初夏も過ぎた頃、いよいよ夏本番を迎える時期になり、日本では梅雨に入ります。別名で「入梅」とも呼ばれるこの梅雨時期を司る二十四節気こそが「芒種」です。
芒種は穀雨と重なる恵みの降雨の季節です。芒種の雨が穀雨の雨と異なるのは、梅雨という長雨が降り続く日が幾日も続きます。
これから夏本番を迎えるに前に長雨の恵みによって大地は水分を充分に蓄え、日照りが続く夏本番に備えます。言い換えると一夏を越すための大切な準備期間とも言えます。
以下では、この「芒種」期間中に使用される代表的な季語を一覧形式で
ご紹介しています。