昨今、バレンタインデーに渡すチョコの呼び方の種類が増加し、それらの呼び方はすべて略称のため、その意味に戸惑いを感じることがシバシバあります。

ちなみにあなたは「ゆりチョコ」と聞いて、この意味が瞬時に理解できますか？

これは恐らくそこらへんをホゲぇと歩いとるオッサンに限らず、君のようにピチピチエキスが溢れ出て仕方ない完熟完品のクソ可愛い現役の娘っ子でも知らないと思います。ペロっ

以下では バレンタインデーに渡すチョコの呼び方の種類や意味を一覧でご紹介します！

これからバレンタインチョコをもらう貴方も贈る貴女もぜひチェックしてみてください！

「本命チョコ」の意味

「本命チョコ」という言葉は上記、ピチピチエキスが溢れ出て仕方ない完熟完品のクソ可愛い現役の娘っ子はもちろんのこと、競馬場の第4コーナーあたりで丸め込んだ競馬新聞片手に発狂しているオッサンでも知っているほど広く認知された、もはや公用語ともいえる言葉です。

貴女が大好きな♥意中の彼♥、もしくは彼氏・旦那さんに渡す、思いがこもったチョコであることから俗に「本命チョコ」と呼称されています。

「義理チョコ」の意味

「義理チョコ（ぎりチョコ）」とは、その名の通り、義理で渡すチョコです。

上述、「本命チョコ」と対義語としての意味合いでセットで用いられる例が多く散見されます。

昨今、下記のように義理チョコの中にも独自の呼称を持つチョコが出没してきたため、現在の義理チョコとは総称になりつつあります。

「社交辞令チョコ」の意味

社交辞令チョコとは、社交辞令の名前の通り、会社内での人間関係を円滑にする目的で、半ば仕方なく渡すチョコのことです。

人付き合いのために仕方なく渡すことから、義理チョコの代表格でもあり、もはや義理チョコの代名詞にも位置付けることができます。

オフィス内では昼休みに社外から帰社した時や15時の休憩帰りに、デスクの隅っこにさりげなく置かれている例が散見されます。

社交辞令チョコなので箱の中の1つのチョコであったり、箱の場合は小さな箱のチョコがほとんどです。

御礼チョコ（世話チョコ）

「御礼チョコ」とは、お世話になった人にそのお返しにバレンタインデーを利用して贈るチョコのことです。

別名で「世話チョコ」とも呼ばれます。

お世話になった感謝の気持ちをチョコに込めて渡すことから、チョコの値段は本命か本命チョコを上回ることもあります。

近年、誕生した新たな呼称のチョコの種類です。

友チョコ

「友チョコ」とは「友達へ贈るチョコ」の略称になることから「友チョコ」と呼ばれます。近年では下記、自分チョコと同様に女性が自分のためではなく、女性の友達へ贈るためにチョコを購入する例も散見されており、このような呼称が誕生しています。

友チョコは女性同士の親交を深める意味合いもあることから、御礼チョコ（世話チョコ）の側面も感じられられます。ペロっ

逆チョコ

「逆チョコ」とは、バレンタインデーに際し、逆に「男性から→女性」へと渡すチョコの略称です。

逆チョコはまだまだ世間では広く認知されておらず、一部の界隈のみの小範囲で認知されている状況です。

マーケティングリサーチ大手のマクロミルが全国20～49歳の会社員・公務員1000名を対象に執り行った調査によれば、わずか約20%（約200名）の男性がバレンタインデーにチョコを購入している実態が明らかにされています。

このうち何%の男性が女性へ逆チョコとしてプレゼントするのか分かりませんが、このあたりの背景を加味すれば、統計的にもまだまだ認知度が低い傾向にあることがうかがえます。

自分チョコ

「自分チョコ」とはその名前の通り、自分自身に対してご褒美などの意味合いで購入するチョコです。

上記、逆チョコの項でバレンタインデーに約20%もの男性がチョコを購入している実態を明らかにしましたが、このうちの数%は理由は判然としませんが、自分自身に贈るチョコ、いわゆる「自分チョコ」を購入する男性もいるようです。

ただ、「自分チョコ」は自分自身へ贈る意味合いがあることから男性のみとは限定されず、女性もこの範疇に当てハマります。

このような自分チョコを購入する割合が増加する背景として、年々、チョコのデコレーション（装飾・模様など）や品質が大きく向上し、種類が多彩化してきたことが影響を及ぼしていると考えることができます。ペロっ

ファミチョコ

「ファミチョコ」とは、「ファミリー」いわゆる「家族」へ贈るために購入するチョコのことです。

家族なので兄弟・姉妹、母ジャ、父ジャ（ててジャ）などへ贈るために購入するチョコです。

ファミチョコは、義理の意味合いが強く感じられることから、義理チョコの一種と位置付けることができます。

百合チョコ（百合チョコ）・ホモチョコ

「百合チョコ」の「百合（ゆり）」とは、「百合関係」のことを指し、これはいわゆる「レズビアン（Lesbian）＝女性同士の恋愛」のことを指します。

「百合関係」の起源・由来とは？

「百合関係」という言葉が広く認知された背景として、1983年にレズビアンを題材とした日活ロマンポルノ映画『セーラー服 百合族』に起因するものと言われています。

当映画は社会現象になるほどの人気を博し、たちまちのうちに「百合」という言葉が世間一般的に使用され始め、以来、「女性同性愛」を意味する言葉として定着したものです。

「ホモチョコ」とは、「ホモセクシュアル（Homosexual）」のことを指し、これは逆に男性同士の恋愛を意味します。

これら「百合」と「ホモ」の頭文字を取って「チョコ」を付したことで、このような呼称が誕生しています。

つまり、百合チョコ（ゆりチョコ）は「女性から→女性に贈るチョコ」を意味し、ホモチョコは「男性から→男性へ贈るチョコ」を意味します。

形態としては、上述、友チョコやファミチョコに類似しています。ペロっ