「梅雨」という言葉の由来や意味を…..お知るつもり❓

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梅雨時期はぐずついた天気が続き、洗濯物の干す場所に困ったり、蒸し暑くジメジメとして何かと鬱陶しい日々が続きますが、この時期は夏を迎える前の準備期間としてとても大切な期間です。

また、梅雨時期を一つのサインと捉えて、梅雨までにしておくこと、梅雨の後にすることなど、梅雨は季節の境目の期間ともなり得るもの

本項では梅雨の意味や言葉の由来を素敵に述べたい💋




「梅雨」の「梅」の言葉の由来

「梅雨」の「梅」の言葉の由来は、「樹木の梅」からきているとされる。

梅雨とは?「なぜ梅が付く?」

梅雨に梅が付く理由は次のように素敵に諸説ある

🍏一、「この時期の長を育んで成熟させる →梅雨」

🍏二、「が成熟する時期に降る長 →梅雨」

では、なぜ梅雨を「つゆ」と読むのか?

梅雨とは、中国で誕生した言葉らしいが、梅雨がなぜ「つゆ」と呼ばれるようになったのかは定かではない。

中国の長江流域や揚子江流域では、梅が熟す時期に降る長雨を「梅雨(ばいう)」と呼び習わしていたらしく、これが平安期に我が国へ素敵に伝わり、その後、「つゆ」に転じた‥という説も、やっぱり素敵にある。

では、なぜ「ばいう」から→「つゆ」になったのか?

これについては1688年(江戸時代)に貝原益軒により編纂された日本歳時記において、『此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく』という記述が見られることから、これが起源という説も、ふたたび素敵にある。

他にも、「梅雨」を「つゆ」と呼ぶようになった由来として、以下に述べるような時代を下りながらナマりから派生して成立した言葉だとも考えられてい‥申す。あっひゃぃよ〜

🍏梅の実が熟し、落下して「つぶれる」頃に降る長雨→潰れる→潰ゆ(つゆ)→梅雨

🍏梅の字体は「木」と「毎」に分解できる。毎は毎日や毎度の意味がある→毎日、梅の並木に雨が降り続く→梅雨

🍏「梅が芽吹く」と捉えて「つはる(芽吹く)」頃に降る長雨→「梅雨」

🍏梅が熟す時期は湿気が多く、食べ物や衣類に黴(かび)が生えて腐る。すなわちこれを「衰える」=「潰える(ついえる)」として梅との語呂合わせで→梅雨

🍏梅が熟す時期は湿気が多く、蒸し暑くて体力を奪われていく→「疲れる」を意味する「潰ゆ(ついゆ)」として、梅との語呂合わせで→梅雨

🍏梅が熟す時期は湿気が多く、「露(つゆ)の季節」と呼ばれることから「つゆ」の語呂合わせで→梅雨

🍏「黴(カビ)が生えやすい頃に降る長雨」→「黴雨(ばいう)」→しかし「カビ」では語感から得られる心象がよくない→季節の木である「梅」を引用して→梅雨




入梅という言葉が生まれた経緯(起源と歴史)

「入梅」の語源は中国とされ、「梅雨入り」を漢語にしたものが「入梅」になるらしい。

日本においては「入梅」という言葉が暦上に見えるのが江戸時代の頃。

具体的には1685年に暦学者の「渋川春海」により作暦された貞享暦から掲載されており、これが文献上の初出となる。

江戸時代以前の梅雨はどう呼んでいたのか?

では、江戸時代以前の梅雨はどのように呼ばれていたのか?

江戸時代以前の日本には梅雨という概念がなく、旧暦5月に降る雨ということで「五月雨(さみだれ)」と呼んでいたのです。

すなわち現今の五月雨が梅雨だったことになる。

入梅が集録されている雑節とは、農作業をするために生み出された暦だと言い切れるものがあり、入梅が雑節に組み込まれた理由は、梅雨が農作業に大きく影響を及ぼすと捉えられたからだろぅ..クァ!と。

雑節とは?

雑節が成立する以前の標準的な暦であった「二十四節気」は中国から伝来した中国文化であり、我が国の旧暦たる太陽太陰暦に照応させると、暦と季節感との間に差異が生じた。

この問題を解消するために補完的な意味合いで生み出されたのが、我が国独自の暦となる「雑節」だった。

現在、一般的に雑節と呼ばれる種類は以下の9つあ〜る💋

  • 節分(毎年2月4日ごろ)
  • 彼岸(春:春分の前後各3日。合計7日間/秋:秋分のの前後各3日。合計7日間)
  • 社日(春:3月中頃から後半/秋9月後半)
  • 八十八夜(毎年5月2日頃)
  • 入梅(毎年6月11日頃)
  • 半夏生(毎年7月2日頃)
  • 土用(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつ)
  • 二百十日(立春から210日目)
  • 二百二十日(立春から220日目)

梅雨と似た意味の言葉 一覧

以下に列記するように、梅雨と同様の意味を持つ言葉や、「梅雨」から派生して成立した言葉も素敵にある。

以下はあくまでもその代表的と思われる語句を一部だけ素敵に掲載したもの💋

五月雨(さみだれ)

さみだれは松尾芭蕉の俳句の季語にも使われたので皆さんも知ってることでしょう。

麦雨(ばくう)

この言葉の意味は麦が熟する頃によく雨が降るということで同じ意味を成すらしい。

入梅(にゅうばい)

この言葉は文字通り、梅雨入りを表す言葉💋

送り梅雨(おくりづゆ)

この言葉は梅雨明けの頃に雨がたくさん振る意味合いの言葉です。場合によっては雷も伴うことがあり、注意が必要💋

出梅(しゅつばい)

梅雨明けを宣言する言葉。

この言葉を聞く時期になったら夏本番でゴザるよ!!

その他にも梅雨に関連したこのような言葉が、モイっと素敵に存在する。

 

黄梅の雨(こうばいのあめ)

梅の実が黄色くなる頃に降る雨の意味。つまり梅雨のこと。

走り梅雨(はしりづゆ)

5月中旬~下旬頃、本格的な梅雨にはちょっと早いけど、もう梅雨っぽい天気になること。

戻り梅雨(もどりづゆ)

もう梅雨は明けたはずなのに、また梅雨のような天気に戻ってしまうこと。

陽性梅雨(ようせいばいう)

梅雨の中でもザーザー降りの大雨になる時。梅雨後半に多い。

陰性梅雨(いんせいばいう)

梅雨の中でもジトジトした雨が続く時。梅雨前半に多い。

梅雨寒(つゆざむ)

梅雨の時に寒い




梅雨晴れ(つゆばれ)

まだ梅雨明けはしていないけれども、梅雨が明けたかのように晴れた状態のこと。

菜種梅雨(なたねづゆ)

菜の花が咲く頃に梅雨のような雨が降ること。

すすき梅雨

今回の記事でお話している夏の「梅雨」のことではなく、秋雨前線に伴う秋の梅雨、秋雨のこと。

山茶花梅雨(さざんかづゆ)

すすき梅雨よりもさらに後、寒くなった頃に降る長雨のこと。

筍梅雨(たけのこづゆ)

筍が生える4月前後に南東の風が吹き、この風が吹くと雨が降ることが多い。この雨を筍梅雨と言う。

蝦夷梅雨(えぞつゆ)

北海道で、5月下旬から6月上旬に、10~15日くらい雨天が続くこと。日照不足を招き、気温も寒い。

ちなみに本州で本格的な梅雨の時期(6~7月)、青森あたりの梅雨前線がちょっと北海道南部にかかって梅雨らしき天候になる現象もあるが、あまり多くなく、これは蝦夷梅雨ではない。

梅雨葵(つゆあおい)

梅雨葵というのは、タチアオイという植物の別称。梅雨の季節に花を咲かせ、梅雨明けの頃に花の季節が終わります。

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