「螳螂生」の意味・由来・読み方|【芒種(二十四節気)七十二候・初候】

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このページでは二十四節気「芒種」の七十二候・次候における「螳螂生」の意味・由来・読み方についてご紹介しています。

螳螂生の読み方

螳螂生は「かまきりしょうず」と読みます。

「螳」や「螂」の意味は?

螳螂の「螳」や「螂」は単体の字体ではあまり意味がなく、組み合わせて「螳螂」とすることで初めて意味合いを成すものでありんす。

螳螂生とは?

螳螂生とは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」をさらに3つの節気に分けた「七十二候」の1節です。

72の節気を持つ七十二候においては「第二十五侯(第25番目)」の節気、「初候(しょこう)」にあてられた語句になります。

太陽の黄経は75度を過ぎた地点です。

芒種期間中のその他の七十二候の種類・一覧

初侯:螳螂生
次侯:腐草為蛍
末侯:梅子黄

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螳螂生の意味・由来

日本(略本暦)での解釈

「螳螂生」の意味は、「螳螂」で鎌のような腕を持った昆虫のカマキリを意味し、「生」の字体を用いることでカマキリが生まれくる頃を意味します。

農家にとってこの時期にヒョっこりと姿を現すカマキリの存在は実に頼もしいものでありんす。カマキリは肉食性のカマキリ科の昆虫なので、タネ蒔きを行うこの時期、これから育とうとしている稲に付く様々な害虫を捕食して食べてくれます。

すなわち農作業を一手間減らしてくれる頼もしい存在なワケでありんすよ。

カマキリの別名

カマキリは以下のような別名を持っています。

  • トウロウ
  • イボムシ
  • イボジリ
  • イボツリムシ
カマキリの字体「鎌切り」の由来

カマキリを平易な漢字の字体で示すと「鎌切」という表記になりますが、この意味に関して、次の2つの説が述べられています。

  • 「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説
  • 「鎌を持つキリギリス」という意味で「鎌キリ(切り)」という説

カマキリの生態

カマキリは例年、4月頃に卵嚢(らんのう)という3㎝〜5㎝くらいのサクサクお菓子のような外観をした卵のカタマリを、樹木の小枝や背丈の高い「セイタカアワダチソウ」などの草類の割と高い位置に産みつけます。

カマキリの卵の位置でその年の降雪量が分かるという俗説もあるほどです。例えば、卵の位置が高ければその高さと比例した降雪が予想されるとか。

そして、このサクサクお菓子のタマタマ卵っちんから、200個体もの幼虫が5月~8月に孵り、6か7回の脱皮を経て、7月下旬〜10月頃に成虫になります。産卵時期のピークは10月下旬から11月上旬。

⬆️カマキリの卵

つまり、卵は翌年の春先まで越冬することになりますので、寒さや乾燥に耐えることができる構造や強度をもっています。

カマキリはオスの方が小さくメスの方が大きい

カマキリはオスの方が身体が小さく、メスの方が大きいことで知られています。

よってオスは交尾の際、メスに捕食されてしまったり、するので命がけで交尾を行います。命がけの恋ってス・テ・キ‥もぅ火照っちゃぅムフぅ〜ん

中国(宣明暦)での解釈

芒種における中国の七十二候は、日本の七十二候と同じく「螳螂生」になりますが、読み方が異なり「とうろうしょうず」になります。

螳螂生の意味

意味合いは、日本と同じで「カマキリが生まれ出でる時期」です。

上述した通り、蟷螂は別名で「とうろう」とも読むことができます。

えっ?!中国にもカマキリいるの?‥とか、思った方もいると思いますが、カマキリは、本州、四国、九州と、中国大陸にも分布する昆虫でありんす。

螳螂生の日にち(期間)

  • 太陽暦:6月5日〜6月10日頃
  • 旧暦:五月節(五月の正節)

二十四節気と七十二候について

雑節について

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