【2023年】「芒種 (ぼうしゅ)」はいつから?意味・由来・食べ物・行事など|二十四節気

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初夏も過ぎた頃、いよいよ夏本番を迎える時期になり、日本では梅雨に入ります。別名で「入梅」とも呼ばれるこの梅雨時期を司る二十四節気こそが「芒種」です。

芒種は穀雨と重なる恵みの降雨の季節です。芒種の雨が穀雨の雨と異なるのは、梅雨という長雨が降り続く日が幾日も続きます。

これから夏本番を迎えるに前に長雨の恵みによって大地は水分を充分に蓄え、日照りが続く夏本番に備えます。言い換えると一夏を越すための大切な準備期間とも言えます。

以下では、この「芒種」の読み方や意味と、併せて芒種の旬な食べ物や行事・風習をご紹介しています。

芒種の読み方

「芒種」は「ぼうしゅ」と読みます。

二十四節気は中国由来の言葉なので、すべて音読み+音読みの熟語となっています。

芒種とは?

芒種とは、二十四節気・七十二候の「立春」から始まる春の節気の9節(9番目)のことを指します。

また、二十四節気を二分した各12節気のうちの「中気(ちゅうき)」を除いた「正節(せいせつ)」に属します。

芒種の前の節気は「小満(しょうまん/5月21日頃)」で、小満から数えて15日目くらいとなる6月6日頃が芒種です。

芒種の後の節気は「夏至(げし/6月22日頃)」になります。

ところで・・「二十四節気」とは?

二十四節気とは、1年を24つ分けて、それらを1つ々々を「節気」と定めて。その節気に季節を司る言葉を付したものが二十四節気です。

1年を夏至と冬至の2つに分け、さらに春分と秋分の2つに分けて4等分とします。(二至二分)

  • 365日÷4=91.25日

二十四節気はこの二至二分を基軸としています。

そして、それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて8等分したのが、約45日間ずつの「八節」です。

  • 365÷8=45.625日

さらに、八節を約15日ずつに3等分したものが二十四節気です。現行の二十四節気は、立春、立夏、立秋、立冬が各季節(四季)の先頭に来るように配置しています。

二十四節気は、中国から日本に伝来した生粋の中国文化ですが、中国と日本の時節(いわゆる季節感。動物・植物・気象など)が異なるため、日本では江戸の改暦(1842年/天保改暦)を経て、明治の改暦を経ながら日本の季節感いわゆる物候(ぶっこう)に沿わせるように改訂されています。

節気は各月に2つ存在し、毎月、「節」と「中」の節気が交互に来るようになっています。

「節」は「正節(せいせつ)」とも言い、「節気」とも呼ばれます。各月の前半に配置されるのが、この節です。

「中」は「中気(ちゅうき)」とも言い、略称で「中」とも呼ばれます。

現行の二十四節気は中国の太陰暦(月を参照した暦)を補完する目的で、逆の発想で太陽を参照して作暦されていますので、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に至っても、極度に形態を変えることなくそのまま使用され続けています。


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芒種の節気(期間)はいつからいつまで?

芒種の前の節気は「小満(しょうまん)」で5月21日頃〜6月5日頃までです。したがって芒種は、新暦(現在の太陽暦)で言えば6月6日頃を指します。

もしくは6月6日頃から始まる節気(期間)を指します。芒種の場合はその次の節気である「夏至(げし)」の前日までとなる「6月6日〜6月21日頃までです。年によっては1日前後します。

芒種とは「特定の日」を指すのではない!

二十四節気は半月単位で節気が区切られています。したがって厳密に言えば「芒種の節に入る日」を意味します。

半月とは約15日になりますので、このどこかで芒種の節気で解説されているような季節感を感じて、本格的に芒種の節気に入ったことを意味します。

もちろん、世間一般では特定の日が節気の境目として、特定の日のみが言葉で交わされる感は否めません。しかし、それが世間通念上まかり通っているのも事実であることから、完全な間違いとは言い難いものがありんす。

ただ、これは本来は正式ではないということを理解しておきたいところです。

芒種は旧暦ではいつ?

芒種を旧暦で表記すると、5月最初の節気となる「五月節(午の月の正節)」であり、具体的には五月上旬頃になります。

「芒種」の次の節気である「夏至」が「五月中節(午の月の中気)」となります。

芒種の前の節気は、「小満(しょうまん)」で4月最初の節気の次の節気となる「四月節(巳の月の正節)」になりんす。

現行の定気法では太陽が黄経約75度の点を通過したあたりになります。

定気法とは?

定気法とは、1844年(天保15年/江戸時代後期)の天保暦より使用された暦法であり、太陽が黄道を15度ずつ進むたびに節気を設けた暦法になります。それまでの平気法を改訂した暦法です。

節気間の日数は毎年差異が生じることから、旧暦2033年に9月と10月がなくなってしまうなど大きな問題に直面しています。

芒種の2023年・2024年・2025年・2026年の日はいつ?

  • 2023年の日本の芒種の日は6月6日(火)!
正確な時間(UT基準)日本の芒種に日にち中国の芒種の日にち
2023年6月6日 22:186月5日6月6日
2024年6月5日04:106月5日6月5日
2025年6月5日09:566月5日6月5日
2026年6月5日15:486月6日6月5日

※参照先:「ウィキペディア」

「芒種」の言葉の意味や由来とは?

「芒種」という漢字を解体してみると、「芒」「種」の2文字になります。

「芒(ぼう)」とは、芒(のぎ)とも読むことができ、これは米や麦などのイネ科の小穂の先端にある刺々しい針状の突起のことです。

⬆️芒(のぎ)

芒は、漢字で「禾(のぎ)」とも書かれますが、これは穀物の穂が垂れた様子を表現した字体になります。

ちなみに稲穂の「穂」は「禾に恵」と書きます。解すると「穀物の恵み」となりますが、穀物(特に米)を主食とする私たち日本人にとって米の恵みとは、何にも代えがたい恵みとも言えます。

一方、「種」の方はそのまま「タネ(種)」を意味します。すなわち、まとめると芒種とは「芒のある穀物のタネを蒔く時期」という意味です。これを短くまとめた言葉が「芒種」です。

芒種の頃は、一般的に田植え時期とされており、苗代の稲が育ち本格的な田植えの頃合いを迎えます。

二毛作をしている農家ではこの時期、小満の七十二候にも「麦秋」と記されているように、まずは、成熟した麦の収穫を行います。

麦の収穫を終えた後、空いた田んぼに苗代で育った稲を植え込んでいきます。すなわち田植えです。

一昔前の田植えの概念とは、田の神に豊作の祈願を行い、その年の実りを田の神に供するという意味合いで、神に対して行う神聖かつ重要な行事でした。

したがって、手で稲を1本々々、手植えしていくときも、心で豊作を祈念しながら植えていくのです。

また、梅雨入りの時期でもありんす。

現在までの通説では梅雨の意味は主に次の2通り考えられています。

「梅雨」の言葉意味とは?
  1. 梅が黄色く熟す時期に降る長雨という意味合いで梅雨と名付けられたとされる説
  2. そうではなく逆に長雨が梅の生長を促し、黄色く成熟させるという説

また、梅雨時期に入る時期という意味合いで、雑節においては「入梅」と記されます。

入梅の意味や梅雨が「つゆ」と呼ばれる理由に関しては下記ページを参照してください。

芒種の暦便覧(こよみ便覧)

芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也

「稼種」とは、「稼」と「種」に分けると理解しやすいのですが、「稼」の意味合いは日々の暮らしの生計を立てるために精を出して働くことを意味します。他に「穀類をうえつける」「実った穀類」「うえつけた穀類」という意味も持ちます。

一方、「種」は亀田の柿の‥あイヤイヤんなわけなぃ「植物の種(タネ)」!!もしくは「物事が大きくなったもと」や、「物事が大きくなったはじめのもの」などの意味合いがあります。梅味ヤバい(”梅”だけに)フふぉ

すなわちこれらをまとめると稼種は、「うえつけた穀類が大きく実った」という意味合いになります。別の言葉で表現すると「成熟している」とも言えます。

「稼種=収穫」ではない!

穀類が稼種まで至れば、その先に待ち構えているのは「刈り入れ時」。俗に言う「収穫どき」です。ここでの注意点は「稼種=収穫」ではないということです。

暦便覧とは?

暦便覧とは、正式には「こよみ便覧」と書き、「こよみべんらん」と読みます。

この書物は、1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書であり、 太玄斎(たいげんさい)という人物が著した古書物です。

太玄斎というのは名前ではなく「号」であり、本名は「松平頼救(まつだいら よりすけ)」と言います。

松平頼救は常陸宍戸藩の5代目藩主でしたが、隠居して嫡男・頼敬に家督を譲った後、太玄斎を称しています。

芒種の季節感・時節

芒種の時期を示す言葉としては、「梅雨(梅雨入り・入梅)」「田植え」が挙げられます。

現在の梅雨入り時期は年々、ズレが生じているため変動がありますが、二十四節気における暦上では芒種の時期です。

時には雨がいっこうに降らない「空梅雨(からつゆ)」という年もあったり、5月や7月に梅雨が到来したりもします。

しかし、一昔前の梅雨入りの頃合いと言えば、「芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日」と捉えられていたのです。

なお、上述したように梅雨入りすることは、雑節の1つにも採用されており、雑節においては「入梅(にゅうばい)」と呼称します。

現今の暦は明治の改暦を経た暦になりますので、入梅は太陽軌道の黄経80度に達した時点、日付で示すと例年6月11日頃になります。ウフ

芒種の七十二候

「七十二候」とは?

二十四節気をさらに72に分割した「七十二候」と呼ばれる暦法もありんす。

七十二候は二十四節気をさらに細分化し、日本の風土に合わせた各季節においての気象や動植物の変化を分かりやすく解説しています。

したがって二十四節気が抽象的表現の暦であるならば、それをもう少し具体的にしたものが七十二候ということになりんす。

七十二候には「初候」「次候」「末候」という3つの期間(候)を設け、それぞれの期間の季節感にマッチした季語が割り当てられています。

例えば、この芒種も七十二候に当てはめると3つの期間(候)に分けることができます。ウフ

初候(5月21日頃~25日頃):螳螂生(かまきりしょうず)

 意味:螳螂(カマキリ)が卵から生まれ出る

螳螂生とは?

「螳螂生」とは、「螳螂」と「生」に解体すると理解が早いのですが、蟷螂(かまきり)が卵から孵る時期(生まれてくる時期)ということです。

蟷螂は4月に産卵し、5月〜8月にかけて孵化します。その数もわずか3㎝〜5㎝サイズのピっこい卵から200匹ものカマキリが生まれてきます。

蟷螂が七十二候に集録された理由は、蟷螂が農家にとって重要な役割を持つ昆虫だからに他なりません。

螳螂生の詳細については下記ページを参照してください。

次候(5月26日頃~30日頃):腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

 意味:腐った草の中から光を放った蛍が現れ出す頃

腐草為蛍とは?

ストレートに読むと「腐った草がホタルになる」となりますが、これだと表現が曖昧で少し理解に苦しみます。

「腐った草」とは水辺に群生する雑草の中にも枯死した草が出没し、その草のことを指すのでしょう。その腐った草たちが倒れ込んだ下の地面から幼虫から羽化したホタルが夜空を舞う。‥など意味合いになります。

ホタルは一生の大半を水中で過ごしますが、成虫になる頃合いになると水中から這い出てきて地中にもぐりこんで、蛹化します。(サナギになる)

少しロマンチックな表現ですが、昔はこのような表現を子々孫々、語り継いだのではないでしょうか?

古き良き時代のズッシリと、重く心に響く言葉のように思えます。

末候(5月31日頃~6月4日頃):梅子黄(うめのみきばむ)

 意味:梅の実が黄ばんで熟す頃

梅子黄とは?

梅は毎年春先(2月〜3月頃)に花弁を付け、6月〜7月に果実が成熟します。成熟した梅は梅酒や梅干しに使用されたり、ジャムや健康食品などにも使用されます。

梅酒にする梅は5月中旬頃に収穫した俗に「青梅」と呼ばれる梅になります。


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芒種の期間中の行事(イベント)・風習

田植え

上述したように初夏(立夏〜芒種)の時期になると田植えが行われます。期間としては概ね4月中旬〜6月いっぱいにかけてです。

スパンが結構あるように感じられますが、これは地域によって気候が異なるためです。

例えば東北地方などは寒冷地域なので5月には田植えを終えています。本州ではおおむね6月上旬〜中旬くらいにかけて田植えが盛んに行われます。

我らがジャパンは「瑞穂の国」!

日本は島国ながら農耕文化が発達した国であり、太古より「瑞穂の国」とまで称されています。「瑞穂の国」とは直訳すると「みずみずしい稲穂の国」という意味合いになります。

日本最古の古文書とされる「古事記」においては、「豊葦原之千秋長五百秋之水穂国(とよあしはらのちあきの ながいほあきのみずほのくに)」と述べています。

訳すと、「日本は葦原が一面に生い茂った瑞々しく美しい稲穂が生る国」となり、古より農耕文化が盛んであったことを意味しています。

4月〜6月に田植えが行われる理由

4月〜6月にかけて田植えが行われる理由は、稲が生長する条件に深く関与しています。稲は気温15度以上の日が続かないと生長せず、逆に10度以下になると枯れてしまうからです。すなわち、立夏の頃〜芒種(6月頃)にかけてが田植え時期としては最適だからです。

現在ではビュイぃ〜ンと機械を動かしちまえば簡単にできますが、昔は機械がないので田んぼに入って稲を1本1本手で植えつけたのでゴザんした。

植え付け作業は上半身を折り曲げて行わなればならず、重労働でしたが、女性が担当したのです。

その名残を伝えるのがお田植え神事です。現在でも御神田を所有する神社であれば、立夏の時期あたり〜6月頃にかけて全国の神社で一斉にお田植え神事が斎行されています。

御田植え神事

磯部の御神田

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例年、6月24日になると三重県志摩郡磯部町にある伊雑宮の御料田では、俗称・「磯部の御神田(いそべのおみた)」という御田植え祭が執り行われます。

磯部の御神田は、日本三大田植祭の1つであり、1990年3月29日に国の重要無形文化の指定も受けています。

伊雑宮は伊勢神宮・内宮の別宮にあたる神社であり、現在の通説では伊勢神宮内宮の元宮であった経緯から、内宮よりも古い歴史を有します。

伊雑宮は「磯部」というだけあって海岸近くに建ち、古来、漁師たちから篤い崇敬が寄せられてきた神社です。御神田の中でもっとも見どころとなる行事が「青竹取り」です。

青竹を御神田の中央に固定して直立させ、この竹を漁師たちが大漁祈願のお守りにするため、ドロんこになって奪い合います。

竹取りが終わると12歳〜16歳の早乙女たちと大鼓、笛が登場し、田植え歌を奉奏して、いよいよ御田植えが開始されます。

かつては田植えが自体が神事の1つと捉えられ、田植え時に歌う歌は神に捧げる「神賛歌(しんさんか)」として信仰心を表すと同時に、豊作祈願も兼ねていました。

住吉の御田植

例年、6月14日になると住吉大社(大阪府大阪市住吉区住吉)の御料田では、俗称・「住吉の御田植(すみよしのおたうえ)」という御田植え祭が執り行われます。

住吉の御田植は、日本三大田植祭の1つであり、1979年(昭和54年)2月3日に国の重要無形文化の指定も受けています。

御神田の手前にある石舞台にて御田植え祭りに奉仕する全員が修祓を受け、第一本宮にて奉告祭を執り行います。

神事が終了した後、楽人、八乙女、御稔女、植女、替植女、稚児、風流武者、住吉踊りの踊子などが行列を成して御田へ向かい、御田植えを担当する「替植女(かえうえめ)」に早苗が渡されると、いよいよ田植えがはじまります。

これと並行して、太鼓を叩き、ホラ貝を吹きながら子供達が紅白に分かれて「六尺棒」を打ち合う棒打合戦や、団扇を操りながら傘のまわりを踊る住吉踊などが奉じられます。

父の日

母の日にちなんでアメリカワシントン州の「ソノラ・スマート・ドッド(ジョン・ブルース・ドット夫人)」が、亡き父の誕生日に白バラを贈ったのが父の日の起源とされています。

ソノラPAPA(パパ)の誕生月が6月であったことから、牧師協会に頼んで6月に祭典が執り行われ、この祭典がのちの父の日設立に基づいた経緯から、以来、6月が父の日に定められることになります。

アメリカから日本へ父の日の風習が伝来したのが1950年代と云われており、1970年〜80年代にようやく認知され始めてています。

現今の日本においては母の日に贈る赤色のカーネーションに対し、父の日には黄色のバラを贈るのが通例とされています。

和菓子の日

西暦848年(承和15年/嘉祥元年/平安時代)の夏のこと、仁明天皇の枕元に神が立ち、その時の神託により、天皇が直々に848年の6月16日に16個の嘉祥菓子や餅を神前奉納したという故事にならったのが、現今の和菓子の日です。

嘉祥(かじょう)とは「めでたい兆しを得る」などの意味合いがあり、現在でもこの和菓子の日には嘉祥菓子を売り出す菓子屋があります。

嘉祥菓子は、まず先に神前に供えてから、下ろしたものを家族で分け合って食べます。ご利益は病魔退散、健康招福です。

稽古初めの日

現在ではあまりそうは言われませんが、一昔前、子供に稽古事をさせる頃合いは6歳の6月6日からさせるのが吉とされていました。

現在ではこのような風習はありませんが、かつての稽古事と言えば、舞踊や雅楽、絵画、詩歌、茶道などの伝統芸能です。

6歳6月6日に定められた起源は、能の異才者「世阿弥」が自身の著書「風姿花伝」にて、「この芸において、おほかた、七歳をもてはじめとす」と説いたのがはじまりです。

意味合いは「習い事を始めるのは数え7歳(満6歳)がもっとも良い」となります。これに端を発し、江戸時代の歌舞伎では「6歳の6月6日の‥」などと劇中のセリフで頻繁に使われるようになります。これが広まり定着したのが「稽古初めの日」です。

小満芒種

沖縄地方には古くから「小満芒種(すーまんぼーすー)」という言葉が伝えられています。

「小満芒種」の意味は、「小満芒種」を分解すれば理解できますが、「小満」とは、二十四節気の小満のことであり、同じく「芒種」も二十四節気の芒種のことです。

まとめると沖縄地方では、小満〜芒種までの間の期間、年内でもっとも雨が降ることから「小満芒種」と書いて梅雨と同義として位置付けています。

実際統計上でも小満から芒種の期間中における沖縄県那覇市の雨量(平均降水量)は約160㎜を記録しています。

蛍狩り

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「蛍狩り」とは、蛍を捕獲するのではなく「蛍を鑑賞する」ことです。この頃、七十二候の腐草為蛍が示すように日本全国の蛍狩りができるスポットでは夜になると蛍が夏本番の到来を告げます。

まさに初夏が終わりいよいよ夏本番を告げるサインでもあります。この芒種〜夏至の風物詩でもあります。

例を挙げれば「名古屋城の外堀り(三の丸)」で見れる「ヒメボタル」と「東大寺・二月堂」の裏参道で観れる「ゲンジボタル」です。


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芒種の日(期間)の季語

芒種で使用される有名な季語一覧

「入梅」「蛍狩」「梅雨」「田植時」「半夏生」「仲夏」

これらは仲夏を意味する代表的な季語です。それと忘れていけないのが、「芒種」「仲夏」そのものが季語だということです。ウフ

「入梅(にゅうばい)」

意味:梅雨入りする頃合いを入梅という。雑節にも集録されている。

「蛍狩り」

意味:蛍狩りとは、蛍を捕獲するのではなく、蛍を鑑賞すること。紅葉狩りと同形態の意味を成す。

「梅雨」

意味:梅雨とは、梅が成熟する頃に降る長雨ということで「梅雨」という。もしくは長雨が梅を成熟させるという意味合いで梅雨とも。

「五月雨(さみだれ)」

意味:旧暦五月(陽暦の6月)に降る長雨のこと。すなわち「梅雨」とほぼ同義。皐月雨と書いて「さみだれ」といも言う。

「田植時」

意味:田植え時を迎える言葉。田植えは本州では5月〜6月が頃合い。東北地方から北側では4月〜5月。

昨今の田畑では二毛作の農法が確立されており、稲以外にも麦を植えている。麦秋という言葉があるが、一般的にこれはちょうど芒種に入った頃の田んぼの状態を示す。

麦を刈り取って、空いた田んぼに田植えを行う。田植えは苗代で育った稲を田んぼへ移して行う。

「白夜(びゃくや)」

意味:白夜とは、北極圏及び南極圏で見られる現象の1つであり、真夜中になっても太陽が完全に沈むことがなく、薄明状態になっている現象のこと。

北極圏では6月下旬前後、南極圏付近では12月下旬前後に起こる。

「半夏生(はんげしょう)」

意味:「半夏」とは、植物の「烏柄勺(からすびしゃく)」のこと。半夏生とは、季語になっているが雑節の1つに集録されている。

「仲夏(ちゅうか)」

意味:「中夏」とも書く、意味は「夏半ば」。陰暦5月の異称でもある。

「空梅雨(からつゆ)」

意味:梅雨時期に梅雨が来ないことを空梅雨という。

「薄暑(はくしょ)」

意味:薄暑と書いて「少し暑さを肌身に覚える」などの意味合いをもつ。晩秋から春先まで汗をかかなかった季節から、急に暑さ増してきたのですぐに接吻して‥あイヤイヤ発汗!!してしまう。いよいよハンカチ‥じゃなくタオルの用意〜!的な事態にまで追い込まれる日も出てくる。

「梅雨寒(つゆざむ)」

意味:「薄暑」とは言いつつも、その一方で梅雨時期は陽の光が射さないことから時に季節はずれの寒さを感じることもある。

リラ冷え

北海道には「リラ冷え」という方言じみた言葉がある。「リラ冷え」の言葉の由来は「リラ」という植物のこと。

リラはライラックの別名、もしくは略称であり、ちょうどリラ(ライラック)が咲き乱れる頃、急激に気温が下がり冷え込む日々が続くことから「リラ冷え」と呼ばれている。

このリラ冷えが起こる頃の札幌の気温は平均20度前後。それがリラ冷えが起こると急激に10度台にダダ下がる。

リラ冷えが起こる原因は、水温の低いオホーツク海上に北東からの冷たい風が吹くことによる。

この風がいわゆるオホーツク海高気圧の主要構成要素の1つであり、北からの太平洋高気圧と衝突して梅雨前線が発生する。

発生時期には、おおむね5月中旬~6月上旬頃。

麦の秋

意味:上述したように「麦秋(ばくしゅん)」とも呼ばれる。江戸時代後期の著名な俳人・小林一茶が詠んだこんな句が残されている。

麦秋や 子を負ひながら いはし(鰯/イワシ)売り

意味は、赤子を背負ったイワシ売りの行商人であるオカン(母)が麦畑のあぜ道を歩く姿を見て、それを初夏の情景として詠んだもの。

麦嵐(麦の秋風・麦の風)

黄金色の麦畑を吹き抜けてゆく爽やかな風を「麦嵐」もしくは「麦の秋風」単に「麦の風」とも言う。陰暦4月頃に吹く風全般のことをこう呼ぶ。

また、このような風が吹く時に麦をなびかせることから、その様子を見て「麦の波」とも表現される。

芒種の時期が旬の食べ物

代表的な食べ物

梅酒

  • 青梅の旬な時期:5月~6月頃

梅酒に使用される梅は、まだ成熟していない青梅です。梅の果肉は「クエン酸」を多く包有しています。クエン酸はグレープフルーツやレモンなどの柑橘系果物が果肉に有する栄養素であり、これらを摂取した場合、エネルギーの生成や疲労回復を促進させる働きがあります。

そら豆

  • 旬な食べ頃時期:5月上旬~6月上旬

立夏〜芒種の頃、すなわち初夏〜仲夏になるとスーパーや市場などで見かける機会が多くなるのが「そら豆」です。

ビタミン類を多く含み、ミネラル成分も豊富なので、これから夏を越せるだけの体力を付けるのには最適な食べ物です。

そら豆は塩茹でにしてビールのアテにしたり、はたまた、煮付けて食卓に並べたりと初夏を代表する旬な食べ物になります。

フキ

  • 旬な食べ頃時期:4月~6月

フキは日本原産の野菜であり、約180年前に愛知県で作られはじめたとされる「愛知早生ふき」です。

フキは煮物にして食べることがほとんどです。

ワラビ

  • 旬な食べ頃時期:4月~7月

ワラビは煮物や天ぷらにして食べることが多い食物ですが、灰汁(あく)を多く包有していますので、食中毒を起こさないように注意する必要があります。

ワラビを使用したもっともポピュラーな食べ物の1つに「わらび餅」があります。

わらび餅は、ワラビの地下茎を天日干ししてそれを粉にして、コネくり回して餅にしたものです。粉砂糖をまぶした「きな粉」に付けて食べます。見た目的に清涼感が得られることから夏の風物詩とも言える食べ物です。

じゃがいも

  • 旬な食べ頃時期:3月中旬~6月頃/10月中旬~11月頃

じゃがいもの日本一の産地である北海道では、ちょうど立夏の頃からじゃがいもの植付け(種芋)が始まります。また、この時期、九州産(長崎・鹿児島)の「新じゃが」が流通する頃でもあります。

北海道産の秋口〜冬時期に出回る「じゃがいも」に対して、春先から夏に出回るのが「新じゃが」です。

グリーンピース

  • 旬な食べ頃時期:4月~6月頃

グリーンピースは下記、絹さやエンドウに似ていますが、中身を引っこ抜いて塩茹でにしてそのまま食べたり、サラダにブチ込んで、胃袋へシコ流ししたりして食べます。上記、「じゃがいも」で作る「肉じゃが」などの煮物に付け合わせ食材としてブチ込んだりします。

絹さやえんどう

  • 旬な食べ頃時期:3月~6月頃

マメ科エンドウ属の属する野菜です。

ビタミン、ミネラルを豊富に含む野菜です。下処理として筋を取ってから煮物にしたり、塩茹でにして酒のアテにして食べたりします。


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野菜・果物

枝豆

旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃

大葉

旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃

アスパラガス

旬な食べ頃時期:4月頃~6月頃

茗荷(ミョウガ)

旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃

辣韭(らっきょう

旬な食べ頃時期:5月頃~6月頃

トマト

旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃

きゅうり

旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃

いんげん

旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃

夏秋キャベツ(高原キャベツ)

旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃

にんにく

旬な食べ頃時期:5月頃~8月頃

ししとう

旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃

ピーマン

旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃

びわ

旬な食べ頃時期:5月頃~6月頃

メロン

旬な食べ頃時期:5月頃~7月頃

さくらんぼ

旬な食べ頃時期:6月上旬~7月中旬

あんず

旬な食べ頃時期:6月上旬~7月上旬

夏みかん

旬な食べ頃時期:4月中旬~6月頃

魚類

アジ

旬な時期:6~8月頃

※7月時期の鮎は「若鮎」と言われ絶品だと言われる。

鮎(アユ)

旬な時期:6月中旬~8月頃

スズキ

旬な時期:6月中旬~8月頃

キビナゴ

旬な時期:3月中旬~6月頃

※キビナゴの旬は真冬(12月〜2月)。3月中旬~6月頃は子持ち(卵持ち)が旬。

スルメイカ

旬な時期:5月中旬~9月頃

アオリイカ

旬な時期:5~8月頃

※子イカは10~11月頃

ウニ

旬な時期:6月中旬~8月頃

キス💋

旬な時期:6~8月頃

産卵前の初夏から夏にかけてが脂がのって美味しい。 スーパーや市場に並んでるものは「シロギス」と呼ばれる。九州産の少しサイズの大きい「アオギス」という種類もある。

イサキ

旬な時期:6~9月頃

芒種時期の季節の花

※以下、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/

紫陽花(アジサイ)

  • 開花時期:5月下旬~7月

アジサイの名前の由来は不明とされていますが、一説には「藍色が集まったもの」を意味して、→「あづさい(集真藍)」になり、ここから時代を下りながら→「アジサイ」に着地したと言われています。

日本原産のアジサイは「ガクアジサイ」と呼ばれ、これを改良したものが現今に一般的に知られる「ホンアジサイ」です。

アジサイ鑑賞で有名なお寺が鎌倉にありますが、下記にご紹介しておきます。

バラ

  • 開花時期:5月~10月

現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。

カキツバタ

  • 開花時期:5月~6月

下記、アヤメやカキツバタと見間違える花として有名なのがカキツバタです。一般的にはアヤメがもっとも有名なため知らない方も多いと思います。

その様相は『何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)』の言葉でも知られているほどでありんす。

アヤメ

  • 開花時期:5月~6月

上記、カキツバタと本当に見た目が良く似ています。アヤメは他にも花菖蒲とも似ているので、素人が見た場合判断つきにくいほど似ています。

よく知られている見分け方はGW中に開花するのがアヤメ。アヤメから一歩遅れる形でGWが終わった頃に開花するのがカキツバタです。そして花菖蒲はその後、しばらく経った6月頃です。

カキツバタや花菖蒲は水辺で見かけることが多いのですが、大してアヤメは陸上で芽吹く花です。

ホタルブクロ(蛍袋

  • 開花時期:5月下旬~7月

キキョウ科の多年草。多きな特徴はちょうどホタルが盛んに夜空を飛び交う、初夏から夏半ば前までに釣り鐘の形をした花弁を付けます。

関東地方では赤紫が多く、関西地方では白色の花弁を付けることが多いようです。

名前の由来は次のような諸説、語り継がれているようです。

  • 「子供が蛍を花弁の中に入れて遊んでいた」
  • 「蛍は夜が明けると、この花の花弁の中で過ごす」
  • 「火垂という提灯に形状が似ている」
皐月(サツキ)

  • 開花時期:4月~6月

家宅や公園、歩道脇などに生垣として植栽されていることが多く、視界に入ることが多い花です。しかしながら、花に興味でも無ければジックリくりクリと見る人が少なく、意外と知らない方が多い花でもありんす。

ハナミズキ

  • 開花時期:5月~6月

桜が君の純白のうなじのように儚げで切なく思わず抱きしめたくなっちまぅような花弁を散らした後に、ヒョコッと芽を出す花です。5月を代表する花でもあり‥ます。

一青窈(ひととよう)という女性シンガーの「ハナミズキ」という楽曲で知名度がグッと上がった花でもあります。

カーネーション

  • 開花時期:4月下旬~6月(10月~11月※秋)

カーネーションは上述した「母の日」に母ジャにプレゼントする花として有名です。5月を象徴する花でもありんす。

母の日の前後に切り花の流通量が増えますが、現在では1年中店頭で見かけることができます。

母の日に広告などで赤色のカーネーションが使用されていることから、カーネーションと言えば「赤」を連想してしまいますが、カラーバリエーションは豊富です。


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シャクヤク

  • 開花時期:5月~6月

シャクヤク(芍薬)も立夏の時期の花としては有名な花です。ボタン科の花に属するだけあって君の斜め45度から見たときの顔のように大輪の美しい花弁を付けます。

江戸時代の頃から茶道で飾る茶花として用いられたこともあり、観賞用の花として一般的になっています。

中国では古くから薬草として用いられています。

チョウジソウ(丁字草)

  • 開花時期:5月~6月

河川敷沿いなどで見かける機会の多い野花です。ちょうど立夏の頃に可憐で儚げで控えめな性格の愛おしい君を連想させるそれはそれは小さく可愛い花弁を付けます。君ネタそろそろサブい

関東地方ではちょうど立夏時期(GW期間中)に開花している姿を見ることができます。

芒種の時期(6月)の時候の挨拶

時候の挨拶とは?

時候の挨拶とは「じこうのあいさつ」と読み、これは挨拶状などの冒頭に書く文のことです。

例えばよく見る典型的な例が、「拝啓〜」と書いた後に続く文章です。

  • 一例:「拝啓、○○の候」or「拝啓、暑中お見舞い申し上げます」…etc

‥と、このような文章が時候の挨拶になります。

特に仕事の関係先や目上の方へのお手紙の冒頭には、きちんと時候の挨拶を入れたいとお考えの方もいるかもしれません。

「芒種」という言葉は、「芒種の候」「芒種のみぎり」「芒種の折」という形で、そのまま時候の挨拶になります。

例えば、「芒種の候(ぼうしゅのこう)」と言うと、次のような意味合いがあります。

  • 「いよいよ田植え時期になりました」
  • 「麦の穂が実って収穫の時期を迎え、田植えの準備で忙しい季節となりました。」
  • 「いよいよ梅雨入りを迎える季節となりました」

そして、「拝啓 芒種の候、」という書き出しで、相手の安否・健康を気遣ったり、最近の気候や行事の話を続けたりします。

「拝啓」で始めたら、最後に「敬具」をお忘れなく!

芒種の候
  • 読み方:ぼうしゅのこう
  • 意味:芒とは「のぎ」と読む。芒とは稲や麦などの針状の穀物類のこと。種を付加することでそれら穀物類の種を撒く時期を意味する。
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6月中旬頃まで

夏至の候
  • 読み方:げしのこう
  • 意味:夜に比べ昼間時間が長くなる頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬〜6下旬頃まで

入梅の候
  • 読み方:にゅうばいのこう
  • 意味:梅雨入りする頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで

向暑の候
  • 読み方:こうしょのこう
  • 意味:だんだんと日増しに暑さが伝わってくる頃
  • 使用するに適した期間:6月中旬~6月下旬頃まで

若葉青葉の候
  • 読み方:あおばわかばのこう
  • 意味:生い茂った若葉は青々として生気に満ち溢れてる頃
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6下旬頃まで
長雨の候
  • 読み方:ながあめのこう
  • 意味:長雨が連日のように続く頃(長雨は、いわゆる遠回しに梅雨のこと)
  • 使用するに適した期間:6月初旬〜6月いっぱい
首夏の候
  • 読み方:しゅかのこう
  • 意味:春が過ぎ、梅雨入りする頃
  • 使用するに適した期間:5月下旬~6月いっぱいまで

梅雨を迎えるに際しての心構え

体調管理に注意!

芒種の頃は、梅雨入りする時期ということもあり、湿度が上昇します。すなわち蒸し暑くなるということです。

湿度が上昇するとイライラとしたりして落ち着かなくなったり、人によっては気が滅入ってしまって何も手につかなくなることもあると思います。

中には蒸し々々することからエアコンを24時間つけっぱなしで入れる家庭もあるでしょう。

こうした季節の変わり目で注意しなければならないのが、体調管理です。

蒸し暑くなったら、冷たい物を過度に摂取したり、集中力が散漫になりがちです。昔の人々はこういった時に食べ物から栄養を摂取して体調管理する方法を知っていたので、その季節に応じた食べ物や調理法をよく知っていたのです。

現代ではレトルト食品などで季節関係なく摂取することができますが、やはり、新鮮かつ旬な野菜や果物とは成分が異なりますので栄養価も異なります。できるだけ旬なものを摂取するような心がけが必要です。

「むくみ」に注意!

上述したように、梅雨時期に入ると高温多湿になります。高温多湿になると注意しなければならないのが、体内の余分な水分が体外へ排出されにくくなり、体内水分が停滞してしまいがちになることです。

この状態になると、身体の彼方此方で「むくみ」が生じやすくなります。

「むくみ」は体型がブヨブヨに見えるだけではなく、血管を圧迫しますので、血流も悪くもなり、冷え性の原因へとつながっていきます。

「むくみ」を起こさないようにするためには、水分代謝の上昇が見込めるような旬な食材を摂取する必要がありますが、この芒種時期の代表的な食材に「新ショウガ(生姜)」が挙げられます。

ショウガに含まれる辛味成分のジンゲロールが発汗作用を促し、水分代謝を上昇させてくれます。

新ショウガ(ショウガ)はできるだけ加熱せずに生で食べる方が効果的なので、刺身や冷奴、そうめんつゆに「スリつぶした」ものを入れたりして食します。

また、新生姜は甘酢漬けにしたものがパウチ包装され、よくお寿司のガリという付け調味料についています。

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