【夏至】期間中の行事(イベント)・風習 一覧

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芒種から始まった梅雨はこの夏至期間中を通して小暑の手前あたりまで素敵に続くも、夏至の到来を以て、いよいよ夏本番に突入したと、これまた素敵にいえる。

夏至の頃、北半球では年内でもっとも昼時間が長くなり、逆に夜時間が短くなるのだが、夏至期間中(節気)は梅雨時期と、ヤバいよ素敵かも‥級に重なることから、日照時間が約4時間しかないという日が続くことも、そしてまた素敵にある。

この状態は雨雲で太陽が隠れちまったことを意味し、蒸し暑さだけが夏の到来を、とめどなく素敵に感じさせ、昼時間が長いことに気づかない。

以上、本項では「夏至」の行事・風習を一覧形式にて、さらに素敵に述べたい💕




父の日

母の日にちなんでアメリカワシントン州の「ソノラ・スマート・ドッド(ジョン・ブルース・ドット夫人)」が、亡き父の誕生日に白バラを贈ったのが起源とされています。

ソノラPAPA(パパ)の誕生月が6月であったことから、牧師協会に頼んで6月に祭典が執り行われ、この祭典がのちの父の日設立に基づいた経緯から、以来、6月が父の日に定められることになります。

アメリカから日本へ父の日の風習が伝来したのが1950年代と云われており、1970年〜80年代にようやく認知されています。

現今、日本においては母の日に贈る花が赤色のカーネーションに対し、父の日には黄色のバラを贈るのが通例とされています。

半夏生

「半夏生」の意味は、「半夏」「生」とで分解すると分かりやすくなりますが、「半夏」は「はんげ」と読み、これは「烏柄杓(カラスビシャク)」という花の乾燥させた根茎のことです。

しかしながら、現在に至っても烏柄杓のことを半夏と読んだり、書いたりすることから、一般的に半夏と言えば烏柄杓のこととして同義とされることもあります。

「生」とは、「生きる」を意味しますが、この場合は「開花する」を意味し、これらをまとめると「半夏(烏柄杓)が開花する頃」という意味合いになりんす。

半夏生は、二十四節気の七十二候と、雑節にも集録されていますが、内容はほぼ同じです。




茅の輪くぐり

「茅の輪」とは、「ちのわくぐり」と読み、これは参道の鳥居をくぐった結界内に、茅(ちがや)という草で編んで作った、直径数メートルの輪のことです。

この茅の輪を、唱え詞(となえことば)を唱えながら、正面から入って最初に左側に抜けて正面に再び戻り、次に右に抜けて再び正面に戻り‥、といったことを8の字を描くように3度繰り返します。

このような奇妙な動きを俗に「茅の輪くぐり」と呼称します。

茅の輪くぐりのご利益

この茅の輪をくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願します。

茅の輪くぐりは年2回、夏(大祓)と冬(年末)に執り行われることから、半年分の穢れを祓い、向こう半年の厄災除けを祈願します。

茅の輪くぐりの由来や起源

茅の輪くぐりは、日本神話に登場するスサノオノミコトのエピソードに由来するといわれ、主に夏と冬の大祓の際に、境内の出入り口や拝殿の前などに茅の輪を設置する神社が多いです。

夏越しの祓(大祓)

「夏越しの大祓」とは、「大祓」のことです。夏に執り行われる大祓であることから、「夏越しの大祓」と呼ばれます。

上述、茅の輪くぐりとは関連深いものがあり、例年、夏(旧暦6月の晦日)と冬(12月の晦日/年末)に行われる恒例行事の1つです。

起源としては1006年(平安時代)に編纂された「拾遺和歌集」にも記述が見えることから、古くから執り行われてきた行事であり、風習になります。

昔は現代のように自由に使用できる水が少なく、毎日衣服の洗濯が困難であったことから、雑菌が繁殖しやすい夏に新調した衣服に着替え、向こう半年の病魔退散を祈願したことが起源と考えられています。

旧暦6月の晦日と言えば、梅雨明けの頃合いであもることから、これから日照りが続く夏本番を乗り切るための準備的行事の1つであったとも考えられています。




夏至祭と日の出(二見興玉神社)

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三重県・二見興玉神社には有名な夫婦岩がありますが、夏至の日になると富士山の背後から昇る朝日を夫婦岩の間から拝めると言われています。

また、夏至の日になると、古来、海底に鎮座する御神体の興玉神石(おきたましんせき)も強い霊力を帯び、この日に禊(みそぎ)を行うと、強い霊力で厄災や穢れを祓えると伝えられています。

夏至の日の日の出時刻は概ね例年、早朝4時30分〜40分頃。禊を行う人々は、日の出の時間前のまだ暗いうちに参集し、男性はふんどし姿、女性は白装束姿、頭に日の丸のハチマキを巻いて、夫婦岩の前で日の出を待ちます。その後、朝日が昇れば、朝日を浴びながら禊を行います。

海外でも見られる!夏至に執行される世界の行事

古代ヨーロッパの夏至日は祝祭日だった?!

実は古代ヨーロッパのみならず、西洋では古くから夏至の日の出が神聖視されており、例えば1999年6月21日にかの有名な遺跡「ストーンヘンジ」の巨石の上に登るために、フェンスを突き破って侵入するという事件が起こっています。

⬆️ストーンヘンジ 画像引用:ウィキペディア

フェンスを突き破ったのはドルイド教の信者と思われる約200人とされ、どうやらストーンヘンジで夏至の日の出を迎えようとしたようですが、結果、警官隊との間に小競り合いが起こっています。ちなみにこのニュースは日本でも大きく取り沙汰されるほど大きな話題になっています。

このように西洋で夏至の日が神聖視される理由は、古代ヨーロッパのケルト人の太陽信仰に拠るものでありんす。

古代ケルト人は1年でもっとも日照時間が長い夏至の日を「1年の頂点」と位置づけ、その対極にある冬至の日を「1年の始まり」と定めていました。

特に年内で最長の日照時間となる夏至の日には、太陽神をもてなす意味合いで、屋外で盛大に火を焚いて音楽を奏でて踊り明かす風習があったようです。

やがて時代を下ると、このような古代ケルトの信仰はキリスト教へ受け継がれることになり、夏至の日は聖ヨハネと習合して、祝祭日になります。

夏至の日は人類の文化を飛躍させた?!

上記、ストーンヘンジはイギリス南部ソールズベリー平野にある、およそ紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたとされる巨石群らしいが、一説に古代の天文台と見られており、現今、世界最古の天文台とも素敵に言われる。

しかしながら、このストーンヘンジよりもさらに古いストーンヘンジと似たような巨石群があるとすれば‥‥驚くぅ?

実はアメリカコロラド大学の学者らが1999年に発表した論文によれば、エジプト南部ナイル川西のサハラ砂漠にある「ナブタ・プラヤ」と言う巨石群の配置が、夏至の日の出の方向および、南北方向を指しているという見解が明らかにされています。
⬆️ナブタ・プラヤ 画像引用:ウィキペディア

これがもし事実であるとすれば、世界最古の天文台はストーンヘンジではなく、このナブタ・プラヤということになりんす。

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