お守りの返納方法とは??返すタイミングはいつ?返納場所はどこでも良い?

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お守りの返納方法は、信心があればこそ気になるもの。

お守りを返納したいときには、そのためのプロセスがあります。

今回はお守りの返納について、その方法、タイミング、場所などについてまとめました。

■お守りはなぜ返納が必要?

お守りには、神様の魂が分けられ、入っています。

それゆえに、ただごみ箱に捨てたりするのではなく、神社できちんとお焚き上げしていただくのが、正しい処分方法となるのです。

これからご紹介する方法はいくらか手間もかかりますが、その後の御利益のためにもぜひ実行されますよう。

■お守りの返納は神社でもお寺でも受付けています

まず、お守りを返納する場所ですが、多くの神社やお寺の境内に「古札納所(こさつおさめしょ)」や「古札納箱」が設けられており、ここに返納することになります。

規模が小さな神社や寺院では、社務所や寺務所の窓口で手渡すところもあります。

大きな神社や寺院にはたいてい上述のような「古札納所」設置されていますので、行けばわかることがほとんどですが、不安があれば事前に所在を調べておきましょう。

ホームページに公開されていることもあり、社務所・寺務所へ連絡すれば教えていただくこともできます。

■神社のお守りを寺院へ、寺院のお守りを神社へ返納しても良い??

お正月などでお守りを授かった方であれば、来年も昨年詣でた神社やお寺に今年も詣でてその際に返納するのが良いのですが、例えば旅行などで遠方の神社や寺院で授かったお守りの場合、返しにいくも一苦労です。

そこで返納場所に困ってくるのですが、基本的にあなたの自宅近くの神社や寺院でも返納していただけます。

ただし、基本的には神社のお守りは神社へ、寺院で授かったお守りは寺院へ返納するというが一応のルールとなりますので留置いてください。

付近に寺院や神社がない場合は、後述する郵送でも受け付けてもらえますので、状況に応じて利用してみてください。

■どこの神社・寺院でも良いとは限らない場合も!

神社や寺院によっては、その神社・寺院で授かったお守りの返納しか受付けていない神社・寺院もあります。

一方そうではなく、どこの神社や寺院のお守りでも受付けている、という神社・寺院もあります。

ただし、これは上述したように神社は神社、寺院は寺院というルールのもとでのお話です。

これについてもホームページなどを見てみて、明記がなければ問い合わせてみると良いでしょう。

■郵送は受付けてもらえるの?

郵送でお守りの返納を受付けているかどうかは、該当の神社や寺院によって違いがあります。

全国的に有名で、お土産としてお守りをお分けされることが多いような神社や寺院では、郵送での返納を受付けていることが多いようです。

各社のホームページで、郵送方法や郵送先について公開していますので、調べてみましょう。




■お守りの返納は有料?

お守りの返納料金については、これを無料で行ってくださる神社・寺院と、そうでない神社・寺院とがあります。

料金が決まっている神社・寺院に関しては、返納の初穂料が明示されていますので、従いましょう。

また無料の神社・寺院でも、初穂料が志納、お気持ち……という扱いになっていることもありますので、これも確認してみてください。

志納、お気持ちの場合には、決まった料金はありません。

尚、ここでの返納料金とはすなわち「お焚きあげ」をしていただくためのお気持ちになります。

例えば太宰府天満宮のホームページでは、お守りの返納に関して、以下のような明記があります。

「※お札・お守りをお返しの際に初穂料(料金)をお納めになる方は、お気持ちでお願いしております。」

これは「無料でも良いのですが、お気持ちも受付けておりますよ」という意味ですね。

ご自分のお気持ちに従って選んでいただくと良いでしょう。

寺社によっては、自らが授与したお守りに関しては無料、ほかの寺社でお分けいただいたお守りに関しては初穂料(お布施)が必要……というところもありますので、返納する際は電話で確認されても良いですね。

ちなみに、郵送で返納を行うとき、お焚き上げ料、初穂料(お布施)を同封する際は「現金書留の封筒」を使いましょう。

もしくはお守りと一緒にコインのようにジャリジャリと音がしない「紙幣(1000円など)」を同梱されても結構ですが、日本には郵便法という法律があり「現金は現金書留で郵送する」というがルールになっています。

お守りとお焚きあげ料を同梱される場合は自己責任のもとで行ってください。

■お守りを返すタイミングは?

お守りを返すタイミングは、お守りをお分けいただいてから、目安として「およそ1年」と言われています。

「有効期限が切れる」などと言われますが、あくまでも目安です。ひとつのタイミングとして抑えておくと良いでしょう。

また、合格祈願、恋愛成就など、明らかに「目的が叶った」ときは、お礼参りを兼ねてお守りの返納を行うタイミングであると言えます。

このときも、心願成就のお礼参りを行い、御札を返納いたしましょう。

ちなみに中には日光東照宮のように「有効期限がないお守り」を授与されている神社もあり、「お守りの鈴が取れた時が交換時」などといった例外もあります。

■お守りは正しい返納方法で引き続きの御利益を…

お守りは、正しい方法で返納を行いましょう。

また返納の際、あるいは近々の機会に新しいお守りをお分けいただき、引き続き御利益をお祈りするのがおすすめです。

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