処暑で夏が終わりを告げると、やがて頻繁に台風が襲来する時期がやってきます。
その様相は二百十日や二百二十日で表現されるにように大型の台風が高頻度で襲来します。
季節の境目は天候が荒れるという古来よりの言い伝え通り、その様子をこのような気象現象が証明しています。
このように夏の酷暑が完全に止まり、本格的な秋への移り変わりの時期となるのが白露です。
以下では、「白露」期間中(9月上旬〜9月中旬)
の季節の花を一覧形式でご紹介しています。
白露時期の季節の花 一覧
※以下、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/
ススキ
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜9月)
イネ科ススキ属の植物。
うす雪草
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜9月)
キク科ウスユキソウ属に属する高山系植物。
おみなえし
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。
秋の七草の1つ。
桔梗
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
キキョウ科の多年生草本植物。絶滅危惧種の1つ。
梅雨期間中(6月中旬)〜9月頃まで。
われもこう
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
バラ科・ワレモコウ属の植物
花弁は薬草として、根は生薬として使用される。
ダリア
- 開花時期:7月~10月頃
キク科ダリア属の多年生草。
「ダリア」 (dahlia) の名前の由来は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子のアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなんだもの。
和名は、テンジクボタン(天竺牡丹)。花の形がボタンに似ているのが理由。
萩
- 開花時期:7月から9月
マメ科ハギ属の植物。秋の七草の1つ。
ふじばかま
- 開花時期:8月から9月
キク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。秋の七草の1つ。
水引(みずひき)
- 開花期:8〜11月頃
一般的に「水引」と言えば祝儀の包装を結ぶための赤色の紙の糸をイメージしてしまいますが、実は実際に「水引き」という植物が存在し、包装してくくりつけた時の紙ヒモの形が「水引き」の形に似ていることから由来がきています。
実際にこの花を俯瞰して全体像を見れば分かりますが、真上から見ると赤く、下から見ると白く見えます。
水引は高さ30〜80cm、長さ6〜15cmの広楕円形で先端を尖らせた葉を四方に付けます。この花の大きな特徴は、茎や葉腋から長さ20〜40cmになる花穂を出し、この花穂に君のお手手のように小さくキュート♡な花弁をつけます。ウフ
朝顔
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。現在、世界の中でも日本でもっとも新種改良が行われています。
朝顔は6月〜10月頃に開花する花です。小学校時代に自分の鉢をもらって朝顔を育てた記憶があるのではないでしょうか。
奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったのが、日本における朝顔の起源と伝えられています。平安時代には種子が和漢の薬草として認知されており、下痢や利尿剤としての効能があったそうです。
ひまわり
向日葵はキク科の一年草の植物です。漢字では向日葵のほか、日回りとも表記されます。
原産地は北アメリカ。開花時期は7月〜10月で7月下旬〜8月頃に見頃時期を迎えます。
向日葵の最大の特徴はまず高さ。3mくらいになるまで成長を続けます。それと大きな真っ黄きの花弁もそうですが、なんと!500個~3000個ほどの種子を実らせるということです。
この向日葵の種は現在、様々なものに利用されています。
種子は植物油として利用されたり、動物の餌、人間の嗜好品としても使用されます。
バラ
- 開花時期:5月~10月
現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。
オシロイバナ
オシロイバナとは、南アメリカ原産のオシロイバナ科の多年草または一年草で、日本へは江戸時代初期に渡来しています。
名前の由来は、種子には粉状の胚乳(はいにゅう)があることから、これが「オシロイ」に由来のなっています。
夕方に開花して、芳香を漂わせることから、別名で「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれまする。
根は利尿や関節炎の生薬として利用される他、葉は切り傷、たむし(体部白癬)の治療に用いられます。
開花時期は7月〜10月です。
カンナ
カンナは熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属(Canna)に属する植物です。別名・橋本カン‥おっと、「ハナカンナ」!!
この花が変わっているのが、夏の炎天下の下でも平気で生き生きと生長します。
開花時期は、6月~10月中旬。
春に球根を植えると夏から秋にかけて特徴的な形状の花弁をつけます。
葉は、緑色のほか、枯れたような赤銅色の葉をつけるものもあります。
サルスベリ
サルスベリは、中国南部原産のミソハギ科の落葉性樹木です。別名は「百日紅(ひゃくじつこう)」。
名前の由来は漢字の「猿滑(さるすべり)」から来ているとされています。実際に樹皮が何回も剥がれ落ちて都度、生え替わ流のですが、生え替わった樹皮はスベスべと滑ることから、
樹木でありながら、桜のように花弁をつけます。開花時期は7月~10月。
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