて、供養を試みることで、ご先祖様への思いが通じ、自身も煩悩を打ち消した存在に近づくことができるというわけです。

なぜ、お彼岸は春分の日と秋分の日なの?

そもそも、どうして、春分の日や秋分の日には、「彼岸と此岸がもっとも通じやすく、近づく」と考えられているのでしょうか。

仏教の1つの考え方である浄土思想では、彼岸にあたる極楽浄土は西にあると考えられていました。

春分の日と秋分の日の中日は、太陽が真東から出て真西に沈むことから、人々は自らの思いが真西にある極楽浄土に届きやすいというイメージを持ち、この日に西にある極楽浄土に向かって拝むようになったということのようです。

これが、お彼岸に、仏壇に特別な供え物をしたり、お墓参りをしたりする風習に繋がっています。

お彼岸の語源

彼岸の期間には、色々な寺院で彼岸会(ひがんえ)と呼ばれる、法要が行われます。

この彼岸会の歴史は古く、平安時代の中頃にはすでに始まっていたとされています。

そもそも、彼岸という言葉は、仏教の礼拝用言語である、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳です。

この言葉、「到彼岸」を略した言葉だと言われています。

「パーラミター」とは、完成する、成就するといった意味で、その完成するという意味が変化し、仏道の様々な修行における目標のような意味合いを示すようになったと考えられています。

その後、この言葉は、日本人が古くからの習慣であった、「ご先祖様を崇拝する」ことと結びつき、「彼岸」が現在のような意味で用いられるようになりました。

「此方の岸を意味する此岸」と「彼方の岸を意味する彼岸」

他説としては、此方(こちら)の岸を意味する「此岸」に対して、「彼方(かなた)の岸」ということで「彼岸」と呼ばれるようになったという説もあります。

此岸は上述したように、「此方(コチラ側=欲望と煩悩に満ち溢れた現世)」を意味し、彼岸は「アチラ側,向こう側=此岸を渡った向こう側にある欲望と煩悩の無い世界、すなわち”悟りの世界”」を意味するとも言われます。

お彼岸は日本独自の行事

このように、彼岸はその言葉も風習も、仏教の影響を受けていますが、実は他の仏教国では見られない風習です。

お彼岸にご先祖様を供養するというのは、なんと日本独自の風習なのです。

このように、彼岸の行事が日本独自のもので、インドや中国の仏教にはないことから、由来は違ったところにあるという考え方もあります。

例えば、民俗学では、日本古来の太陽信仰や祖霊信仰が起源だろうと言われています。

彼岸という言葉は、サンスクリット語が起源ではなく、太陽に豊作を祈願した太陽信仰の言葉である、「日の願い」が、「日願(ひがん)」となり、仏教語の「彼岸」とは後から結びついたものだとする考え方です。

いずれにしても、日本では現在でも、春分の日・秋分の日前後の期間に彼岸会の法要を行っている寺院が多く存在しています。

このように、家族や親戚で集まって、ご先祖様を供養し、お墓参りをしましょうというお彼岸の風習が、全国に根付いています。




お彼岸のお墓参りはいつ行く?持ち物・手順も確認!

お彼岸にはお墓参りに行きましょう。

中日までに行くのが良い、あるいは、彼岸の明け(最終日)は避けるべきと言う人もいるようですが、基本的には、お彼岸の期間中であれば、いつでも構いません。

ご家族や親戚みんなでお出かけになるのがおすすめです。

お墓参りの持ち物

お供え物

お菓子や果物、花、お線香など。

食べ物や花は、故人の好きだったものなどを選びます。

なるべく日持ちするものがおすすめです。

※最近はカラスに荒らされるなどの被害があることから、食べ物をお供えすることを控えている霊園もあるようです。

その他の持ち物

ろうそく、マッチ (ライター、チャッカマン)、掃除用具

※花ばさみもあると便利です。

お墓参りの手順

お彼岸の大切な行いの1つであるお墓参りを正しく行いましょう。

お彼岸の恒例イベントの1つでるお墓参りですが、正しい手順をご存知ですか?

ご先祖様への感謝の気持ちを表す方法は、拝むだけではありません。

お掃除

お墓の周りの掃除をします。

雑草や枯葉は取り除き、植木があれば剪定をします。

玉砂利を水洗いしてもいいでしょう。

次に、墓石の汚れを落とします。

初めは水を使わず、布やはたきのようなものを使ってほこりを払います。

ある程度汚れを落としたら、水や洗剤を使って墓石を洗います。

墓石の文字が刻んである部分は、歯ブラシなどを使うと汚れがきれいに落ちます。

最後に、墓石についている水分をしっかりと拭き取ります。

お供え

お菓子や果物などは直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きましょう。

花は、花立てに長さを整えてお供えします。

ご供養・ご祈願

ご先祖様に日頃の感謝の気持ちを込めて、合掌しましょう。

お彼岸はお仏壇・仏具の掃除も忘れずに!

ご自宅にお仏壇がある場合には、お彼岸前に、お仏壇の掃除をしましょう。

一般的にお仏壇は、木で作られていることが多いので、湿気が天敵です。

そのため、出来るだけお天気の良い日にお掃除をすることをおすすめします。

ちなみに、ご本尊様とご先祖様へは、これから掃除を行うことと、掃除が終わったことをお伝えする方が良いそうです。

金箔などの繊細な飾りが施されているお仏壇の箇所は触れないようにし、お仏壇のホコリはハタキを使って払います。

また、お彼岸期間の1週間は、花や、果物、菓子などのお供え物や精進料理をお供えしましょう。

お仏壇やお墓に直接お参り出来ない時や、他家に伺う時は?

やむを得ず、お仏壇やお墓にお参り出来ない時や、他の家に伺う時は、お供えの他にお線香を届けることをおすすめします。

最近では、現金を包むことを指す「お香典」も、本来はお香、つまり、お線香を届けたことに由来します。

お彼岸には「彼岸会」に出席するのもおすすめ

彼岸会は、お寺でご先祖様への供養をすると同時に、「六波羅密」の教えを説いていただける行事です。

他の仏教国にはあまり見られませんが、実は、日本仏教の年中行事の中でも最も一般的で、盛んに行われている行事の1つです。

ちなみに、お盆の時期には、お寺で「施餓鬼会(せがきえ)」や「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といった行事が行われます。

お参りに行けない場合には、お彼岸の時期にお寺に行き、彼岸会に参加してみるのはいかがでしょうか?

お寺によっては、有名人によるトークイベントなど、様々な催しが開かれることもあるようです。

お彼岸をお墓参りだけで過ごすのではなく、このような法要に参加してみて、多くの方たちとともに、ご先祖様の供養を行うのもよいでしょう。

結婚式や海水浴はだめ?お彼岸にしない方がいいこと

基本的には、お彼岸は、「喪中」のように、身を慎まなくてはいけない時期ではないため、特にしてはいけないことはありません。

しかし、なるべくならやらないほうが良いこともあるようです。

お彼岸時期の神事

昔から、「仏事と神事は一緒に行なわない」という考え方があります。

仏教と神道は、日本では古くから融合し、同じように信仰され、親しまれてきました。

ですが、神道では死を穢れとして嫌い、神社では一般的には葬式をしたり、墓を作ったりはしません。

ですので、昔から、葬式や法事などの仏事と、神道の神事は一緒に(続けて)行わない方が良い、という考え方があります。

ですので、お彼岸で、お墓参りする日に、神社へのお参りは避けたほうが良いでしょう。

同様に、神社でとりおこなわれる儀式、例えば神前結婚式やお宮参り、七五三参りなども、可能であれば時期をずらした方が良いかもしれません。

お彼岸時期のお見舞い

お彼岸は、お墓参りを行うため、どうしても「死」を連想させる時期になっています。

そのため、この時期に入院されている方を見舞うのは、なるべく控えた方が良いとされています。

お彼岸の時期には水辺に近寄らない方がいい?

地方によっては、お盆やお彼岸の時には、海や川などの水のそばへは近づかないようにという言い伝えがあるようです。

お彼岸には、彼岸と此岸が近づく、つまり、あの世に近づくために、危ないところには近寄らないといった心配からかもしれません。

お彼岸の迎え方は日本のなかでも地域や世代によってかなりバラエティーに富んでいるようですので、一度お住まいの地域の風習を確認してください。

お彼岸の時期には結婚式をしない方がいい?

先にご紹介したように、お彼岸は、「喪中」ではないため、結婚式を行っても特に問題はありません。

しかしながら、お彼岸には、ご先祖供養のために帰省など、日頃に増して忙しくなることが予想されます。

そのため、入籍などお招きする方が必要ではない行事でしたら構いませんが、披露宴などの列席者をお招きする行事は控えた方がいいかもしれません。

【豆知識】六波羅蜜(ろくはらみつ)を実践してみましょう!

 

極楽浄土に行けるように、少しでも煩悩のない涅槃に近づけるように、本来お彼岸には、六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼ばれる6つの修行をすることが勧められています。

せっかくの機会ですから、この6つの修行を1つでも実践してみるのはいかがでしょうか?

①布施(ふせ)「施(ほどこ)すこと」

人に施しを与えること。

人のために惜しみなく何か善いことをする。

布施とは、人に施しを与えること、つまり、誰かのために惜しみなく善いことをする、ということです。

善い行いには有形と無形のものがあり、有形は、財施と呼ばれ、お金や品物などを施すことです。

有形のものとしては、「財施」と呼ばれる、お金や品物を与える行為があります。

無形のものには、 知識や教えなどを施すこと(法施)、明るく優しい顔で接すること(眼施・顔施)、温かい言葉をかけること(言施)、 恐怖心を取り除き穏やかな心を与えること(無畏施)、 何かをお手伝いすること(身施)、善い行いをほめること(心施)、場所を提供すること(座施・舍施)などがあります。

四国遍路の度の「お接待」をする四国の街の方はまさに、無形の布施を試みています。

施しは、与えても、返礼を期待してはいけません。

また受ける側もそれ以上を望んだり、くり返されたりすることを期待してはいけないのです。

②持戒(じかい)「慎むこと」

持戒とは、戒律を守り、省みることです。

ルールを守った生き方をし、人間らしく生活します。

決して、自分勝手に生きるのではなく、相手のことを思いやり、ゆずりあっていく生活のことを指します。

③精進(しょうじん)「励むこと」

精進とは、つねに努力することです。

最善をつくして努力することです。

たとえ、良い結果が得られたとしても、それにおごることなく、さらに向上心を持って継続に励みます。

④忍辱(にんにく)「忍こと」

忍辱とは、苦しくても耐え忍ぶことです。

悲しいことや辛いことがあっても、困難に向かって耐え忍び、落ち込まないで頑張る行為、姿勢を指します。

 ⑤禅定(ぜんじょう)「心身を静めること」

禅定とは、心を落ち着かせ、動揺しないことです。

どんな場面でも常に平常心に保つことを意味します。

⑥智慧(ちえ)「学ぶこと」

智慧とは、正しい判断力を備え、物事の真実を見る目を持つことです。

欲望が強くなると、単なる知識だけで物事を考えがちになるので、知識ではなく智慧の心を以て考えることが大切です。

日々この修行を心がけて実行していくことは、なかなか難しいことです。

しかし、せめてお彼岸の期間だけでも意識して実践してみましょうという意味も、お彼岸の1週間には込められているのです。

お彼岸の期間中は、1日1つずつ修行を実践していければいいのですが、無理な場合は期間中に1つでも実践して、ご先祖様への感謝と共に墓前に報告できるといいですよね。

まとめ

「お彼岸」と「お盆」は似ているようで、実は目的が違うことが分かりました。

お彼岸は、ご先祖様への感謝と共に、自分も修行をして、少しでも徳の高い人を目指す期間でもあります。

お彼岸の意味を知った上で、お墓参りをすれば気持ちも引き締まるはずです。

今年のお彼岸には、出来る限りお彼岸ならではの行事、食事を実践してみてください。

そんなあなたの姿を見れば、ご先祖様もより一層温かく見守ってくれることでしょう。

Writing:YUKIKO-加藤

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