【立冬】期間中の行事(イベント)&風習 一覧

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いよいよ日清どん兵衛 特盛が汁まで残さずススり込める季節が到来しやしたねぇ。

ススり込む時のコツはズズっと豪快にイクこと!豪快にいきすぎると‥鼻から麵(うどん)が飛び出してきまする。これは実話

そして時季は‥、そぅ!冬が立つと書いて「立冬」!!

皆さんは「立冬」と聞いて何を想像しやすかぃ?

あ〜、もうすぐ今年も終わり。後1ヶ月‥。はぁ〜、また1年歳とってくわぁん

‥‥などと憂鬱に陥りそうな発言ばかりしていやせんかぃ?

そんな時はダマされたと思って、ちょ〜っとお外へ出ておくんなせぇ。

少し肌寒さを感じながらも空は雲1つない秋晴れ、公園の木々は1年のうちで最高の魅せ場となる紅葉のステージを演出し、近所の家の生垣には、この時季から盛りを迎えるサザンカやツバキの花を付けます。

水辺に行けば、実にかぐわしい芳醇なニオイを四方へ放つ、うつむきかげんが最高に映える君の後ろ姿のように可憐な水仙が咲きほこります。長っ

普段、何気無しに通りすぎるだけだったいつもの場所たちも、気づきもしなかったこんなにも元気をくれるこの時季特有の彩りがありんす。

以下では「立冬」期間中(10月24日〜11月7日頃)の行事と風習を一覧形式でご紹介しています。

七五三

11月15日と言えば‥七五三です!

七五三とは、7歳の女子、5歳の男子、3歳の男女が各々の年齢になったとき行う儀式です。

元来、宮廷&武家の儀式でしたが、江戸時代になってこれらの儀式が統合されて、さらに11月15日という定日が充てられます。

このような七五三の行事が庶民層にまで認知され始めたのが、意外にも明治時代からです。

現代では医療が発達し、簡〜単にあの世へ逝っまぅような事はあ〜りやせんでしたがぁ、昔〜ゃぁ、幼児時期の死亡率が高く、そりゃ〜そりゃ、テェ〜へんな時代でゴザんした。ホンマお前だれや

11月15日近辺の土日になれば全国の寺社では七五三の御祈祷の貼り紙を境内の内外で行う様子が散見されます。

境内では、紅白2色の千歳飴をペぇロペぇロ..ペロっ…フぅぅ〜んと、させたお子たちの姿も見られます。フぅぅ〜ん

七五三についての詳細は下記ページをご覧ください。

酉の市

立冬の間に訪れる有名な行事として例年11月の酉の日に行われる「酉の市」がありんす。

関東地方を中心とした、鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の境内では、職人たちの手作りによる熊手が売り出され、開運出世、商売繁盛を祈願する人々で年一番とも言える賑わいを見せます。

酉の日になる深夜12時に熊手の授与が行われるため、深夜にも関わらず大きな熊手を買い求める人々で境内はごった返します。

酉の市の起源は江戸時代とされ、東京都足立区花畑(往時の花又村)で行われた農民たちによる秋の収穫を祝う祭礼が起源となりんす。

この祭礼では、天日鷲命(あめのひわしのみこと/鳥の鷲の神とされる)を祀る鷲神社に「矮鶏(ちゃぼ)」と呼ばれる種類のニワトリ君を奉納します。

矮鶏が奉納される理由は、矮鶏は鳴き声で時を知らせたり、異変の事態も察知し鳴き声を上げることから、神の使いとなる神鳥として神聖視されてきた歴史がありんすよ。

酉の市と言えば東京浅草の長國寺と鷲神社!

日本広しと言えど、酉の市で最大の賑わいを見せるのは東京浅草の長國寺とその境内社となる鷲神社ではないでしょうか。

浅草寺から徒歩約7分の東京都台東区千束三丁目に位置する通称・「おとりさま」で広く知られる神社です。

双方の寺社には花又村の大鷲神社から勧請した御神体が祀られていますが、当寺社が有名になった理由は吉原が近く、参詣者が多かったからでしょう。

長國寺(鷲神社)の酉の市についての詳細は下記ページをご覧ください。

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十日夜(とおかんや)

十日夜とは、旧暦10月10日の日に東日本で行われていた田の神を祀る祭典です。

田の神は10月10日に山に帰り、以降は来年の春まで山の神として過ごすと考えられていたので、そういう意味では田の神を見送る祭礼ともいえます。

モグラ除け

この日、子供達がワラで作った小槌(ハンマー)を手持ち、こう言いながら家々を巡ります。

「十日夜もいいものだ、朝そばぎりに昼だんご、夕飯食ってひっぱたけ」

これは魔法使いが唱える呪文の類いの「まじない言葉」になりんすが、あらま何とも不思議しぎしぎ摩訶不思議!なぁんとぉぅ!この言葉を唱え続けると、作物を食い荒らすモグラが逃げていくそうです。

亥の子つき

亥の子つき(搗き)とは、子供らが寄り集い、大きな石に縄を巻きつけて、その縄を上下に動かして地面をつきます。

地面をつく時に「亥の子餅をつかん者は鬼を生め、蛇を生め、角を生えた子を生め」などと大声で唱えながら、つかんだ縄を全員、阿吽の呼吸をもって上下に動かします。

言葉で言っても分かりにくいので、ちょっと動画をご覧くださいな。音量に注意!


亥の子つきの風習は地域によって若干異なり、例えば石ではなく、木を巻き付けて突いたり、唱え言葉も違ったりする地域もありますが、おおむね縄のような図太いヒモを巻きつけて地面を打つ風習は同じのようです。

コタツ開き

ううっ…わっサブっ。最近のネタもやけどこれはホンマにシャレならんレベル‥。

などとつぶやく日も多くなり、腹も冷えることからクソる回数も何かと増えるこの頃‥。

このような事態を回避する1つの方法に我らの正義の味方「コタツ」がありんすよ!コタツみかんの季節到来!!ヒィぃぃぃぃヤッホぉ〜ぃゃっ!!

‥‥

‥‥

はい。と、まぁコタツと言えば現在では電気式ですが、古来変わらずに気を付けておきたいのが火事です。

火事は「火」。火の弱点は水であり、これは五行説においても説明されていますが、その水を司る存在とされるのが「亥(い/イノシシ)」です。

旧暦10月と言えば「亥の月」。さらにその旧暦10月の亥の日であれば、水の効果は倍増するイメージがありんす。

実は火事の多かった江戸時代では亥の縁起をかつぎ、このような五行説の思想をもとに亥の月・亥の日にコタツ出す日と決めていたのです。

今の今まで「コタツ開き」という言葉すら知らなかったそこのあなた!これを機会にコタツを出す日を見直してみやせんかぃ?

紅葉狩り

ちょうどこの立冬のあたりから次の節気である小雪にかけて都会圏では紅葉が見られます。

紅葉するのは主にカエデ、ケヤキ、イチョウなどです。マツやスギは紅葉はせず、ずっと緑色のままです。

ところで‥紅葉狩りは、なぜ「狩り」と付されているのかご存知ですか?

狩りと言えば森林に入って獣を追いかけ回して捕獲しますが、紅葉を楽しむときも様々な木々を見ながら森林を動き回ります。

この様子が狩りをしている様と似ていることから、いつしか「紅葉狩り」と呼ばれるようになっています。

紅葉する条件
  • 昼夜で寒暖差がある
  • 水辺付近である
  • 天気が良いこと

紅葉の名所は、滝や川沿いに多い理由が、こういった条件がそろっているからです。うきゃ

昼夜での寒暖差は約10度前後になると紅葉しやすくなりんすよ。

紅葉は山頂から山裾へ北から南へと至るため、その様相を「梅雨前線」に例えて、「紅葉前線」などとも呼ばれます。

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