【2024年】「立秋 」はいつから?意味・由来を….シぇぇ、お知る❓|二十四節気

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ガリガリ君を4本一気食いド頭ズキぃ〜ン!‥という盛夏の季節も、いよいよ哀愁を感じさせる頃合いが訪れ、4本一気ぐいをすると速攻で腹痛を起こし、速攻でトイレにかけこんで速攻で下痢便を炸裂させてしまうような季節が到来します。

このそろそろ下痢便が炸裂され始める季節こそが秋です。

秋に入るとそれまでのムンムンとした熱気はやわらぎ、特に朝夕が近づくにつれ、気温がグッと下がります。この頃合いに冷たいものを食べるとすぐにお腹が痛くなって、下痢便発射用意の信号が即座に脳の細胞という細胞へブロードキャスト配信されます。

以下では、この「立秋」の読み方や意味・由来と、併せて立秋の旬な食べ物(行事食)や行事・風習をご紹介しています。




立秋の2023年・2024年・2025年の日はいつ?

  • 2024年の日本の立秋の日は8月07日(水)!
日本の立秋に日にち(日本)正確な時間(UT基準)中国の立秋の日にち
2023年8月8日8月7日 18:23
8月8日
2024年8月7日8月7日 00:09
8月7日
2025年8月7日8月7日 05:51
8月7日
2026年8月7日8月7日 11:42
8月7日

※参照先:「ウィキペディア」

立秋の読み方

「立秋」は「りっしゅう」と読みます。

二十四節気は中国由来の言葉なので、すべて音読み+音読みの熟語となっています。

立秋とは?

立秋とは、二十四節気・七十二候の「立春」から始まる春の節気の13節(13番目)のことを指します。

また、二十四節気を二分した各12節気のうちの「中気(ちゅうき)」を除いた「正節(せいせつ)」に属します。

立秋の前の節気は「大暑(たいしょ/7月23日頃)」で、大暑から数えて15日目くらいとなる8月7日頃が立秋です。

立秋の後の節気は「処暑(しょしょ/8月23日頃)」になります。

立秋は秋の一番最初の節気になるのでありんすよ。

ところで・・「二十四節気」とは?

二十四節気とは、1年を24つ分けて、それらを1つ々々を「節気」と定めて。その節気に季節を司る言葉を付したものが二十四節気です。

1年を夏至と冬至の2つに分け、さらに春分と秋分の2つに分けて4等分とします。(二至二分)

  • 365日÷4=91.25日

二十四節気はこの二至二分を基軸としています。

そして、それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて8等分したのが、約45日間ずつの「八節」です。

  • 365÷8=45.625日

さらに、八節を約15日ずつに3等分したものが二十四節気です。現行の二十四節気は、立春、立夏、立秋、立冬が各季節(四季)の先頭に来るように配置しています。

二十四節気は、中国から日本に伝来した生粋の中国文化ですが、中国と日本の時節(いわゆる季節感。動物・植物・気象など)が異なるため、日本では江戸の改暦(1842年/天保改暦)を経て、明治の改暦を経ながら日本の季節感いわゆる物候(ぶっこう)に沿わせるように改訂されています。

節気は各月に2つ存在し、毎月、「節」と「中」の節気が交互に来るようになっています。

「節」は「正節(せいせつ)」とも言い、「節気」とも呼ばれます。各月の前半に配置されるのが、この節です。

「中」は「中気(ちゅうき)」とも言い、略称で「中」とも呼ばれます。

現行の二十四節気は中国の太陰暦(月を参照した暦)を補完する目的で、逆の発想で太陽を参照して作暦されていますので、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に至っても、極度に形態を変えることなくそのまま使用され続けています。




立秋の節気(期間)はいつからいつまで?

立秋の前の節気は「大暑(たいしょ)」で7月23日頃〜8月7日頃までです。したがって立秋は、新暦(現在の太陽暦)で言えば8月8日頃を指します。

もしくは8月8日頃から始まる節気(期間)を指します。立秋の場合はその次の節気である「処暑(しょしょ)」の前日までとなる「8月8日〜8月22日頃までです。年によっては1日前後します。

立秋とは「特定の日」を指すのではない!

二十四節気は半月単位で節気が区切られています。したがって厳密に言えば「立秋の節に入る日」を意味します。

半月とは約15日になりますので、このどこかで立秋の節気で解説されているような季節感を感じて、本格的に立秋の節気に入ったことを意味します。

もちろん、世間一般では特定の日が節気の境目として、特定の日のみが言葉で交わされる感は否めません。しかし、それが世間通念上まかり通っているのも事実であることから、完全な間違いとは言い難いものがありんす。

ただ、これは本来は正式ではないということを理解しておきたいところです。

立秋は旧暦ではいつ?

立秋を旧暦で表記すると、7月最初の節気「七月節(申の月の正節)」であり、具体的には7月上旬頃になります。

「立秋」の次の節気である「処暑(しょしょ)」が「七月中(申の月の中気)」になります。

立秋の前の節気は、「大暑(たいしょ)」で6月最初の節気となる「六月節(未の月の正節)」のさらに次の節気である「六月中(未の月の中気)」になりんす。

現行の定気法では太陽が黄経約135度の点を通過したあたりになります。

定気法とは?

定気法とは、1844年(天保15年/江戸時代後期)の天保暦より使用された暦法であり、太陽が黄道を15度ずつ進むたびに節気を設けた暦法になります。それまでの平気法を改訂した暦法です。

節気間の日数は毎年差異が生じることから、旧暦2033年に9月と10月がなくなってしまうなど大きな問題に直面しています。

「立秋」の言葉の意味

ザっくりと一言で意味合いを言うと、「朝と夕方と夜が涼しくなり、いよいよ秋の気配を肌身に感じる頃」。

けれども、朝と夕方と夜間に涼しさを感じられるのみであり、日中はまだまだ厳しい暑さが続く。

とりわけ処暑や一つ前の立秋の頃、天気予報でよくニュースキャスターが「暦上ではもう秋ですが‥」などという言葉が聞けるのは、この時節特有の風物詩と素敵にいえる。

「立秋」の言葉の由来

奇しくも「立秋」とはいえ、現在の気候気象を勘案すれば、立秋とはとても言い難いまさに大暑そのものといえる。

然るに立秋とは、あくまでも暦上のみでの秋といえるのだが、これは中国で成立した二十四節気を藪から棒に日本の気象条件に合わせたがための代償とも素敵にいえる。

ではなぜ立秋を設置する必要があったのか?

この理由は、陰陽五行説で説かれている次の一文にあると思われる。

『陰きわまりて陽となり、陽きわまりて陰となる』

意味合いは『陰(寒さ)も極点に達すれば陽(暖かさ)に転じ、陽が極点に達すれば陰に転じる」と解される。

これは陽から陰へ向かう間(過程)にあるのが「立秋」であり、これが言葉の由来になっているものと、やっぱり素敵に考えられる。

なお、この逆にからへ向かう途中にあるのが、「立春」であり、立秋と立春は対照的な位置づけになっていることも忘れてはならない。

立秋の暦便覧(こよみ便覧)

『初めて秋の気立つがゆへなれば也』

『初めて秋の気立つがゆへなれば也』の意味合いは「秋の気配を初めて肌身に感じられた頃」などの意味合いになりんす。上述したように、雲の形や時折、吹く涼風の心地良さ、そして、朝夕夜の極端な気温の低下具合やそれに起因した「秋霧」と呼ばれる霧(きり)の発生などを鑑みれば、確かにさながら秋を感じさせます。

霧が発生する条件はいくつかありますが、主として以下のようなことが言えます。

水蒸気を含んだ大気が、何かしらの影響を受けて温度が急低下し、露点温度(ろてんおんど)に達した時に、包有していた水蒸気が小さな水粒に変化して、それが空気中に浮かんだ状態のことを指します。

このように霧が発生するには、気温の高低差が大きいことが必須条件であり、だとすれば霧というものは晩夏〜立秋にかけての特徴的な現象だといえます。

暦便覧とは?

暦便覧とは、正式には「こよみ便覧」と書き、「こよみべんらん」と読みます。

この書物は、1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書であり、 太玄斎(たいげんさい)という人物が著した古書物です。

太玄斎というのは名前ではなく「号」であり、本名は「松平頼救(まつだいら よりすけ)」と言います。

松平頼救は常陸宍戸藩の5代目藩主でしたが、隠居して嫡男・頼敬に家督を譲った後、太玄斎を称しています。

立秋の季節感・時節

時折、吹く風が、汗粒が伝うホッペや半袖の先に見える程よく日焼けした肌をかすめるようにして吹いてくると、どこか心地よさを覚え、涼風に思える時節。

また、空を見上げるとウロコ雲やイワシ雲など、秋の訪れを予見させる形状の雲が見られます。

この頃になっても蝉軍団の鳴き声は連日のように大合唱を奏で、まだまだ盛夏の盛りを告げています。

しかし、心なしか蝉の声が小さくなったように思える頃でもあり、実際に地面を見てみると蝉軍団の死骸がポツポツと転がっている様子が散見され、それを働きアリ君たちがせっせと巣へ運び入れようと頑張って解体している姿が見られる頃。

立秋の七十二候の「涼風至」で述べられているように、まるでサウナに長時間入っているかのような身を覆う暑さの中、少し冷んやりとして心地良い「涼風(すずかせ)」が吹き、夏の終わりを告げるサインをくれます。

なお、「涼風」の定義として、神霊館発行の宝運歴によれば以下のように解される。

涼風とはこの日より、45日後の間、西南坤(ひつじさる)の方向より吹く風のことを言い、立秋にこの風が吹けば五穀よく熟す。

また、反対の艮(うしとら)より風が吹けば秋気(しゅうき)和せずと言われる。
※注釈※和せず=「やわらげる」の意。

また、同じ立秋の七十二候の「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」でも述べられている通り、ヒグラシが鳴く頃。

ただ、ヒグラシは6月中頃から7月にかけて羽化することから、これだと7月にはすでにヒグラシの鳴き声が聞こえていることになり、季節感と暦が一致しなくなります。

しかし、これは一致しないのではなく、ここでのヒグラシが鳴く頃とは、ヒグラシが日中にも鳴く頃という解釈が成り立ちます。

ヒグラシは朝夕にしか鳴かない蝉ですが、気温が低くなってくれば日中でも鳴くことがありんす。

そして、朝夕になれば本当に肌寒くなる頃であり、まさに七十二候の「蒙霧升降(ふかききりまとう)」で解説されているように、夜〜朝方にかけて気温が低いことに起因して秋の季語でもある「秋霧」が立ち込める頃合いとしています。

立秋は二十四節気の中でもっとも違和感を感じる節気

立秋の季節感としては、日中は30度以上の酷暑が連日のように続き、どこに秋の気配があるのか?

‥‥‥などとみんなで仲良くお手ェ手ェを繋ぎながら、大きい声で叫んでみたくなります。 なんでやねん

しかし暦上ではもぅ、「秋が立つ」と書いて初秋(しょしゅう)になります。これが違和感を感じずにいられましょうか。

現在の二十四節気が改暦された江戸時代と現今とでは気温差があるとは言え、少々、度合いが過ぎます。

おそらくこの立秋が旧暦と二十四節気の季節感を合わせる過程において、うまく合わせることができなかった節気のように思えます。

現在の気象状況からすれば、大暑が二つほど連続しても良いほどの節気ではあるも、二十四節気という暦が農作業の目安となることを見据えて作暦されたのであれば、秋の刈り入れ作業(収穫)が遅速なく行えるように、その準備期間として「立秋」が充てられたとも考えられる。




本当の涼しさを感じるのは次の節気である「処暑」から!

この二十四節気「立秋」の次の節気となるのが「処暑(しょしょ)」ですが、処暑で「暑さが止まる」としています。

すなわち、処暑から暑さが止まり、正式に秋に入ったことが実感できることになる。




立秋の七十二候

「七十二候」とは?

二十四節気をさらに72に分割した「七十二候」と呼ばれる暦法もありんす。

七十二候は二十四節気をさらに細分化し、日本の風土に合わせた各季節においての気象や動植物の変化を分かりやすく解説しています。

したがって二十四節気が抽象的表現の暦であるならば、それをもう少し具体的にしたものが七十二候ということになりんす。

七十二候には「初候」「次候」「末候」という3つの期間(候)を設け、それぞれの期間の季節感にマッチした季語が割り当てられています。

例えば、この立秋も七十二候に当てはめると3つの期間(候)に分けることができます。ウフ

初候(8月7日〜12日頃):涼風至(すづかぜいたる)

 

 意味:涼しい風が立ち始める頃

涼風至とは?

涼風とは、夏時期の特有のモワっとした熱気を含まない風のことです。晩夏(ばんか)つまり、夏も終わりに近づくと、夏特有の気圧配置がくずれ、この頃合いに風が肌身を通り過ぎると、やや冷たく感じ、どこか心地良さを覚える風が吹きます。

これが涼風です。

涼風が頻繁に至ると晩夏も終わりを迎え、いよいよ秋が立つ立秋へと入っていきます。この頃合いの季語は特に多く、様々な俳句にも登場します。

次候(8月12日〜17日頃):寒蝉鳴(ひぐらしなく)

 意味:ヒグラシ(蝉)が鳴き始める頃

寒蝉鳴とは?

「寒蝉」とは「かんせん」と読み、これは秋に鳴く蟬のことを指します。「秋に鳴く蝉」を名指しで定義するなれば、真っ先に「ヒグラシ」の名前が挙がります。

ヒグラシは幾種類かの別名を持っていますが、ヒグラシ自体が秋の季語になっているからです。

蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蟬 ….etc

これらはすべてヒグラシの漢字表記名です。ヒグラシが秋の季語になる理由は、この蝉が持つ生態の特徴に基づくものです。

ヒグラシは朝夕にしか鳴かない蝉であり、つまりは気温の低い時にしか鳴きません。

秋が近づくと日中でもヒグラシが鳴き始めるほど、気温が下がり、少し快適に過ごせる日常が再び戻ってきたことを意味します。




末候(8月18日〜22日頃):蒙霧升降(ふかききりまとう)

 意味:秋霧が立ち込める頃

蒙霧升降とは?

「蒙霧(もうむ)」とは、立ち込める濃い(恋)霧のことを意味します。蒙霧はこの時期、早朝や夕方の気温の低いヒンヤ〜リとした空気が、たなびき出すと森林や山の中腹あたりが白霧で包み込まれます。

このような霧はおおむね6月〜8月までの間に発生し、全国で見られますが、のぉあんと!この霧が美しい様相で観覧できる有名な場所があります。

その場所というのが北海道・釧路の「釧路の海霧(うみぎり)」です。「かおり風景100選」にも選ばれています。

早朝や夕方近くになると潮の香りを含んだ蒙霧が観れます。

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