【2024年】「小雪」はいつから?意味・由来を….クぇ、知る?|二十四節気

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なんか暖かなってきた?

どん兵衛特盛の汁まで全部ススり込むと揉み上げとデコから汗が垂れてくる‥。 どん兵衛の汁マジうまい

あれ?なんかオカシイ。あったかい。花まで開花してる??

快晴の日が続き、ポカポカと陽気に包まれることから週末はまさに紅葉狩り&ピクニック日和でGOGOGO!!

‥というわけで以下では、このオカしな気候の「小雪」の意味・由来をご紹介しています。




小雪の2023年・2024年・2025年・2026年の日はいつ?

  • 2024年の小雪の日は11月22日(金)!
正確な時間
(UT基準)
日本の小雪に日にち中国の小雪の日にち
2023年11月22日 14:0211月22日11月22日
2024年11月21日 19:5611月22日11月22日
2025年11月22日 01:3511月22日11月22日
2026年11月22日 07:2311月22日11月22日

※参照先:「ウィキペディア

小雪の読み方

「小雪」は「しょうせつ」と読みます。

二十四節気は中国由来の言葉なので、すべて音読み+音読みの熟語となっています。

小雪とは?

小雪とは、二十四節気・七十二候の「立春」から始まる春の節気の20節(20番目)のことを指します。

また、二十四節気を二分した各12節気のうちの「中気(ちゅうき)」に属します。

小雪の前の節気は「立冬(りっとう/11月8日頃)」で、立冬から数えて15日目くらいとなる11月8日頃が小雪です。

小雪の後の節気は「大雪(たいせつ/12月7日頃)」になります。

ところで・・「二十四節気」とは?

二十四節気とは、1年を24つ分けて、それらを1つ々々を「節気」と定めて。その節気に季節を司る言葉を付したものが二十四節気です。

1年を夏至と冬至の2つに分け、さらに春分と秋分の2つに分けて4等分とします。(二至二分)

  • 365日÷4=91.25日

二十四節気はこの二至二分を基軸としています。

そして、それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて8等分したのが、約45日間ずつの「八節」です。

  • 365÷8=45.625日

さらに、八節を約15日ずつに3等分したものが二十四節気です。現行の二十四節気は、立春、立夏、立秋、立冬が各季節(四季)の先頭に来るように配置しています。

二十四節気は、中国から日本に伝来した生粋の中国文化ですが、中国と日本の時節(いわゆる季節感。動物・植物・気象など)が異なるため、日本では江戸の改暦(1842年/天保改暦)を経て、明治の改暦を経ながら日本の季節感いわゆる物候(ぶっこう)に沿わせるように改訂されています。

節気は各月に2つ存在し、毎月、「節」と「中」の節気が交互に来るようになっています。

「節」は「正節(せいせつ)」とも言い、「節気」とも呼ばれます。各月の前半に配置されるのが、この節です。

「中」は「中気(ちゅうき)」とも言い、略称で「中」とも呼ばれます。

現行の二十四節気は中国の太陰暦(月を参照した暦)を補完する目的で、逆の発想で太陽を参照して作暦されていますので、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に至っても、極度に形態を変えることなくそのまま使用され続けています。

小雪の節気(期間)はいつからいつまで?

小雪の前の節気は「立冬(りっとう)」で11月8日頃〜11月21日頃までです。したがって小雪は、新暦(現在の太陽暦)で言えば11月22日頃を指します。

もしくは11月22日頃から始まる節気(期間)を指します。小雪の場合はその次の節気である「大雪」の前日までとなる「11月22日〜12月6日頃」までです。年によっては1日前後します。

小雪とは「特定の日」を指すのではない!

二十四節気は半月単位で節気が区切られています。したがって厳密に言えば「小雪の節に入る日」を意味します。

半月とは約15日になりますので、このどこかで小雪の節気で解説されているような季節感を感じて、本格的に小雪の節気に入ったことを意味します。

もちろん、世間一般では特定の日が節気の境目として、特定の日のみが言葉で交わされる感は否めません。しかし、それが世間通念上まかり通っているのも事実であることから、完全な間違いとは言い難いものがありんす。

ただ、これは本来、正式ではないということを理解しておきたいところです。

小雪は旧暦ではいつ?

小雪を旧暦で表記すると、10月2つ目の節気「10月中(亥月の中気)」であり、具体的には11月下旬頃になりんす。

「小雪」の次の節気である「大雪(たいせつ)」が「十一月節(月の正節)」になりんす。

小雪の前の節気は、「立冬(りっとう)」で10月初めの節気となる「九月節(亥月の正節)」になります。

現行の定気法では太陽が黄経約240度の点を通過したあたりになります。

定気法とは?

定気法とは、1844年(天保15年/江戸時代後期)の天保暦より使用された暦法であり、太陽が黄道を15度ずつ進むたびに節気を設けた暦法になります。それまでの平気法を改訂した暦法です。

節気間の日数は毎年差異が生じることから、旧暦2033年に9月と10月がなくなってしまうなど大きな問題に直面しています。




「小雪」の言葉の意味とは?

小雪の意味をサラっと一言でまとめると次のようになりんす。

厳しい寒さなく、降雪いまだ大ならず

寒さまだ深まらず、雪まだ大ならざる。

小雪の「小」とは、雪の大きさを示したものではない!

小雪の「小」とは、雪の大きさを示したものでなく、降る回数やその量を示したもの。これはこの次の節気である大雪(たいせつ)を引き合いに出したもの。

大雪とは「山々は雪で覆われ、平野部にも積雪がある頃」と解釈され、小雪は前述のように、「まだ積もるほどの降雪はない」とことを略称とした意味合いを為す。

「雪」という字が付されていることからいかにも雪が絡みそうな節気と思いきや、山沿いの地方や北日本以外の地方では、まだまだ降雪はありんせん。

まだまだ寒気が深まらないが寒い、かといって暖かくもない。そんな中間の気候が小雪の頃の気候です。

小雪の言葉の由来

小雪とは雪の大きさではなく、「まだ積もるほどの降雪はない」という言葉を表現したものと解説した。

では、なぜ「少雪」と書かないのか?

ちょっとこの謎について迫ってみたい。

小雪と大雪は夏の小暑と大暑と相反する関係?

二十四節気には夏にもこの小雪と大雪と類似した節気がありんすが、どんな節気か覚えていやすかぃ?

‥‥

‥‥はい〜っ!残念無念っ!! ハズレです。トホホ ムカつく

正解は‥小暑と大暑です!

思い出しましたかぃ?

他にも同じ冬の二十四節気に「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」という節気もあります。

同じ疑問がここで浮かびますが、積雪の量や回数を例えて小雪・大雪としているのであれば、なぜ、あえて少雪としないのか?です。

ちょっとこの機会にさらに深く掘り下げてみましょうかぃ。

「多・少」ではなく「大・小」が用いられた理由を考察

  • 「大」「小」=大きさを示す
  • 「多」「少」=量を示す

このことは小暑と大暑でも少し解説しましたが、覚えていますかぃ?

分かりやすい例(類義語)
  • 少人数(しょうにんずう)/小人数(こにんずう)
  • 多人数(たにんずう)/大人数(おおにんずう)

小人数の意味を調べると「わずかな人数、人数が少ないこと」と解され、大人数は「多くの人、人数が多いこと」と解されます。

これだけでは、なんのこっちゃぃ意味アラレ状態なので、さらにこれを俯瞰しましょう。”アラレ”てなんや

  • 大人数&小人数→ 見た目で判断できる
  • 多人数&少人数→ 見た目で判断しにくい

以上を大雪と小雪にあてハメると、これは見た目で判断していることが分かります。

つまり、今そこにある雪の状態(積雪量や降雪具合など)を見て節気を作った‥‥のか?

小雪の暦便覧(こよみ便覧)

『冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也』

意味

『冷たくなるがゆえ、雨も雪になりて、降ってくるのだろう』

暦便覧とは?

暦便覧とは、正式には「こよみ便覧」と書き、「こよみべんらん」と読みます。

この書物は、1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書であり、 太玄斎(たいげんさい)という人物が著した古書物です。

太玄斎というのは名前ではなく「号」であり、本名は「松平頼救(まつだいら よりすけ)」と言います。

松平頼救は常陸宍戸藩の5代目藩主でしたが、隠居して嫡男・頼敬に家督を譲った後、太玄斎を称しています。

小雪の季節感・時節

小雪の頃になると山嶺の頂きに純白の雪が見られまする。東北地方では降雪があり、平野部では、いとをかしくも晴れ間が差し晴天が続きます。

これは移動性高気圧に覆われるからであり、俗に「小春日和(こはるびより)」とも呼ばれます。

「小春=小さい春」と付くだけのことはあって、春の到来と錯覚した花が咲いてしまうほど、心地よいポカポカとした気候が続きます。ゆえに「帰り花」「忘れ花」「狂い花」という言葉までも生まれています。

このようなウッカリと咲いてしまう花の種類としては、桜、梅、梨、躑躅(ツツジ)などが挙げられまする。

そして植物と言えば、この頃特有の自然現象である、木を吹き枯らす「木枯らし」がありんす。

ラジオやテレビからは気象庁からの「木枯らし1号」のニュースが聞こえるのもこの時季の風物詩の1つです。

木枯らし1号

木枯らし(こがらし)とは、晩秋から初冬にかけてに吹く北寄り(北から西北西)の強風のことです。

この風が吹く頃、ちょうど木々は紅葉を迎えており、強風が吹けばいとも簡単に葉を落としてしまい、丸裸状態の枯れ木に成り果ててしまいヤス。

つまり、木枯らしの意味は「木を吹き枯らすもの」と解されます。




落ち葉で焼き芋

現在ではこのような光景を見る機会はグッと減りましたが、木枯らしが生い先短い紅葉した葉を強制的に散らすと、散り落ちた落ち葉を掃除するために熊手(くまで)でかき集めて、その後、「落ち葉焚き」をします。

よく見られるのが、家族や近所の小坊主どもとつるんで食べる焼き芋です。コぉ〜イツがまた美味めェんだ♪ …お前だれやねん

溜まった落ち葉の中に芋をブチ込んで、芋が焼きあがるのを今か今かと待つのはこの時季特有の楽しみの1つです。チマチマチマチマ…ラララ♪ ラララ♪

この木枯らしが吹くと、いよいよ冬型の気圧配置になったことを意味します。

東京地方における木枯らしの条件

1:期間は10月半ばから11月末までの間に限る。

2:気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。

3:東京における風向が西北西~北である。

4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8 m/s)以上である。

 (参照:気象庁)

大阪地方における木枯らしの条件

1: 期間 霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)まで。

2: 気圧配置 西高東低の冬型の気圧配置。

3: 風向・風速 北よりの風が吹き、最大風速8 m/s以上。

ちなみに気象庁の東京地方おける木枯らしの統計によれば2018年、2019年は、発生していないことが分かりんす。

小雪といえば紅葉の時期!

霜降の頃に日光や高野山など山岳地域で始まった紅葉は今度は麓へ降りてきて、都会の至る場所で紅葉が見られます。

その様子はまさに「錦繍(きんしゅう)」という言葉が見事にあてはまりまする。

そして立冬を経てこの小雪(しょうせつ)が終わる頃、一夏の恋が終わるかのように紅葉も終わってく頃です‥。フぅぅ〜ん

都会では歩道のイチョウ並木、寺社境内ではカエデや山モミジなどが、恋した君のホッペのように真っ赤に染まり上がる頃です。チュっ

初冠雪(はつかんせつ)

初冠雪とは夏が終わった後、初めて山頂が雪や氷で白く見えることです。北国から南側の山嶺地帯では初冠雪の知らせが届き、本格的な冬の到来を迎えます。




小雪の七十二候

「七十二候」とは?

二十四節気をさらに72に分割した「七十二候」と呼ばれる暦法もありんす。

七十二候は二十四節気をさらに細分化し、日本の風土に合わせた各季節においての気象や動植物の変化を分かりやすく解説しています。

したがって二十四節気が抽象的表現の暦であるならば、それをもう少し具体的にしたものが七十二候ということになりんす。

七十二候には「初候」「次候」「末候」という3つの期間(候)を設け、それぞれの期間の季節感にマッチした季語が割り当てられています。

例えば、この小雪も七十二候に当てはめると3つの期間(候)に分けることができます。ウフ

初候(11月22日〜26日頃):虹蔵不見(にじかくれてみえず)

 意味:虹を見かけなくなる頃

虹蔵不見とは?

意味:虹ができる条件が整いにくい時季であることから虹が見かけなく頃。日も短くなり降雨も少なく乾燥することが多い時季。

詳細は下記ページにて。

次候(11月27日〜12月1日頃):朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

 意味:北風が木の葉を払う頃(吹き飛ばす)

朔風払葉とは?

この時季、シベリア大陸から北西の冷風が吹いてくる頃であり、この風は木を枯らしてしまうほどの強風であることから俗に「木枯らし(こがらし)」と呼ばれます。

詳細は下記ページにて。

末候(12月2日〜6日頃):橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

 意味:橘の実が黄色くなり始める頃

橘始黄とは?

橘とは葉が枯れることがないことから「永遠の象徴」とされ、日本書紀や古事記においては不老不死の実として記されていまする。

その橘の実が黄色く熟すのがこの頃です。




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