「ハロウイン」の季節がやってくると、皆さんは何か準備を始めますか?
仮装やカボチャの飾り物、料理に部屋のレイアウトなど、楽しみにしている方もいらっしゃるかもしれません。
日本の文化としてだいぶ定着してきた「ハロウイン」。
そもそも、何のために行う行事なのでしょうか?
今回は、「ハロウイン」の正しい読み方から、一体いつする行事なのか?意味や歴史などをご紹介します。
「ハロウインパーティー」にピッタリな簡単レシピなどもご紹介しますので、是非お役立てください!
目次
他にも気になる行事の由来や歴史、雑学などについては、当サイトの以下のページでご紹介しています!
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「ハロウィン」の正しい読み方
「ハロウィン」は、英語がもとになっている言葉です。
では、英語の音節と発音記号を確認してみましょう。
音節→[Hal·low·een]
発音記号→[h`æləwíːn]
アクセントは、[wi:n=ウィ]の部分に置くと良いそうです。
英語の発音記号では、 [:]の部分は「前の音を伸ばして発音する」という意味があります。
そのため、カタカナ表記にすると「ハロウィーン」というのが正しい英語の発音になります。
日本語では、「ハロウィン」
英語では、「ハロウィーン」
どちらかが間違いなのではなく、使う国によって読み方が違うだけです。
「ハロウィン」の語源
「ハロウィン」の語源は、1745年のキリスト教徒の言葉にあると言われています。
「Hallowe’en」は、「聖人達の夜」を意味していて、スコットランド語の「All Hallows’ Eve(諸聖人の日の前夜)」をという言葉から来ているそうです。
スコットランド語では、単語の「eve」は「even」とイコールであり、これは「e’en」または「een」に短縮されることがあります。
そのため、時代の経過と共に「(All) Hallow(s) E(v)en」が訛って「Hallowe’en」へと変化したと考えられています。
ハロウィンを英語で書くと?
「ハロウィン」を英語で書くと、「Halloween」と書きます。
または、「Hallowe’en」と書きます。
「ハロウィン」はいつ?
「ハロウィン」は、毎年10月31日に行われます。
しかしながら、日本の「ハロウィン」はイベントが重要視されていることから
沢山の人が参加しやすい、9月~10月末日の土日が多いようです。
「ハロウィン」って何?
そもそも「ハロウイン」とは、古代ケルト人を起源とした秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す行事です。
もともとは、収穫祭としての意味合いが強く、あの世とこの世の「門」が開く日という考え方から悪魔除けをした行事でありました。
しかし、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、本来の意味合いはアイルランドなどの一部の国以外はほとんどなくなってしまっています。
「ハロウィン」はどんなことをするの?
「ハロウィン」が近づくと、家の中を飾りつけしたり、生のかぼちゃをくり抜いて明かりをともす、ジャクオーランタンを作ったりします。
飾りつけは、かぼちゃやお化け、蜘蛛や蜘蛛の巣、コウモリといったもので、色は黒とオレンジをよく使います。
「ハロウイン」当日は、パレードやコスチュームのコンテストなどさまざまなイベントが開催されます。
また、暗くなってくると仮装をした子供たちがバスケットを持って歩き、近所の家々やお店を訪問してお菓子などを貰います。
ちなみに、アイルランドでは 祝日ですが、他の国のほとんどは学校も仕事もお休みになりことはありません。
仮装するのはどうして?
「ハロウイン」と言えば、お化けの仮装や魔女の仮装をしてお菓子を貰いに行くイメージがあると思います。
ではなぜ仮装をするのでしょうか?
「ハロウイン」には、あの世とこの世の間の「門」が開いて悪霊や死者が出入りしてしまうと言われています。
そこで、もし悪霊や魔女が家を訪れてしまったら、人間だと分かると取り憑かれてしまうかもしれないという可能性から、仲間だと思わせ追いはらう為に仮装したのです。
ですから、日本のハロウィンで見かけるキャラクターや可愛らしいコスプレは「ハロウィン」には相応しくないということになります。
「ハロウィン」の歴史
「ハロウィン」の歴史は、古代ケルト人が伝えたとされています。
ちなみに、古代ケルト人とは、中央アジアの草原地帯から馬や戦車を持ってヨーロッパに渡来したインド・ヨーロッパ系の人たちのことを指し、現在の英国やアイルランド、フランスにあたる地域に暮らした民族です。
そのケルト人の中でも、有力な階級の人々を「ドルイド」と呼びます。
「ドルイド」が信仰していた宗教では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日を指し、同時に1年の収穫を祝う「サウィン祭」を11月1日に行っていました。
「ハロウイン」の起源はこの「サウィン祭」にあると言われているのです。
「ハロウィン」の起源①・古代ケルト人の祭り「サウィン祭」
先ほどもお話したように、古代ケルト人の信仰では11月1日が1年の始まりである「新年」で、1年の終りは10月31日でした。
そのため、日没を新しい日の始まりと考えていたことにより、「サウィン祭り」は10月31日の夜に始まっていました。
では、10月31日の「サウィン祭り」ではどのようなことを行っていたのでしょうか?
「サウィン祭り」の主な行事は、アイルランドや英国のドルイド祭司が行います。
ドルイド祭司は、かがり火を焚いて、村民たちは作物と動物の犠牲を捧げるのです。
詳しい手順はこんな感じです。
ドルイド祭司たちは火の周りで踊りながら「太陽の季節」が過ぎ去りるとする夕方から「暗闇の季節」を指す夜が来るのを待ちます。
そして、11月1日の朝が来るとドルイド祭司は各家庭に周りで踊っていた火を与えます。
与えられた火を自宅に持ち帰った各家族は、その火でかまどの火を新しくつけて家を暖めます。
かまどに神聖な火をつけることで、悪い「シー(Sí=ケルト神話の妖精)」や「バンシー(女の妖精)」などの妖精が入らないようにします。
この晩には、妖精の他にも死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたのです。
どうしてこの日に限って、悪い妖精や死者の霊が入ってくるのか?
それは、1年の間でこの時期には、この世と霊界との間にあるとされる目に見えない「門」が開くとされていたためです。
「門」が開いてしまうので、この世と霊界の両方の世界で行き来が自由になってしまうと信じられていました。
そのため、この時期に出てくるとされる邪悪な精霊や魔女から身を守るために、仮面を被ったり、魔除けのための焚き火を焚いていたのです。
他にも、村民たちは生贄(いけにえ)として殺した牛の骨を炎の上に投げ込み、かがり火が燃え上がると、他の全ての火を消し、それからは厳粛に炎を移し自宅の炉床に火をつけるようなことも行っていたようです。
このように「ハロウィン」がお化けや悪霊と関係することは、このお祭りが起源だということが分かります。
一方で、他のお祭りも「ハロウィン」への影響を担っていたと考えられています。
「ハロウィン」の起源②古代ローマ人の祭り「女神ポーモーナ祭り」
古代のローマ人は、同じく11月1日頃に「女神ポーモーナを讃える祭り」を祝っていたと考えられています。
「女神ポーモーナ」は、果実や果樹、果樹園を司る神であり、リンゴをシンボルとしている女神です。
「ハロウィン」の行事の1つとして行われる「ダック・アップル」もこの由縁からと考えられています。
また、ハロウィンのシンボルカラーになっている「黒」と「オレンジ」のうち、「オレンジ色」は「女神ポーモーナ」に由来しているという説もあるようです。
このように、ハロウィンのシンボルカラー定着したと考えられているお祭りですが、「ハロウィン」との関連性について、否定的な見解も出ているようです。
他にも、古代ローマの祖霊祭である「パレンタリア」というお祭りからの影響も考えられているようです。
1度は廃れてしまった習慣「ハロウィン」
「ハロウィンの習慣」は、イングランド南部地方では17世紀以降に廃れてしまいます。
理由は、11月5日という近い日付に「火薬陰謀事件の記念日(ガイ・フォークス・ナイト)」が行われていたからです。
ちなみに、「火薬陰謀事件の記念日」とは、イギリスで毎年11月5日に行われる民間行事です。
1605年に、カトリック教徒が議会爆破とジェームズ1世殺害を狙って、火薬の使用を計画していたところ、秘密がばれてしまい、実行者とされるガイ・フォークスが逮捕されたという事件に由来した日です。
このように、イングランド南部地方では、別の記念日が近いことから「ハロウイン」は廃れていきましたが、スコットランドやアイルランド、マン島、ウェールズなどの地方では引き続き広く普及していました。
アメリカの祝祭日になった「ハロウィン」
一部の地域で、廃れてしまった「ハロウイン」の行事も、アメリカに広がることで徐々に全世界に普及をしていきます。
アメリカに「ハロウイン」が一気に普及した理由は、19世紀になりアイルランドやスコットランドから大量に移民が到着したことです。
アメリカに飢餓のために移住してきたアイルランド人は、秋の収穫祭である「サウィン祭り」を持ち込んだのです。
また、キリスト教が根付くアメリカで広く行われていた11月1日に行われている「万聖節(ばんせいせつ)」という祝日が、「サウィン祭り」と結びついたとも言われています。
「万聖節」は、諸聖人の祝日とも言われ、キリスト教においてはすべての聖人を崇敬する祝日です。
そのため、「ハロウイン」は、この「万聖節」の前夜という意味も持っています。
19世紀半ばまでは、移民の内でだけの行事として行われていた「ハロウィン」ですが、徐々にアメリカの風習にも受け入れられてくるようになります。
20世紀初頭には、アメリカのほとんどの人々に受け入れられ広がりを見せます。
1950年代には「トリック・オア・トリート」の合言葉が、製薬会社や映画会社、テレビ局などの仕掛けによってさらに普及します。
その後、アメリカ人の増加に伴い、アメリカ風のハロウィンの風習が根付くと世界にも「ハロウィン」が普及をしていったのです。
「ハロウィン」の意味
「ハロウイン」には、「万聖節 (ばんせいせつ)」 の前夜祭という意味があります。
「万聖節」は「諸聖人の日(しょせいじんのひ)」とも呼ばれる、カトリック教会の祝日の1つです。
全ての聖人と殉教者を記念する日で、カトリック教会の典礼暦では11月1日、11月2日は「死者の日」として定められています。
「ハロウィン」の合言葉
「ハロウィン」には、お決まり文句があります。
どのような言葉なのでしょうか?
Trick or treat!
「ハロウィン」にあまり詳しくなくても、この言葉なら知っている方も多いかもしれません。
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!」と言う、「ハロウィン」の定番フレーズです。
仮装した子供たちは、近所の家々を訪問してこのフレーズを言い、訪問した家の人からお菓子をもらいます。
「Trick or Treat」は直訳すると、「いたずらか、お菓子か」といった意味になります。
このtreatは、ヘアケアのトリートメントの「トリート」と同じ意味で、保護や手当を意味します。
子供たちに渡す「手当」が「お菓子」というわけです。
Happy Halloween!
「ハロウィンおめでとう!」もしくは「楽しいハロウィンを!」という意味です。
「ハロウィン」の日には、挨拶代わりによく使われるフレーズです。
お化けも出てくる「ハロウィン」でなぜ「ハッピー」なのでしょうか?
ここで言う「ハッピーハロウィン」は、「メリークリスマス」的な感じです。
メリークリスマスが「良いクリスマスを!」という意味なので、ハッピーハロウィンは「良いハロウインを!」という意味に捉えるといいかもしれません。
ちなみに、「I witch you a Happy Halloween.」も「よいハロウィンを!」という意味で、本来なら「wish」を使うところを、しゃれで「witch(魔女)」を使った、ハロウィンならではの楽しい英語フレーズです。
Boo!
「ばあ!」や「わあっ!」といった意味で、人を驚かすときに使います。
ちなみに、赤ちゃんをあやすときに「いない、いない、ばぁ!」と言うと思いますが、英語では「Peek a boo」と言います。
お化けの仮装をした子供たちが良く使うフレーズです。
「ジャックオーランタン」って何?
「ハロウィン」で耳にする、「ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)」は、一体なんでしょうか?
「ジャクオーランタン」とは、毎年10月31日の「ハロウィン」の日に作るもので、かぼちゃをくり抜いてロウソク立てたランタンで、善霊を引き寄せ、悪霊達を遠ざける効果があるといわれています。
「ジャクオーランタン」は、アイルランドやスコットランドなどのケルト系文化が色濃い国において伝わる「鬼火(おにび)」のような存在です。
「鬼火」とは、怪火(空中を浮遊する正体不明の火の玉)のことを指し、伝承上では一般的に、人間や動物の死体から生じた霊や、人間の怨念が火となって現れた姿だと言われています。
そのため、「ジャクオーランタン」は、漢語と英語の混ぜ書きでは「提灯ジャック」とも書くそうです。
「ジャクオーランタン」には、「ランタン持ちの男」という伝承上の人物がモデルになっています。
「ランタン持ちの男」の姿は、火の玉の姿で、光る衣装を身にまとい、カボチャ頭の男の姿をしていると言われています。
そして、この「ランタン持ちの男」は、堕落した人生を送ったまま死者となってしまった者がなった姿だとされています。
「ランタン持ちの男」は、魂が死後の世界へ立ち入るのを拒否されたことから、悪魔からもらった石炭を火種にして、しなびて転がっていた「かぶ(ルタバガ)」をくり抜き、火を入れたランタンにして、それを片手に持って彷徨っている姿をしているそうです。
また、ずる賢い遊び人が悪魔をだまして、死んでも地獄に落ちない契約を取り付けたが、死後に生前の行いの悪さから天国へいくことを拒否されてしまたにも関わらす、悪魔との契約により地獄に行くこともできないため、「かぶ」に憑依して安住の地を求めてこの世を彷徨い続けている姿だとも言われています。
今では「ハロウィン」のキャラクターとして定着している「ジャクオーランタン」も実はなかなか怖い存在だったようです。
「ハロウィン」で「かぼちゃ」を使う理由
「ハロウィン」に欠かせないのが「かぼちゃ」ですが、実は本来は「かぶ」を使用していたのです!
先ほど、「ジャクオーランタン」の場面で、死後の世界へ立ち入るのを拒否された男が、しなびて転がっていた「かぶ」でランタンを作ったと出てきたことからも、もともとは「かぼちゃ」ではなかったことが分かります。
そもそも「かぶ」を使っていたのは、「ハロウィン」の起源である現在のアイルランドに住んでいた古代ケルト人です。
古代ケルト人にとって、10月31日は1年の終わりの日であり、秋の収穫祭の日、また祖先の霊と悪霊がやってくる日でした。
この悪霊を払う為必要なのが、魔除けとして使われる「かぶ」です。
古代ケルト人は、「ハロウィン」の日に「かぶ」をくり抜いたり、焚き火を焚き、仮面を作るなどして悪霊から身を守りました。
現在でもアイルランドやスコットランドでは、「かぶ」をランタンとして使います。
では、なぜ「かぶ」から「かぼちゃ」に変わったのでしょうか?
「ハロウィン」が時を経てアメリカに伝わると、アメリカでは「かぶ」の生産量が少ないことから、代わって生産量の多い「かぼちゃ」へと成り代わります。
このことが、全世界へと広がり、「ハロウィン」では「かぼちゃ」が定着したのです。
「ジャックオーランタン」の作り方
【材料】
・かぼちゃ
・新聞紙
・果物ナイフ・カッター(細かいところ用)
・大きめのスプーン、小さいスプーン
・油性ペンかクレヨン
・ろうそく(LEDのキャンドルライトでもOK)
【作り方】
1.かぼちゃに顔を描きます。
油性ペンやクレヨンで、かぼちゃの表面に顔を描きます。三角や四角を組み合わせるとそれっぽくなります。
2.底をカットします。
新聞紙を敷いて、かぼちゃの中身をくり抜くための穴をあけます。かぼちゃの底でもいいですし、頭に開けて蓋のようにしてもいいです。後で中にロウソクを入れるので、手が入るくらいの大きさになるといいでしょう。底を切り取った場合は、ろうそくを置く土台として使かうため、捨てないでください。
3.かぼちゃの中身をくり抜きます。
スプーンを使用して、かぼちゃの中身をくり抜きます。カボチャの部分に合わせてスプーンを変えるといいでしょう。
4.顔を作りましょう。
下描きに沿ってナイフを入れます。
ケガをしないようにしっかりかぼちゃを固定して、慎重にカットします。細かいところは、カッターを使うといいでしょう。
5.ろうそくの土台を作る
先ほど捨てないでいた、かぼちゃの底の部分にろうそくを置きます。
かぼちゃにくぼみを作ると、ロウソクがずれたり倒れたりしにくくなります。
6.土台に本体をかぶせて、火をつける
ろうそくの土台が完成したら、最後に本体をかぶせましょう。それから、火をつけて完成です。
【ジャックオーランタン作りのコツ】
・ジャックオーランタンで使用したカボチャが飾れる期間は、最短で翌日、長くても一週間程度と言われています。本物のカボチャなので、カビが生えたり腐ったりするので、衛生上のことも考えて飾るようにしましょう。
・スーパーで購入できる「食用のカボチャ」の他にも、色々なカボチャが販売されています。最近では、小さいカボチャを「ハロウィン用」、「ジャックオ―ランタン用」として花屋さんで売られている場合もありますが、装飾用で食べられません。
・小さい「おもちゃかぼちゃ」で1つ200円~500円ほど、直径25~30cm程度のもので1つ2000円程度、巨大なカボチャだと1つで6000円前後します。あくまでも、ずっととっておけるものではない、使い捨てなのでよく考えて購入しましょう。あまり小さすぎても、細かい作業が大変ですし、大きすぎても持ち運びが大変です。
「ハロウィン」簡単子供工作
お子さんと、ハロウインの工作は楽しい作業です。
しかし、ジャクオーランタン作りは、堅いカボチャが材料となるのでなかなか難しいかもしれません。
そんな時は、ミカンでジャクオーランタンを作りましょう!
ミカンなら柔らかいですし、後で美味しく食べることもできます。
ミカンにお好きな顔を書きます。
絵を描くのが難しい小さいお子さんは、シールでもいいでしょう。
ミカンの皮には、精油成分が含まれているので油性ペンで書きます。
水性ペンだと上手く書くことができません。
出来上がったジャクオーランタン風のミカンは積み上げたり、橙色や黒の折り紙の上に乗せても可愛く仕上がります。
玄関や、ハロウインパーティーの食卓に飾ってみましょう。
「ハロウイン」簡単レシピ
「ハロウイン」の日には、美味しくてカワイイレシピを食卓に並べましょう。
【ホットドックミイラ】
【材料】
・ソーセージ
・スライスチーズ
・海苔
・ブロッコリー(もしくは下にレタスを敷く)
【作り方】
1、ソーセージに巻く用のチーズは冷たいうちに細く切って室温にもどしておきます(途中で切れずに巻けます)
2、ソーセージを茹でるか焼いて温めます。
3、少し温かいくらいに冷めたらチーズを巻きます。
4、目用のチーズは、丸く切り抜きます。海苔も、パンチなどで丸く切り抜きチーズに海苔をのせて、ミイラの目を作ります。
5、バターロールパンに切り込みを入れて、ミイラを挟み込み、ブロッコリーで飾り付けます。
「ハロウイン」簡単コスプレ
こんな、コウモリが沢山のコスプレはいかがでしょうか?
コウモリは、画用紙で作ります。
黒い紙を半分に折って、半分にしたコウモリを下書きして切り、広げればコウモリが完成します。
沢山作って、お家の壁に貼ったり、糸をつけてインテリアにしてもいいでしょう。
お子さんだったら、割り箸に付けて手に持ったり、ストローに付けてもいいでしょう。
「ハロウィン」オススメ映画
ハロウインパーティーが終わったら、家族でハロウインにピッタリの映画を楽しみましょう。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』(1993年・米)
原題:The Nightmare Before Christmas
監督:ヘンリー・セリック
製作:ティム・バートン
奇才ティム・バートンが制作した、ファンタジーとホラーがマッチングした異色のアニメーション。毎年単調な「ハロウイン」に飽きていた、死者の街「ハロウィン・タウン」の王様ジャック・スケリントンが自分達の力で「クリスマス」を作り出そうと計画を立てるお話。独特の世界観に引き込まれます。
『アダムス・ファミリー』(1991年・米)
原題:The Addams Family
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ラウル・ジュリア
:アンジェリカ・ヒューストン
:クリスティーナ・リッチ
不幸な事や邪悪な事、不気味な物が大好きなお化け一家「アダムスファミリー」が繰り広げるホラーコメディ。恐ろしいはずなのに、ちょっとクスッと笑える作品です。最近では、アニメも公開になったばかりなので、原点のこの映画を見直すのもいいかもしれません。
『キャスパー』(1995年・米)
原題:Casper
監督:ブラッド・シルバーリング
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:クリスティーナ・リッチ
:ビル・プルマン
:キャシー・モリアーティ
:エリック・アイドル
テレビアニメをCGを駆使して実写映画化したファンタジーコメディー。心を閉ざした少女と子供の幽霊キャスパーが次第に仲良くなっていくお話。クリント・イーストウッドやメル・ギブソンなどの豪華な名優がゲスト出演しているのも面白い作品です。
『ゴーストバスターズ』(1984年・米)
監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:ダン・エイクロイド
:ハロルド・ライミス
出演:ビル・マーレイ
:シガニー・ウィーバー
:リック・モラニス
映画を見たことがなくても、この「幽霊禁止マーク」を見たことがある人はいるはず。4人の男が「幽霊退治人」として奮闘するSFコメディです。主題歌と共に大ヒットし、続編が次々に生み出されました。最新作が2021年に公開予定です。
「ハロウィン」の雑学
面白い「ハロウイン」雑学をご紹介します。
「ハロウィン」と宗教
ハロウインは、クリスマスと違ってキリスト教のお祭ではないことから、キリスト教教会においては、容認から否定まで様々な見解があるようです。
「ハロウイン」の起源となった「諸聖人の日」が、カトリック教会では祭日とされていますが、「ハロウィン」では無視され祝日にはなっていません。
「ハロウイン」を行うことについては、「宗教には関係ないので割り切って参加してもよい」という意見や、「キリスト教信仰とは無縁で、むしろ対立する恐ろしい悪魔崇拝である」という厳しい意見もあります。
そのため、旧イギリス帝国系の国々ではハロウィンは盛大に祝われますが、アメリカの一部のキリスト教系学校では、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることがあるそうです。
しかし、カトリック信者の多いラテン民族諸国である、イタリアやスペイ、ポルトガル、フランスに、植民地となった南アメリカ諸国であるブラジルやペルー、アルゼンチンなどでは、人々は「ハロウィン」自体に興味を持たず、むしろ無視している状況にあるようです。
ちなみに、東欧や中東なども「ハロウィン」をほぼ無視しています。
ロシアに至っては、ロシア教育省が「ハロウィンは子ども達の壊れやすい心には有害である」との見解を出したほどです。
このように、「ハロウイン」を受け入れている国は以外にも少ないようです。
「ハロウィン」のゲーム
「ハロウィン」にはゲームがあることをご存知でしょうか?
その名を「ダック・アップル (Duck Apple) 」または「 アップル・ボビング (Apple Bobbing) 」と言います。
古代のローマ人が行っていた「女神ポーモーナを讃える祭り」が起源となっているこのゲームは、「ハロウィン」のパーティーで行われる余興の1つです。
やり方は簡単。
水を入れた大きめのタライにリンゴを浮かべて、手を使わずに口でくわえて取るゲームです。
また「スナップ・アップル」と呼ばれる、吊るしたリンゴの早食い競争もあります。
なんと、吊るした棒の一端にはリンゴ、もう一端には火のついたロウソクを吊るして棒を回し、リンゴを獲るという危険なゲームです。
他にも、小麦粉の中から口だけを使い10セント硬貨を取り出すゲームや、闇鍋のように暗闇で食べ物を脅かしながら食べる催しもあるようです。
家族で行うハロウィンパーティーに取り入れてみてはいかがでしょうか?
「ハロウィン」の恩恵
「ハロウィン」が、ここ数十年の間に急に日本でメジャーになったのは何故でしょうか?
そこには、「ハロウィン」がもたらす経済効果が鍵となっています。
そして、この「ハロウィン」における経済効果を後押しした仕掛人とも言える企業があるのです。
最初に、「ハロウィン」に目をつけたのは、原宿にある玩具・書籍の小売りチェーン「キディランド」だと言われています。
キデイランドは、10月のシーズンイベントとして店頭におけるハロウィングッズの販売に力を入れるようになり、1983年(昭和58年)に「ハロウィン仮装パレード」が開催されます。
ただし、このパレードはあくまで子供向けです。
大人も参加できるような形態が広まったのは、1997年(平成9年)に東京ディズニーランドが行った「ディズニー・ハロウィーン」が最初と言えるでしょう。
さらに、神戸市にある洋菓子メーカー「モロゾフ」も功労者の1企業と言えます。
「モロゾフ」は1976年(昭和51年)にはすでに、ハロウィンキャンペーンをスタートさせています。
「モロゾフ」は他にも、日本で初めてバレンタイン広告を掲載したりと、菓子メーカーの中で秀でた「先見の明」があるようです。
そんな、先見の明があるメーカーが「ハロウィン」を打ち出したことによって、周りが騒ぎ立てるようになります。
事実、「モロゾフ」の「ハロウィンキャンペーン」はすぐに同業者に広がって、森永製菓社長が会長を務める「全国菓子協会」は、1981年(昭和56年)から大々的に「ハロウィンキャンペーン」をスタートさせます。
菓子業界が一丸となって、秋のイベントを作り出そうとしていたところへ、サンリオやソニープラザなどの玩具や雑貨、文具を扱う業界も加わるなどして、「ハロウィン」はじわじわと広まっていきます。
現在では、大変大きな経済効果をもたらし、2019年の「ハロウィン」の経済効果は約1155億円とされています。
10月はお中元とお歳暮の間であり、クリスマスを控えた端境期である中、流通業や食料品メーカーにとってはこの時期に稼げるイベントとして、「ハロウィン」を業界がこぞって盛り上げてきたのも頷けます。
世界の「ハロウィン」
世界で「ハロウィン」がどのように行われているかを注目すると、興味を示している地域と、興味がなく無視している地域があることが分かります。
主にハロウィンが大々的に行われているのは英語圏であり、例えばアイルランドやイギリス、イギリスが進出や侵略によって植民地化するなどしてイギリス流の文化を広めた場所である、アメリカやカナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどが挙げられます。
特に、独自の文化が根付いている国の「ハロウィン」を見てみましょう。
アイルランド
もともとケルト人の国であったアイルランドには、現代でも「ハロウイン」の風習が色濃く残っていて、10月最後の月曜は、「ハロウイン」の祝日となっています。
この祝日に続く週からは、学期の半ばにも関わらず全ての学校が休みになる「ハロウィン休み」があるほどです。
「ハロウィン」の起源は、アイルランドで古くからある秋の収穫祭「サウェン (Samhain)」だと言われています。
そのため、「サウェン」の要素も強く、冬に備えて太陽の恵みである作物の収穫を感謝する日としても大切な日になっているのです。
また、この日はあの世との隔たりが弱まるため、妖精などが現れたり死者がこの世を徘徊すると信じられています。
死者がこの世を徘徊する伝承から、自分の先祖は大切にしなければならないという警告をするために、子供が仮装をして家々を回る習慣ができたそうです。
アイルランドの「ハロウィン」で行われている伝統的な行事の中には、現代の日本で行われている「ハロウィン」とは全く違ったものもあります。
例えば、収穫した木の実を石で叩きつけて割る、収穫した林檎を天井から吊るし口で取る、水を張った樽に林檎を浮かべで口で取る、焚火の前で妖精の話や聖人の話を聞くなどです。
「ハロウィン」の起源はアイルランドにあるので、アイルランドの「ハロウィン」を取り入れて見るのも面白いかもしれません。
アメリカ
日本で行われる「ハロウイン」の原点とも言えるのが、アメリカの「ハロウィン」でしょう。
19世紀半ば頃に、アメリカに移住したアイルランド人が行っていた、秋の収穫祭である「サウェン」がもとになって始まった行事です。
アメリカの「ハロウィン」では、仮装した子供たちが「Trick or Treat」と言って家々を回りお菓子をねだります。
また、「ジャック・オー・ランタン」というカボチャのランタンを飾るのもアメリカの「ハロウイン」ならではです。
そんな、アメリカの「ハロウィン」では、世界でも最大級イベントが開催されます。
全米で最大級のハロウィンカーニバル「West Hollywood Halloween Carnival」には、毎年50万人の人出で賑わいます。
巨大なお化け屋敷や、今は船として使われていない豪華客船のクイーンメリー号が宿泊施設やレストランとして使用されます。
元々は、本物の幽霊が出ると噂される豪華客船での滞在は、実際に幽霊に会えるとの噂があります。
アメリカでも盛大に行われる「ハロウイン」ですが、日本との違いも確認しておきましょう。
日本は、本格的なお化けの仮装のほかに、アニメや流行りの芸人など様々なコスプレが多いことが特徴です。
一方、アメリカでは、ホラー系の怖めの衣装に身を包む仮装が中心です。
また、日本でコスプレをするのはどちらかというと若者が多いですが、このニューヨークのハロウィンパーティーでは老若男女が仮装を楽しんでいます。
シニア世代といわれる人の参加も多いのも特徴と言えるでしょう。
このように、盛大に行われるニューヨークのハロウィンパレードですが、実はこのパレード、アメリカでも少し特別な行事になっています。
と言うのも、ニューヨークのパレードでは大人もコスプレを楽しみますが、アメリカでは基本的に「ハロウィン」は子どものためのイベントという認識が強いからです。
大人は、自身がハロウィンの仮装に身を包むのではなく、我が子にが特別なハロウィンの仮装をさせて一緒に楽しむのが定番です。
中には、かなり手の込んだ手作り衣装を用意する親もいるそうです。
メキシコ
メキシコの「ハロウィン」はかなり特殊です。
メキシコの「ハロウィン」は、ラテンアメリカの祝日の1つになっていて、毎年10月31日〜11月2日の3日間は「死者の日」として祝われます。
この行事は、ユネスコ無形文化遺産に登録もされた伝統のある行事です。
死んだ子供の魂や大人の魂が返ってくる日とされていて、町中がガイコツで溢れ、大規模なパレードが催されます。
参加の人々は、「シュガースカル」といったメイク顔面塗料を買って、みんなでスカルメイクをします。
伝統的な行事としては、「オフレンダ」と呼ばれる死者に捧げものをするための祭壇に、ガイコツの飾りやマリーゴールドの花、故人の好きだったものや食べ物など装飾します。
また、「エル・パン・デ・ムエルト」と呼ばれる人の顔が装飾された「死者のパン」を食べます。
このパンは、「死者の日」に生け贄の心臓を食べるという昔にあった慣習が、現代化したものと考えられています。
「ハロウイン」は収穫祭
「ハロウイン」はアイルランドの収穫祭が起源であることが分かりました。
収穫祭は、日本でも「新嘗祭(にいなめさい)」として大切に行われる行事です。
人々は、1年間の太陽の恵みと実りを神に祈り感謝を捧げます。
そして、あの世とこの世の「門」が開くという考え方は、日本の「お盆」にも通じます。
海外の賑やかなお祭りのイメージの強い「ハロウイン」ですが、もともとの起源は日本の考え方にも通じる共通点がありそうです。
何事もカタチから入るのが好きな日本人ですから、仮装や装飾ばかりに目が行きますが、本来の意味を考えながら過ごす「ハロウイン」もいいかもしれません。
Writing:YUKIKO-加藤