んuhhhh〜ふぅん♡
チュっ♡チュっ♡今すぐKiss me!!GOGO! イェイ!イェイ!Ohぅ〜!Ohぅ〜!イェイ!イェイ!
‥‥
‥‥はい。と、いう訳で夏も終わりを迎え、秋深々とした一夏の淡い君の薄着姿に哀愁を感じる今日この頃、、… イェイ!イェイ!Ohぅ〜!Ohぅ〜!チュっ♡チュっ♡イェイ!イェイ!
‥‥
‥‥。
‥秋深まると日暮れを早く感じるようになり、昼夜の長さが等しく感じられます。
これはつまり、日の出が遅く、日の入りが早くなり、秋の深まりを感じられるようになりんす。
以下では、「秋分」の読み方や意味・由来と、併せて秋分の旬な食べ物(行事食)や行事・風習をご紹介しています。
目次
秋分の読み方
「秋分」は「しゅうぶん」と読みます。
二十四節気は中国由来の言葉なので、すべて音読み+音読みの熟語となっています。
秋分とは?
秋分とは、二十四節気・七十二候の「立春」から始まる春の節気の16節(16番目)のことを指します。
また、二十四節気を二分した各12節気のうちの「中気(ちゅうき)」に属します。
秋分の前の節気は「白露(はくろ/9月8日頃)」で、白露から数えて15日目くらいとなる9月23日頃が秋分です。
秋分の後の節気は「寒露(かんろ/10月8日頃)」になります。
ところで・・「二十四節気」とは?
二十四節気とは、1年を24つ分けて、それらを1つ々々を「節気」と定めて。その節気に季節を司る言葉を付したものが二十四節気です。
1年を夏至と冬至の2つに分け、さらに春分と秋分の2つに分けて4等分とします。(二至二分)
- 365日÷4=91.25日
二十四節気はこの二至二分を基軸としています。
そして、それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて8等分したのが、約45日間ずつの「八節」です。
- 365÷8=45.625日
さらに、八節を約15日ずつに3等分したものが二十四節気です。現行の二十四節気は、立春、立夏、立秋、立冬が各季節(四季)の先頭に来るように配置しています。
二十四節気は、中国から日本に伝来した生粋の中国文化ですが、中国と日本の時節(いわゆる季節感。動物・植物・気象など)が異なるため、日本では江戸の改暦(1842年/天保改暦)を経て、明治の改暦を経ながら日本の季節感いわゆる物候(ぶっこう)に沿わせるように改訂されています。
節気は各月に2つ存在し、毎月、「節」と「中」の節気が交互に来るようになっています。
「節」は「正節(せいせつ)」とも言い、「節気」とも呼ばれます。各月の前半に配置されるのが、この節です。
「中」は「中気(ちゅうき)」とも言い、略称で「中」とも呼ばれます。
現行の二十四節気は中国の太陰暦(月を参照した暦)を補完する目的で、逆の発想で太陽を参照して作暦されていますので、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に至っても、極度に形態を変えることなくそのまま使用され続けています。
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二十四節気の意味や由来・覚え方と決めた方の起源を解説!
秋分の節気(期間)はいつからいつまで?
秋分の前の節気は「白露(はくろ)」で9月8日頃〜9月22日頃までです。したがって秋分は、新暦(現在の太陽暦)で言えば9月23日頃を指します。
もしくは9月23日頃から始まる節気(期間)を指します。秋分の場合はその次の節気である「寒露(かんろ)」の前日までとなる「9月23日〜10月7日頃までです。年によっては1日前後します。
秋分とは「特定の日」を指すのではない!
二十四節気は半月単位で節気が区切られています。したがって厳密に言えば「秋分の節に入る日」を意味します。
半月とは約15日になりますので、このどこかで秋分の節気で解説されているような季節感を感じて、本格的に秋分の節気に入ったことを意味します。
もちろん、世間一般では特定の日が節気の境目として、特定の日のみが言葉で交わされる感は否めません。しかし、それが世間通念上まかり通っているのも事実であることから、完全な間違いとは言い難いものがありんす。
ただ、これは本来、正式ではないということを理解しておきたいところです。
秋分は旧暦ではいつ?
秋分を旧暦で表記すると、8月中頃の節気「八月中(酉月の中気)」であり、具体的には8月中旬〜下旬頃になりんす。
「秋分」の次の節気である「寒露(かんろ)」が「九月節(戌月の正節)」になりんす。
秋分の前の節気は、「白露(はくろ)」で8月初旬の節気となる「八月節(酉月の正節)」になります。
現行の定気法では太陽が黄経約180度の点を通過したあたりになります。
定気法とは?
定気法とは、1844年(天保15年/江戸時代後期)の天保暦より使用された暦法であり、太陽が黄道を15度ずつ進むたびに節気を設けた暦法になります。それまでの平気法を改訂した暦法です。
節気間の日数は毎年差異が生じることから、旧暦2033年に9月と10月がなくなってしまうなど大きな問題に直面しています。
秋分の2023年・2024年・2025年・2026年の日はいつ?
- 2023年の日本の秋分の日は9月23日(土)!
年 | 正確な時間(UT基準) | 日本の秋分に日にち | 中国の秋分の日にち |
2023年 | 9月23日06:50 | 9月23日 | 9月23日 |
2024年 | 9月22日12:43 | 9月22日 | 9月22日 |
2025年 | 9月22日18:19 | 9月23日 | 9月23日 |
2026年 | 9月23日00:05 | 9月23日 | 9月23日 |
※参照先:「ウィキペディア」
秋分の日は彼岸の中日
春分や秋分は彼岸のちょうど中日(真ん中の日)にあたり、春分と秋分を中心として前3日、後3日の合計7日間のことを彼岸と言います。
春分や秋分は太陽が真東から昇り、真西に沈んで行くことから、西方浄土にあるとされる極楽浄土に通じるものとされています。
つまり、春分や秋分は彼岸と密接な関係がありんす。
「秋分」の言葉の意味や由来とは?
秋分とは、秋を分け目と書いて「秋分(しゅうぶん)」と読みます。二十四節気には春にも、この秋分のような訳分け目の節気が存在します。
それがションベ‥おっと、オホ 春分!!、です。
春と秋にのみ「分」が付く理由
二十四節気は太陽軌道をもとにして作暦されており、春と秋にのみ「分」が付いた春分と秋分が存在しますが、この理由を考えたことがありんすか?
理由は単純明快で昼と夜の長さがちょうど真っ二つに分かれる日だからです。すなわち1日24時間あれば12時間ずつに分かれることを意味します。
このように1日における昼夜の時間が等しくなるため、春分と秋分は「時正(じしょう)」とも呼ばれます。
そこで実際に本当に昼と夜の時間が12時間ずつになるのかを検証してみたいと思います。
春分の日の入り時間と日暮れ時間
2020年の春分の日(3月20日)※東京例
- 日の出時刻:5時45分
- 日の入り時刻:17時53分
この時刻から春分の日照時間(昼の時間)を計算すると12時間08分、夜の時間が11時間52分であり、昼時間の方が14分、長いことが分かりますが、それでもこの春分を作暦した頃の当時からすれば、よく太陽の動きを読み取ったなと感心せざるを得ません。
2020年の秋分の日(9月22日)※東京例
- 日の出時刻:5時29分
- 日の入り時刻:17時38分
秋分の場合は、日照時間が12時間09分、夜の時間が11時間51分なので、昼間の方が9分、長いことになりんす。
これだけでは検証とは言い難いものがありますので2019年も見てみましょう!
2019年の春分の日(3月21日)※東京例
- 日の出時刻:5時44分
- 日の入り時刻:17時53分
日照時間が12時間09分、夜の時間が11時間51分なので、昼間の方が9分、長いことになりんす。
2019年の秋分の日(9月23日)※東京例
- 日の出時刻:5時29分
- 日の入り時刻:17時38分
日照時間が12時間09分、夜の時間が11時間51分なので、昼間の方が9分、長いことになりんす。
以上の結果から春分と秋分は、ほとんど10分ほどの差であることが分かります。
【参考】春分・秋分の太陽の角度(東京・北緯35度の場合)
- 春分・秋分:54度
- 夏至:78度
- 冬至:30度
※太陽が真南にあるときの地平線との間の角度
春分と秋分の対義語が夏至と冬至!
「春分」と「秋分」は昼と夜の長さが等しくなる日に対して、昼と夜の長さがもっとも異なる日が『夏至と冬至』です。
夏至と冬至の「至」は「至点」を意味し、これは天球上において太陽の赤道面からの距離が最大となる瞬間、またはその時の太陽の位置を指す言葉です。
秋分に昼夜の時間が等しくなる理由
秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に日が沈みます。これが昼夜の時間が等しくなる理由です。(厳密には太陽軌道ではなく地球が太陽の周りを回っているので「地球軌道」。)
昔から秋分の日を迎えると「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように秋の彼岸の中日となる秋分の日を境目として、昼夜の時間が逆転し、暗黒の夜の時間の方が長くなりんす。ヒっヒっヒっヒっ‥
この状況になると日照時間が減少するため、地面の温度は低下し、気温も低下することからいよいよ肌寒い真冬の到来を予見させます。
頭にはジングルベルの鐘の音とクリスマスプレゼントをシコタマぶち込んでもらうためのどデカイくつ下が、ド頭に浮かんでくる頃です。
秋分は「彼岸」とも呼ばれる?
「彼岸」とは、仏教において「極楽浄土」を示す言葉であり、極楽浄土とは西方浄土とも呼称します。西方浄土は阿弥陀如来が座する世界とされ、遥か西にあるとされる常世の世界であり、先祖が死後向かう場所でありんす。
春分や秋分は真西に日が沈むことから、彼方にある世界に通じる日とされています。春分や秋分が「彼岸」もしくは「彼岸の中日」とも呼ばれるのはこのためです。
秋分の日はなぜ祝日なの??
現在の秋分の日は祝日に指定されていますが、理由は何だか考えたことがありんすか?
実は秋分の日はもともと「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」の日として、宮中にて歴代天皇や皇后、皇親の霊を祀る儀式が行われる日とされていまたのです。
1878年(明治11年)6月5日の太政官布告にて祝日に定められています。
秋分の日とセットとなるションベンの‥あぁクソ‥‥春分の日!! は、どうなのか?という疑問にさしあたりますが、ご察しの通り、春分の日もかつては「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」と呼ばれ、国民の祝日でゴザんした。
秋分の暦便覧(こよみ便覧)
『陰陽の中分となれば也』
意味
「陰陽とは”陽の気”と”陰の気”」のこと。
昼夜の時間が等分されることを意味するとともに、夏と冬の間であることをも意味します。
「陽気=晴れ晴れとした様子」を意味する「夏」、陰気は「晴れ晴れとしない様」を意味し、遠回しに「冬」のことを意味します。
まさに陰陽の中分。
暦便覧とは?
暦便覧とは、正式には「こよみ便覧」と書き、「こよみべんらん」と読みます。
この書物は、1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書であり、 太玄斎(たいげんさい)という人物が著した古書物です。
太玄斎というのは名前ではなく「号」であり、本名は「松平頼救(まつだいら よりすけ)」と言います。
松平頼救は常陸宍戸藩の5代目藩主でしたが、隠居して嫡男・頼敬に家督を譲った後、太玄斎を称しています。
秋分の季節感・時節
秋分の日の頃ともなれば日中でも少し肌寒くなる頃であり、いよいよ長袖への衣替えのシーズンでもありんす。
また、秋分の頃にいれば真っ赤で華麗な「彼岸花」の姿を見かける頃です。彼岸花から連想されるのが彼岸の言葉が示す「お彼岸」です。
すなわち、先祖を供養する期間でもありんす。
それと秋分の七十二候初侯「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」でも表されているように夏空の象徴でもある雷雲に変化する入道雲が消え失せ、ウロコ雲が空を覆いはじめます。
「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」でも表される通り、そろそろ夏の主役だった昆虫たちもいよいよ冬に備えて巣篭もりに備える時期でもありんす。
一般的には地中に潜る準備をはじめたり、蛹化(サナギ)する虫もいれば、卵を産み落として自らは天寿を全うする虫もいます。
そして、忘れてはいけないのが秋と言えば「実りの秋」です。
秋になると田んぼの水を抜いて干すために、農家では一斉に落し水を行います。田んぼが干上がると、いよいよ収穫を迎えます。
秋分の七十二候
「七十二候」とは?
二十四節気をさらに72に分割した「七十二候」と呼ばれる暦法もありんす。
七十二候は二十四節気をさらに細分化し、日本の風土に合わせた各季節においての気象や動植物の変化を分かりやすく解説しています。
したがって二十四節気が抽象的表現の暦であるならば、それをもう少し具体的にしたものが七十二候ということになりんす。
七十二候には「初候」「次候」「末候」という3つの期間(候)を設け、それぞれの期間の季節感にマッチした季語が割り当てられています。
例えば、この秋分も七十二候に当てはめると3つの期間(候)に分けることができます。ウフ
初候(9月23日〜9月27日頃):雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
意味:雷の鳴音がなくなる頃
雷乃収声とは?
晩夏になると夏のシンボルである入道雲が雷雲に変化し、雷混じりの豪雨を降らせます。晩秋を過ぎるといよいよ冬の入口に入る頃になり、季節の変わり目として今度は日本海側を中心に再び雷雲が覆いはじめます。
この秋分の季節とはまさにその中間の時期となるので、秋の象徴たる綺麗なウロコ雲が観れる頃です。
次候(9月28日〜10月2日頃):蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
意味:虫が冬ごもりをする頃
蟄虫坏戸とは?
虫たちは冬眠に備え、巣篭もりをはじめる準備をするために地中に穴を掘って穴を塞ぐ準備をはじめます。
末候(10月3日〜7日頃):水始涸(みずはじめてかるる)
意味:田畑の水を干して稲刈りに備える頃
水始涸とは?
金を借り入れる際はまず身分証明書を用意‥おっと!稲を刈り入れる際はまず田んぼの水を抜きますので、この頃、田んぼからは水が一斉に枯渇します。
稲の刈り入れが終わると、地表がひび割れた田んぼが姿を現し、晩秋を象徴する情景となっています。
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秋分の期間中の行事(イベント)・風習
秋のお彼岸
秋の彼岸は秋分を中日として、その前後3日間の合計7日間が秋の彼岸の期間となります。
また、秋のお彼岸は春の彼岸に続くことから「後の彼岸(のちのひがん)」と呼ばれたりもします。
お彼岸には先祖供養としてお墓まいりをする風習がありますが、お墓に行く途中の道端には真っ赤で可憐な彼岸花が咲き乱れ、秋の風物詩に彩りを添えます。
敬老の日(長寿祝い)
敬老の日は長年、社会貢献してきた老人を敬愛する意味で明治11年(1878年)に制定された日です。この日を老人たちの長寿を祝う祝日として定めています。
太平洋戦争前までは、この日は大祭日の1つ「秋季皇霊祭(こうれいさい)」として皇族の神霊を祀る儀式が執り行われていました。
敬老の日は老人を祝う日ということでジジ&ババや曾ジジ&曾ババの他、普段から親しくしている高齢者の方を訪問して演劇を披露したり、プレゼントを渡したりします。
動物愛護週間
9月20日〜26日は日本動物愛護協会が提唱する「動物愛護週間」の期間です。
動物愛護週間の期間中には、動物愛護に関する団体が主催したイベント行事が全国で行われたり、他、動物愛護の実践者や社会貢献した動物の表彰、動物園などでは動物慰霊祭が営まれたりもします。
アメリカの動物愛護協会が起源であり、その後、日本人道協会理事長のパーネット夫人が中心になって昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう/明治天皇の嫁ハン)の誕生日を記念して昭和2年5月28日から1週間行われています。
昭和24年より紆余曲折を経て、毎年、秋分の日に行われるようになっています。
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清掃の日
清掃の日は現在、環境省が主唱する「全国環境衛生週間」として、全国的に身近なものとなっており、全国の自治会などでは地域の公園の掃除や道路、公共施設などの清掃がボランティア形式で行われます。
清掃の日の始まりは昭和29年9月22日に廃棄物処理法が施行されたのを記念して始められたものでしたが、現在では、重箱を隅をつつく心構えで、普段、意識しない居場所を掃除する期間となっています。
仲秋の名月(十五夜)
旧暦8月15日の夜の月を「仲秋の名月」と呼称し、「お月見」と言えばこの日に観る月のことを指します。
「仲秋」とは、「秋の半ば」のという意味で旧暦8月のことを言います。上述したように旧暦の秋とは7月〜9月のことを指し、そのさらに半ばにあたる8月15日は秋の真ん中として特別な日として定められています。
この日は「芋名月(もちめいげつ)」と呼ばれるように年内でもっとも夜空が澄み渡っていることから、もっとも月がキレイに見られる日として、月に見立てた芋を食べる風習があり、かつてはこの日だけは他人の畑に忍び込んで芋を盗んでも咎めを受けないといった風習まであったようです。
平安貴族が秋半ばに月見を始めると、やがて民間へも伝わって農耕行事と習合し、この時に「芋名月」と呼ばれるようになり、この日は子孫繁栄を祈願して「サトイモ」を神前に供えてそれを食べる風習が生まれています。
現在では言葉だけが伝えられていますが、定番の月見団子をコネっくてコネコネし、枝豆、栗、柿などの秋の収穫物を供えて豊穣に感謝します。
秋分の時期(9月23日〜10月3日)の時候の挨拶
時候の挨拶とは?
時候の挨拶とは「じこうのあいさつ」と読み、これは挨拶状などの冒頭に書く文のことです。
例えばよく見る典型的な例が、「拝啓〜」と書いた後に続く文章です。
- 一例:「拝啓、○○の候」or「拝啓、暑中お見舞い申し上げます」…etc
‥と、このような文章が時候の挨拶になります。
特に仕事の関係先や目上の方へのお手紙の冒頭には、きちんと時候の挨拶を入れたいとお考えの方もいるかもしれません。
「秋分」という言葉は、「秋分の候」「秋分のみぎり」「秋分の折」という形で、そのまま時候の挨拶になります。
例えば、「秋分の候(しゅうぶんのこう)」と言うと、次のような意味合いがあります。
- いよいよ冬の到来を予見させる肌寒い頃合いになりんした。
- いよいよ収穫の頃合いとなりんした。
- 昼夜の時間が等しくなる頃となりんした。
- 秋のお彼岸を迎える頃となりんした。
- 夏の隆々とした入道雲から秋を告げるイワシ雲やウロコ雲が見られる頃合いになりんした。
- 紅葉が観られる季節になりんした。
そして、「拝啓 秋分の候、」という書き出しで、相手の安否・健康を気遣ったり、最近の気候や行事の話を続けたりします。
「拝啓」で始めたら、最後に「敬具」をお忘れなく!
秋分の候
- 読み方:しゅうぶんのこう
- 意味:昼夜の時間の長さがほぼ同じになる頃
- 使用するに適した期間:9月23日頃〜10月7日頃まで(秋分期間中)
爽秋の候
- 読み方:そうしゅうのこう
- 意味:さわやかで心地よい秋の今日この頃。
- 使用するに適した期間:9月1日〜11月中旬くらいまで
秋涼の候
- 読み方:しょうりょうのこう
- 意味:秋の涼しさが感じれる今日この頃
- 使用するに適した期間:9月1日〜11月中旬くらいまで
秋色の候
- 読み方:しゅうしょくのこう
- 意味:秋の気配。秋らしさが肌身に実感できる頃。
- 使用するに適した期間:9月1日〜11月上旬頃まで
秋霜の候
- 読み方:しゅうそうのこう
- 意味:霜が降りる季節。
- 使用するに適した期間:9月1日〜10月下旬頃まで
秋分の日(期間)の季語
秋分で使用される有名な季語一覧
「秋めく」
意味:秋らしい頃合い。肌身に秋を感じるようになる頃合い。
「秋の昼」
意味:夏のうだるような昼の様相とは異なり、秋の昼間は気温や湿度がちょうど良いので清々しい清涼感あふれる。
「秋の暮」
意味:秋の夕暮れ、もしくは秋の終わりのこと。いずれも詩文や句、歌で使用される言葉である。
「秋の朝」
意味:心地よい気温で過ごしやすい朝を迎えられるようになった頃。
「秋澄む」
意味: 秋の澄んだ大気が見られる頃。秋の大気は澄み切って遠くまで見透しが良い。
「いわし雲」
意味:「いわし雲」とは「巻積雲(けんせきうん)」のこと。秋になると綺麗に見られる雲として秋の季語にもなっています。
秋気(しゅうき)
意味:秋の気配や秋の大気など肌身に感じた全般的な秋の気配のことを「秋気」と言う。
秋寒・夜寒・朝寒
意味:秋も半ばを過ぎると朝夕夜が急激に冷え込んで冬と錯覚するほど寒い。
肌寒・うそ寒・やや寒
意味:日中でも肌寒く、半袖やロンTだけで過ごすのは寒く、カーデなどのコーディネートが必要になる頃。
行く秋・秋の名残・秋の果て・暮の秋・秋惜しむ
意味:秋の暮れ(秋の終わり)を惜しむ頃。
九月尽(くがつじん)
意味:正式には陰暦9月末日を指す。陽暦にすると11月初旬頃だが、俳句などでは9月末頃を指す言葉として詠まれる。
秋分の時期が旬の食べ物(行事食)
代表的な食べ物
おはぎ・ぼたもち?
もともと、春分・秋分の3日前、彼岸の入りには、おはぎ・ぼたもちを食べて、彼岸の中日にはお赤飯(または小豆飯)を食べる、春分・秋分から3日後の彼岸の明けには明けだんごを供えるという風習があります。
「おはぎ」は餅米を蒸してそれを捏ねくりまわして、どデカイ鼻くそを丸める要領で団子状にするのですが、このときに米粒の形を残すのが習わしであり、米の原型を残すことから「はんごろし」と呼ばれたりもします。
最後に捏ねくりまくった鼻くそ団子の中に餡子(あんこ)をブチ込んで、アンガっ‥と、唾液にまみれた堕落しきった小汚い口元へ放り込み、ブジゅぅワ〜っと溢れ出た腐臭ただよう唾液と捏ね合わせるようにして、ギゃぶギぅぶと美味しく食べます。美味しそうにみえん
「ぼたもち」と「おはぎ」の違い
「ぼたもち」は漢字にすると「牡丹餅」と書きますが、作り方は「おはぎ」と地域によって軽微な違いはあるものの、ほぼ同じなので「おはぎ」も「ぼたもち」も同義です。
なお、”ぼたもち”や”おはぎ”を食べるは、先に仏壇へお供えして手を合わせてから食べるのが古からの習わしです。
このように「ぼたもち」と「おはぎ」を食べる理由は、小豆の赤い色が邪気を祓う力があると考えられていたためです。
古来、春は牡丹の花が美しく咲くことから「牡丹餅」、秋には萩の花が小豆の色と重なるため「おはぎ」と呼ばれています。
トウモロコシ
- 旬な食べ頃時期:6月~9月
あまり知られていませんが、トウモロコシはちょうどこの芒種の時期となる6月〜9月に旬な頃合いを迎えます。
トウモコロシはイネ科の一年生植物なので、タネを排出すれば枯死します。”トウモコロシ”?…メイちゃん?
トウモロコシの種類はいくつかあり、私たちが普段、日常的に食しているトウモロコシとなるのが、「スイートコーン」という種類のトウモロコシです。
主要な栄養成分はでんぷん質。ほかに、ビタミンB1・B2、カリウム、たんぱく質、食物繊維などが含まれており、食物繊維は特に外皮に多く含まれています。
このためトウモロコシの外皮には、腸内コレステロールと結びついて体外への排出作用を促すため、血管をキレイにして、動脈硬化の予防に一役買います。
また、トウモロコシの黄色い色素はキサントフィルと呼ばれるものであり、血管を柔らかくする作用があります。
生姜(新ショウガ)
生姜(ショウガ)は熱帯アジア原産のショウガ科の多年草であり、根茎部分が野菜や生薬として使用されます。
ショウガは実は大まかには2種類ありますが、ちょうどこの夏至の頃から8月頃にかけて出回るのが、新ショウガです。
新ショウガは辛味が下記の根ショウガに比べて穏やかであることから、寿司に付属するガリ(甘酢ショウガ)に使用されたりします。
一方、9月〜10月の秋口に出回るものが「根ショウガ」と呼ばれるものです。上掲の写真が「根ショウガ」になります。
辛味は根ショウガの方が強いことから、根ショウガは「すりおろし」て食されたります。
とうがん(冬瓜)
冬瓜(とうがん)は、インド・東南アジア原産のウリ科のつる性一年草です。ちょうどこの夏至の頃合いとなる6月下旬頃〜9月にかけて収穫され、同時に旬時期を迎えます。
収穫された冬瓜は、煮物や漬物、あんかけ、などにして食されます。種子は生薬として利尿作用を促したり、消毒薬に用いられます。
なお、冬瓜は秋の季語になっていますが、これは冬瓜の特徴の1つである貯蔵性が高いことに起因するものです。
貯蔵性が高いことから夏に成った実が、まだ秋口になっても見られるということを俳人たちが句で詠んだのが広まったのでしょう。
野菜・果物
新蓮根
旬な食べ頃時期:9月頃~1月頃
松茸
旬な食べ頃時期:8月下旬頃~10月頃
椎茸
旬な食べ頃時期:9月頃~11月頃
しめじ
旬な食べ頃時期:9月頃~11月頃
大葉
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
ツルムラサキ
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
茗荷(ミョウガ)
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
ゆりね
旬な食べ頃時期:9月頃~2月頃
きゅうり
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
いんげん
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
唐辛子
- 青唐辛子の旬な食べ頃時期:7月~9月頃
- 赤唐辛子の旬な食べ頃時期:8頃~10月頃
ピーマン
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
パプリカ
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
夏秋キャベツ(高原キャベツ)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
さつまいも
旬な食べ頃時期:7月下旬頃~翌年2月
ゴーヤ
旬な食べ頃時期:6月下旬頃~9月頃
ズッキーニ
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
なす
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
さや隠元(いんげん)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
マンゴー
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
※石垣島では4月下旬から7月下旬
※沖縄本島では5月中旬から8月初旬頃
桃
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
梨(ナシ)
旬な食べ頃時期:8月下旬頃~11月頃
葡萄(ぶどう)
旬な食べ頃時期:7月頃~9月頃
小粒の品種は7月~8月、大粒(巨峰やピオーネなど)は9月頃。ちなみに「ぶどう狩り」は7月~9月頃がシーズン。
魚類(海鮮類)
秋の代表的な海鮮類の食べ物
あわび(夏あわび)
アワビは秋口〜晩秋になると産卵期が近づくため、身が大きくなります。この頃のアワビは肉厚で実にジューシ〜‥!まさに旬な食べ頃となります。
その他の秋に旬を迎える魚類(海鮮類)
まこかれい
旬な時期:7月~9月頃(夏)/卵待ち12月〜2月
こち
旬な時期:6月~9月頃
スルメイカ
旬な時期:5月中旬~9月頃
イサキ
旬な時期:6月~9月頃
カサゴ
旬な時期:8月下旬〜3月頃
秋刀魚(さんま)
旬な時期:9月〜11月頃
ヤマトカマス
旬な時期:8月〜11月頃
カツオ(戻りガツオ)
旬な時期:9月〜11月頃
たちうお
旬な時期:7月〜10月頃
スズキ
旬な時期:7月~9月頃
ボラ
旬な時期:9月~1月頃
とびうお
旬な時期:7月~9月頃
あゆ
旬な時期:7月~9月頃
※7月と獲れる若鮎は骨が柔らかく美味しい。
さば
旬な時期:9月~12月頃
秋分時期の季節の花
※以下、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/
彼岸花
彼岸花は秋の代名詞ともなるほどの秋を象徴する花であり、名前の「彼岸」からも察することができるように9月の彼岸に咲く花として広く認知されています。
葉がなく、燃え盛るような真っ赤な華麗な花弁のみが咲き誇ることから、別名で「幽霊花」や「死人花」とも呼ばれています。
彼岸花の姿形を一見すると、白い透き通るようなウナジの着物和風美人を彷彿とさせ、けなげな君の真っ赤な唇のような妖艶さも持ち併せています。
しかしながら、意外にこの彼岸花は中国が原産であり、現今の日本では北は北海道、南は沖縄のさらに南となる南西諸島群でも見ることができんす。
彼岸花は湿地帯を好む花であり、根っこにミニ玉ねぎサイズの球根を持っています。
彼岸花が毒を持っているという話は既知の方も多いと思いますが、この球根に毒を持っています。
一説には、彼岸花が田んぼの端っこや、畦道、土手沿いに群生している理由として、かつて農家の人々が作物を食い荒らすネズミやモグラなどの小動物駆除のために田んぼの周りに植えたのが日本における彼岸花の起源とされる説もありんす。
「彼岸花」の名前の由来
彼岸花の名前の由来は、秋のお彼岸に一斉に咲き出す花ということで「彼岸花」と命名されています。別名で「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれますが、この名称の由来はサンスクリット語の「天界に咲く花」という意味合いからきています。
なんでも仏教経典によれば、吉兆が起こる予兆として赤い花が天から降ってくるとされています。
ススキ
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜9月)
イネ科ススキ属の植物。
木通(あけび)
木通は秋を代表する花と言っても過言ではありんせん。
深秋になると紫色の実を付けます。実の皮の部分は苦味がありますが、栄養が詰まっていることから料理にも使用されます。
熟すと実が割れて中から白色の甘い果実が出てきます。この様子から「開け実」と命名され、→「あけび」→「木通」に着地しています。
なお、木通の開花時期は春(4月〜5月)で秋口(9月〜10月)に熟して紫色になりんす。
うす雪草
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜9月)
キク科ウスユキソウ属に属する高山系植物。
おみなえし
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。
秋の七草の1つ。
桔梗
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
キキョウ科の多年生草本植物。絶滅危惧種の1つ。
梅雨期間中(6月中旬)〜9月頃まで。
われもこう
- 開花時期:晩夏から秋(7月〜10月)
バラ科・ワレモコウ属の植物
花弁は薬草として、根は生薬として使用される。
ダリア
- 開花時期:7月~10月頃
キク科ダリア属の多年生草。
「ダリア」 (dahlia) の名前の由来は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子のアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなんだもの。
和名は、テンジクボタン(天竺牡丹)。花の形がボタンに似ているのが理由。
萩
- 開花時期:7月から9月
マメ科ハギ属の植物。秋の七草の1つ。
ふじばかま
- 開花時期:8月から9月
キク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。秋の七草の1つ。
水引(みずひき)
- 開花期:8〜11月頃
一般的に「水引」と言えば祝儀の包装を結ぶための赤色の紙の糸をイメージしてしまいますが、実は実際に「水引き」という植物が存在し、包装してくくりつけた時の紙ヒモの形が「水引き」の形に似ていることから由来がきています。
実際にこの花を俯瞰して全体像を見れば分かりますが、真上から見ると赤く、下から見ると白く見えます。
水引は高さ30〜80cm、長さ6〜15cmの広楕円形で先端を尖らせた葉を四方に付けます。この花の大きな特徴は、茎や葉腋から長さ20〜40cmになる花穂を出し、この花穂に君のお手手のように小さくキュート♡な花弁をつけます。ウフ
朝顔
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。現在、世界の中でも日本でもっとも新種改良が行われています。
朝顔は6月〜10月頃に開花する花です。小学校時代に自分の鉢をもらって朝顔を育てた記憶があるのではないでしょうか。
奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったのが、日本における朝顔の起源と伝えられています。平安時代には種子が和漢の薬草として認知されており、下痢や利尿剤としての効能があったそうです。
バラ
- 開花時期:5月~10月
現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。
オシロイバナ
オシロイバナとは、南アメリカ原産のオシロイバナ科の多年草または一年草で、日本へは江戸時代初期に渡来しています。
名前の由来は、種子には粉状の胚乳(はいにゅう)があることから、これが「オシロイ」の由来になっています。
夕方に開花して、芳香を漂わせることから、別名で「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれまする。
根は利尿や関節炎の生薬として利用される他、葉は切り傷、たむし(体部白癬)の治療に用いられます。
開花時期は7月〜10月です。
カンナ
カンナは熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属(Canna)に属する植物です。別名・橋本カン‥おっと、「ハナカンナ」!!
この花が変わっているのが、夏の炎天下の下でも平気で生き生きと生長します。
開花時期は、6月~10月中旬。
春に球根を植えると夏から秋にかけて特徴的な形状の花弁をつけます。
葉は、緑色のほか、枯れたような赤銅色の葉をつけるものもあります。
サルスベリ
サルスベリは、中国南部原産のミソハギ科の落葉性樹木です。別名は「百日紅(ひゃくじつこう)」。
名前の由来は漢字の「猿滑(さるすべり)」から来ているとされています。実際に樹皮が何回も剥がれ落ちて都度、生え替わ流のですが、生え替わった樹皮はスベスべと滑ることから、
樹木でありながら、桜のように花弁をつけます。開花時期は7月~10月。