半紙(書き置き)の御朱印とは?オススメの保管方法はコレだ!

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御朱印と言えばお気に入りの御朱印帳に書いてもらうのが一般的でしたが、近年ではソーシャルディスタンス確保を理由として書き置きの御朱印が主流になってきており、半紙をどのノリで貼るか迷っている方も多く見受けられるようです。

そこで今回は、半紙の御朱印(書き置きの御朱印)の保管方法、紙質、そして御朱印帳に貼る時に使うノリの種類についてご紹介します。

半紙(書き置き)の御朱印とは?

現在よく「半紙の御朱印」と言われているものは、「書き置きの御朱印」のことです。

書き置きの御朱印というのは、神社やお寺の担当者さんが、あらかじめ紙に1枚1枚、御朱印を記入し、授与所に準備してくださっているものです。ゆえに「書き置きの御朱印」などと呼ばれます。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めてから、いわゆる「蜜」な状態を回避するために、全国の多くの寺社で、御朱印を「御朱印帳に書くのではなく、”半紙”(もしくは”書き置き”)に変更します」という動きが出るようになりました。

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元々、新型コロナウイルス感染症の拡大前から「御朱印は混雑を回避するため、書き置きのみです」という寺社もありましたので、これは悪いことではありません。

半紙(書き置き)の御朱印と記帳してもらう御朱印との違い

御朱印帳に記帳してもらう御朱印と、半紙の御朱印との最も大きな違いは、記入までのプロセスです。

御朱印を受ける時には、授与所を訪れ、料金(初穂料)と引き換えにあらかじめ書かれた御朱印を受け取る形となります。

一般的な御朱印は、御朱印帳を寺社の授与所に持ち込み(あるいはその場で販売していることもある)、その御朱印帳に担当者さんが、手書きで御朱印を記入、捺印してくれるというものです。

一方で半紙の御朱印はあらかじめ書き置いた御朱印を授与所にて準備していますので、参拝者が訪れればそれを渡すだけで事はすみます。

半紙(書き置き)で御朱印をいただくメリット

御朱印帳に直接記入してもらう場合、記入自体に時間がかかります。

大きな寺社であれば、一旦御朱印帳を授与所に預け、参拝の時間を取って、その後授与所に御朱印帳を取りに行くシステムを採用していたところもありました。

そうでない寺社は、担当者さんが手書きで記入するので、特に人気の寺社では書いている間に次から次へと参拝者がやってきて、やがて行列ができて待ち時間も発生し、境内の混雑につながります。

こうなると、参拝客の御朱印帳が神職さんの手に渡る→接触が生じる、さらに行列や待ち時間→蜜になる、という、コロナウイルス対策として望ましくない環境ができあがってしまうでしょう。

半紙の御朱印であれば、これらの問題を一挙に解決し、通常の買い物のように料金と商品の受け渡しだけで済むのが、世情をかんがみて大きなメリットとなっています。

半紙の御朱印の保管方法

保管方法については、御朱印帳に記帳していただくことができれば、そのまま仕舞うなり、飾るなりすることができますが、半紙の御朱印はそのままというわけにはいかないのが難点です。

とはいえ、御朱印帳に御朱印をもらってきた人たちの中では

「書き置きの御朱印って、どうしたら保存できるの……?」

「御朱印帳に貼ろうとしたらヨレちゃったんだけど……!」

といったような戸惑いの声があがるようになりました。

書き置きの御朱印をの保管方法としては主に以下のような方法があります。ぜひ!参考にしてみてください。

【その1】ノリ付けして保管する!

御朱印の紙はデリケートなので、ノリで貼る時には、勝負がノリ選びから既に始まっています。細心の注意が必要なのです。

ノリ付けする際には、ノリ選びが重要になってきますが、ノリ選びを間違えると、せっかくいただいた御朱印がヨレヨレになって見栄えが悪くなってしまうこともありえます。

ノリには、

  1. テープのり
  2. でんぷんのり
  3. ペンタイプのり
  4. 液状のり
  5. スティックのり(固形のり)
  6. スプレーのり

と、大きくわけても6種類がありますが、御朱印所でよく案内されているスタンダードな糊(のり)付け方法は「ステックタイプのノリ」です。

スティックノリは固形なので時間が経ってもシワがよりにくく、素人でも簡単に短時間で貼ることができます。

ただ、書き置きの御朱印をのり付けする際のノリの選び方を知る前にやはり、そもそも御朱印に使用されている紙の紙質や種類を知っておきたいところです。

これについては下記ページにて詳しくご紹介しています。

【その2】半紙の御朱印に便利!「御朱印ホルダー」人気上昇中!

現在、半紙の御朱印が主流になってきていることを受けて、御朱印帳だけではなく「御朱印ホルダー」というものが注目を浴びています。

御朱印ホルダーは、中が写真用のアルバムのようになっています。糊のついた厚紙台紙に、透明フィルムがかかっており、御朱印を挟む時には透明フィルムを一旦剥がして、台紙とフィルムの間に御朱印を挟んだら透明フィルムを御朱印に重ねるように元に戻します。

今まで、ノリを使って半紙の御朱印を御朱印帳に貼っていた人たちも、御朱印ホルダーがあれば半紙の御朱印を傷めずに保管できるし、ヨレることもない……として御朱印ホルダーをぞくぞくと使うようになっているのです。

通販サイトでも数多く見かけるようになってきていますので、ぜひ探してみてくださいね。

【その3】見開きタイプの御朱印はクリアファイルかフリーアルバムが便利!

見開きタイプの御朱印(大きい書き置きの御朱印)を授与されている寺社もありますが、大きい書き置きの御朱印をいただいた場合、保管方法はどうされていますか?

このような見開きタイプの御朱印を授与されている寺社では、保管するためのクリアファイルを授与されているところもありますが、そうでないところもあります。

こうった場合、見開きタイプの御朱印を持ち帰って保管するものを用意することになります。

そこでオススメできるのが以下の2点です。

  • B5サイズのクリアファイル(「クリアブック」ともいう)
  • フリーアルバム
クリアファイル

クリアファイルなので、2枚の透明ビニールシートが重ねてられており、中に御朱印を挟むようにしてブチ入れるだけで保管できるのでお手軽です。ブチ入れる?…新語?

実際に奈良の不空院というお寺へ参拝した際、見開き御朱印を拝受するとともにクリアファイルも購入したので以下に参考までに写真を掲載しておきます。ちなみにクリアファイルのサイズはB5サイズです。

見開き御朱印はサイズが統一されていませので、稀にB5サイズでは入りきらない場合もあります。

その場合はA4かA5サイズのクリアファイルか、クリアブックで対応できます。

フリーアルバム

フリーアルバムを選ぶ場合は「100年台紙」「プラコート台紙」と書かれたアルバムを選ぶようにするのが肝心です。

「100年台紙」は表面をアルミ箔でコーティングしており、吸湿・乾燥・光による台紙の変形・変色などが起きにくく、耐久性に優れています。

「プラコート台紙」は再はくり性の高い(剥がしやすい)ゴム系の微粘着剤を使用しています。

フリーアルバムは、写真の上からPPフィルムをかけて空気を遮断するので、写真の酸化を防ぐことができます。何年経ても色あせしにくくすることは、子々孫々アルバムを継承していく上では重要なポイントとなってきます。ウフ

【その4】半紙の御朱印は本当は飾らなければいけなかった?

半紙の御朱印の正しい保管方法について「仏壇に飾る」あるいは「神棚に飾る」ということが言われていますが、これは必ずしも正解ではありません。

そもそも、家によって必ずお仏壇や、神棚があるとは限りませんよね。

もちろん、お仏壇や神棚に飾るのも、半紙の御朱印の適切な保管方法の1つです。

元々御朱印というものは、御朱印をいただいた寺社の神仏と結んだご縁を形にしたもの。御朱印そのものも神仏と同じように、神聖なものとして扱うのが原則です。

仏壇、神棚に限らず、丁寧な扱いをしてあげれば良いものですし、必ずしも飾らなくてはいけないということはなく、大切に保管できれば大丈夫です。

御朱印の飾り方については下記ページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

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