ガリガリ君を4本一気食いド頭ズキぃ〜ン!‥という盛夏の季節も、いよいよ哀愁を感じさせる頃合いが訪れ、4本一気ぐいをすると速攻で腹痛を起こし、速攻でトイレにかけこんで速攻で下痢便を炸裂させてしまうような季節が到来します。
このそろそろ下痢便が炸裂され始める季節こそが秋です。
秋に入るとそれまでのムンムン♡とした熱気はやわらぎ、特に朝夕が近づくにつれ、気温がグッと下がります。この頃合いに冷たいものを食べるとすぐにお腹が痛くなって、下痢便発射用意の信号が即座に脳の細胞という細胞へブロードキャスト配信されます。
以下では、この「立秋」の読み方や意味・由来と、併せて立秋の旬な食べ物(行事食)や行事・風習をご紹介しています。
目次
立秋の読み方
「立秋」は「りっしゅう」と読みます。
二十四節気は中国由来の言葉なので、すべて音読み+音読みの熟語となっています。
立秋とは?
立秋とは、二十四節気・七十二候の「立春」から始まる春の節気の13節(13番目)のことを指します。
また、二十四節気を二分した各12節気のうちの「中気(ちゅうき)」を除いた「正節(せいせつ)」に属します。
立秋の前の節気は「大暑(たいしょ/7月23日頃)」で、大暑から数えて15日目くらいとなる8月7日頃が立秋です。
立秋の後の節気は「処暑(しょしょ/8月23日頃)」になります。
立秋は秋の一番最初の節気になるのでありんすよ。
ところで・・「二十四節気」とは?
二十四節気とは、1年を24つ分けて、それらを1つ々々を「節気」と定めて。その節気に季節を司る言葉を付したものが二十四節気です。
1年を夏至と冬至の2つに分け、さらに春分と秋分の2つに分けて4等分とします。(二至二分)
- 365日÷4=91.25日
二十四節気はこの二至二分を基軸としています。
そして、それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて8等分したのが、約45日間ずつの「八節」です。
- 365÷8=45.625日
さらに、八節を約15日ずつに3等分したものが二十四節気です。現行の二十四節気は、立春、立夏、立秋、立冬が各季節(四季)の先頭に来るように配置しています。
二十四節気は、中国から日本に伝来した生粋の中国文化ですが、中国と日本の時節(いわゆる季節感。動物・植物・気象など)が異なるため、日本では江戸の改暦(1842年/天保改暦)を経て、明治の改暦を経ながら日本の季節感いわゆる物候(ぶっこう)に沿わせるように改訂されています。
節気は各月に2つ存在し、毎月、「節」と「中」の節気が交互に来るようになっています。
「節」は「正節(せいせつ)」とも言い、「節気」とも呼ばれます。各月の前半に配置されるのが、この節です。
「中」は「中気(ちゅうき)」とも言い、略称で「中」とも呼ばれます。
現行の二十四節気は中国の太陰暦(月を参照した暦)を補完する目的で、逆の発想で太陽を参照して作暦されていますので、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に至っても、極度に形態を変えることなくそのまま使用され続けています。
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二十四節気 一覧表
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二十四節気の意味や由来・覚え方と決めた方の起源を解説!
立秋の節気(期間)はいつからいつまで?
立秋の前の節気は「大暑(たいしょ)」で7月23日頃〜8月7日頃までです。したがって立秋は、新暦(現在の太陽暦)で言えば8月8日頃を指します。
もしくは8月8日頃から始まる節気(期間)を指します。立秋の場合はその次の節気である「処暑(しょしょ)」の前日までとなる「8月8日〜8月22日頃までです。年によっては1日前後します。
立秋とは「特定の日」を指すのではない!
二十四節気は半月単位で節気が区切られています。したがって厳密に言えば「立秋の節に入る日」を意味します。
半月とは約15日になりますので、このどこかで立秋の節気で解説されているような季節感を感じて、本格的に立秋の節気に入ったことを意味します。
もちろん、世間一般では特定の日が節気の境目として、特定の日のみが言葉で交わされる感は否めません。しかし、それが世間通念上まかり通っているのも事実であることから、完全な間違いとは言い難いものがありんす。
ただ、これは本来は正式ではないということを理解しておきたいところです。
立秋は旧暦ではいつ?
立秋を旧暦で表記すると、7月最初の節気「七月節(申の月の正節)」であり、具体的には7月上旬頃になります。
「立秋」の次の節気である「処暑(しょしょ)」が「七月中(申の月の中気)」になります。
立秋の前の節気は、「大暑(たいしょ)」で6月最初の節気となる「六月節(未の月の正節)」のさらに次の節気である「六月中(未の月の中気)」になりんす。
現行の定気法では太陽が黄経約135度の点を通過したあたりになります。
定気法とは?
定気法とは、1844年(天保15年/江戸時代後期)の天保暦より使用された暦法であり、太陽が黄道を15度ずつ進むたびに節気を設けた暦法になります。それまでの平気法を改訂した暦法です。
節気間の日数は毎年差異が生じることから、旧暦2033年に9月と10月がなくなってしまうなど大きな問題に直面しています。
立秋の2023年・2024年・2025年の日はいつ?
- 2023年の日本の立秋の日は8月8日(火)!
年 | 日本の立秋に日にち | (日本)正確な時間(UT基準) | 中国の立秋の日にち |
2023年 | 8月8日18:23 | 8月7日 | 8月8日 |
2024年 | 8月7日00:09 | 8月7日 | 8月7日 |
2025年 | 8月7日05:51 | 8月7日 | 8月7日 |
2026年 | 8月7日11:42 | 8月7日 | 8月7日 |
※参照先:「ウィキペディア」
「立秋」の言葉の意味や由来とは?
ザっくりと一言で意味合いを言うと、「朝と夕方と夜が涼しくなり、いよいよ秋の気配を肌身に感じる頃」となります。
しかしながら、あくまでも朝と夕方と夜に涼しさを感じるのみであり、日中はまだまだ厳しい暑さが続きます。
ただ、時折、吹く風が、汗粒が伝うホッペや半袖の先に見える程よく日焼けした肌をかすめるようにして吹いてくると、どこか心地よさを覚え、涼風に思えます。
また、空を見上げるとウロコ雲やイワシ雲など、秋の訪れを予見させる形状の雲が見られます。
この頃になっても蝉軍団の鳴き声は連日のように大合唱を奏で、まだまだ盛夏の盛りを告げています。
しかし、心なしか蝉の声が小さくなったように思える頃でもあり、実際に地面を見てみると蝉軍団の死骸がポツポツと転がっている様子が散見され、それを働きアリ君たちがせっせと巣へ運び入れようと頑張って解体している姿が見られる頃合いでもありんす。アリだけに”ありんす” キター!!!
立秋は二十四節気の中でもっとも違和感を感じる節気
ちょっと立秋の頃の季節感を考えてご覧なさいな。日中はまだまだ30度以上の酷暑が連日のように続き、どこに秋の気配があるのか?などとみんなで仲良くお手ェ手ェを繋ぎながら、大きい声で叫んでみたくなります。
しかし暦上ではもぅ、「秋が立つ」と書いて初秋(しょしゅう)になります。これが違和感を感じずにいられましょうか。オホ
現在の二十四節気が改暦された江戸時代と現今とでは気温差があるとは言え、少々、度合いが過ぎます。
おそらくこの立秋が旧暦と二十四節気の季節感を合わせる過程において、うまく合わせることができなかった節気のように思えます。
現今の気象を鑑みれば、大暑が2つくらい連続しても良いような気さえしまんす。
ただ、二十四節気が農作業の目安となることを見据えて作暦された暦であれば、この秋の時期、刈り入れ(収穫)が遅速なく行えるように、その準備期間に充てられたとも考えることもできんす。
本当の涼しさを感じるのは次の節気である「処暑」から!
この二十四節気「立秋」の次の節気となるのが「処暑(しょしょ)」ですが、処暑で「暑さが止まる」としています。すなわち、処暑から暑さが止まり、正式に秋に入ったことが実感できることになります。
ではなぜ、立秋を二十四節気の節気に設けたのか?
上述した内容を鑑みて、立秋はあくまでも暦上の秋であることが理解できたかと思いますが、立秋をあえて節気に設けた理由は、陰陽五行説で説かれている次の一文にあると思われます。
『陰きわまりて陽となり、陽きわまりて陰となる』
この一文の意味合いとしては、「陰も極点に達すれば、陽となる。その逆もまた然り‥」‥のような感じになりんす。
もう少し平易にまとめると、「陰(寒さ)も極点に達すれば、陽(暖かさ)に転じる」「暖かさ(暑さ)も極まると、やがて陰(寒さ)へと向かう」と説いて、秋の始まりの時期を定めたのでしょう。
なお、この一文は立秋と対局に位置する立春にも通じるものです。
立秋の暦便覧(こよみ便覧)
『初めて秋の気立つがゆへなれば也』
『初めて秋の気立つがゆへなれば也』の意味合いは「秋の気配を初めて肌身に感じられた頃」などの意味合いになりんす。上述したように、雲の形や時折、吹く涼風の心地良さ、そして、朝夕夜の極端な気温の低下具合やそれに起因した「秋霧」と呼ばれる霧(きり)の発生などを鑑みれば、確かにさながら秋を感じさせます。
霧が発生する条件はいくつかありますが、主として以下のようなことが言えます。
水蒸気を含んだ大気が、何かしらの影響を受けて温度が急低下し、露点温度(ろてんおんど)に達した時に、包有していた水蒸気が小さな水粒に変化して、それが空気中に浮かんだ状態のことを指します。
このように霧が発生するには、気温の高低差が大きいことが必須条件であり、だとすれば霧というものは晩夏〜立秋にかけての特徴的な現象だといえます。
暦便覧とは?
暦便覧とは、正式には「こよみ便覧」と書き、「こよみべんらん」と読みます。
この書物は、1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書であり、 太玄斎(たいげんさい)という人物が著した古書物です。
太玄斎というのは名前ではなく「号」であり、本名は「松平頼救(まつだいら よりすけ)」と言います。
松平頼救は常陸宍戸藩の5代目藩主でしたが、隠居して嫡男・頼敬に家督を譲った後、太玄斎を称しています。
立秋の季節感・時節
立秋の季節感や時期を示す最適な言葉としては、七十二候の「涼風至」で述べられているように、まるでサウナに長時間入っているかのような身を覆う暑さの中、少し冷んやりとして心地良い「涼風(すずかせ)」が吹き、夏の終わりを告げるサインをくれます。
また、同じ七十二候の「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」でも述べられている通り、ヒグラシが鳴く頃です。なお、ヒグラシは6月中頃から7月にかけて羽化することから、これだと7月にはすでにヒグラシの鳴き声が聞こえていることになり、季節感と暦が一致しなくなります。
しかし、これは一致しないのではなく、ここでのヒグラシが鳴く頃とは、ヒグラシが日中にも鳴く頃という解釈が成り立ちます。
ヒグラシは朝夕にしか鳴かない蝉ですが、気温が低くなってくれば日中でも鳴くことがありんす。
そして、朝夕になれば本当に肌寒くなる頃であり、まさに七十二候の「蒙霧升降(ふかききりまとう)」で解説されているように、夜〜朝方にかけて気温が低いことに起因して秋の季語でもある「秋霧」が立ち込める頃合いとしています。
なお、「涼風」の定義として、神霊館発行の宝運歴によれば以下のような記述もみえます。
※注釈※和せず=「やわらげる」の意。
立秋の七十二候
「七十二候」とは?
二十四節気をさらに72に分割した「七十二候」と呼ばれる暦法もありんす。
七十二候は二十四節気をさらに細分化し、日本の風土に合わせた各季節においての気象や動植物の変化を分かりやすく解説しています。
したがって二十四節気が抽象的表現の暦であるならば、それをもう少し具体的にしたものが七十二候ということになりんす。
七十二候には「初候」「次候」「末候」という3つの期間(候)を設け、それぞれの期間の季節感にマッチした季語が割り当てられています。
例えば、この立秋も七十二候に当てはめると3つの期間(候)に分けることができます。ウフ
初候(8月7日〜12日頃):涼風至(すづかぜいたる)
意味:涼しい風が立ち始める頃
涼風至とは?
涼風とは、夏時期の特有のモワっとした熱気を含まない風のことです。晩夏(ばんか)つまり、夏も終わりに近づくと、夏特有の気圧配置がくずれ、この頃合いに風が肌身を通り過ぎると、やや冷たく感じ、どこか心地良さを覚える風が吹きます。
これが涼風です。
涼風が頻繁に至ると晩夏も終わりを迎え、いよいよ秋が立つ立秋へと入っていきます。この頃合いの季語は特に多く、様々な俳句にも登場します。
次候(8月12日〜17日頃):寒蝉鳴(ひぐらしなく)
意味:ヒグラシ(蝉)が鳴き始める頃
寒蝉鳴とは?
「寒蝉」とは「かんせん」と読み、これは秋に鳴く蟬のことを指します。「秋に鳴く蝉」を名指しで定義するなれば、真っ先に「ヒグラシ」の名前が挙がります。
ヒグラシは幾種類かの別名を持っていますが、ヒグラシ自体が秋の季語になっているからです。
蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蟬 ….etc
これらはすべてヒグラシの漢字表記名です。ヒグラシが秋の季語になる理由は、この蝉が持つ生態の特徴に基づくものです。
ヒグラシは朝夕にしか鳴かない蝉であり、つまりは気温の低い時にしか鳴きません。
秋が近づくと日中でもヒグラシが鳴き始めるほど、気温が下がり、少し快適に過ごせる日常が再び戻ってきたことを意味します。
末候(8月18日〜22日頃):蒙霧升降(ふかききりまとう)
意味:秋霧が立ち込める頃
蒙霧升降とは?
「蒙霧(もうむ)」とは、立ち込める濃い(恋♡)霧のことを意味します。蒙霧はこの時期、早朝や夕方の気温の低いヒンヤ〜リとした空気が、たなびき出すと森林や山の中腹あたりが白霧で包み込まれます。
このような霧はおおむね6月〜8月までの間に発生し、全国で見られますが、のぉあんと!この霧が美しい様相で観覧できる有名な場所があります。
その場所というのが北海道・釧路の「釧路の海霧(うみぎり)」です。「かおり風景100選」にも選ばれています。
早朝や夕方近くになると潮の香りを含んだ蒙霧が観れます。
立秋の期間中の行事(イベント)・風習
残暑見舞い
「残暑見舞い」とは何かご存知ですか?
スマートデバイスが発達した現代においては、若年者層を中心に暑中見舞いを出す機会は少ないと思います。
残暑見舞いとは、同じ酷暑のもと、相手を思いやって親交を深めるための挨拶状のことです。
小暑や大暑の頃、年内でもっとも暑さが増します。この頃になると注意しなければならいのが夏バテです。
夏バテになると食欲が失せ、やる気が減退し、動くことさえままならなくなります。そして最悪事態となるのが衰弱死です。
「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の使い分け方
暑中は二十四節気「大暑」の期間のことを指します。すなわち暑中見舞いとは立秋の前(8月7日頃)までに済ませるのが基本です。
暑中見舞いには、詳しい日付は書かかないのが暗黙のルールのようなものであり、文末に「〇〇年 盛夏」などと書き記します。
立秋に入れば今度は「残暑見舞い」になります。
残暑見舞いの場合は文末に「晩夏」「八月」「葉月」などと書き記します。
「残暑見舞い」は9月でも贈れる?
仮に立秋を過ぎてしまっても「残暑見舞い」として贈る方法もありんす。残暑見舞いは元来、処暑(8月下旬頃)までに出すのが通例です。
しかしながら、現今、気象の変化が著しいこともあり、9月に至ってもまだ暑さが、たなびいているような感も否めません。
そんな時は気象状況を見極めながら、白露(はくろ/9月初旬頃)までなら贈っても違和感はないと思います。
暑中見舞いの「暑中」とは小暑と大暑を意味した言葉?
暑中見舞いの「暑中」とは、「1年でもっとも暑さが厳しい頃」を意味します。
「暑中」が用いられる期間
暑中を暦上で示すと夏の土用期間(7月20日頃~8月7日頃)となる約18日間、もしくは小暑から大暑までの約30日間(7月7日頃〜8月6日頃)を指します。
三伏
「三伏」とは、「さんぷく」と読み、これは陰陽五行説から誕生した夏時期に設けた区分の1つです。
かつては暑中見舞いを送る際、冒頭に「拝啓 三伏の候」などと書き記したのですが、現在では暑中見舞いの時候の挨拶に「三伏」と書くことはあまりありません。おそらく見る機会はごく稀でしょう。ほとんど「盛夏」と書くのが通例ですから。
三伏には以下のような3つの節に区切られています。
- 「初伏(しょふく)」
- 「中伏(ちゅうふく)」
- 「末伏(まっぷく)」
初伏とは?
夏至から3番目の庚(かのえ)の日を指します。
中伏とは?
夏至から4番目の庚(かのえ)の日を指します。
末伏とは?
立秋から1番目の庚(かのえ)の日を指します。
以上、これらを含めて「三伏」と言います。これら三伏の日は、元来、旅行、種まき、療病を忌む日でもありんす。
現代風の三伏の意味
三伏は陰陽五行説で誕生した言葉ですが、現代風に意味合いを唱えると「酷暑の候」を指し示すものであったり、はたまた、「真夏日」を示すものであったりと、総じて真夏日を表した季語としての意味合い濃いです。
極稀に暑中見舞いに「三伏の候」という言葉が書き記されていますが、これはまさに真夏日を示した言葉です。
陰陽五行説における三伏の意味
陰陽五行説の教課では、庚は金気、夏は火気、金は火に伏すると説かれます。
金とは五行説における「秋」を意味し、火は「夏」を意味します。
金気は「秋の気」を意味し、これは秋の気配のことを指し、すなわち、火である夏の酷暑に金気(秋)が隠れることを説いています。
夏祭り
初夏から秋前にかけて日本の各地では以下のような夏祭りが行われています。
YOSAKOIソーラン祭
弘前ねぶた祭(青森)
- ねぶた祭(青森)※東北三大祭
- 竿燈まつり(秋田)※東北三大祭
- 七夕まつり(仙台)※東北三大祭
桐生八木節まつり(群馬)
おわら風の盆(富山)
わらじ祭(福島)
飯田灯籠山祭(石川)
郡上おどり(岐阜)
- 神田祭(東京)※江戸三大祭※日本三大祭
- 深川祭(東京)※江戸三大祭
- 山王祭(東京)※江戸三大祭
祇園祭(京都)※日本三大祭
- 天神祭(大阪)※大阪三大祭※日本三大祭
- 愛染祭(大阪)※大阪三大祭
- 住吉祭(大阪)※大阪三大祭
阿波踊り(徳島)
よさこい祭(高知)
しゃんしゃん祭(鳥取)
博多どんたく(福岡)
博多祇園山笠(福岡)
長崎くんち(長崎)
エイサーまつり(沖縄)
ブタちゃん蚊取り線香
蚊取り線香と言えば、縁側でブタちゃんの形をした可愛い〜ぃ♡蚊取り線香を置いてウチワでパサパサと仰いでいる姿が夏の風流というものです。
この描写はあらゆるところで見かけることができます。
しかし、一体なぜブタちゃんの形をしているんでしょう?
あなたは、こんな疑問を抱いたことは一度もないですか?
蚊取り線香がブタの形をしている理由ってなに?
愛知県のとある養豚業者が夏時期にブタに蚊が止まるため、駆除に四苦八苦していたところ、ヤケクソで土管に蚊取り線香をシコタマぶち込んで使い始めたところ、意外にも効果を発揮します。
ただ、土管だと煙が大量に出ることから少しずつ、土管の口を狭めていったところ、不思議なことにブタの形に似てきたという話です。
後日談として、この蚊取り線香を常滑焼で家庭用サイズに焼き上げて売りに出したところ、予想外に好評を博し、以来、現在のように夏時期になるとホームセンターなどの店頭に並んでいる姿が恒例になっています。(筆者もお気にのを1つ持っています♡)
風鈴
初夏を迎えた頃、ホームセンターやスーパー、近くの雑貨屋などでは、風鈴を見かける機会が増えます。現在の風鈴はアニメキャラや可愛いイラストが描かれたガラス製の風鈴が人気ですが、風鈴にも以下のような歴史があり、起源というものがありんす。
風鈴の起源は中国とされ、中国では唐の時代の占風鐸(せんふうたく)というものが起源とされています。
占風鐸とは、竹林の東西南北に風鐸(ふうたく)を吊るし、風鐸が出す音で吉兆を占ったものです。
他にも中国では魔除けのためにこの風鐸を軒先に吊るしていたことも明らかにされており、この文化が日本へ仏教とともに伝来したが、現今の日本の風鈴の起源です。
風鈴の音がなる仕組み
風鈴を下から覗き見れば分かりますが、舌(ぜつ)と呼ばれる舌の形に似たようなヒモが付いた部品が垂れ下がっています。この舌が風にあたると揺れて外側を覆う鐘と触れ合い独特の心に染み渡る清涼感満載の音が生じるのです。ウフ
風鈴を吊るす場所
一般的に風鈴は洗濯竿の端っこや、窓の庇の下に付けたりする例が多く散見されますが、例えばエアコンの風が出るあたりや、室内の風あたりが良い場所に吊るすことで清涼感が得られます。
日本各地の風鈴一覧
南部風鈴
日本の風鈴と言えば、まず、南部風鈴の名前が出てくるほどメジャーな風鈴です。
南部鉄器から派生して誕生した風鈴です。
千里の彼方まで響き渡りそうな残響という部分に関してはズバ抜けています。
津軽びいどろ風鈴
津軽のびいどろ(ガラス)を用いて作られた風鈴です。綺麗かつ清涼感あふれる花柄模様が特徴的です。
越前焼風鈴
福井県の工芸品です。格調高い重厚な音を響かせます。ちなみに日本各地には焼き物の窯元(かまもと/産地)がありますが、それらの窯元からも焼き物を利用した風鈴が売り出されています。
高岡風鈴(富山県)
富山県の工芸品です。
格調高い、透き通った清涼感あふれる伸びのある音色を響かせます。
江戸風鈴
江戸の工芸品として今日においては浅草寺の「ほおずき市」にて、ほおずきと一緒に売られている姿が夏の風物詩にもなっています。
江戸風鈴はガラスを用いて、季節の花や風物詩をガラスに描いたものが特徴です。
ガラス同士が触れ合うカランカランと涼しい音がします。
駿河竹千筋細工風鈴(たけせんすじ)
静岡県の工芸品です。南部風鈴を細い竹ひごで覆ったオシャレな風鈴です。見た目から清涼感が得られます。
備前焼風鈴
岡山県の工芸品です。南部風鈴と双璧を成す風鈴の窯元です。「日本六古窯」に1つにも数えられます。
風にあたると心にまで響き渡るように透き通るような音を響かせます。
琉球ガラス風鈴
沖縄県の工芸品です。清涼感あふれるガラス素材を用いて作られた風鈴です。常夏の沖縄らしく、清涼感あふれるカラフルふるふるコノヤロー的な風鈴です。
琉球ガラス風鈴の最大の特徴は色もそうですが、デザインとして気泡がガラスの中に取り込まれているとうところです。ウフ
卓上タイプの風鈴もある!
吊るす場所がない場合や、身近に風鈴の清涼感あふれる音を楽しみたい方向けに便利な卓上タイプの風鈴もあります。
全国高等学校野球選手権大会
朝日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)が主催する通称「夏の甲子園」「夏の高校野球」のことです。兵庫県西宮市・阪神甲子園球場にて毎年8月に行われます。
甲子園へは日本全国の選抜された高校のみが出場できることから、地方大会がまず、各地方で6月中旬から7月下旬に行われ、優勝した1校、もしくは優勝校・準優勝校の2校が甲子園への切符を手にすることができます。タッちゃん…南を甲子園に連れてって♡
立秋の日(期間)の季語
立秋で使用される有名な季語一覧
「三伏」「夏の土用」「盛夏」「極暑」「酷暑」「猛暑」
これらは晩夏を意味する代表的な季語です。それと忘れていけないのが、「小暑」「晩夏」そのものが季語だということです。ウフ
「三伏(さんぷく)」
意味:上述したように「初伏・中伏・末伏」からなる三伏のこと。時候の「三伏の候」は暑中見舞いの挨拶言葉に、かつてはよく用いられた。
「秋めく」
意味:秋らしい頃合い。肌身に秋を感じるようになる頃合い。
「新涼」
意味:初秋の涼しさを感じる頃。
「八月尽」
意味:月尽とは「終わる」を意味する言葉。解すると8月の終わり、即ち、夏の終わりを意味する言葉。
「秋の朝」
意味:心地よい気温で過ごしやすい朝を迎えられるようになった頃。
「濁署(じょくしょ)」
意味:日本の夏特有の蒸し暑き夏のことを言う。梅雨明けの脂汗が額から流れ落ちる蒸し暑さ。夏の土用の日も同じような蒸し暑さを感じずにはいられない。不快な感じを物語る言葉。
「炎暑(えんしょ)」
意味:夏真っ盛り。燃えるような暑さが広がる。極暑との違いは炎暑はギラギラと炎えるような太陽光を肌身に感じる。
「灼くる(やくる)」
意味:常夏のような一向に夏が終わらない気配を言い述べた言葉。浜辺やアスファルトと素足で歩くと焼けるように熱く、真夏の太陽光の激しさを物語る。
「夏の果(なつのはて)」
意味:「果て」という言葉を夏に付すことで暑く苦しかった夏に哀愁を漂わせる心情を示した言葉。
「秋近し(あきちかし)」
意味:夏も終わりに近づき秋がもう手の届くところに来ている様子。秋を待つ心情を強く示した言葉。
「水無月尽(みなづきじん)」
意味:陰暦6月の晦日のことをこう言う。この日を境にして夏が終わり明日から秋を迎える。
「秋を待つ(あきをまつ)」
意味:夏の終わり、暑さに飽きて、いよいよ秋本番を愛おしく思う今日の心。
「夜の秋(よるのあき)」
意味:夏も終わりに近づくと夜は夏かと思えないぐらい涼しくなり、虫の声も聞こえ始めて秋を肌身に感じる。
「秋澄む」
意味: 秋の澄んだ大気が見られる頃。秋の大気は澄み切って遠くまで見透しが良い。
「いわし雲」
意味:「いわし雲」とは「巻積雲(けんせきうん)」のこと。秋になると綺麗に見られる雲として秋の季語にもなっている。
「盆の月」
意味:盂蘭盆(うらぼん)にあたる陰暦7月15日に見える満月のこと。即ち、遠回しに秋のことを意味する。
「晩夏(ばんか)」
意味:夏の終わり頃。心の中では夏の終わりを実感していながらも、一夏の恋のようにまだ覚めぬ暑さ(熱さ)は今もなお、残る頃。ウフ
「入道雲」
意味:「晴天の青空に浮かぶ雲は坊主頭に見える」という故事に倣い、故に「入道雲(にゅうどうぐも)」と呼ばれています。入道雲は発達する雲であり、やがて黒雲に様変わりし、雨を降らす。雨が上がると急に涼しくなりますが、それでもまたもとの夏い暑の日々へもどる。
「朝凪(あさなぎ)」・「夕凪(ゆうなぎ)」
意味:朝と夕の陸風と海風が入れ替わる頃合いを示した言葉。海岸と内陸の気温差が影響して朝〜昼は海岸から→内陸へ吹いていた風が、夕〜夜になると逆に内陸から→海へ向かう風に変わる。
「土用凪(どようなぎ)」
意味:夏の土用の頃、風がまったく吹かない日が幾日かある。これを土用凪と言う。主に瀬戸内海地域に見られる。土用凪と類似した言葉に「風死す」という言葉もある。
風死す
意味:夏真っ盛りの最中、突然、吹いていた風が止み、熱気と蒸し暑さだけが残り、如何ともしがたい状況のこと。やはり関西地方で多く使われる言葉である。
立秋の時期が旬の食べ物(行事食)
代表的な食べ物
スイカ(西瓜)
「スイカ」は熱帯アフリカ原産のウリ科のつる性一年草です。漢字では「西瓜」と書かれます。スイカの由来は「西瓜」を中国語で読んだときに、北京語では「シーグァ xīguā→ スイカ」もしくは、広東語では「サイクワァ→スイカ」が訛りを経て「スイカ」に着地したと考えられています。
「西瓜」の由来は、中国の西側地方から伝来した瓜からきています。
スイカの収穫時期のピークは6月中旬頃〜7月いっぱいです。スイカの旬は6月中旬頃〜8月いっぱいまで。
たまに勘違いされる方がいますが、スイカには花があります。緑色を基調として黒の縦ストライプが入ったボーリングの球のような形のものは「果実」です。すなわちタネ。
スイカは苗を5月に定植させた場合、収穫時期である6月中旬頃〜7月にかけて黄色い可愛らしぅ〜ぃ♡花を開花させます。その実がスイカになるというワケです。
スイカの果肉は、なんとも言えない程よい甘味があり、そのまま食されます。タネは日本では捨てますが、中国では炒ったりして酒のツマミなどにして食べます。
そうめん
夏の季語となりうるほど夏を象徴する食べ物の1つに、そうめんがあります。
このそうめんには日本3大産地があるのをご存知でしたか?
そうめん日本三大産地
- 「揖保乃糸(兵庫県龍野)」
- 「三輪そうめん(奈良県三輪)」
- 「小豆島そうめん(香川県小豆島)」
山奥や海岸に行けば流しそうめんをしているお店も散見されます。
一般家庭では、ガラスのどんぶり鉢に氷水をブチ込み、サクランボを入れてカツオぶしと昆布で煎じて作った「つけ汁」に浸け込んで一気に唾液にまみれた薄汚い口内へ流し込みます。
地域によっては七夕の日にそうめんを食べながら、素麺の麺を裁縫の針に見立てて、裁縫などの技芸が上達するように祈念しながら口内へブチ流ししていく風習もありんす。
ブチ流しとは?
「ブチ流し」とは、鼻穴から麺が飛び出すほど、クソ勢いよく素麺をすすり込んで速攻で胃袋まで素麺を到達させる技法のことです。このようなブチ流しの技法は鎌倉時代後期頃から見られる風習であり‥というのは冗談になりますがね。ふふぉっ
トウモロコシ
- 旬な食べ頃時期:6月~9月
あまり知られていませんが、トウモロコシはちょうどこの芒種の時期となる6月〜9月に旬な頃合いを迎えます。
トウモコロシはイネ科の一年生植物なので、タネを排出すれば枯死します。”トウモコロシ”?…メイちゃん?
トウモロコシの種類はいくつかあり、私たちが普段、日常的に食しているトウモロコシとなるのが、「スイートコーン」という種類のトウモロコシです。
主要な栄養成分はでんぷん質。ほかに、ビタミンB1・B2、カリウム、たんぱく質、食物繊維などが含まれており、食物繊維は特に外皮に多く含まれています。
このためトウモロコシの外皮には、腸内コレステロールと結びついて体外への排出作用を促すため、血管をキレイにして、動脈硬化の予防に一役買います。
また、トウモロコシの黄色い色素はキサントフィルと呼ばれるものであり、血管を柔らかくする作用があります。
生姜(新ショウガ)
生姜(ショウガ)は熱帯アジア原産のショウガ科の多年草であり、根茎部分が野菜や生薬として使用されます。
ショウガは実は大まかには2種類ありますが、ちょうどこの夏至の頃から8月頃にかけて出回るのが、新ショウガです。
新ショウガは辛味が下記の根ショウガに比べて穏やかであることから、寿司に付属するガリ(甘酢ショウガ)に使用されたりします。
一方、9月〜10月の秋口に出回るものが「根ショウガ」と呼ばれるものです。上掲の写真が「根ショウガ」になります。
辛味は根ショウガの方が強いことから、根ショウガは「すりおろし」て食されたります。
とうがん(冬瓜)
冬瓜(とうがん)は、インド・東南アジア原産のウリ科のつる性一年草です。ちょうどこの夏至の頃合いとなる6月下旬頃〜9月にかけて収穫され、同時に旬時期を迎えます。
収穫された冬瓜は、煮物や漬物、あんかけ、などにして食されます。種子は生薬として利尿作用を促したり、消毒薬に用いられます。
なお、冬瓜は秋の季語になっていますが、これは冬瓜の特徴の1つである貯蔵性が高いことに起因するものです。
貯蔵性が高いことから夏に成った実が、まだ秋口になっても見られるということを俳人たちが句で詠んだのが広まったのでしょう。
野菜・果物
枝豆
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
大葉
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
ツルムラサキ
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
茗荷(ミョウガ)
旬な食べ頃時期:6月頃~10月頃
トマト
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
きゅうり
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
いんげん
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
にんにく
旬な食べ頃時期:5月頃~8月頃
ししとう
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
唐辛子
- 青唐辛子の旬な食べ頃時期:7月~9月頃
- 赤唐辛子の旬な食べ頃時期:8頃~10月頃
ピーマン
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
パプリカ
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
夏秋キャベツ(高原キャベツ)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
レタス
旬な食べ頃時期:4月~8月(夏)/11月~12月(冬)
さつまいも
旬な食べ頃時期:7月下旬頃~翌年2月
ゴボウ(夏ゴボウ)
旬な食べ頃時期:4月頃~8月頃
かぼちゃ
旬な食べ頃時期:6月下旬頃~8月頃
ゴーヤ
旬な食べ頃時期:6月下旬頃~9月頃
オクラ
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
ズッキーニ
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
なす
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
さや隠元(いんげん)
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
パイナップル
旬な食べ頃時期:6月頃~8月頃
マンゴー
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
※石垣島では4月下旬から7月下旬
※沖縄本島では5月中旬から8月初旬頃
桃
旬な食べ頃時期:6月頃~9月頃
スモモ
旬な食べ頃時期:6月下旬から8月中旬
魚類
あわび(夏あわび)
旬な時期:7月~9月頃
しじみ
旬な時期:7月~8月頃(夏)/1月〜2月(冬)
まこかれい
旬な時期:7月~9月頃(夏)/卵待ち12月〜2月
アジ
旬な時期:6月~8月頃
※7月時期の鮎は「若鮎」と言われ絶品だと言われる。
鮎(アユ)
旬な時期:6月中旬~8月頃
スズキ
旬な時期:6月中旬~8月頃
こち
旬な時期:6月~9月頃
オコゼ
旬な時期:5月中旬~7月頃
タコ(マダコ)
旬な時期:6月~8月頃
スルメイカ
旬な時期:5月中旬~9月頃
アオリイカ
旬な時期:5月~8月頃
※子イカは10~11月頃
ウニ
旬な時期:6月中旬~8月頃
キス💋
旬な時期:6月~8月頃
産卵前の初夏から夏にかけてが脂がのって美味しい。 スーパーや市場に並んでるものは「シロギス」と呼ばれる。九州産の少しサイズの大きい「アオギス」という種類もある。
イサキ
旬な時期:6月~9月頃
あなご
旬な時期:夏/6月中旬~8月頃・冬/11月~12月頃
はも
旬な時期:夏/6月下旬~7月頃・冬/11月~12月頃
イシモチ
旬な時期:夏/4月~7月頃・冬/11月~12月頃
立秋時期の季節の花
※以下、画像引用先:https://ja.wikipedia.org/
水引(みずひき)
- 開花期:8〜11月頃
一般的に「水引」と言えば祝儀の包装を結ぶための赤色の紙の糸をイメージしてしまいますが、実は実際に「水引き」という植物が存在し、包装してくくりつけた時の紙ヒモの形が「水引き」の形に似ていることから由来がきています。
実際にこの花を俯瞰して全体像を見れば分かりますが、真上から見ると赤く、下から見ると白く見えます。
水引は高さ30〜80cm、長さ6〜15cmの広楕円形で先端を尖らせた葉を四方に付けます。この花の大きな特徴は、茎や葉腋から長さ20〜40cmになる花穂を出し、この花穂に君のお手手のように小さくキュート♡な花弁をつけます。ウフ
朝顔
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。現在、世界の中でも日本でもっとも新種改良が行われています。
朝顔は6月〜10月頃に開花する花です。小学校時代に自分の鉢をもらって朝顔を育てた記憶があるのではないでしょうか。
奈良時代末期に遣唐使が種子を薬として持ち帰ったのが、日本における朝顔の起源と伝えられています。平安時代には種子が和漢の薬草として認知されており、下痢や利尿剤としての効能があったそうです。
ひまわり
向日葵はキク科の一年草の植物です。漢字では向日葵のほか、日回りとも表記されます。
原産地は北アメリカ。開花時期は7月〜10月で7月下旬〜8月頃に見頃時期を迎えます。
向日葵の最大の特徴はまず高さ。3mくらいになるまで成長を続けます。それと大きな真っ黄きの花弁もそうですが、なんと!500個~3000個ほどの種子を実らせるということです。
この向日葵の種は現在、様々なものに利用されています。
種子は植物油として利用されたり、動物の餌、人間の嗜好品としても使用されます。
バラ
- 開花時期:5月~10月
現在のバラは品種改良や機材の発展により、四季咲きのものが多く、1年中見かけることができますが、本来のバラの開花時期は初夏です。
ニッコウキスゲ
- 開花時期:5月上旬〜8月上旬
ニッコウキスゲはキスゲ亜科の多年です。別名で「禅庭花(ゼンテイカ)」と呼称し、高原地帯に多く自生する花です。
5月上旬〜8月上旬に黄色の花弁を開花させます。
駒草(コマクサ)
コマクサはケマンソウ亜科コマクサ属の多年草の高山植物です。
高さわずか5㎝、花茎は10〜15㎝で淡紅色の花弁を外側に4個、内側に2個つけます。開花時期は6月下旬頃〜8月。
コマクサは高山地帯に生息し、他の植物が生長できないような土壌が砂利まみれでも生長できることから、「高山植物の女王」とも呼ばれている。
駒草の名前は、花の形が馬(駒)の顔に似ていることから由来が来ています。
オシロイバナ
オシロイバナとは、南アメリカ原産のオシロイバナ科の多年草または一年草で、日本へは江戸時代初期に渡来しています。
名前の由来は、種子には粉状の胚乳(はいにゅう)があることから、これが「オシロイ」の由来になっています。
夕方に開花して、芳香を漂わせることから、別名で「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれまする。
根は利尿や関節炎の生薬として利用される他、葉は切り傷、たむし(体部白癬)の治療に用いられます。
開花時期は7月〜10月です。
カンナ
カンナは熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属に属する植物です。別名・橋本カン‥おっと、「ハナカンナ」!!
この花が変わっているのが、夏の炎天下の下でも平気で生き生きと生長します。
開花時期は、6月~10月中旬。
春に球根を植えると夏から秋にかけて特徴的な形状の花弁をつけます。
葉は、緑色のほか、枯れたような赤銅色の葉をつけるものもあります。
サルスベリ
サルスベリは、中国南部原産のミソハギ科の落葉性樹木です。別名は「百日紅(ひゃくじつこう)」。
名前の由来は漢字の「猿滑(さるすべり)」から来ているとされています。実際に樹皮が何回も剥がれ落ちて都度、生え替わ流のですが、生え替わった樹皮はスベスべと滑ることから、
樹木でありながら、桜のように花弁をつけます。開花時期は7月~10月。
野かんぞう(ワスレグサ)
野萱草(のかんぞう)は、中国原産のワスレグサ属 (ヘメロカリス属)の植物です。別名「ベニカンゾウ」。
開花時期は6月〜8月で、花弁の中心がオレンジ色でフチが黄色の花弁をつけます。
ワスレグサの名前の由来は、開花しても1日で花が枯れてしまうと考えられたため、この名前が付されています。
サギソウ
サギソウは、ラン科サギソウ属の湿地性の多年草です。開花時期は7月〜8月。別名は「サギラン」。
「サギソウ」の名前の由来は、唇弁(しんべん)が開いた時の形が、鳥のシラサギが翼を広げた様子に似ていることから由来が来ています。
山百合(ヤマユリ)
ヤマユリはユリ科ユリ属の多年生植物。日本原産のユリで北陸地方を除いた本州の近畿地方より北側地域の山地に分布する植物です。
ヤマユリは花弁が大きいために重さで弓なりになっている姿が最大の特徴です、花径は15〜18㎝もあり、これはユリ科植物の中で最大級のサイズを誇ります。
開花時期は7月〜8月。
立秋の時期(7月下旬〜8月初旬)の時候の挨拶
時候の挨拶とは?
時候の挨拶とは「じこうのあいさつ」と読み、これは挨拶状などの冒頭に書く文のことです。
例えばよく見る典型的な例が、「拝啓〜」と書いた後に続く文章です。
- 一例:「拝啓、○○の候」or「拝啓、暑中お見舞い申し上げます」…etc
‥と、このような文章が時候の挨拶になります。
特に仕事の関係先や目上の方へのお手紙の冒頭には、きちんと時候の挨拶を入れたいとお考えの方もいるかもしれません。
「立秋」という言葉は、「立秋の候」「立秋のみぎり」「立秋の折」という形で、そのまま時候の挨拶になります。
例えば、「立秋の候(りっしゅうのこう)」と言うと、次のような意味合いがあります。
- 連日の酷暑の最中、にわかに秋を感じる季節となりんした。
- いよいよ暦上では秋の季節の境目の頃合いになりんした。
- まだ日も暮れぬ日中でもヒグラシの鳴き声が聞ける頃合いになりんした。
- 夏の隆々とした入道雲から秋を告げるイワシ雲やウロコ雲が見られる頃合いになりんした。
- 時折、吹く風が涼風として感じられる頃合いになりんした。
そして、「拝啓 立秋の候、」という書き出しで、相手の安否・健康を気遣ったり、最近の気候や行事の話を続けたりします。
「拝啓」で始めたら、最後に「敬具」をお忘れなく!
立秋の候
- 読み方:りっしゅうのこう
- 意味:日々、残暑に覆われながらも、にわかに秋を感じ取れる季節になった頃。
- 使用するに適した期間:8月上旬〜8月下旬頃まで
大暑の候
- 読み方:たいしょのこう
- 意味:いよいよ1年でもっとも酷暑の時期、夏本番を迎えました。
- 使用するに適した期間:7月下旬〜8月中旬頃まで
仲夏の候
- 読み方:ちゅうかのこう
- 意味:いよいよ夏半ばを迎え暑さが本格化する頃
- 使用するに適した期間:7月初旬〜7月下旬頃まで
盛夏の候
- 読み方:せいかのこう
- 意味:夏の盛りもっとも暑い頃
- 使用するに適した期間:7月初旬~8月上旬頃まで
猛暑の候
- 読み方:もうしょのこう
- 意味:猛々しいほど暑さが盛る頃
- 使用するに適した期間:6月下旬~8月下旬頃まで
夏祭の候
- 読み方:なつまつりのこう
- 意味:夏祭り(盆踊り)で身も心もトキメキでキュンキュンとしちゃぅ♥季節になりました。
- 使用するに適した期間:7月中旬~8月いっぱいまで
炎暑の候
- 読み方:えんしょのこう
- 意味:燃え上がるような真夏の暑さを感じる頃
- 使用するに適した期間:7月中旬〜8月いっぱい
酷暑の候
- 読み方:こくしょのこう
- 意味:暑さがヒドく厳しい頃
- 使用するに適した期間:7月中旬〜8月いっぱい
盛暑の候
- 読み方:せいしょのこう
- 意味:夏真っ盛りの常夏を感じる頃
- 使用するに適した期間:7月1日〜8月いっぱい
厳暑の候
- 読み方:げんしょのこう
- 意味:厳しい暑さが連日続く頃
- 使用するに適した期間:7月中旬〜8月いっぱい
烈暑の候
- 読み方:れっしょのこう
- 意味:烈はヒドく激しいを意味。したがってヒドく激しく燃え上がるような暑さが続く頃
- 使用するに適した期間:7月中旬〜8月いっぱい
炎熱の候
- 読み方:えんねつのこう
- 意味:燃え盛る炎のような夏の暑さが厳しい頃
- 使用するに適した期間:7月中旬〜8月いっぱい
早秋の候
- 読み方:そうしゅうのこう
- 意味:まだまだ残暑はあるものの暦上ではようやく秋が立った頃
- 使用するに適した期間:立秋(8月7日頃)〜処暑(9月6日頃)まで
早涼の候
- 読み方:そうりょうのこう
- 意味:諸所で肌寒さを覚えるほどの冷たい空気など、初めて秋の涼しさというものを感じた頃
- 使用するに適した期間:立秋(8月7日頃)〜処暑(9月6日頃)まで