陽気な春も終わりを迎え、やがて残春と言う言葉が使われ始める頃、今度は春の次の季節である夏を迎えます。
暦上では夏の入口となる初夏の位置付けを立つ夏と書いて立夏と定めています。
立夏は二十四節気の中の1節であり、初夏の到来を告げる節気です。
以下では、「立夏」期間中の季節の花を一覧形式でご紹介しています。
バラ
- 開花時期:5月~10月
現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。
また、父の日には「黄色いバラ」を渡す風習があります。
カキツバタ
- 開花時期:5月~6月
下記、アヤメやカキツバタと見間違える花として有名なのがカキツバタです。一般的にはアヤメがもっとも有名なため知らない方も多いと思います。
その様相は『何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)』の言葉でも知られているほどでありんす。
アヤメ
- 開花時期:5月~6月
上記、カキツバタと本当に見た目が良く似ています。アヤメは他にも花菖蒲とも似ているので、素人が見た場合判断つきにくいほど似ています。
よく知られている見分け方はGW中に開花するのがアヤメ。アヤメから一歩遅れる形でGWが終わった頃に開花するのがカキツバタです。そして花菖蒲はその後、しばらく経った6月頃です。
カキツバタや花菖蒲は水辺で見かけることが多いのですが、大してアヤメは陸上で芽吹く花です。
皐月(サツキ)
- 開花時期:4月~6月
家宅や公園、歩道脇などに生垣として植栽されていることが多く、視界に入ることが多い花です。しかしながら、花に興味でも無ければジックリくりクリと見る人が少なく、意外と知らない方多い花でもありんす。
ハナミズキ
- 開花時期:5月~6月
桜が君の純白のうなじのように儚げで切なく思わず抱きしめたくなっちまぅような花弁を散らした後に、ヒョコッと芽を出す花です。5月を代表する花でもあり‥ます。
一青窈(ひととよう)という女性シンガーの「ハナミズキ」という楽曲で知名度がグッと上がった花でもあります。
フジ(藤棚)
- 開花時期:4月~5月
フジは昔から君の振袖姿のようにそれはそれは可憐で美しく何より無意識に接吻したくなるほど可愛い女性に例えられた5月を代表する花です。開花時期は早い所で4月中旬過ぎ。
5月のGW期間中になるとフジの名所では、たくさんの観覧客が訪れます。
カーネーション
- 開花時期:4月下旬~6月(10月~11月※秋)
カーネーションは上述した「母の日」に母ジャにプレゼントする花として有名です。5月を象徴する花でもありんす。
母の日の前後に切り花の流通量が増えますが、現在では1年中店頭で見かけることができます。
母の日に広告などで赤色のカーネーションが使用されていることから、カーネーションと言えば「赤」を連想してしまいますが、カラーバリエーションは豊富です。
シャクヤク
- 開花時期:5月~6月
シャクヤク(芍薬)も立夏の時期の花としては有名な花です。ボタン科の花に属するだけあって君の斜め45度から見たときの顔のように大輪の美しい花弁を付けます。
江戸時代の頃から茶道で飾る茶花として用いられたこともあり、観賞用の花として一般的になっています。
中国では古くから薬草として用いられています。
チョウジソウ(丁字草)
- 開花時期:5月~6月
河川敷沿いなどで見かける機会の多い野花です。ちょうど立夏の頃に可憐で儚げで控えめな性格の愛おしい君を連想させるそれはそれは小さく可愛い花弁を付けます。
関東地方ではちょうど立夏時期(GW期間中)に開花している姿を見ることができます。
※以上、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/
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